0200_201808271017421f2.jpg 0201_20180827101743bf3.jpg 0202_20180827101745e59.jpg 0203_201808271017465ec.jpg 0204_20180827101748ed1.jpg 0205_2018082710174977e.jpg 0206_201808271017514f0.jpg 0207_20180827101752485.jpg今回の訪問地はインドの東に位置するバングラデシュだ。
アジアの最貧国として広く知られた国だが、首都ダッカのモーレツな活気を目の当たりにすると、そんな不名誉なレッテルがウソに思えてくる。往来を埋め尽くす無数の車。近代的なビル群。屋台の熱気。実にエネルギッシュな光景だ。まずは街を探検しようと市バスに乗り込んだ。しばし車窓の景色を楽しみながらガタコト揺られていると、ふいに気分がザラッとする街並みが視界に飛び込んできた。街中の一角に、無数に建ち並ぶ粗末なボロ小屋たちだ。スラムに違いない。面白そうなのでバスを降りてみることに。スラムは川べりにある湿地帯に広がっており、家々は沼地の上に組まれた竹の土台の上に建っている。スゴイとこだな。スラムに足を踏み入れ感心しているうち、大勢の子供たちが歓声を上げながらこちらへ駆け寄ってきた。
「ハローハローハロー!」
無意識に身構えた。なにせお隣の国インドのクソガキどもは、こういう場合、必ず飢えた動物のような目つきで金をせびってくるのがパターンだからだ。しかしバングラのちびっこたちはどこか様子が違う。笑顔で手を振ってみせたり、俺の服を引っ張って面白がったりと、実に無邪気だ。どうやら外国人が珍しいだけらしい。牧歌的というか純粋というか、かわいいヤツらだねえ。せがまれるまま写真を撮ってやったり、日本製のキャンディをあげたりして子供たちと遊んでいるうち、どこからともなく現れたオッサンが単語を並べるだけのカタコト英語で話しかけてきた。
「あなた、どこ、来た」「日本から来ました。あなたは何をしているんですか?」
意味が伝わらなかったのか、オッサンはこちらの問いかけを無視するように、首にかけていた俺のカメラを指さした。写真を撮れということらしい。仕方なくパチリとやったのがまずかった。まるでそれが合図のように、周囲のオッサンどもがわらわらと俺を取り囲みはじめたのだ。
「ピクチャ!」
「カメラカメラ!」
「ピクチャ、プリーズ!」
また写真を撮れってか。ホント好きだねぇ。にしても、さっきの子供たちといい、どうやらバングラ人は外国人に対する好奇心がハンパなく強いらしい。うーん、こりゃキリがないぞ。逃げるように人垣をすり抜けた。が、その先でも別の集団がゾンビのように押しよせてくる。今度は質問攻めだ。
「お前は何人だ?」
「に、日本人です」
「名前はなんだ?」
「む、ムシゾーです」
「兄弟はいるのか?」「えっと、姉と弟が」
「お前はイスラム教徒か?」
「違います」
「ピクチャ、ピクチャ!」
「はい、いきますよ〜。チーズ」
って、おい!おまえらいい加減にしろ!そうこうするうち、今度は17、18才くらいのオネーチャン軍団が集まってきた。彼女たちも俺が珍しいのか、遠慮のない視線をじろじろと送ってくる。そのうちの1人がわりとキレイな英語で話しかけてきた。
「あなた外国人ね。こんにちは」
「どうも、日本から来たムシゾーです」
「私、ミトゥよ」
「なんかここらの家は沼地の上に建ってて不思議だね。よかったらミトゥの家を見せてくれない?」
嫌がられるかと思ったが、彼女は笑顔で即答した。
「いいわよ。こっち」
案内されたのは6畳にも満たない窮屈そうな家で、家具らしきものは何もない。聞けばここで家族5人で暮らしているというが、ミトゥの歳(17)を考えると、何かとストレスの多そうな環境ではある。ふと気づくと彼女の姿が消えていた。あれ、ミトゥ? 
