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タグ:ヘルス

風俗嬢をアフターに誘う方法

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ランキング下位の女のライバル心をくすぐる
ヘルスで遊ぶときは、いつもランキング上位嬢を指名する
ただし、トップ嬢には興味ないあえて2位、3位、4位あたりの女を選ぶ
ライバル心を燃やしてヤラせてくれるんですね
あらかじめ変わり種コンドームを用意してヘルスへ行きます
本番率が跳ね上がります
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人妻ヘルスの風俗嬢は実際に全員人妻なのか?

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今度は池袋へと移動。そもそも、新宿での失敗は、女の子の年齢に気を取られるがあまり、店員のウソを見破れなかったことにある。池袋ではもうストレートに「この子ホントに人妻?」と聞くことにしよう。北口の風俗店が複数入る雑居ビル・7階のMという人妻専門店に入るや、ボクはフロントのアンちゃんに訊ねた。「ここって実際に全員人妻?」「そうじゃない子もいますね」え?コイツもいきなりゲロリやがった!「だいたい人妻っぽい年齢の子を集めてやってるだけで、本当の人妻は少ないですよ。過去に主婦だったってコはいますけどね」アンちゃんはまったく悪びれもせずに説明する。なに?風俗界では、人妻へルスの子が人妻じゃなくても、そんなにたいしたことじゃないの?
悲しくなりながらも、同じビルにある他の人妻専門店へ。が、ここもまた『M』と同じように、ニセ人妻だとすぐにバラしてきた。年齢はみな30代なかばから後半、40代などかなり高め。30代後半以上の女については、「彼女はホンモノの人妻ですよ!」と力説されたりもするが、そんなオバちゃんが結婚してようとしてまいと、ホントどーでもいい。そもそもオバちゃんを《人妻》って呼ぶな。くつそ〜『ホントに人妻かどうかを検証のコーナー』なはずなのに『人妻かどうかを検証できる人妻フーゾク嬢をさがせのコーナー』になっちゃってる。ああ、どこかに結婚したばかりの新妻フーゾク嬢はいないのかしら?どんどんヤル気がそがれ、泣きそうになっていたころ、頼もしい発言が飛び出した。「ウチのコは全員人妻か、バツイチの子ばかりですね!」池袋の店をまわって11軒目の『S』・店員の、その自信たっぷりの口調にボクは小躍りした。けど、「全員人妻」って、「人妻専門店」なら当たり前だよな。喜ぶ方がおかしいよ。ともかく写真をチェックすると、い、いました!21才のスレンダーで、『ちょっと前までギャルやってました』というカンジのBちゃん。こ、このコも人妻なの?「はい!彼女は間違いなく人妻です!」よっしや〜〜!

即尺ヘルスはどんなに汚いペニスでもすぐしゃぶってくれるのか?

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さまざまな掲示板で池袋の《S》はハンバないという書き込みを見つけた。サービス、女の子の質とともに、かなりのレベルのようだ。さっそく《S》のHPを覗いてみると、何とも強気な文面が。
『当店の即尺は一切拭き拭きしません。完全なる即尺です。お電話で《本当は拭くんでしよ?》等のお問い合わせ、本当に勘弁してください』ほつほ〜〜、そこまで言いますか。ならば、アンタんとこで検証してみようじゃないですか!
〔検証1〕汗をかきまくってパンツの中でムーレムレになったティンコをしゃぶれるのか?
まずは汗だらけのムレムレテインコを作るため、北新宿にある自宅より、池袋まで走ることにした。汗だくだく、足元フラフラのボクを見て、一瞬ひるむ店員が女の子たちの写真を差し出す。ハァハァ、なかなかカワイイ子が揃ってるじゃないの。「この中で、待ち時間が無くて、一番サービスが良いのはどの娘?」「はい、みんなサービスは満点ですよ!とくに、このAちゃんは、お客さんの評判も良いですね〜」サービスが良い子ってのも重要だが、とにかく汗が引く前に即尺させなきゃ意味が無い。あびる優を黒髪にしたようなAちゃんを指名し、トイレへと向かう。ブリーフからティンコを出し、ニオイを確認。くつほ〜〜、ムセるような汗のカオリが鼻を突く。よ〜し、良い出来だ〜。とどめとばかりに小便をし、しずくを切らずに待合室に戻る。さ〜〜、汗と小便だらけのティンコを相手に、あびる優ちゃんはどう出ますか?受付のあるマンションから徒歩1分の別のマンションへ移動、指定された部屋の呼び鈴を押すと、「は〜〜い」と、写真よりも数段カワイイAちゃんが出てきた・ボクがチョイスしたOL服姿だ。
「あ、じゃあここに座って下さい」そう言って、ソファーに座らせられる。そして何も言わずに、ウィンドブレーカーのズボンを脱がされた。
「あ、ブリーフえっちっぽくて好きかも。。。」
て言いながら、ブリーフの上からベロベロとナメ始めた。うぉおお〜〜エッチですなぁ〜〜1時間のジョギングの疲れもなんのその、ガッチガチに硬くなり、白いブリーフにピッタリとティンコがその形を現した。
「ハァハァ……直接……ナメていいですかぁ」
イヤらしい瞳で上目使いのあびる優。さあ〜、この瞬間は来た!この汗ティンコ喰えますか?
