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芦屋の貴婦人マダム・令嬢を寝取る

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世の中、相変わらず不景気だ。当然エッチの世界にもその影響はある。安く遊べる風俗が増えたり、素人の女もバブルのころのようにイタメシだの高級ホテルだの言わなくなったのもそれがためだろう。これは確かにいいことなんだが、なんか貧乏くさくないか。ライターと言ったのは、取材という名目で今後の展開がしやすいと思ったからだ。しかし、こんなメールで本当に反応はあるんだろうか。正直あまり期待していなかったところ、なんと2,3日のうちに、6件のメールが返ってきた。残念ながら全員独身のようだが、貴婦人でなくとも令嬢(たぶん)ではある。アプローチしない手はない。俺は6人に改めて次のようなメールを出した。
「今度、芦屋、田圃調布のマダム対決の記事を企画してます。お金持ちのマダムがよく行く場所等教
えて!近々芦屋に取材にも行くんでよかったら会いません?案内してくれたらうれしいな。携帯は090…」結果、会おうといってきた.はいなかったものの、数人とは情報をもらったり、メールのやりとりをするようになった。しかし貴婦人とヤルという目的達成のためにはこんな悠長なことをやってるワケにはいかない。やはり直接的な行動に移させねば。じゃあダ女シーに乗る前に駅で声をかければいいじゃないか。まずは改札でてくる女性をチェック。さずが芦屋、上品な奥様っぽい女性の比率はかなり高い。当然、六麓荘に住んでる人かどうかはわからないが、この際だ。金持ちそうで上品な女性にどんどん声をかけてみよう。店内に入ってみると、確かに輸入品等の高級食材は多いものの、スーパーである。客層も金持ち風ばかりではなさそうだ。こりゃダメかと外に出る。が、スーパーの駐車場はさすが芦屋。ベンツ、BMWなどの高級車がたくさん止まっている。
そのとき、「Iスーパー」の袋を持った女性が近づいてきた。茶系のセーターにやや短めのタイトスカート。ペニスを挿入したら訳のわからんことを叫びだした。やはり、この方、かなりの淫乱マダムのようだ。こんなチャンスはめったにない。もっとイジめてやるぞ。
「SMプレイやったことある?」俺には別にSの気はないのだが、そのときたまたま、以前バッイチのM女に「縛って」と順まれ使った紐をまだ持っていた。これで淫乱貴婦人を縛ったらできるに違いない。
「タオルで手を縛ったりとかはしたことあるけど…」
彼女を赤い紐で縛り上げ、ハンカチで目隠し。そのまましばらく指で苛めた後、バックから挿入す
ると、案の定、京子さんは前にも増してイキまくる。結局、俺が射精するまでに5回以上イッたのではなかろうか。
「いつつも、そんなにイキまくるの?」
「今、ちょうどエッチというか、感じやすい時期やねん。普段は全然こんな感じじゃないんですよ」
「いやぁ、それにしてもスゴイわ。」

自殺サイトで金持ち令嬢と出会い貢ぎ続けてもらったサクセスストーリー

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僕が自分の人生に疑問を持つようになったのは、いつのころだろう。思えばあれは3年前、22才のときだったかもしれない。もともと僕には〝夢〞があった。あまり人にも言ったことはないのだが、純文学作家を目指していたのである。新人賞に応募したことも多々あった。ところが結果はことごとく落選だった。それも一次すら通過しない有様だ。もしや自分には才能がないのだろうか。だとすれば、夢を実現するために、親の反対を押し切って、東京の片隅のボロアパートでわざわざ1人暮らしをしている意味すらわからなくなってくる。かといって今さら実家に帰るなんてみっともないマネはできるわけもない。年齢的にいってももう後戻りできないのだ。そこへバイト先の居酒屋でのイジメが加わった。この居酒屋は、夫婦2人でやっている小さな店だ。それまでは何かと気に掛けてもらっていたし、嫌われた様子もなかった。なのに突然に、店主のオッサンが僕を目の敵にしはじめたのである。あるときなど、僕の髪の毛を引っ張ってすごむのだ。
「なんだよ、おい。その長い髪の毛はよぉ」
「は、はあ」
「客商売なんだからよぉ。もっと短くしろよ。明日から坊主にしてこい、坊主に」
「……」
他にも、客からもらったチップを取り上げられたり、服装がダラないと頭を叩かれたり、1週間続けて同じまかない(イワシの塩焼き)を喰わされたり…。明らかに煙たがられていた。なぜ急にこうなったのか。何か悪いことをしたというのか。自分でも、こんなことで死にたいなんてオカシイと思う。でも、当の僕は真剣なのである。小説の才能もなく、社会に適合すらできない自分に生きる価値なんてあるのだろうか。どんどんマイナス思考になってくる。いたたまれなくなった僕は、店を辞めた。ただ漠然と自ら命を絶つことを考えながら。
 電車の飛び込み自殺は?
