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妻が他人様に寝取られることで興奮する私の性癖

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サイト名は『ご近所さんを探せ』。友達募集の登録をすると、近所に住むメンバーとメル友になれ
るというシステムだ。
「ね―ね―、やってもいい?やり方教えて」
あまりにせがむので、彼女のアドレスを新たに取得し、アクセス方法を伝授してやる。
と、翌日の夜には返事がどっさり。受信箱をクリックした途端、30通あまりの新着メールが届いていた。
「すごい数やわ。インターネットってこんな世界やったん」
驚く妻とは裏腹に、こうなることは私には十分予測済みだった。メル友なんて聞こえはいいが、し
ょせんはナンパロ当て。下心はミエミエである。ただ、せっかく楽しみで始めたネット生活。勝手にメールを消去するわけにもいくまい。私は、見て見ぬフリをしつつ、様子をうかがうことにした。
妻はオープンにもメールの中身を見せてくれるほどだった。2週間ほどたつと相手の数も絞られたのか、最終的に男2人、女2人のメル友に落ち着いたらしい。5人のグループ内でメールを交換し合
っているというから、さほど心配する必要もあるまい。
が、やはり気にならないわけじゃない。そこである夜、妻の入浴中を狙ってこっそり覗いてみると。
〈こないだ、ダンナの上着からヘンな名刺を発見してしまった。放課後パブっていうところなんだけ
ど、どんな店なんだろ。もう結局、浮気してるんじゃない!〉
実際はキャバクラ嬢から名刺をもらっただけである。男性経験が浅い妻にとってはこれすら浮気なのか。頭のカタイやつだと思ったが、逆に彼女が浮気をしていない証拠とも考えられる。どこかいたたまれなくなった私は、それ以降、彼女のメールを見なくなってしまった。
「ねえ、ホタル見にいかへん?キレイらしいで」
6月初旬、妻が突然そんなことを言い出した。50キロ先の町に絶好のスポットがあるらしい。
「メル友の女の人がおってね、そのダンナさんがA町に勤めてて、さっき添付ファイルで地図を送っ
てもらつたんやわぁ」
「そのダンナもメル友なん?」
「いや奥さんだけ」
どうも附に落ちない。というのも昨日、パソコンの脇に散らかっていたメモの切れ端にミノル、A町と走り書きしてあったのだ。ミノルという名の男は聞いたことがないが、住所がメル友のダンナの勤務先と同じA町なのも偶然過ぎる。疑いを持った私はその夜から、再び妻のメールボックスをチェックし始める。と、あるわあるわ、このミノルとのメールが。
〈ミノルってイイ名前ね〉
〈そうですか?なんか照れるな〉
こんなのは序のくち。
〈腕とか太いんですか?私、腕が太い人好きなんです〉
〈現場じゃないから太いってほどじやないけど、柔道してましたから胸板厚いですよ〉
〈そのリッパな胸板、今度見てみたいわ〉
妻の方は冗談混じりでも、男ならまず本気にするはず。それは、同性である自分自身がよくわかっている。思ったとおり、翌朝、ミノルとやらは精液の匂いがプンプン漂うメールを返してきた。
どこまで見せるんですか? どこで見せたらええですか(笑)
(笑)の文字がたまらなく憎らしい。私の妻がこんな男の誘いに乗るもんか。
ところが、現実はそう甘くない。
〈私の電話番号は、0781 3x××―△△△△です。今度、電話で話そ―ね〉
その日の夜、妻が送信したメールには確かにそう書かれていた。自宅番号を教えるとはなんたる無
防備。コイツ、アホちゃうかけさらに驚いたのは、翌日から妻のメールが開けなくなったことだ。
思いつくパスヮードをすべて入力してみたがダメ。妻の仕業であることは明らかだ。
たぶん、いや間違いなくミノルは電話をかけてくるだろう。何か妻の行動をチェックする手段はな