家を出た先に、布で周囲を覆ったミニサイズの小屋があった。他の住居と同じく高床式になっており、その真下の沼地には波紋が出来ている。何かが落下したようだ。しばし観察して状況がわかっ
た。どうやらミニ小屋は共同トイレらしく、中にいる人間のクソが沼地に落ちたのだ。おっと、またも細くて黒い物体が沼地にぽちゃんと落ちていったぞ。オエ〜。
間もなくトイレ小屋から出てきたのはミトゥだった。え、てことは?
「うふふふ。昨日の夜、食べ過ぎちゃったの」
まさか17才女子を目撃するハメになるとは。なんというか、色んな意味で新鮮な気分だ。
 数日後、コックスバザールという街へ移動した。何でも世界一長いビーチがあるとかで、ここならば女がらみの出来事に遭遇できるのではと考えたのだ。ビーチをそぞろ歩きしていたところさっそく出会いがあった。といっても相手はバングラ人の男子学生グループなのだが、その3人が面白いことを言いだしたのだ。
「ビーチでガールハンティングでもしようか」
彼らはダッカの大学に在籍している21才の青年たちで、おそらく実家は金持ち階級に属しているのだろう。服装がアカ抜けていて英語も堪能と、いかにも知的でモテそうな雰囲気がある。でも、イスラム教徒の多いバングラデシュでナンパ?自由恋愛なんて御法度じゃないの?
実はそうでもないらしい。彼らが言うには、もともとバングラデシュは中東などと比べてイスラムの戒律がユルいうえ、近ごろは気軽な男女交際を楽しむ若者が増加中なんだとか。
「だから俺たちも結構遊んでるよ。セックス大好きだし」
よし、ではナンパは君たちに任せよう。俺はそのおこぼれをいただくとする。その日、ビーチではちょっとした歌唱イベントが行われており、若い女子グループがあちこちで見受けられた。彼らは物怖じもせず女たちに声をかけまくり、ものの10分で4人組のグループを付近の屋台へ引き込んだ。そこへ俺も加わり、隣のカワイコちゃんに話しかける。
「どうも、ムシゾーです。君、キュートだね」
「うふふ、ありがとう。あなた日本人ね。ベンガル語は話せる?」
「いや全然」「そうなんだ。私たち英語があまり上手じゃないの」
そう言うと彼女は、ベンガル語でわいわいと盛り上がっているみんなの輪に交じりだした。めげずにもう一度彼女に話しかけてみる。
「いま学生なの?」
「そうよ。あなたは?」
「えっと俺はね……」
言い終える前に彼女はふたたびベンガル語の会話の輪に戻ってしまった。これって完全に、お呼びじゃない状態だよな。なぜか急に馬鹿らしくなった俺は、学生グループに別れも告げずそっと席を立った。スカーフを被った日本人らしき女性を発見したのは、あてどなくビーチをさまよっていたときのことだ。今回の旅で初めて見る日本人。思わず声をかけた。
「あの、こんにちは。日本の方ですよね?」
「ええそうです。あ、ビーチのイベントってご覧になりました?」
間近で顔を見れば、意外と歳を食っている。40前後か。
「なかなか盛り上がってましたよ。なんか地元で有名な歌手も来てるみたいで」
「あ、そうですか。よかった」
「じゃあ楽しんで来てください」
と、このときは何事もなかったのだが、3日後、リゾート地ランガマティ名物のカプタイ湖を散策中に、ハッとする出来事が起きた。
「あれ、コックスバザールでお会いしましたよね?」
いきなり背後から声をかけてきたのが、ビーチで遭遇した熟女だったのだ。
「あ、すごい偶然ですね!びっくりしたぁ」
例のビーチもこのラマガンティも、有数な観光地であることを考えれば、さほど大した奇遇でもないのだが、なぜか興奮した俺は当然のように彼女をお茶に誘った。しばらくまともに日本語を口にしてなかったので話相手に飢えていたというか。
