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『ポケモンGO』騒ぎが始まってすぐ、あちこちでこんな話が聞こえてきた。
町でポケモンをやってる女の子って、ゲームきっかけでナンパできるんじゃないか? 
多くの男が抱いている興味だろう。そして読者の皆様は待っているのではないだろうか、ナンパ検証
のプロ、裏モノJAPANの報告を。そんなわけで今回、我々は、編集部員4人(藤塚、タネイチ、山野、セントウ)でポケGOナンパを行うことにした。
作戦は次の4パターンだ。『マック作戦』担当……藤塚
ポケモンGOでは、マクドナルドに〝ジム〞という重要な施設が設置されている。当然、プレイヤーが大勢やって来ているので、カウンター席なんかで声をかければいいのでは?
『公園ビール作戦』担当……タネイチ
大型公園には、ポケGOプレイヤーが大挙している。〝ポケストップ〞というスポットが複数配置されているからだ。夏の屋外だけに、缶ビーを手に「飲む?」と近づいて酔わせてみよう。
『深夜作戦』担当……山野
深夜、終電を過ぎても帰らずに公園でピコピコやってる連中がいる。しかも女の子まで。言うまでもなく狙い目だ。『一緒に探そう作戦』  担当……セントウ
ポケGOは、町を歩き回っていろんなキャラを集めるゲーム。道ゆく女の子プレイヤーに「レアキャ
ラを一緒に探しに行かない?」と声をかける。 
我々4人は女を何人ゲット(セックス)できるのか?
いざ、裏モンGO!マック作戦担当……藤塚
夕方5時、西武新宿駅そばのマックにやって来た。ここは近隣のマクドナルドの中でも店舗面積が広
く、となれば当然、ポケモン女子もよりたくさん訪れているはずだ。 
4階建てのその店は、1階が注文フロアで、客席フロアは2階から4階にまたがっている。下から順にざっとチェックしていったところ、現状、ターゲットになり得る女(つまり単独者)を5人ほど確認できた。 
しかし困ったことに、そのうちの4名は長いカウンター席に座っており、両隣の席が他の客に占められているため話しかけることができない。ただし、残り1名は何とかなりそうだ。行け!
「どうもどうも。今ポケモンやってるよね?レベルいくつ?」
チラッとこちらを見たあと、彼女が笑みを浮かべる。
「いや〜、まだ19ですよ」
「え、すごくない?俺なんて、まだ6だよ」
「6?それってホントに始めたてじゃないですか。ふふふ」
「まだやり方がイマイチわかってないんだよね。モンスターボールの変化球ってどうやったら投げられるるの?」
「あ、それはですね、ボールをタップしながら…」
なかなかの好感触でスタートを切れたかと思いきや、数分後、会話は突如、終わった。
「ごめんなさい。私そろそろ用事があるんで」
「え、そうなの? またあとで色々教えてくんない?LINE交換しようよ」「そういうのもちょっと…」ちぇ、打ち解けてなかったんじゃん。その後も店内をしつこく回遊し続けたものの、成果は一向に出なかった。一番の問題はやはり席問題だろう。ポケモン女子は絶えず現れるのに、隣に座れないせいで、声すらかけられない途方に暮れていた矢先、3階のカウンター席で新たなポケモン女子を発見した。幸い、両隣の席も空いている。見た感じ、けっこう歳を食ってそうだけど、ここは行くしかないっしょ。
「オネーサン、ポケモンやってるの?レベルいくつ?」
スマホ画面から目を離すことなく彼女が答える。
「レベル?21だけど」
「おっすごいね。俺なんてまだ6だよ」
「あそう。じゃあ、レベルが早く上がる方法教えてあげよっか?」
ぶっきらぼうな態度だったから期待してなかったんだけど、意外とフレンドリーじゃないですか。
しかし、彼女がくるっとこちらを向いて飛ばしてきたのは、凍りつくような冷たい視線だった。レベ
ル上げたいなら女に声なんかかけないで、ひとりでシコシコやりゃいいの。もうそういうナンパ、マジでウゼーんだよ」
…う、すいません。公園ビール作戦
担当……タネイチ