 腕を切ったらどうだ。
 睡眠薬を大量に飲んでみては?
 あれこれ想像してみたけれど、
どれもピンと来なかった。やり方もわからなかったし、どこで実行するかもわからない。
 ヒントを求めて、携帯でネットサーフするうち、自殺サイトにたどり着いた。自殺したい人間たち
が、一つところに集い、お互いの願望や近況をしゃべる場所だ。おそるおそる中を覗いてみる。
〈どなたか一緒に死んでくれる方いませんか。場所、方法は相談しましょう。こちらのメールアドレスは…〉
〈死ぬことに決めました。ご一緒できる方がいましたら、連絡をください〉
〈私は自分を消します。お付き合いいただける方は……〉
この人たち本気なんだろうか。僕は30代の男性の書き込みに連絡を取ってみた。
〈初めまして。僕も死のうと思っている者です。一緒に死ぬにはどうすればいいでしょう?〉
 半信半疑だったのだが、本当にメールが返ってきた。
〈当方、練炭自殺を考えています。決行日は今週木曜。場所は富士の樹海に行く予定です〉
 まるでドラマの世界のような話だ。
〈どんな方がいるんですか?〉
〈プライバシーは明かせませんが現状3人です。あなたを入れれば4人になります〉
 このあたりで、やりとりを止めた。やっぱり誰かと一緒に死ぬなんて、文学青年の流儀に反する気がしたのだ。死ぬなら一人。僕は孤独に死ぬ。そのために必要なのは、こんな連中とのなれ合いじゃなく、体の中から生まれてくるほんの些細な勇気だ。そんなある日、1人の女性と自殺サイト内で知り合った。僕が載せていたメッセージ(日常の雑感みたいなもの)に、彼女が連絡をよこしてきたのだ。ハンドルネームはトモミ。僕より1才年下の21才であること以外、詳しいことはよくわからない。〈こんにちわ。私も自殺を考えてる者です。あなたはなぜ死のうなんて思ったんですか?〉
 少し考え、返信を送る。
〈なんて言えばいいのか、ちょっと難しいです。自分なりの理由はあるけど、たぶんそれを話しても、理解してもらえないと思うし〉
〈そうですよね。そういうのって私もよくわかります〉
〈トモミさんは、どうして自殺したいんですか?〉
〈私の理由は…自分のことがイヤなんだよね。世の中もあんまり好きじゃないし〉
抽象的なやりとりを続けること1週間、彼女が〈会いませんか?〉と誘ってきた。理由はよくわらない。聞かないのが礼儀のような気もした。ただ、会いたい気持ちは僕にもあった。下心などではなく、純粋に同じ境遇のコとしゃべりたかったのだ。数日後の夜、待ち合わせの新宿アルタ前へ。携帯で連絡を取り合うと、向こうから声かけてきた。
「ヨシキさん、ですよね?」
振り向いた瞬間、少し驚いた。ジーンズにお下げ髪というやぼったい格好ながら、井上真央のような美人なのだ。まさかこんな子が自殺なんて。つぼ八に移動してビールを飲んだ。最初は緊張していたトモミも、ぼつりぼつりと自分のことを話し始めた。
「私ね、ガゼットってバンドが好きなんだよね」
「へー、そうなんだ」
「歌詞が最高なんだ」
彼女はその耽美系バンドのおっかけをやっていて、歌の内容にずいぶん救われたのだと言う。
「幸福の科学に入ったこともあるよ。すぐ脱会したけど」