店に入ってあらためて自己紹介する。彼女は玲子と名乗った。歳は42才で、最近までOLをしていたという。再就職をする前に海外旅行をしようとバングラデシュへやってきたそうな。
「でも、なんでバングラデシュなんですか?女性の一人旅ならタイとかベトナムの方が楽しめそうなのに」
「妹に会いにきたの。海外青年協力隊でこの国にいるから」
「ああ、なるほど」
「でも妹もけっこう忙しいみたいだから、5日間だけひとりで旅行しようと思って」
「でも、びっくりしましたよ。この国ってあんまり日本人観光客がいないから。しかも女性の方と出会えるなんてラッキーだなぁ」
「えー、こんなオバチャンでもラッキーなんですか?」
「もちろんですよ」
半ばマジだった。顔の小ジワは目立つし、服装もややババくさいが、とりたててブスでもデブでもないし、ヤレるならゼヒともお相手したいもんですな。その晩、玲子さんのホテルに併設されたレストランで食事をした。テーブルに並んだマトンや魚のカレーに豆スープ、サラダ、マンゴージュース。普段、俺がバングラで食べてる食事とは比べものにならないほど旨い。おまけに彼女のオゴリだと言うのだからテンションはうなぎ登りだ。食事を終えてひとしきり会話を楽しんだあと、彼女が意味深な笑顔を見せた。
「そういえば私の部屋にいいものがあるんですよ。来ます?」
「あ、はい」
ドキドキ、何が待ってるんだろう。俺、襲われちゃったりして。部屋に入ると、玲子さんがスーツケースから黒っぽい瓶を取りだした。ジャック・ダニエルじゃん。
「この国ってお酒飲めないでしょ。だから空港の免税店で買っておいたの」
密室で熟女と2人きり、ウィスキーを飲む。く〜ヤバイ。半勃ちしてきた!自称酒豪とのことだったが、生ぬるい水割りを3杯も飲まないうちに、はやくも玲子さんのロレツが怪しくなってきた。
「でさ、ムシゾーくんって彼女はいるのぉ?」
「いや、それがいないんですよ」
「ふうん、それは寂しいねぇ。私もバツイチなんだよねぇ。しばらく恋愛してないなぁ」
そう言いながら、玲子さんはフタの閉まったウィスキー瓶の先端をペロペロと舐めだした。エッチな上目遣いで。フェラのまねごと?これ、確実に誘ってるよね?ならば進むのみと、おもむろに覆いかぶさろうとすると、彼女はありったけの力で押し返してきた。
「ちょっとやめてよ〜。あたし、そういう女じゃないから」
え、ウソ? 瓶をペロペロして挑発してるのに?
が、とりあえず本気で怒っているわけではなさそうなので、仕切り直しといこう。
「ところで旦那さんとはなんで別れたの?」
「それが最悪でさ〜」
曰く、彼女の旦那は根っからの浮気性で、それでも悪事が発覚するたびに許してはいたのだが、ついに他の女を妊娠させたとき、堪忍袋の緒が切れたという。
「ひどい話ですね」
「でしょ〜。超ワタシ可哀相でしょ〜?」
甘えるような表情でまた彼女が妙な動きを見せた。舌先で上唇を舐めながら「ああ〜〜」とスケベな吐息をもらしている。なんだこの人。やっぱり進め!「こら、ちょっとムシゾーくん、やめて」
「いいじゃないっすか」
「ダメだってば、ちょっと!」
なぜダメなんだ。そんなポルノ映画みたいなベタな誘惑をしておいてからに。しかし彼女の抵抗は完全にマジだ。かといってこのままでは収まりがつかぬ俺は素早く自分のパンツをズリ下げた。
「あの、じゃ、せめてここでシコっていいすか?」
玲子さんの目が怒りでクワッと見開いた。
「あなた、なにやってんのよ!」
「シコらせてください」
「ふざけないで!パンツ履きなさいよ!」
「お願い、シコらせて」
「もう出てって!」
こんなヒドイ仕打ちがあっていいものだろうか。42才のバツイチ熟女風情に、シコることすら拒否されるなんて。ショック!