いものか。あれこれ考えた結果、思いついたのが電話の盗聴だった。無線雑誌やインターネツトでその手の業者の広告を調べた結果、目的の品はすぐに見つかった。電話盗聴用のラジカセ&小型発信器セットである。なんでも、発信器の方を電話線に取り付ければ、回線がつながつているときだけ会話が自動的に録音できるらしい。価格は3万円。韓国エステを2回ガマンすれば買える額だ。販売店に電話で注文すると、翌日、職場に商品が到着。早足で帰宅し、妻が風呂に入っているスキに取り付けた。といつても、電話線を少し切って、その間に発信器を取り付けるだけ。わずか5分足らずでセツティング完了である。
翌朝、書棚の上に隠したラジカセの周波数を合わせ、仕事に出る直前に録音ボタンをオン。会社では正直、仕事が手につかなかった。今頃、あいつは男と電話してるんだろうか。もしかしたら意気投合して今日あたり…。妄想は果てしなく広がる。
そして夜、帰宅。さすがに妻の前ではテープなど聞けないので、寝入ったところを見計らい、取り出した。高鳴る胸を押さえつつ、ヘッドフォンを耳に当てて再生ボタンを押す。
「…もしもし?あ、××さん」
き、聞こえる…。思いの他クリアな音声だ。相手の女性の声は、内容からして近所に住む従姉妹だ。
「…じゃあね、またゴハン食べに来てよ」
電話が終わると、今度はすぐにワケのわからない音楽が流れてきた。はて、どこだろう。喫茶店か
何かか。
「相手の方と電話がつながりました!」
えっ‥なんやこれ。
「あ、もしもし?初めまして」
「初めまして」
「若いねえ」
「一応、女子大生やもん」
「へぇ。学校は?」
「今日は、創立記念日で授業ないねん」
な、なんじやこりや。まさか…。おわかりだと思うが、これ、ツーショットの会話。そう、妻は
私に隠れてサクラのアルバイトをしていたのだ。
妻は女子大生からデパガ、バスガイド、美容師、さらにはスチュワーデスまで演じきっていた。まったく、感心してしまうほどの化けっぶりである。ただ、これには不思議と腹は立たなかった。お互い、月の小遣いは決して多くないし、妻の性格か
らして、きつとバイトと割り切っているのだろう。オマエも大したやっちゃなぁ。当の本人は、隣で口をポカンと開けて夢の中だ。
その会話は盗聴3日日、3本目のテープの前半に入っていた。
「おはよ」
「声まだ寝てるやん。そんなムリにかけてくれんでも」
「声聞きたかったんや。さっき配送終わったし。今日は幼稚園行ってへんの?」
「今日は遅めに帰ってくるのよ。もうヤだわぁ。ねえゴハン食べた?」
「まだ」
「食べにくる?」
「子供おるのに恐いわ(笑)。メール読んだ?」
「読んだよ」
「だから今日は会えへんねん」
「そうなの…残念やわ」
ツーショットじやない。明らかに浮気相手との会話だ。相手の名前はわからないものの、会話の内容から、2人が前日に会ったこと、また朝方に仕事が終わることや「配送」という単語から、相手が運送業の人間あることが想像つく。それにしてもナンだ、このスケベったらしい声は。聞いているだけで虫酸が走ってくる。いったいオマエは誰なんだ。沸き起こる怒りを抑えつつさらにテープを進めると、会話の最後で妻の決定的な一言が。
「ミノル君、明日は会えないの」
やっぱりな。タイミング的にいって、こいつしかありえない。しかし、私は妻を責めなかった。
怒りと落胆が飽和点に達していたことは確かだ。が、このときすでに、しばらくこの2人の会話を聞
いてみたいという、他人には説明しようのない奇妙な感情が芽生えつつあったのだ。
盗聴5日目の夜、いつものように、寝ている妻の横でその日録れたテープに聞き耳を立てる。
「メール届いた?」
「まだや」
「ウソォ。でも2、3分でイクと思うわ」
「…オレ並みやな」
「いやん」
「よー言うわぁ。昨日、いっしょにバイク乗っとったとき、チンコ触ってきたくせに」
「ジャマしたろかな思うて」
「待てへんやったろ。ホテル入ったら、ヌレヌレやったもん」
「ナ二一言つてんの」