夜、都内のポケモン人気エリアの1つ、池袋西口公園に到着してみて腰を抜かした。公園全体がスマホを持った男女で埋め尽くされてるじゃないか。園内のベンチがすべて埋まってるどころか、立って歩くのも苦労するぐらいの人口密度だ。とりあえずコンビニで、ビールと甘めのカクテル数本を買い込んで、公園の中へ入ってみる。立ってる人も座ってる人も、みんな下を向いてスマホをじっと見つめていて、かなり異様な光景だ。 
ざっと見た感じ、男女比は7対3ほどで、そのうちの半分以上がカップルか。単独女性は思ったよりも少ないかも。 公園の鉄柵に1人腰掛けてスマホをいじっている女の子に話かけてみよう。
「お姉さん、これ余ってるんで、よかったら飲みませんか?」
「あ、すみません、大丈夫です」
差し出したカクテルを一瞥し、すぐにスマホに視線を戻す彼女。邪魔すんな、みたいな雰囲気だ。
「ここって何が出るんですか?」
「え、コイキングとかですね。そんな珍しいの出ないですよ」
「そうなんすね…」
ダメだ。スマホを凝視して目も合わせてくれない。やめとこう。すぐ近くにリュックを背負った1人っぽい子を発見。行ってみよう。
「お姉さん、よかったらコレ飲みません?余っちゃったんで」「ありがとうございます」
どうにかカクテルは受け取ってくれた。が、飲もうとはせず、再びスマホに視線を落とす彼女。
「……いまレベルいくつです?」
「24です」
「おー。頑張ってますね。じゃあ…」
「すみません、いまちょっと、集めたいんで…」
うわー、そんなにポケモン真剣勝負なの?お酒あげたのに!しばらく園内をグルグル回りながら1人の女の子に近づいてみたが、ベンチに座ってる皆さんは、かなり本気な姿勢でポケモンに興じてる子ばかりで、話しかけても冷たい反応ばかりだ。もう心が折れそうなんだけど。やはりマジポケモンな子ではなく、冷やかしで来たような子じゃないとダメだな。と、すぐに噴水の脇に座ってキョロキョロしているポチャ女を発見。ナンパ待ちでもしてるんだろうか。
「お姉さん、これ、よかったら飲まない?」
「え?あ、わたし19才なんでお酒飲めないんですよー」
「そっか。ポケモンしに来たの?」
「はい。でも今日はそろそろ終わりです。さっきまで上野公園に行ってミニリュウ捕ってました」
「すごいね」この子もマジポケモンみたいだけど、終わったんならちょうどいいタイミングだ。
「じゃ、どっかご飯でも食べ行こうよ。ポケモンの裏技いろいろ知ってるから教えてあげるし」
「どんな裏技ですか?」
「ん?それはまだ言えないかな〜」
「え〜、じゃあ行かない」 
お寒い状況はその後も変わらず、1人でビールを飲み続けているうちに気持ち悪くなってきた。深夜1時、東京都庁近くの新宿中央公園にやってきた。ポケストップの多さとポケモンバトルのできるジムが近くにあるという利便性から、終電のない深夜でもそこそこ人が集まっているようだ。まずは様子見のために公園を一周。カップルや単独男ばかりかと思いきや、おひとりさまの女子もチラホラ。だいぶ若いし、夏休みの女子大生かな。とりあえず、公園の柵に座ってスマホをいじっている単独女子のところへ。
「あの、これって、もしかしてみんなポケモンをやりに来てるんですか?」
「あー、そうみたいですよ。みんなスマホでボール投げる動きしてますし」
「凄いっすねえ。ニュースを見て来たんですけど、実際見ても信じられないですよ」
「こんなに流行ってるゲーム、久々ですからね〜」
会話は続くけど、感触は悪い。なんとなく付き合ってくれてるだけって感じだし。他に行こう。しかし、ポケストップのある場所はずっと人が歩き回ってて、止まっている人のほうが少ない。これじゃあ声もかけにくいし、どうしたものか。そうだ、公園の端にあるジムへ行こう。ジムバトルは止まってやるものだから、もう少しまったり話し込めるかもしれない。
ジムには、タブレットを持って一生懸命やっているおひとりさまがいた。ホットパンツにTシャツと、かなり歩きやすそうな恰好だ。結構ガチでやってるのかな?