「なんで?」
「アブなそうなことが起きるかなって。何もなかったけど」
「……」
かなり変わった女のコのようだ。自殺願望を持つくらいだし、やはりどこか人と違った部分があると
いうことなのだろう。こんな調子で飲むこと数時間、店を出たところで、彼女が僕のことを引き留めた。「ねえ、どこか行こうよ」なんとなく感じていた。このまま帰るのは寂しいんだろう。僕も彼女と同じ気持ちだった。僕たちは流されるように、歌舞伎町のホテルに入った。トモミとの関係は一回で終わるものだと思っていた。一時、傷をナメあっただけ。先なんてあるわけない。ところが彼女は次の日もまた次の日も電話をかけてきた。好意を持たれていることぐらい鈍感な僕でもわかる。後日、新宿の喫茶店で再会すると、当然のように「付き合って欲しい」と申し込まれた。
「いいでしょ」
「うん」
まさかこんなカワイイ子と付き合えるなんて。夢のようだ。僕は自殺のことなどすっかり忘れて舞い上がってしまった。それにしてもどうして彼女はこんなアプローチをしてきたのだろう。死にたかったんじゃなかったのか。セックスだけならともかく、恋愛なんてしたくなる精神状態じゃなかろうに。僕の存在が彼女を救った?まさかとは思うけど、そう考えるよりない。死にたかった僕が、死にたかった彼女の気持ちを変えたのだ。付き合い記念の初デートに、トモミは映画を選んだ。
「じゃあ、映画行こうよ。『蛇にピアス』見たいんだ」 
「…あ、うん、ワリカンでもいいかな」
前回のつぼ八とラブホ代はなんとかしたけど、無職の身としては映画なんて贅沢なデートはできればしたくない。
「そんなの私が出すよ」
「え?でも悪いよ」「平気平気。お金なら心配しなくていいから」
「…じゃあ」
驚きはここからだった。喫茶店代、映画代を当然のように出してくれた彼女は、その後、
「私が奢るよ」と高級焼き肉屋の叙々苑に連れて行ってくれたのだ。メニューをパラパラめくりながら、彼女は店員に注文する。
「この特選カルビね。この特選タン塩も。あと、特選ロースと、特選シャトーブリアン。えっと、他はこの赤ワインと……」
特選、特選、特選…。いったいいくらなんだとメニューを覗いた途端、血の気が引いた。ぜんぶ5千円オーバーじゃん!どれもこれも、かつて食ったことのない旨さだった。この子、なんでこんなに金持ってんの?
「実家に住んでるんだけど、巾着袋にお札が入ってて、自由に使っていいの」
 巾着袋に札が?500円玉貯金とかじゃなくて万札が?いったいどういう家なんだ。ひと月もしないうちに、彼女から自宅に遊びに来ないかと誘われた。両親に紹介したいのだという。場所は、田園調布。金持ちしか住んでいない、あの田園調布だ。駅まで迎えにきてくれた彼女に付いて横を歩く。はい、ここでーすと着いた先は、三階建ての洋館だった。ちょっとしたお城みたいなたたずまいだ。庭もアホみたいに広い。驚きは家に入ってからも続く。30畳はあろうかというリビングにまばゆいばかりのシャンデリア。並ぶのは高そうなアンティークの家具ばかりだ。そして例の〝札入り巾着〞も、ブランデーが並ぶ棚の下に置いてあった。これを掴み取りしていいわけ?