どうやら昨日、ホテルに行ったらしい。時間的には娘が幼稚園に行っている間、つまり朝9時から昼2時の間か。頭の中で、顔も知らないミノルと妻が絡み合う情景が展開する。とそこで、あることを思い出した。妻は、エッチのときに自分の一肩を男に噛まれると異常に感じるのだ。
もしや、ミノルにも…。私はテープを止め、横で寝息を立てている妻のパジャマのボタンを外し、そおっと覗いてみた。が、見えない。暗過ぎてよくわからない。かといって、ヘタに触ったり、電気を付けたりすると起きてしまう。しょうがなくヘッドフォンを耳に当て、再びテープを回すと、今度は実に意外なやりとりが聞こえてきた。
「メールの男は会うたんか」
「のぎへんの方のミノル君?まだ会ってないねん」
「ああ、そぅ」
「うかんむりの方だけやわ」
なんと―ミノルは2人いたのである。相手はてっきリメル友の方と思いきや、そうじゃなかったらしい。しかし、こんな偶然って…。そしてこの後、さらにショッキングな事実が私を襲う。
「でも不思議なもんやねぇ」
「なんや」「最初はアルバイトやったのに」
「ホンマやなあ」
「割り切りゆうのも、なかなか難しいもんやね」
「じゃあ、またお小遣いやらなイカンなあ」
ツーショツトのサクラである妻が、援助交際でミノルと知り合っていた。
この事実を飲み込むまでにいったいどれほどの時間を要したろうか。ああ、なんたることだ。妻よ、オマエは自分の体を売ってまで金が欲しいのか。ちなみにそのときのテープは、次のような会話で終わっていた。
「最近、ダンナとエッチしてるん?」
「なんか、それがねぇ。今週は毎日ヤってんねん。前までは週1回やったのに」
「元気やなあ」
「なんかな、『自分のカミさんが他の男とヤってるのを想像したら興奮すんねん』って。ヘンやろ」
「バカ、オマエそれバレてるんちゃうか」
思わず、ビンポーンと呟く私。イイ勘をしていやがる。連夜の盗聴で得た奇妙な興奮は、夜のお勤めの回数となって現れていたのだ。ツーショットのサクラから援助交際を経て本格的な浮気へとのめ
り込んだ我が妻。衝撃的な裏の顔が発覚したにもかかわらず、私は連夜、盗聴テープを聞き続け、そ
の不可解な興奮を彼女の肉体で満たした。
んなアホな。そう言われても仕方がない。私自身、どうかしていると思いつつ。自分の女房が他の男に抱かれておもしろいわけはないのだが、一方の妻は、こちらがイライラするほど、何も気づいていない。ミノルが「絶対にバレてる」といくら脅しても「平気、平気」と、まったく動じない様子だ。ただ、そろそろ限界かなという思いもしていた。やはり、モノには限度がある。今のうちに火を消しておかないと、軽いヤケド程度じゃ済まなくなる。そして、ついに″決断の時″がやってくる。その日、仕事が早く終わって夕方6時ごろ家に帰ると、娘が重箱でメシを食っていた。正月のおせち料理などに使うお重であるこどうしてワザワザこんなものを使うんだろうか。
「オイ、なんでこんなお重で食わしとるねん」
私の問いに、妻は何食わぬ顔で答える。
「ああ、このコ、ムチャ好き嫌い多いやろ。こうやって分けてやると食べてくれるかなあ思うて」
さすがに子供のことはちゃんと考えてるんだな。といったん感心した私だが、その昼の分の盗聴テープを聞いて激怒した。
「ねえ、1時間でもいいからウチ来なよ」
「ホンマにええんか」
「うん。お弁当もう作ってしもたわ。ちゃんとお重に入れてんねんでえ」
コイツ…。わざわざ男のために作った弁当を、結局会えなかったから、娘に食わせていたのか。一瞬、寝ている妻を叩き起こして張り倒したくなる。が、そこはグッと我慢。私は眠れぬまま、朝が来るのを待った。
この清楚な雰囲気がテレクラ男の琴線に触れたのだろうか。しかし、自分の妻が援助交際までやつ
ていたとは…
翌日の土曜、子供を別室に寝かしつけ、テレビを見ていた私は隣で雑誌を読んでいる妻に向かって
つぶやいた。
「今回、休みなのかなあ」
「え、何が?」
「うかんむりの方のミノル君」