ズルリ。ブリーフを下ろすと、あびるはパックリと姪えこんだ。ふえ〜〜〜〜?
ヌチャヌチャと、唾液イッパイのフエラ。時には玉をしゃぶり、アナル近くまでに舌を伸ばす。く〜ここまでヤリますかつ?
「おいしいですぅ……口に…口に出してくださいい……」
ホントに美味しいのか?ホント?ホントに?そう言うが早いか、高速ピストンに耐え切れず、発射!たっぷりと白い液を口の中へと打ち込んだ。そのまま、口にザーメンをためたままのお掃除フェラまでしっかりとクリア。シャワーを浴び、部屋に戻っての2回戦と、もう文句ないほどのサービスを受け、ある意味惨敗(2発発射)で店を後にしたのだった。

エッチしないから大丈夫!?エイズのヘルス嬢

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5万円以上する高級ヘルスのサービス内容は?

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おいおい、ホントか。15万円の価値がある女なんて、それこそ本物の芸能人とかじゃなきゃ納得できないぜ。ちなみにサイトで目を隠している女の子の写真は、すべて8万円コースだという。
確かに、そこそこイイ女っぽくは見える。でもどうだ?普通のデリヘル店の上位クラスくらいじゃないか?「20代前半から後半までの容姿端麗、麗しき女性たちのおしゃべりと性感マッサージとなりましてですね。ビール、ウイスキー、日本酒、ワインと様々なお酒が飲み放題となっております。本番、セックス等のサービスはいたしておりません」
え?本番ないの?他の店は本番と明言しないにしろ、匂わす言い方はしてたのに。セックスできないのに5万も取るなんて相当な自信だなぁ。午後1時・高田馬場駅から再度電話。1階がコンビニのマンションに誘導される。
「お部屋は401号室になっております。一度呼び鈴を鳴らしていただきましたらね、女性が迎え入れてくれますので。中に入ったら料金をお支払い下さい」
「えっと、もし女の子が気に入らない場合はどうしたらいいんですか?チエンジとかできるの?」
「ええその場合は部屋からすぐに出てください。別の部屋へとご案内します。でも、ご案内するのは当店ナンバー1。間違っても気に入らないなんて事態はおこりませんよ」
ほほ〜ぅ・相当の自信ですよ・そこまで言われると期待はかなり上がります。一度大きな深呼吸をしてチャイムを鳴らす。さあカモーンー5万円の女
「どうも〜。いらっしゃいませ〜。Aで〜す」
黒髪に色白。スレンダーな体系で超和風顔が立っていた。う、う〜〜ん。かわいくないわけじゃないが、微妙だ。なんていうか、引田天功似なんだよな。一瞬、《チェンジ》という文字が頭をよぎる。でも、ナンバー1って言ってたしな。つまりチェンジしてもこの子以上の女の子はいないわけだもの。ならば、ナンバー1の腕前を拝見するべきだな。部屋は2DKで、片方がベッドルーム、もう片方の部屋には大きなソファとテーブルが置かれていた。う〜ん、まるで異世界だ。
「お客さん、お若いですねえ〜」
「そう?もう30だよ」
「全然若いですよ。ここに来るのは50才くらいの人が多いんですよ〜今まで30代の人なんて2人くらいしか来たことないですもん」
キンキンに冷えたビールにおしぼりが出る。さすがに行き届いてますなぁ。で、Aちゃんは今、何才?
「25です。もともとは銀座のクラブで働いててその後、お金がほしくて風俗に行こうと思ったんですけど、普通の店ってヤクザまがいな人が多そうじゃないですか。ここは紹介だったんですけど、ママが優しいし、素敵な人だったんで、決めたんですよ」
あの電話に出た女性のことらしい。話によると、60才近くだが、上品かつゴージャスで、冬は三輪明宏みたいな毛皮のコートを着ているという。ん〜、見てみたい。そんな話をしながら、Aちゃんは、ボクの肩や、胸のあたりをさわさわと触りだした。絶妙な優しい指使い。そのうち、顔や耳たぶ、首筋に指先を這わす。いつの間にか、上着を脱がされ、乳首に吸い付いてくる。歯でなでるように刺激してくるのがたまらん。く、くう〜〜。ゾクゾクしてくるう……。ティンコはすぐにコンクリ並みに硬くなり、ジーンズの上からナデられるたびに脈打つ。チャックを開けられ、あわや即尺か?というところで「シャワー行きましょうか?」と、動きが止まった。ん〜〜、なかなかのテクニック。期待できるかも。

兵庫・福原の満足できる格安ヘルス・SM店

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キャバクラ気分が味わえるサウナ

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美人台湾人を買えるスナック
スナック紹介してあげるわ。飲むだけなら3千円。連れ出しなら5千円で、遊ぶときにプラス2万円
男女共同更衣室というわけのわからん天国・稲毛海浜公園プール
露出プレイも楽しめる一石二鳥なプールなのです
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人妻ヘルスで働く旦那を裏切る人妻に罪悪感を与えられるか

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今年で、この連載をはじめて11年目に入りました。ボクもすっかり40代。ブサイク相手だと、ティンコも勃ちが悪くなってまいりました。もうそろそろお薬の力を借りなくてはならないお年頃なのでしょうか。「テーマは何にするかやなぁ……」
アイスティーをクイクイと飲む編集長。この人、いっつもアイスティーを注文します。
「今年1年を振り返って、人気のあった噂の検証のシリーズをするっていうのはどうや?」
「複数回やったシリーズとしては…〝父と娘〞や〝母と息子〞の感動動画を見せて泣かせた後でプレイするという、感動動画シリーズですね」
「やったやった。あれはテッパンやで!