「うん、いいよ。ヨシ君も少し持ってく?」
しばらくリビングにいるうちに、品の良さそうなお父さんとお母さんが現れた。お互いぎこちなく挨拶を済ませたところで、お母さんが言う。
「じゃあ、ご飯にしましょうか」
そのメニューがまたすごかった。まず前菜。松茸がザルに山もりになっていて、それを各人が自分の七輪で好きなだけ焼いて食うのだ。続いて、お母さんお手製のイタリア料理、さらに近所の高級寿司屋から取った特上にぎり、酒はピンクのドンペリ。バランスはめちゃくちゃだけど、とにかくどれもウマイのなんの!おそるおそるお父さんに聞いてみた。
「あの、お仕事は何をされてるんですか?」
「開業医ですね。他にもアパート経営をしてますが」くぅ〜、医者とアパート経営って、ダブルで儲けてんのか。そりゃ巾着袋にカネ放り込むわ。食後、トモミが言う。
「今日は泊まるんでしょ? 親と一緒ってのもナンだし、別宅に行こうよ」
「別宅?」
「この近くにもう一つ家があるの。来客用だけどね」
 別宅は庭付きの一軒家(4LDK)だった。ダブルベッドやパソコンなど、一般的な生活必需品はすべて完備され、とても来客用とは思えない豪華さだ。何不自由ない生活を送っている彼女が、なぜ死にたいなんて思ったのか。なぜ幸福の科学や自殺サイトに顔を出したのか。あの出会いを振り返るのがタブーのようになってしまった以上、本人に聞くことはできないが、僕なりの推察はある。彼女の自殺願望の元は、あの両親だ。この家庭の、ただ一方的に金やモノを与えるだけの教育は、娘をペットとして扱っている。そこに彼女は疎外感を感じたのではないだろうか。物質的に恵まれていても、人は死を想うのだ。貧乏人にはピンとこない精神構造だけれど。
 さて、あの田園調布の一夜以降、僕は週末になる度、お屋敷へ遊びに行くことになった。トモミと違い、僕にとってあのご両親は、純粋にありがたい存在だ。別宅の家電、家具はほぼ一新された。彼女いわく「ヨシ君のために買い換えたの」。親も娘も狂ってる。貢ぎ物もハンパなかった。タグホイヤーの時計(11万相当)やヴィトンのバック(20万相当)、ポールスミスのスーツなど、頼んでもいないのにプレゼントが贈られ、誕生日にはいきなりボロアパートにお父さんがやってきて、馬鹿でかいマックのデスクトップ(約20万円)と机(約5万円)を置いていった。極めつけは車だ。当時、本宅のガレージには、真っ赤なフェラーリのテスタロッサが止まっていた(他にボルボとベンツあり)。お父さんのものである。ところが、このフェラーリを乗ってる気配がない。なぜかと尋ねたところ、お父さん、2、3回、乗っただけですぐ飽きてしまったんだそうな。
「フェラーリってエンストが多くて、運転が難しいんだって。それに走ってると、注目されるから、恥ずかしいみたい」
「ふ〜ん」
「免許持ってるんだよね?よかったらあげようか?」
「ははは、ありがと」
 てっきり冗談かと思ったら、後日、お父さんが僕の目の前にキーを差し出した。
「どうぞ。遊ばせとくのはもったいないから、乗ってくれるならありがたいくらいだし」
「でも…」
「気にしないで。欲しくなったらいつでも言ってよね」もともと精神のバランスが崩れていた彼女は、僕に貢ぐことで自身の価値を見いだし、親もまた、その方法しか心を表わす術を知らないかのように、娘のカレシに物品を与えつづけた。こんな一家と接点を持てたのも、自殺サイトという狂った場所だったからこそだろうと、今にして僕は思う。彼女と付き合った期間は2年。貢ぎモノの額は優に2500万円を越える。
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