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位置登録のための交信は電源が入っている限り行われるため、「どのエリアにいるか」という情報は電詰会社にはツツ抜けとなる。各キャリアの制御局に用意されている端末に電話番号を入カすれば、渋谷にいるとか、池袋にいるということか表示されるし、その携帯がどこの基地局からどこの基地局へ移動したかという履歴も判明する。これはプリベイド式であっても同じである。つまり今その電話の持ち主がどこにいるか、あるいはどのように移動しているかといった情報が丸見えなわけだ。
携帯の基地局は飛躍的に増えている
電話の位置は、Pピンポイントではないものの、「新宿」といった大きなのではなく、「歌舞伎町」といった狭い範囲まで絞り込むことが可能なのだ。同じ動き方をする携帯の所有者を調べるそれでは仮に警察が、とある携帯番号の持ち主がヤクの売人であること斉突き止めた場合、どのように捜査を進めるのか見てみよう。
まず、犯罪に関わる問題が生じたときに、電話会社が個人情報を漏らすことぐらい常識だ。依頼を受けた電話会社は、基地局、あるいは基地局のデータが集まる制御局や統括センターで、対象プリペイトが現在位置登録している基地局を調べる。仮にそれが歌舞伎町だったとしよう。売人は今潜伏中だ。むろんこの段階で警察が歌舞伎町にドヤドヤ乗り込んでいくようなマネはしない。町中にたむろする無数の人間をシラミつぶしに当たるわけにはいかないのだから当然だ。では次に何をするのか。対象プリペイドの動きを追うのだ。もしも売人が車で中野方面へ向かえば持ち主の動きに合わせて、西新宿、中野を通ってという具合に位置局を変えながら移動していく。こうして動きを確認したらそれとまったく同じ動向を見せた一般携帯を探し出すのだ。