じゃあ今回の感動動画シリーズは、〝夫婦〞やな。人妻ヘルスで働く、旦那を裏切っている人妻フーゾク嬢に、たっぷり罪悪感を植え付けて泣かせまくるんや!と、いうわけで、今回のテーマは人妻を〝夫婦モノの感動動画〞で泣かせること。そして、「ピュアな涙を流した後でプレイをすれば、旦那と出会った頃のピュアな女のコに戻って、プレイができるんじゃないか?」っていう検証です。そんなわけで、今回もまずは動画探しの旅でございます。「夫婦」「絆」「泣ける」「動画」などのキーワードで検索をかける。すると、いろいろポコポコと引っかかってまいりました。
まず、一番多いのは、「旦那や妻のどちらかが病気にかかってしまった」系。そして、最終的に死んじゃったりします。数年前に流行った、お笑い芸人の鉄拳が描いたパラパラマンガ『振り子』とかも、たしか夫婦の絆の動画でしたね。不良だった旦那が、奥さんに迷惑をかけつつも頑張って、最終的に死んじゃうやつ。そして次に多いのが、奥さんに旦那さんがサプライズを仕掛ける、的なヤツ。
「毎日、子育てごくろうさま」みたいな感じ。まぁボクは全然泣けませんでしたけど、子供を持つ奥さんだったりすると、思わず泣いちゃうんでしょうね。 ……と、そんな感じで、動画を探すこと3時間。今回は、こんな動画を用意しました。まずはサプライズ編。
『NISSANPresentsHAPPYSURPRISE〜11年目のプロポーズ〜』(6分) 
日産が、車の購入者にいろいろなサプライズを仕掛けちゃうぞ!みたいなCM企画。交際スタートから11年目を迎えた夫婦の奥さんに仕掛けたサプライズ企画動画。旦那に「秘密のパーティーに行こ
う」と誘われた奥さんは、子供ふたりと一緒に、日産のセレナに乗って、ある大きな駐車場に到着。すると、まわりには新型セレナがズラーっと並んでいます。そして、突然旦那が愛の告白。「11年前の今日、僕たちは付き合い始めました。愛してます。LOVE!」次の瞬間、流れる音楽。セレナから大人数のダンサーが現れて目の前で踊りだす。「あ〜、サプライズだ〜」みたいな顔で喜んでいる奥さん。しかし曲が進むと、そのダンサーたちに混じって、高校時代、大学時代の友人たち、そして子供たちの友達、ママ友が登場。「えーー!」と叫びながら、あまりの驚きに思わず泣いてしまう奥さん。続いて、夫婦の兄妹、奥さんの親戚、そして最後には両親まで。3歳から67歳。総勢74人が1カ月かけて覚えたダンスを踊る。奥さんは、驚きと涙と喜びでぐちゃぐちゃ。なんとも幸せなサプライズ。これは誰もがほっこりしてしまうんではないでしょうか?続いての動画は、相手が病気編です。『【ケイ・ウノ動画】〜ふたりで、ひとつの人生を〜Fullver.』(2分10秒)
ケイ・ウノという、結婚指輪のオーダーメイドブランドのCM動画です。部屋で白髪のおじいさんがアルバムを開いています。
「すこやかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも……」
そんな彼の記憶が逆回転していく。家の庭で、旦那さんの髪の毛を切っている40代時代の夫婦。
「君が僕の白髪に気付いたあの夏も……」 
娘のことで、夫婦がぶつかり、奥さんを泣かせてしまう旦那さん。
「深く、深く反省した、あの夜も……」
娘の自転車を夫婦で微笑みながら見送る。
「かおりの背中を、ふたりで追いかけた休日も……」 
妊娠中の奥さんの大きなお腹に耳をあてる。
「ただただ、君に感謝した瞬間も……」
そんなふうに、今までの思い出がよみがえる。そして結婚式の映像。「この命ある限り……愛し続けることを誓います」 
そして、今。布団の中から出た、真っ白になってしまった奥さんの手をギュっと握る、白髪のおじいさん。ふたりの指には結婚指輪。そして、押し殺したような声で、「ありがとう……」とつぶやく。
画面には「夫婦って、すばらしい」の文字。ラストは、夕暮れをひとり歩くおじいさん。 
……あ〜、おばあちゃんになった奥さん、死んでしまったのか?それとも寝たきりなのか。それはしっかりと描かれていないけれど、おじいさんになっても愛し続けることを誓っている旦那さん。素晴らしいです。 そして3本目。『【家族の泣ける話】仮面夫婦生活【感動話】』(14分20秒)
けっこう長めなんですが、これはかなり泣けます。ある旦那さんの告白が文章で読める動画です。奥さんとの、幸せな結婚。子供も授かり、2人目が妊娠したときに、奥さんの浮気が発覚します。奥さんは後悔し、泣きながら旦那に謝ります。旦那さんは離婚も考えますが、子供たちのために、仮面夫婦でいることを選択するのです。2人目が生まれ、血液型から旦那さんの子供であることはハッキリしたけれど、旦那の心は冷めていた。子供の手前、仲の良いふりはしていたけれど、奥さんには一線を引き続けた。もう二度と、奥さんを愛することはできないと思っていた。ふたりの子供が育ち、いつ離婚しても良い状態になった頃。奥さんが手首を切って、自殺未遂を起こす。悩み、苦しんでいた奥さん。その気持ちを知った旦那さんは、それまでの十何年の結婚生活を振り返り、悩み、苦しむのでした。あやまちを犯した奥さん。それについて、彼女はたくさん苦しんだ……。そして子供たちが、大きく、素敵に育ったのは、奥さんのおかげだったと感謝するのです。……最終的に旦那さんは、奥さんを許すのでした。……正直、男の立場であるボクからすると「は!結局、許すのかよ!」と思ってしまうのですが、きっと、今あやまちを犯している人妻フーゾク嬢からすると、コレは効くんじゃないでしょうか? 