「どうもー、バトル中ですか?」
「あ、いまジム取ったところです!見てください!」
と言って、ニコニコしながらスマホを見せてくる彼女。
「おー、やるねぇ!」
「お兄さんはいまレベルどのくらいなんですか?よかったらバトルしましょう!」
悪くない反応だ。やっぱり深夜にこんな所に来るくらいだから、ヒマなんだろうか。しばしお互いのポケモンを見せ合ったりしながら談笑し、その後
「ずっと立ってるのも何だし、ボール回収しながらあっちのベンチまで行こうよ」と、二人でベンチに座ることに成功した。
「なんかこれだけ人がいると、お祭りみたいで全然眠くならないね」
「そうですね!なんか私も浮かれちゃってて、こんな時間までずっとやってました、あはは」かなり良い反応じゃないですか、これ。まだ始発までは3時間近くあるし、飲みにでも連れ出してみるか。
「そういえばさー、さっき駅前のライオン広場の前通ったんだけど、かなりルアー炊かれてたんだよね。散歩がてら行ってみない?」
「あーそっち家と逆なんですよねー」
「…え?」
「あたしの家、ここのすぐ裏なんですよ。明日も大学があるんで、そろそろ帰らなきゃ」
言うが早いか、彼女はラインも教えてくれないまま早歩きで帰っていった。一緒に探そう作戦夜7時。新宿にやって来た。気合いは十分で、上着のワイシャツの下にピカチュウのイラストがプリントされたTシャツを着込んできたほどだ。さっそく、スマホを触っている女の子に近づいて画面をチェックすることに。おっ、いたいた!
信号待ちしているねーさん、やってるじゃないの!声のかけ方はすでに考えてきている。今、オレのスマホのポケGO画面に『コラッタ』ってキャラが出現してるってことは、彼女にもコラッタが出現しているはずだから…。
「コラッタかぁ、いらないわ〜」
ひとりごとっぽくしゃべりながら近寄っていくと、彼女がちらっと見てきた。すかさずしゃべりかける。「あ、おねーさんも、コラッタはしょぼ〜って感じでしょ?」
「はははっ」
「でも、歌舞伎町のほうには、もっとイイやついるっぽいですよ。たとえば、ヤドランとかアーボックとか」
「そうなんですね。行ってみようかな」
普通にいい反応だ。やっぱりレアキャラってのは興味をソソられるんだな。しかし、信号が変わったところで「一緒に探しに行ってみませんか?」と誘ってみたが、彼女は「いやぁ…」と言葉を濁して去ってしまった。女は勘が鋭い。本当はナンパしようとしてるんじゃな
いかしら、と疑われてるのだろう。オレは策士だ。こういう展開も想定してピカチュウTシャツを着
て来たのだ。純粋にゲームにハマっている男だってことを強調できるように。ワイシャツを脱ぎ、いざ、仕切り直しである。向こうのショートカットのかわい子ちゃんに行ってみよう。
「キャタピーか〜、いらないわ〜」
例のごとく独り言からアピールを始めたところ、彼女がTシャツに興味を持ってきた。そのTシャツ、どこで買ったんですか?」
「東京駅のポケモンセンターだよ」
「かわいいですね」
素敵なコメントいただきましたよ!
「こういうブームって、やっぱり全力で乗っかったほうが楽しいでしょ?」
「かもですね」
「よかったら歌舞伎町のほうへ一緒に探しに行ってみない?」
「でもそれだと…」ん?
「ピカチュウTシャツの人と一緒に歩いてたら、ポケモンやってるのがバレバレなんで、恥ずかしいんでスミマセン」 
何だそりゃ…。オレとタカシのコダック争奪戦 気分転換に池袋にでも行ってみよう。たしか、向こうには種市さんが…。電話してみる。
「いやー、西口公園で動いてみたけどダメだったわ。すごい人が集まってるんだけど、マジでポケモンやりに来てるコばっかり。とっつきにくくって。今、もう引き揚げてるとこ」
そういう状況なのね。てかリタイヤ早いなー、あの人。池袋に到着し、ひとまず駅前へ。3人ほどに声をかけて逃げられた後、カモノハシ風のポケモンキャラ
『コダック』似の女を見つけた。ちょいブスだが…行ってみますか。
「西口公園とかは行かないんですか?」
「えっ?」
「あっちのほうにポケモンの人がいっぱい集まってるっぽいんで。ぼく、これから行こうと思ってるんだけど」
「え〜、でも〜」
「どうしてどうして?ちょっと行ってみようよ」「たぶんダメなんで。さっきからすぐフリーズするんで、ほら」
スマホをこちらに向け、おどけた感じで舌をペロっと出す。
「ネット使いすぎで通信制限がかかってるぽくて、人が多いところ行ったら余計フリーズしそうだし」
マジかよ。反応自体は悪くなさそうなのに、バッドタイミングかよ。…でも待てよ?
