201512_000073.jpg
201512_000070.jpg201512_000071.jpg201512_000072.jpg
日本には大小合わせて18万以上もの宗教法人が存在するという。中には狂信的で極端な信仰を持つ、いわゆるカルトと呼ばれるような団体もある。そんなカルト系宗教を使った嫌がらせが、主婦の間で流行っている。嫌がらせに必要なのは復讐したい相手の住所と名前のみ。最近の宗教団体は、信者獲得のためホームページから資料請求できるところも多く、住所と名前さえ入力すれば、すぐに資料を送ってくる。それだけではない。団体側は、資料請求した人間は入会する可能性アリと見なすため、信者たちが日中に自宅を訪問するようになるのだ。強引な布教や霊感商法を行うなど危ない噂のある団体ばかりに資料請求をしていけば、後の展開も想像がつく。カルトな教団ともなれば、何度断っても入れ替わり立ち替わりで自宅にやってきては「悩みがあるのでは?」「ご飯を作ったから一緒に食べましょう」といった勧誘をしつこく行う。手間も労力もかからず、身バレもしない嫌がらせだけに、ママ友いじめにはもってこいなのだろう。
車の買い換えを考えたときに便利なのが、ネットの一括見積もりだ。名前と住所、電話番号などを記入すれば、ワンクリックで一度に数十社もの中古車業者から買取り価格の相見積もりを取れるサービスだ。これを利用したイタズラがある。見積もりサイトに行き、所定欄にターゲットの電話番号を入力するだけ。その日のうちに大量(サイトによっては30社以上)の中古車業者から、ターゲットの携帯に連絡が入る。往々にして中古車屋はモラルに欠けた部分があり、朝一や夜遅くだってお構いなくかけてくるし、本人が電話に出るまでしつこく攻めてくる(このイタズラに中古車屋が選ばれるのはこのため)。ノイローゼ必至だ。登録サイトは複数あり、簡単に仕掛けられるだけに厄介だ。
出会い系サイト「ハッピーメール」には電話転送機能がある。ユーザー同士が電話番号を知らせることなく通話できるものだ。たとえば女性ユーザーが『電話しよう』などと募集を載せて電話を受け付ける設定をしたら、それを見た男性は『電話をかける』ボタンを押すことで電話ができてしまう。女性側の携帯電話には080からはじまるランダムな番号(サイトの電話番号)から着信が入る形だ。
とまあ便利な機能ではあるのだが、これを悪用した嫌がらせが頻発している。悪人はニセの女性アカウントを作り、電話を募る。電話を受ける番号を、自分のものではなく懲らしめたい人間の番号にするわけだ。これで何が起きるか。狙われた人間のケータイは10秒おきぐらいの頻度で着信が鳴る。なんのことだと出てみれば、いきなり『はあ、はあ、オレがイクときの声聞いて、ハァハァ』みたいな気持ち悪い声が聞こえてくる。そう、この通話機能は主にテレホンセックスのために使われているため、ほとんどの相手がこのような鼻息荒い様子で電話してくるのだ。しかも毎回かかってくる番号が違うので着信拒否にしても意味がない。地獄である。最低1通のメルマガを発行するお店も珍しくない。大抵はお店ホームページにメアドを貼り付け、登録ボタンを押すだけで翌日から割り引き情報や出勤嬢の最新情報が送られるというものだ。このサービスを使って、ターゲットのメアドを登録しまくるという嫌がらせがある。風俗のメルマガは、主にお店がオープンしている夕方から深夜にかけて送られてくることが多いので、寝ている間に、見知らぬ風俗店からテンション高めのメルマガが大量に届く結果に。複数のお店に登録されると、いちいち解除するのも面倒になり、メアド変更を迫られるハメにも。まず身バレをしないようにヤフーなどのフリーメールで適当なアドレスを複数、大量に作成し、カレンダーからターゲットのメールアドレスに対してリマインダーメール設定をかけておく。さらに通知周期を5分おきなど短くして連続で通知が来るように設定しておけば、あとは何もせずとも、昼夜を問わずターゲットに無数の迷惑メールを送ることができるというわけだ。
「やめてくれ」と言おうにも、システムとして送られてくるメールなので受信側も反撃できない。