この3本、間違いないでしょう!旦那に対しての罪悪感がムックムクとわき上がり、心が新婚時代のようになったところで、ガンガンに激しいプレイをしてやろうじゃありませんか!それではさっそくお店を選びます。 
今回の条件は、人妻。そして現在、旦那がいる人に限ります。「人妻フーゾク」なんて言いながら、実際は旦那と別れた、ただの×のあるオバサンだったりするケースが少なくありません。そこで気をつけなくてはいけないのは、お店に行く時間帯です。家庭があって旦那が居る人妻は、深夜働きに出ることは、まずないはずです。旦那が会社に行って、子供が学校に行っている、昼の12時から夕方の5時くらいまで。その時間にこそ、ホンモノの人妻がいるはずなのです!そして、旦那も大事ですが、やっぱり子供は居る方がいいですよね。子供っていうのは、女が泣く重要なファクターですから。フーゾク嬢といえども、「妻」であり「母」であるわけですから。
と、いうわけで、1月某日のお昼。ネットで「人妻」「ヘルス」「都内」などで検索してみます。
……うんうん。なんかやたらと「人妻」と名のついた店のサイトが出てきます。とりあえず、目についた店に電話してみましょう。えーっと、この「U」って店でいいや。ピポパ!
(↑番号を打ち込む音)
「あ〜〜、もしもしー、『U』でございます〜〜」
なんか、ひょうひょうとした声の店員が出ましたよ。大泉洋みたいな声。
「えーっとですね。そちらにいる人は、みなさん人妻なんですか?」
「あ〜、それはもちろんです〜〜」
「じゃあ、過去に離婚したバツイチとかのコはいないってことですか?」
「あ〜、そういう方もいらっしゃいますね〜!」
「ですよね。それと、年齢は熟女的な年齢になっているけど、ただの独身で、いわゆる未婚って人もいたりするんですか?」
「……ん〜〜〜、まぁ、そうですねー。ぶっちゃけ、いますね。はいー」 
うわ、ぶっちゃけた!この大泉洋、ある意味、信用できそうじゃないですか。
「あ〜〜、ですよねー。いや、実はね、やっぱり、『普段は旦那や子供たちの前では、しっかりした妻、しっかりした母を演じているけど、実は家族に隠れて、フーゾクという、ある種の裏切り行為をしてしまっている!』っていうね、その背徳感が良いと思うんですよねー」
「なるほど〜」
「だから、本物の家庭を持った、お子さんのいる、人妻とプレイしたいんですよ」
すると、電話口からひとつ、「はぁ〜」とため息が。え、何??
「お客さまはわかってらっしゃる!それが人妻フーゾクの醍醐味でございます!わかりました!ここはしっかりと本物の家庭のある女のコを付けようじゃありませんか!」
なんだこの芝居がかったしゃべり方は!っていうか、本当にバラエティ番組でしゃべり倒してる大泉洋にそっくりですよ!えー、大泉洋、一日店長とかやってる?
「この後、1時半から出勤してくるコなんですけどもね。33歳のAちゃんといいまして。このコは間違いなく旦那と子供がおります。私、こないだ、旦那と子供の写真を見せてもらいましたから!」 
大泉!素晴らしい情報じゃないか!サイトでAちゃんをチェックすると、足の長い、スラーッとした、黒髪の奥さまです。鼻から下しか写ってないので、顔はよくわかりませんが、太ってないし、胸も86のDカップ!これは期待できそうじゃないですか!決めた!大泉を信じよう!
「ありがとうございますー!90分2万2000円。新宿歌舞伎町の歌舞伎町交番の近くまで来ていただけるのなら、交通費はゼロです」素晴らしい。こんなに良いカンジの店を引き当てるとは!これはボクの運を示しているのではないでしょうか?いや〜、こいつは春から縁起がいいわ〜〜ん!
さて、ただいま時計は13時45分。歌舞伎町交番に隣接している施設、ハイジア前に待機しております。店側に、服装とケータイ番号を伝え、指定された場所で待っているのです。もうそろそろAちゃんがやってくることになっております。 ピリリリリリーーー。
突如鳴る、ボクのケータイ。画面を見ると「非通知」の文字。来た!「もしもしー、町田ですー」
「あ、町田さんですね。わかりましたー。前の方にいますー」
顔を上げると、数メートル先から、茶色いコートに黒いスカートをはいた女性が、ケータイを耳に当てながら近づいてきます。黒髪に白い肌。顔は、大沢あかね似で、まぁまぁの可愛らしさです。
33歳、年相応って感じですが、悪くない。ウン。悪くないぞ。
「どうもー、待たせてすいませんでした」 
そう言って、ペコリと頭を下げる。しかも礼儀正しい。良い奥さんじゃないですか!