「…そうなんだ。というか、実はぼくも動きが悪くって、何でかなぁと思ってたんだよね。そういうことなのか」 
大げさに納得してから切り出してみる。
「駅前にベッカーズってカフェあるでしょ?あそこフリーWiFiがあるんだけど。じゃあ、一緒にそっちへ行きますか?」
「へえ。いいよ〜」
すんなり食い付いてきた。さすがはコダックレベル、捕まえやすそうじゃん。ベッカーズに入るや、彼女はさっそくポケGOを始めた。
「何飲む?ぼくはハイボールにするけど。一緒にハイボールどう?」
「じゃあ、それで〜」
いい流れである。楽しそうにゲームを始めてくれてるし、このままプレイさせて酒をガンガン飲ませ
れば…。ん?彼女が画面をLINEに切り替えた。タカシという人物とのトークだが…。タカシ〈今日、会える?品川に着いたんだけど〉
本人〈まだ出れない〉
タカシ〈来てよ〉
本人〈行けたらいく〉
タカシ〈やろう〉
やろう!
…どうやらタカシってヤツはこのコダックちゃんをセフレにしているようだ。くそっ、品川になんか行かせないぞ。終電がなくなるまでここに縛り付けてやる。 が、オレとタカシのコダック争奪戦は、彼女の2杯目のハイボールが空いたところで、結果発表となった。
「じゃあ、ありがとう。私、そろそろ行くね」
オレの負けかよ!
「人間はダメなんだよね〜ウソつくから」
再び新宿へ戻ってきた。コダックすらゲットできないなんて、オレのポケGOレベルってどうなのよ。軽く消沈しつつフラフラ歩いていると、コンビニ前にポケモンをやっているらしき連中が集まっていた。誰かが『ルアー』というアイテムを使い、その場のキャラクターの出現率をアップさせているようだ。 ゲットできそうな子はいるかしら。えーと、あっちのコは顔面レベルが高いから無理だろうし、そっちの子もちゃんとしてそうなんで手強いし。ん?
デブ女が立ち止まって一心不乱にピコピコやってるぞ。これならオトせるんじゃね?
「ねぇねぇ、このへん、誰かが大量にルアーを使ってくれてるみたいですね」
「あ〜」
彼女が顔を上げた。とんでもないドブスだ。ポケモンキャラで言えば『カビゴン』ってところか。
「…実はこれ、ぼくの仕業なんですよ」
「マジですかぁ?」
「ウソだけど」 
彼女は再びスマホに目を戻し、唐突に妙なことを語り出した。
「だから人間はダメなんだよね〜。ウソつくから」
「…どういうこと?」
「ポケモンの映画」
昨日、現在公開中の『ポケモン・ザ・ムービー』を見たらしく、ウソつき人間が登場する内容だったようだ。
「面白かったの?」
「心を感じた」
…このカビゴン、けっこうアホなのかも?
「…そう言えば、おねーさん、この向こうの通りってレアキャラがよく出るって聞いたんだけど、知ってる?」
「ホントに?」
「これはマジらしいのよ。よかったら一緒に行ってみない?」
「ホントだったら行く」
キミこそがレアキャラだからさラブホ街に向かって歩いても、カビゴンは特に不審がることもなくついてきた。完全に信じているらしく、目をランランとさせながらスマホを見ている。
「このへんだって聞いたんだけど」
では、作戦開始と参りましょう。看板に『WiFi有り』と書いてあるラブホの前までやってきたところで、自分のポケGO画面を大げさにペタペタとタッチして見せる。
「あれ?なんかフリーズしてるんだけど」
「そうなの?」
「もしかして昨日ネットヤリ過ぎたから通信制限かかったのかも〜」
「マジで?それ、やばいね」
よしよし、信じてくれてるぞ。ならばと今見つけたかのように、『Wi|Fi有り』看板を指さした。
「ちょっと、ここ入らない?」
「え〜、ラブホじゃん」
「でもここ、Wi|Fiあるし、レアキャラ出るし。てか、ベッドでゴロゴロしながらポケモンできたらいいじゃん」
「じゃあ、まあ、いいよ〜」
即答かよ。さすがにちょっと強引かと思ったが…。
「でも私、お風呂入っていい?」
「…それはいいけど」
「よかった。お風呂は入りたかったんだよね。うち、そこのネカフェにいるから、いつもシャワーなんで」ネカフェ女なのかよ!
…オレ、ホントこういうのばっか引くんだよなぁ。ラブホに入ると、彼女は特にテレることもなく、堂々と服を脱いでいく。見たこともないような太鼓腹ボディが現れた。「じゃあ、先にお風呂入るから」 
じっくり時間をかけて風呂を終え、ハダカのままベッドに座り、ポケモンをやり始めるカビゴン。
「レアキャラなかなか出てこないんだけど」
「…そうねぇ」
あのさ、キミこそがレアキャラからさ。ま、ここまでくればゲットしときますか。それとなく服を脱ぐ。「もうちょとしたら出てくると思うし、それまでちょっと…」
「え〜。マジでぇ」
そのまま覆い被さる。とりあえず、カビゴンゲットしました!