そのとき妻が見せた表情を私は一生忘れない。あまりの驚きに肌が歪み過ぎて、笑っていたのだった。「チビに何を食わすんや。それ誰のために作ったんか全部わかっとるんやぞ。普段の行動見ればわかる。ふざけんな!」
大声で怒鳴る私に、「許してください」と泣き崩れる妻。
「いいや、もつ絶対別れたる。月曜日、ハンコ持って役所行くで。離婚や、離婚!」もちろん、別れるつもりなど毛頭ない。浮かれていた妻を少しイジめてやりたかっただけだ。ただ、盗聴のことは黙っておいた。これを一口いえば、問題がややこしくなる。
「奴隷でもええから使って。浮気しても、女連れ込んでもええから、一緒にいて」
アホかと突っ込みそうになるのをこらえつつ、結局話し合いは2時間でお開き。「今度したらホン
マに離婚や」との私の言葉に、妻はこれまた見せたことのないような安堵の表情を浮かべ、頭を下げ
た。
後日、妻には内緒で、私はミノルの携帯に電話をかけてみることにした。自分の妻との関係は修復
したからそれでいいのかもしれないが、やはり浮気相手のことが気になってしょうがない。
「ミノルさんですか。私、夫の方ですねん。わかりますでしょ?事情は全部うちの嫁から聞いてま
すよ」
「……そうですか。大変申し訳ございませんでした」
テープのにやけとは打って代わり、ミノルの声は冷静で、受け答えも極めて常識的だった。
「ウチ、相当モメましてん。だから、ちょっと話し合いさしてもらおかな思うて。そちらの奥さんも
交えてな」
「いや…それだけは…」
盗聴テープの会話で、ミノルの妻が妊娠9カ月であるのはすでにわかっていた。さすがに、そんな大事を抱えた嫁さんに今回の一件をブチまけるほど私も鬼じゃない。ミノルをちょっと懲らしめてやりたかっただけだ。次の日、頼みもしないのにミノルから10万円が家に送られてきた。別に受け取るつもりはなかったが、
「どうしても気が済まない」と引き下がらなかった。
妻によれば、ミノルとは計4回エッチしたそうだ。″詫び料〃の10万を回数分で割ったら、最初に彼
女が相手からもらった援助額と同じになるところが何とも皮肉である。
最近読んだ心理学の本によれば、自分の妻の浮気を知って興奮するのは、性的なものから来るのでな
く、過度のストレスが原因だという。毎夜の楽しみだったはずの盗聴テープは、知らず知らずのうち
に、私の自尊心を抑えつけていたらしい。
それから5カ月。妻はミノルとのいっさいの連絡を絶ち、家庭にも平穏な日々が戻ってきた。
と、言いたいところだが、実はこの一件で目覚めた私の性癖が、その後どんどんエスカレートして
しまう。なんと自らの手で妻を他の男に委ねるようになったのだ。
奥さんの浮気でさらに興奮を覚える男たちが集うサイトだ。
掲示板の書き込みを紹介すると、
〈今夜もウチのは出ていきました。帰ってきたら、エッチをしたのか聞きながらオナニーしたいと思います〉
〈オナニーしたらもつたいないですよ。私はセックス派です〉
〈それはウラヤマシイですね。僕の妻はセックスがあまり好きじゃないので…〉
妻の浮気事件の最中ここを発見したときは目を疑った。自分の嫁さんを他の男に抱かせて喜ぶ男がどこにおるんや。こいつら、アタマおかしいで。そう思う一方で、盗聴テープで覚えた興奮について自分の中でどう折り合いをつければよいのかわからない。別の言い方をすれば、妻が自分以外の男と遊んでいるのを想像すればするほど、無性に彼女とヤリたくなってしまうのだ。
実際、事件以来、月1回だった夜の夫婦生活も、いつのまにか週1、2回のペースになっている。
もぅすぐ40才になる男にとってこの数字は驚異的だ。
妻が他の男とセックスする。頭で考えれば許せないが、肉体は違う反応を示す矛盾。本当のところ、私は何を望んでいるのか。その答を知りたく、ある日、私はこの掲示板に思いのたけを正直に書き込んでみた。すると、
〈カップル喫茶なんかに行ってみたらどうですか。そこで奥さんと自分の関係が試されるわけだし〉