「大沢あかねに似てるっていわれませんか?」
「あ〜〜、たまに言われます」
「じゃあ、Aさんの旦那さんは、大沢あかねの旦那である、劇団ひとりに似てる、と?」
「あ〜〜、全然似てないですよー!どっちかと言うと、杉本哲太に似てますね〜」
おぉ〜、なんか気さくだ! しかも旦那はしっかりいるようです。
「えー、そうなの??俺、杉本哲太、好きなんだよね。旦那さんの写真とかあるの?」
杉本哲太好きな男がこの世にいるとは思えませんが、そう言って写真を確認!どうだ。
「あー、ちょっと待って下さいね。えーーっと。ほら、これです」
なんと、NO躊躇でスマホをいじりだし、画面を見せてくれる。どれどれ……。
「本当だ!よく似てる!」そこには、2歳くらいの女のコを抱いて、ニッコリと微笑んでいる旦那さんの顔が! 杉本哲太よりも、若干目が細いですが、たしかに似ている! 
……いや、旦那が哲太に似てようが似てまいが、どーでもいい!これは本物の「旦那と娘もちの人妻」ですよ!それにしても、危機感ないなー。もし哲太がボクの知り合いだったりとかしたら、どーするつもりなんでしょうか?怖い怖い。とりあえず近くのラブホに入り、扉を閉めた瞬間、ギュッと抱きしめてみる。すると、口をポッと開け、唇を重ねてくる大沢あかねこと、Aちゃん。 ぬろんぬろんと舌が絡み付いてきます。うわー、かなり好きモノですよ! 
一見、大沢あかね似で、サバサバしててエロい雰囲気は出してないのに実際はエロい。いわゆる「清
楚系ビッチ」みたいな感じですよ、コレ!このビッチに、自分が家族に内緒でフーゾク嬢をしているという〝あやまち〞に気づかせなければ。そして泣かせなくてはなりません。
「じゃあ、シャワーを浴びようか。先に入って、シャワーのお湯を良いカンジに温度調節しておいて?」「はーい」
そう返事して、服をサクサクと脱ぎ、バスルームに入っていく大沢あかね。そのスキに、カバンからノートパソコンを取り出します。 動画を見せるだけなら、スマホでも大丈夫なのですが、やっぱり小さい画面だとインパクトに欠けます。ノートパソコンの大画面で見せた方が感動が高まるのです!「お湯、温かくなりましたよ〜」
ノートパソコンのセッティングが完了したと同時に、バスルームからの声。さっそくボクもバスルームへ。ちょうどいい温度のお湯で身体を流してくれる。
「Aちゃんは、いつからこの仕事してるの?」
「半年前くらいからですね」
「でも、旦那さん働いてるんでしょ? お金に困って始めたの?」
「いやー、やっぱり服とか、いろいろ必要なんですよ。でも、旦那さんの給料も、そこまであるわけじゃないし、バッグとか服とかって、個人的なものじゃないですかー。旦那の給料で買っちゃうのは申し訳なくて」
「じゃあ、旦那はAちゃんが風俗やってることは知らないんだね」
「知らないですよー!(笑)バレたら絶対に離婚ですよ」
「罪悪感はないの?」
「無くはないですよー。でも、まぁ、仕事が忙しくてあんまり帰ってこないし、夫婦生活はそこまでうまくいってないんですよね」
さっきまでニコニコ笑ってた大沢あかねの顔が、ちょっと真顔になる。旦那がいないから寂しくてフーゾクで働いてるってこと?あのね、それってただのワガママだからね。世の中の一生懸命働いているパパさんを裏切る最悪な行為だかんね??ここは、町田足土。全力で泣かしたります!杉本哲太の仇を取ってやりますよ!
「ゴメン。一通、メールを送っていい?」
シャワールームから出たところで、いつもの作戦開始です。
「あ、はい。仕事ですか?」
「そうそう、ちょっとゴメンね」
バスタオルを巻いた姿で、ベッドに座る大沢あかね。パソコンをイジるボク。YouTubeを開き、動画をセットしました。
「……そうそう、昨日、仕事中にたまたま良いカンジの動画を見つけちゃってさ、気がついたら2時間くらいYouTube見ちゃってたよ」
「あ〜。わかりますー。関連動画、クリックしちゃいますよねー」
「……そうそう。そしたら、すごく良いカンジの動画を見つけちゃってさ。そのとき見つけた動画、見てみる?」
「え〜、どんな動画?見たいです」
はい、来たーーー!!!もう、ここまで簡単に罠に引っかかってくれると、コッチもやりがいが無くなっちゃいますよー(笑)。ボクの座ってる横にちょこんと座る大沢あかね。じゃあ、まずは日産の『11年目のプロポーズ〜』から。
動画が始まる。「え〜〜、サプライズものか〜」と言いながら、画面に喰い入るあかねちゃん。動画は進み、サプライズで友人や親戚が登場して踊りだします。思わず泣いちゃう奥さん。さぁ、ここですよ。奥さんに釣られて、思わず涙が……出てな〜い!!あかねちゃん、全然泣いてないです。
「あ〜、いいですね。サプライズ動画は」
動画が終わったが、まったく泣いてません。
「どう、俺、ちょっとジーンときちゃったんだけど。自分と照らし合わせたりした?」
「あ〜〜、なんかウチの旦那さんって、こういうふうに奥さんのためにサプライズを仕掛けたり、親戚や友達を呼んだりするタイプじゃないんですよ。単純に、『この奥さんは幸せでいいね』って思いました」 
……あれ?「この奥さん、幸せそうでムカつくんですけどー」って感じ?逆効果だった??  
