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喫茶店ルノアールに入ったところ、さっそくいました。グレーのスーツを着てちょうど営業真っ最中の女性が。やや茶髪のショートカット。年齢はちょうど30才くらいかな。隣にすわって商談に耳を傾けます。「美容液が~」「お友達に紹介してもらって~」「世界企業で~」
などなどのキーワードを聞くに、アムウェイの営業だということが一発でわかります。客が帰ったあとで事務作業をしている女のもとに「自分から営業されに行く」のがボクのいつもの作戦です。
「すみません、いまちょっと耳に
入ってきたんですけど、美容液の話とかしてました? 最近ニキビひどいから興味あるんですけど」
この一言で、相手はすぐに営業をはじめてきました。マニュアル通りの説明がだいたい40分くらいですかね。一通り説明が終わったら身の上話を振ります。「アムウェイの仕事、どうして始めたんですか?」
はい、ここでポイント一つ目。アムウェイをしている営業女性って、ボク調べではまず借金を抱えています。
「えっと、私、成功したくって…」
「チームでナンバーワンになってちゃんとした報酬ももらったり?」
「そう、そうなんです! あの、でも実は私借金があって…」
はい、やっぱり。そしたら次はこの一言です。
「がんばってるのすごく伝わってきましたよ。誰にも言えなかったんじゃないですか?」
「はい…ほんとに言えなくて…」
「お金のことだったら、相談にのれるかもしれないからいつでも連絡して」
 ポイント2つ目は、金の話を相談される立場になれ。ついでに
「そんなに営業頑張ってるなら疲れてるでしょ? 時間あったらマッサージもしてあげるね」なんて言っておきます。そして後日。相手はアムウェイの営業ではなく、お金の相談に乗ってくれるものと思いながら会いに来るんですね。会ったらすぐに彼女の期待どおりにお金の話をします。
「営業がんばるのもいいけど、人に頼るのも悪くないよ? いくら足りないの?」
具体的に借金の面倒を見てやる意思を表明してやると、安堵の表情を浮かべます。「ああ、よかっ
た、今日はこれでひとつやりとげたわ」みたいな感じでしょうか。さて、ここからが勝負です。
「そうだ、この間言ってたマッサージしてあげないとね」
相手は緊張の糸が切れた後なので、好意と親近感を持ってホテルにあっさりとついてくるんです。