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「見られちゃう」グダを崩すにはカラオケ館の〝ファーストクラスルーム〟
1年365日、全国各地のカラオケボックスで発生していると思われるトラブルがある。個室で手を出そうとしたけど、「ドアの窓から見られちゃうよ」と拒絶されるアレだ。お教えしよう。カラ館にはだいたいどこの店舗にも、〝ファーストクラスルーム〟と呼ばれる大部屋がある(通常料金プラス400円)。かなり広いので、入り口の窓からは部屋の隅々まで見渡すことはできない。漫画のような感じで。いいでしょ?
上も下も空いてないから堂々と手を出せる完全個室のマンガ喫茶
一般的なマンガ喫茶は上が空いていたりドアの足下から廊下が見えたりで、安心していちゃつけないのですが、全国各地にあるこのチェーンには完全個室があるので堂々と手を出せます。店舗によって「シアタールーム」「グループフラットシート」「ファミリールーム」など、呼び方は様々で、また小さい店舗によってはこれらの部屋がない場合もありますので、地元のアプレシオを調べてみてください。
「ホテル行こう」というストレートな誘いを断るコには他の名目で誘うのがよい、なんてのはそこらへんの雑誌を開けばどこでも書かれている話ですが、このラブホテルはまさにその「名目」がつくりやすいです。このラブホテルは全国各地にあって、店によってその設備は様々です。たとえば私が利用する福岡のココナッツは一階にバーが入っているので、「なんかさ、バーのあるラブホがあるんだって。バーだけでも覗いてかない?」なんて言いながら誘い込めるわけです。他の地域では無料でスイーツが食べられるところもあったりと、誘い込む名目づくりには困らないでしょう。またどこも外観は、まるでなんとかランドのようなジャングルみたいな雰囲気になっているので、ちょっと見に行くだけ行ってみようと誘うのもいいでしょう。
たとえば県境の峠道。あるいは町外れのうら寂れた国道沿い。そんな田舎道を車で走るとき、必ずといっていいほど目に付くのが、我々の心の憩い場、ラブホテルだ。それも1軒だけじゃない。現れて
は消え、また現れては消えを繰り返すのが、おそらく全国共通のパターンだろう。狙いをつけた女に一発ブチこみたいとき、わざとこういったラブホ街道を走るのもひとつの手である。むろん無言ではいけない。気まずい空気が流れてしまう。話の流れをあらかじめ決めておいたほうがいいだろう。
「この辺りはホント、ラブホテル多いよねぇ。あ、まただ。ほら反対側も」
まずはこんな台詞をしばらく続け、ラブホという単語を出すことがヤラシクない空気を作る。そして、「ラブホ行ったことある? おもしろい部屋とかあった?」
と、女にもラブホの思い出を語らせる。答えは「ない」でもかまわない。それまでシモの会話すらしてこなかった二人が、軽い雰囲気で過去のセクシャルな体験を語ったという事実だけでOKだ。ラブホ街道が便利なのは、話題が転じようとしても、また看板をきっかけにラブホ談議に持ち込めることだ。「あ、ホテルニューヨークだって。どこがニューヨークなんだよ」とかなんとか言いながら、とにかく話題をラブホ一色に染め上げる。そして唐突に、
「あれ、あそこ、なんか変わってるね。おもしろそう」
とハンドルを強引に切ってしまおう。
「えっ、何よ、どうしたの?」
「いいからいいから、ほら、ちょっと見ていこうよ」
駐車場に停めてしまえば、後はどうとでもなるものだ。