じゃあ次、二本目!これなら、結婚式や妊娠っていう、美しい思い出も思い出せるはずでしょう。しかもあかねちゃんって、娘いるもんね?動画に出てくる自転車に乗った娘も、同じくらいの年だもんね。思わず娘のことを思い出して泣いちゃうよ!
3分後。泣いてません。カラッカラです。なんで??ちょっと感動的じゃん、これ!!
「えー、まぁ、泣くまでは行かなかったですね。なんか後ろにかかってる音楽も明るい感じだったし、泣く感じじゃなかったです」 
……マジかよ!ヤバいんですけど。最後、もう1本しかないよ! 
この動画は長いけど、妻の裏切りと、それを許す旦那、というのがテーマ。絶対に人妻フーゾク嬢は泣くはずです!これがダメだったら、もう道はありません!頼む!泣いてくれ!ドキドキしながらスタートをクリーック!泣けーーー!!!!
「うーーん、なんていうか……正直、ウチの旦那さんって『男のつきあいだ』とか言って、フーゾクに行ったりするんですよ。だから、私自身も、旦那さんを信頼してないっていうか、この動画の旦那さんみたいに、潔白な人だったら、私も申し訳ないっていう気持ちも出てくるのかもしれないですけどね。なんか、旦那のことを考えれば考えるほど、頭にきちゃいましたねー」
早口で、そう語る大沢あかねちゃん。そう、完全な敗北です。まったく泣きませんでした。
「そっかー。ちなみにAちゃんって普段からこういう動画で泣いたりしないの?」
「そうですね。あんまり泣かないかな」
さて、どうしよう。長いことこの連載をやっているけども、ここまでどうにもならない結果になることはありませんでしたよ。もうこうなったら、何が何でも泣かしてやるしかない!でもどうしよう。あの超有名な鉄拳の『振り子』でも見せてやろうかしら。
「Aちゃんは、鉄拳の『振り子』でも泣かなかったの?」
「え、なんですか?それ。知らないです」
「マジで??映画化もされた有名な動画だよ?鉄拳のパラパラ漫画で……」
「鉄拳って誰ですか?」
マジか!??鉄拳自体を知らないの?鉄拳って、一般にそんなに知られてないの?
「え、じゃあ、試しに見てみてよ」 
頼む!本当に最後の望み!頼む!鉄拳!貴方のことを知らないと言い放ったフーゾク嬢を泣かせてくれーー!!3分後。そこには、目をまっ赤にしたAちゃんの姿が! 涙がこぼれおちてはいないけど、目がキラキラと輝いております!やった!鉄壁のあかねちゃんの目に涙が!!
「……旦那と奥さんの絆。強かったね」
ちょっと低めのトーンでしゃべる。
「うーーん……」
すると、ちょっと首をひねるあかねちゃん。え?どうしたの?
「なんか……元不良の旦那さんが、すごい勝手じゃないですか。それが旦那に近くて。『私も、すごく苦労させられたなー』って思ったら、ちょっと泣きそうになったんですよね。絆とか、そういうんじゃなくて」
ええーーー !!泣きポイント、そこなの??じゃあもう、フーゾク嬢をやってる自分とか、あやまちとか、後悔とか、そういうんじゃないじゃん!もう、ただ泣いただけじゃん!!
「あ、あと15分くらいしかないですよ?ちゃっちゃとやっちゃいましょう」
ベッドに寝転がるボク。ティンコをじょぶじょぶと音を立てながらしゃぶる大沢あかね。……一体、どこで失敗したのか? 動画選びか、女のコ選びか。大泉洋を信じたボクが悪かったのか。
「あのさぁ、あの店員さんだけど… …」
フェラをされながら、ふと、そう口をついた。すると、じゅっぽん、とティンコを口から出しながら、あかねちゃんが言う。
「え、よーちゃんのこと?」
「よーちゃん?」
「受付で話してた人でしょ?  大泉洋に似てるから、みんなよーちゃんって呼んでるの」
「やっぱり似てるよね??声そっくり!」
「あ、顔も似てるんですよ。大泉洋みたいな天然パーマじゃないんですけど、かなりウケますよ〜。私、一番最初に面接してもらったのがよーちゃんだったんですけど、笑いをこらえるのに必死でー」 
ピピピピピピ……。その瞬間。タイムアップのベルが鳴った。

DVでヘルスに堕ちた女が海外セレブ妻に成り上がったシンデレラストーリー

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5年前、24才のときに私が結婚した相手は、言葉では言い尽くせぬほどヒドい男だった。出会ったときから、風貌は悪かった。刺繍の入った黒いジャージに、どこで焼いたのか真っ黒な顔。友人の紹介でなければ、決して知り合うことのないようなタイプだった。なぜそんな男と付き合うことになったのか。理由は、若かったから、と言うしかない。スナックのボーイで私より2つ年下の彼は、何度も甘いメールをくれ、数日後に二人きりで再会したとき、いきなり手をとって指を絡めてきた。
「オレら、付き合ってるんだよな?」
「え…うん」
反射的にうなずいてしまったのがすべての始まりだった。当時、私は母がやってる小料理屋の手伝いで忙しく、デートは週に1回だった。それもカレーや牛丼などの安い外食をすませて、彼の団地でテレビを見てセックスする、ただそれだけのデートだ。そんな関係が半年ほど続いたころ、彼が言った。「なぁ、結婚しねえか? みすずのこと幸せにするし」
女はこの言葉に弱い。生活力のなさそうな相手でも、つい心は揺れてしまうものだ。翌月に籍を入れた。結婚するや、彼は豹変した。いや、以前からその兆候はうっすらあったのだが、遠慮がなくなったとでもいおうか。金銭のルーズさに拍車がかかったのだ。ある日、深刻な顔をして帰ってきた旦那が言った。
「みすずさぁ、オマエん家から少し借りれねえかな?」
「え、お金? どうしたの?」
パチンコ仲間に借りた5万円をすぐに返済しないといけないと彼は言う。何よ、それ……。自分の給料があるじゃない。
「そんなの借りられないって。お店も余裕ないし」
「…はぁ? 使えねえなぁ」
耳を疑った。使えねえ? 私の実家に向かって、使えねえ?