返ってきたメッセージの一つに、なるほど、その手があったかと膝をたたいた。
カップル喫茶には行ったことがないが、ノリは何となく想像できる。男女がエッチを見せ合って、場合によってはスワッピングにまで発展することもあるらしい。″浮気ごっこ″を楽しむには絶好の遊
び場かもしれない。さっそく、インターネットの検索サイトでソレ系の店を探してみると、あるわあるわ。今まで知らなかったが、大阪はカップル喫茶のメッカらしい。となれば、残る問題はただひとつ。妻の了承である。生殖目的じゃないセツクスはすべて遊びと考える私に対し、妻は愛とロマンチ
ックな雰囲気があるべきと信じて疑わないクチ。カップル喫茶なんて常識の範囲外であるのは百も承
知だ。ダメで元々、とりあえず誘ってみよう。
「なあ、昔、同伴喫茶ってあったやろ。あれが今結構盛り上がっててオモロイんやて。ちょっと明日、遊びに行ってみんかぁ」
一発ヤリ終えたある晩、枕元で妻に尋ねた。
「ウン、いいよ。ただ、清潔そうな店にしてね」
「え?ええのんか、オマエ」
あまりにあっさりうなずく彼女に驚きを隠せずにいると、彼女曰く自分を抱いてくれるための興奮材料になるのなら構わないらしい。
「他のカップルの男に触ってもらってもええねんな?」
「だってそんな場所ちゃうん?でも、アンタは他の女の人に触ったらアカンよ」
「そら調子よすぎるわ。オマエこないだ、オレが何やってもいいから別れないでって言うたやんか」
言ってはみたものの、正直、他の女とカラミたいとは思わなかった。
それより、妻の裸体を他人様にどうやって見せつけてやろうか。彼女が他の男の愛撫をどんなふう
に感じるのか。そしてそれを見た私がどこまで興奮できるのか。アタマはそのことでいっぱいである。私たち夫婦は、大阪・日本橋の雑居ビルにある「S」というカップル喫茶を訪れた。内容がさほど過激じゃないとのことで選んだ店だ。受付けを抜け、奥のスペースに恐る恐る足を踏み入れると、そこには2人掛けのソフアが部屋を囲むように並んで置かれていた。
「正面の2人、最中やね」
隅のソファに腰かけるなり、妻が耳元でささやく。暗い照明のせいで顔はよくわからないが、20
代後半のカップルか。女が馬乗りになって腰を振っている。さほど過激じゃない、どころかメチャ過激やんけ。間もなく目の前の2人のもとヘ違うカップル同士が近づいてきた、何やらヒソヒソと話している。ここで「知り合いやろか」なんて思った私は相当メデたい。両カップルが各々の席に戻ったと思いきや、女が入れ替わっていたのだ。これや、これがカップル喫茶や。
一方、私たち夫婦はイチャつくだけ。年齢層もノリも違うし、だいいち私自身、妻との約束で他の女には手を出せない、というか興味がない。何とか妻をプレイに参加させたいのだが、どうしたら‥。
そんな膠着状態に変化が訪れたのは、入店後1時間ほど経ったころ。斜め向かいの席に感じの良さそうなカップルが入ってきたのだ。見たところ、男はサラリーマン風で30代半ば、OL っぱい女の方は20代後半か。店の中では唯一、年齢もノリも近いカップルである。妻を触ってもらうには、彼しかあるまい。
「なあ、そっちのカップルの男の人、イヤやないか?」
「うん、別にいいよ」
妻のOKを取りつけた後で、おずおずと彼らの元へ近づく。
「座ってええですか?」
「ど―ぞ、ど―ぞ」妻を男のそばに座らせる。と、途端に相手が妻の大股へ手を延ばし、乳房に舌を這わせてきた。よし、期待どおりの展開だ。
「アッ、ア〜ッ」
妻がヨガリ声を上げ始めた。その反応から見て、場を盛り上げるための演技ではなさそうだ。いつのまにか妻の上半身を後ろから支えている私のムスコもギンギン。ただ1人だけ、男の彼女だけが横で目を丸くしながら事態を見守っている。ゴメン、アンタには手を出されへんねん。妻の股に顔を埋めていた男が、バンツを脱ぎながら呟いた。カツプル喫茶での体験以来、私と妻のスケベ根性は一気に開花していく。以下、2人して実践した″プレイ″を幾つか紹介しよう。
●野外
