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誰にもわかりやすい本能的な恐怖感との闘い。バンジージャンプだ。これまで、あまりにわかりやす
い恐怖ものは避けてきたのに、ここへきてストレートの直球。これには理由がある。今回、ぼくの準備がさっぱり進まず、何をやるか決まらないまま締切間近を迎えてしまったのだ。
そうなると、編集長としても心穏やかではなくなり「早いとこ、なんとかせい」と電話ラッシュが始まるのは仕方がない。にもかかわらず北尾に策がないとなれば、具体的なテーマを提示するか、となるのもやむを得ない。で、メールがきたのである。そこにはふたつの案が書かれていた。
●ハーフマラソンを完走
●パンジージャンプに挑戦
いかにもその場で思いついた感じの案である。スポーツの秋を意識したようなそぶりではあるが、な-にそれは見せかけ。おそらくオガタ自身にとって、このふたつは絶対に体験したくないことで、そのあたりの心情がロコッに出たのではないだろうか。ぼくは惜然としてしまった。自業自得とはいえ、これはもう飛べと言われているに等しい。だってこれ、二者択一のようでありなが
ら、じつは選択の余地のない案なのである。運動不足のぼくにハーフマラソン完走など無理。となると残るのはパンジージャンプじゃないかああ。この手のものが大の苦手で、ジェットコースターにすら乗っていないぼくが、数十メートルの高さからダイビング?
できません。そんな恐ろしいことはその昔、能登の夏祭りでヤクザともめてドスを抜かれたとき以来だ。あのときも怖かったけど、突発的な事態だったから考えるヒマすらなかったぶん、まだマシだ。断じてできません、そんなこと。だが、しかし…。悲しいかなパンジージャンプに対抗できる代案のないぼくは泣きながら返事を書いていた。「パンジーにします。かしこ」