「なによ、そんな言い方しなくたって…」ガゴッ!!いきなり殴られた。目の前が真っ暗になり、衝撃で後ろに倒れてしまう。
「だからなんとかお願いしてくれって言ってんだろうが!!」
お腹を蹴られてうずくまる私をよそに、旦那は外へ出て行った。夜中になって帰ってきた彼に、私は謝った。「ごめんね。明日お母さんに相談してみるね」母は渋々ながら5万円を貸してくれた。しかしそんな援助は何の足しにもならなかった。旦那がパチンコですべて失ってしまうのだから。ギャンブルに負けた日の彼は、手がつけられなかった。
「あー、チクショー!」
家に帰るなりテーブルを蹴飛ばして声を荒げ、私にまで手を挙げてくる。往復ビンタを何発も、そして背中やすねも蹴飛ばされる。
「やめて、ねぇ、やめてよ!」
「うるせーな!」
抵抗しても無駄だった。暴力は週1回から3日に1回までペースアップし、そのたびに私は母親に泣きついて無心し、断られれば旦那は借金に走った。ドメスティックバイオレンス(DV)は、端から見ると滑稽に映るかもしれない。そんなの離婚してしまえば終わりじゃないの、と思われるだろう。でも当人にとってはそんなに簡単なことじゃない。見えない糸のようなもので心をがんじがらめにされるせいか、ついつい現状を納得してしまうのだ。DV生活2年、いよいよ旦那はとんでもない提案をしてきた。
「こういうとこで働いてくれよ。借金返すのも楽になるから」
見せられた求人誌には「出張型コンパニオン募集」とあった。エッチな仕事なのはすぐにわかった。それでもまだ逃げ出せない心理をどう説明すればいいだろう。自分さえ我慢すれば平穏な生活がやってくると、この期に及んでも私は信じていた。面接で、脂ぎった顔の店長が全身を見回して言った。
「オッケー。じゃあすぐに働いてもらおうか」
恥ずかしいけれど、ここで私の容姿についてできるだけ客観的に触れておく。見た目は60点くらいの感じだろうか。青田典子に似ていると言われたことがあって、胸はBカップ。でもセクシーさは皆無だと思う。最初のお客さんは、とにかく毛深かった。ウデも脚もムネも。念入りに男の股間を洗う最中、彼はそれを邪魔するかのように、アソコにグリグリと指を入れてきた。ニヤニヤしながら。ベッドで真っ黒なソコを口に入れると、自然に吐きそうになった。
「ちゃんと舐めなきゃだめだよ?あ、お尻もお願いね」
涙と鼻水が止まらない。気持ち悪い、イヤだ、帰りたい…。男はムリヤリ挿入しようとしてきた。
「ダメ、お店の人に言いますよ」
「1万払うからさ、いいでしょ」
「ダメです。怒られますから」
「んだよ。てめーの下手くそな口じゃイケないから言ってんのに」
時間が終わるまでフェラチオをさせられた。口を上下するたびに腰を上げてくるのでノドの奥まで痛くなった。
旦那はスナックの仕事を辞めてパチンコ三昧。私はデリヘルで一日2万円ほどの稼ぎを持ち帰る。そんな生活がはじまった。とてもまともな夫婦とはよべなかったけれど、暴力沙汰がなくなっただけでも私には落ちついた生活に思えた。ある日、新規の客がホームページを見て指名してきた。ホテルの部屋にいたのはお酒くさいオジサンだ。彼はシャワーを浴びようともせず、座ったまま言った。
「いいからさ、お話しましょうよ。アナタさ、苦労してるでしょ?」
 いきなり何を言いだすかと思えば、失礼な人だ。
「そんなことは…」
「いや、オレも苦労してるからさぁ、なんとなくそう見えてねぇ」
彼は一人語りを始めた。52才で独身、10年前に奥さんが亡くなってからは一人で生活していること。今日がその奥さんの命日であること。
「また来るからさ。オレ、トオルっていうから覚えといて」
60分間、いっさいプレイをせず、私はホテルを出た。高いお金を払ってるのに、変わった人がいるものだ。そのトオルさんからまた指名が入るまで一週間もなかった。前回の酔っぱらい姿と違い、今度はキッチリしたスーツ姿だ。「また話しようよ」
「…話だけでいいんですか?」
「聞いてほしいことがあるんだ。恥ずかしいんだけど…その、アナタにね、一目惚れしたみたいなんだよ」
本気だなんて思わなかった。だって私は風俗嬢だし。この人、からかって遊んでるんだ。それ以降、週に一回、トオルさんは私を指名し、ただ好意を伝えるだけで時間をつぶした。彼は私も知ってるほど有名な製薬会社の偉いさんだというから、お金に余裕があるのだろう。でもさすがに心苦しかった。指名が十何度目かになったとき、私は告げた。