人気の少ない公園や道ばたでミニスカートをたくしあげたりバストをチラッと見せているところをカメラでバシバシ撮りまくる。別段、珍しくもないが、実際にやってみると撮影中のスリルが応え
られない。
まず、妻がピザ屋に注文の電話をかけた後、玄関ドアに「子供が寝ていますので、チャイムは鳴らさないでください。カギは開いています」と貼り紙をセット。私は奥の部屋に隠れてビデオカメラを回し、妻にパンチラが少し見えるような角度でソフアに横たわらせる。要は店員が玄関を開けると、2メートル先で居眠りしている妻の下半身が日に入ってくる格好だ。電話をして約30分後、玄関のドアが開いた。
「菅原さ―ん、菅原さ―ん」
20代前半とおぼしきピザ屋のニイチャンは、何度も寝ている妻に呼びかけ、同時にピザの箱を指でパンパン叩いた(結構デカイ音がする。マニュアルに記載されているようだ)。
もちろん、妻は起きはしない。さて、どないするニイチャン。上がって来てもかまへんねんで。しかし、結局彼は目を覚まさない妻にあきらめたのか、玄関の上がり口にピザを置き、そのまま帰ってしまう。これじや面白くも何ともない。そう思うでしょ。ところが、この一部始終を撮影したビデオ後
で見てみると、
「ほらほら、見てる見てる。ニイチャン、日泳いでるやん」
必死に妻を起こそうとしつつも、日だけはもうミニスカにクギ付け。
マジメそうな顔でジーッと見ているその視線に、私たち夫婦は腹が痛くなるほど笑い転げた。ただ、しょせんイタズラはイタズラである。いくら世の男どもに妻のパンチラや胸チラをサービスしてやっても、カップル喫茶で覚えた興奮にはとうてい及ばない。私は改めて考えた。
〈誰かにウチの妻を抱かせてやれないものか〉
カップル喫茶にも一度行こうという気にはなれない。相手の女の世話をするのはゴメンこうむりたい。かといって、男1対女2の3Pを端から見るのもシャクだし、さすがの妻もそれは嫌がるだろう。何かいい手はないか。
〈せや、アイツがおるやんけ!〉
思案する私に、その男の名が浮かんだのは、ある意味、必然だったのかもしれない。ミノルである。妻と何度か密会してセックスしていたうかんむりのミノルはもう完全に連絡を切っていたが、もう1人の、つまリインターネットの『ご近所さんを探せ』で知り合った″のぎへんのミノル″と妻はまだメールをやりとりしている。アイツを誘いこんだら、オモロイことになるんちゃうやろか。さっそく、私は妻に提案した。
「オマエ、稔さんどやねん?」
「え―、もしかしてアンター」
「だから、オレがOKしたらエツチできるかどないやねん」
「う―ん。…別にできないタイプではないけど」
「よっしゃ、ほんなら決まりや。今度の金曜の夜に稔さん呼べや。オレはオマエらがエツチしてんの
を隠れて見てるから」
「うん、その後エッチしてくれるんやったらいいよ。でも、見つかっても知らんで」
というわけで、稔にメールを送らせる。
〈シャワー浴びてきてね。金曜の夜はダンナも出張だし〉
〈スキンは忘れないでネ〉
こんなベタな文面でも、ついマジに取ってしまうのが男の性。案の定、ヤツは3コくらい持ってくで(笑》とノリノリの返事をよこしてきた。
よしよし、しつかり妻を喜ばせ、オレを興奮させてくれや。
当日、金曜の夜。会社を定時で切り上げ、6時前に帰宅した私は、急いで準備に取りかかった。
まずは自分のノゾキ部屋となる押入の荷物を取り出し、まとめて奥の部屋へ。さらにテレビやパソコン台の位置をずらして、ソフアを押入の正面に持ってくる。問題は、押入のノゾキ穴だ。少し開けたくらいではどうしても目玉が浮いてしまいバレバレ。そこで隙間部分に黒い布を張り、日の位置に直径1 ・5センチほどの穴を開けてみた。これでどうだ。外から覗いてもまつたくわからないではないか。

パンチラや他人のエッチが覗ける意外な場所

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