「私、結婚してます。それにこういう仕事ですから、トオルさんの気持ちには応えられないと思うんです」
「そっか。でもこれからも友達として話そうよ」
こちらを気づかってか笑ってあきらめてくれたことで、気分が楽になった。いつも聞き役だった私
は自然と身の上を語っていた。旦那が仕事を辞めて生活が苦しいこと、何度言っても働いてくれないこと。でもDVのことだけは伏せて。しかしこの人にはすべてバレていた。
「…あのね、言っていいかわからないんだけどさ。アナタの首、いつも赤黒くなってるでしょ? 暴力をふるわれてるんだよね?」
 え、ファンデーションで隠していたつもりだったのに。
「いま幸せじゃないでしょ?」
「…そうかな」
涙が出てきた。
「若いんだから決断は必要だ。他の道は絶対にある。オレでよければ面倒を見させてもらえないか?悪いようにはしないから」
 泣き崩れる私にトオルさんはひたすら繰り返した。面倒見るって、それって…。風俗に染まった女を、本気で惚れてくれるわけなんかない。絶対にない。でもトオルさんなら。旦那や風俗のお客とぜんぜん違って、いつも穏やかなトオルさんなら…。決断してからはあっけなかった。旦那は顔色ひとつ変えずに、離婚届に判を押し投げつけてきた。ゴネられなかったのは今思えば奇跡のようだ。役所に提出し、すぐ店に電話して辞めると伝えた。もうどこにも戻れない。荷物をまとめた私は、トオルさんの家に向かった。住所地に着いて驚いた。大きな門の奥にはものすごい豪邸がある。まさかここ?
「今日からここがキミの家だ」
玄関を入って目に飛びこんできたのはとにかく広いリビングだ。30畳ほどか、でっかいテレビとテーブル、ソファが3台。奥にはバーカウンターまである。こんなお金持ちだったなんて。
「いらっしゃいませ」
 奥から、おばちゃんの声が聞こえた。
「家政婦の吉田さん。これから仲良くしてやってくれ」男1人なのに片付いてるわけだ。6LDK、バーカウンター付きのこんな家に私が住めるなんて。その夜、初めてトオルさんと結ばれた。あんなに何度もラブホテルで一緒にいたのに、なんだか可笑しい。
「キミが落ちついたら籍を入れたい。いいかな?」
「本当に私なんかでいいの?」
「いいに決まってるだろ」
 彼は約束を守ってくれた。入籍したのは半年後のことだ。妻としての生活は豪華そのものだった。夫婦で買い物にでかければ、バックや時計、洋服、なんでも買ってくれる。家政婦さんがいるので家事はいっさいする必要なし。夕食は毎日外食で、お寿司、懐石、フレンチ、イタリアンなど、いつも2万円を越えた。
「こんなに使って大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。妻が亡くなってから貯金ばかりしててね。それにね、キミが思ってるより、オレって稼いでるんだよ」
預金通帳を見せてもらって腰を抜かした。いちじゅうひゃくせんまん…7千万!?昨年4月、トオルさんがミネソタ州にある研究所の長に就くことが決まり、私も一緒に渡米することになった。アメリカの新居がまたすごかった。8LDKでバーベキュー場も付いている。
「こっちでもお手伝いさんを頼む予定だから、キミはゆっくりすればいい。したいようにして構わないんだよ」
 到着して一週間後、トオルさんの代表就任パーティーが行われた。ホテルの巨大な会場には300人が集まり、よくわからない芸能人の出し物や地元の名士によるビデオレターなど、それはそれは盛大に行われた。私は主人が用意した5着のドレスから真っ赤なものを選び、とにかくニコニコしているだけだった。話かけてくる人は私たちとの写真をとりたがり、握手に応えるだけで喜んでくれる。まさにセレブ気分だ。どこかに出かけたいときは運転手つきの車が迎えにきて、買い物中もボディガードがピタリとついてくる。週末はゴルフ、ホームパーティが恒例だ。朝からミネアポリス(ミネソタ州最大の都市)のゴルフ場に行き、ホテルでランチを楽しみ、晩には我が家のリビングに取引先、製薬工場に勤務する研究者や助手などを招いてシェフによる豪勢な料理を皆でつまむ。私の提案した「毎回日本食を出す」サプライズも好評で、これだけは私の手作りだ。今は英会話教師を家に招いて英語の勉強をし、昼下がりのカフェで読書しながら過ごすのが日課だ。
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