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タグ:体験記

  • 2019/10/05素人エロ画像

    温泉の季節です。遠路はるばる混浴を目指す男性も多いことでしょう。しかしせっかく男女が同じお湯に浸かっても、首から上しか見えないようでは意味がないと言うかなんと言うか…。ならば潜ってしまえ。湯舟の中はこんなふうになってるんですね。全国各地の混浴温泉で並ん立ちバックイベントの様子は漫画のとおりだ。遊ぶためには、管理人に参加したい旨のメールを送るのだが、とにかく混浴、乱交に関する熱い思いをぶつけるのが大...

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  • 2019/08/14突撃リポート

    混浴温泉に出没するノゾキ男のことを“ワニ”と呼ぶ。湯船に浸かって女性客を待ち続ける姿からついた異名だが、実際には彼らは単にじーっと待機してるわけではなく、時間帯によって待ち方を変えている。かしこいワニのやり方とは?混浴温泉にのぞき目的で行ったことはないだろうか。今、最もお勧めの混浴と言えば、やはり岡山県の湯原温泉の「砂湯」だろう。温泉街の無料の公共露天風呂は近郊の旅館からふらっと入りにくる女性客が多...

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  • 2019/08/12突撃リポート

    裏モノ読者のみなさん、はじめまして。明石マイと申します。都内でOLをやっている25才。よろしくお願いしまーす!実は私、裏モノJAPANの読者で、今年4月の下旬、裏モノレディーに出たくって編集部に電話したんです。そしたら、応対してくれた編集さんがいきなり…。「つかぬことを聞きますけど、明石さんってハプニングバーに行ったことあります?」そういえばあのコーナーに登場する女の人ってみんなディープなエロ体験を...

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  • 2019/06/05裏風俗・風俗体験談

    みなさんはカップルで行けるフーゾクをご存知だろうか力ップル喫茶やスワップパーティじゃない、サービスを受けられる店素人乱交や相互鑑賞ならともく、レズのテクを2人して堪能できるチャンスなどそうそうあるもんじやい。いったいどんなプレイで楽しまてもらえるのか一度試してみアカンでしよ。「大丈夫よ、心配しないでね」ベッドに横たわったトモミにヘルス嬢さんが舌を絡めていく。最初こそ、「こそばゆい」とケラケラ笑って...

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  • 2019/05/19突撃リポート

    ずっと酒を飲み続けている。全身がしびれたようになって、頭がボオッとして、今日が何日だか、いま何時だか、わからない。起きあがる気力もなく、布団の中で垂れ流す。さすがに便意を催したときだけはトイレに行くが、便は出ず、何か水っぽいものが出るだけ。布団の横に広げた新聞紙には、かなりのゲ口を吐いている。一升瓶の日本酒をワンカップの瓶に移し替えて飲んでいたが、また空になった。面倒くさいが仕方なしに立ち上がる。...

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  • 2019/01/14お金の話

            居酒屋の大手チェーン『和民』が話題になった。26才の女性社員が100時間近い残業を強いられた挙げ句、入社2カ月で自殺したという〝事件〞が報道されたのだ。当然のようにネット上では、『ブラック企業』との批判が相次いだ。が、こうした会社は決して珍しい存在ではない。山田泰介氏(仮名、20代)は、全国に500店舗以上を展開する、大手の激安中華料理レストランチェーン...

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  • 2018/10/05突撃リポート

    野球自体には興味がないが、前から気になっていたのだ。近ごろ増えているらしい『カープ女子』のことが。優勝とならば、当然、広島の町では彼女らが大騒ぎだろう。「おめでとー!」と声をかければ、いくらでも仲良くなれるはず。絶好のナンパチャンスではないか。ただ、無策ではダメだ。おそらくオレと同じようなことを考えて現地入りする男がたくさんいるに違いない。出し抜くためには目立たねば。得意の変装でカープ選手のソック...

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  • 2018/04/15ハッテン場ゲイ同性愛

    ゲイの集まるハッテン場・上野オークラ劇場に突入してみた。ポルノ映画館というところは、単にエロ映画を観るためだけの場所ではなく、昔からゲイ連中のハッテン場としても機能している。トビラを開けて新顔のオカマが出現した。暗くてハッキリ見えないが女装してる。東京・上野にあるポルノ映画館「オークラ劇場」だ。周知のことだろうが、ポルノ映画館というところは、単にエロ映画を観るためだけの場所ではなく、昔からゲイ連中...

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若い女子大生OLがワンサカ混浴温泉体験記|エロ画像

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温泉の季節です。遠路はるばる混浴を目指す男性も多いことでしょう。しかしせっかく男女が同じお湯に浸かっても、首から上しか見えないようでは意味がないと言うかなんと言うか…。ならば潜ってしまえ。湯舟の中はこんなふうになってるんですね。
全国各地の混浴温泉で並ん立ちバック
イベントの様子は漫画のとおりだ。遊ぶためには、管理人に参加したい旨のメールを送るのだが、とにかく混浴、乱交に関する熱い思いをぶつけるのが大事だ。女性を同伴できるとアピール(ウソでかまわない)をすれば入会の許可がおりやすい。常連には毎回3人の女性を連れてくる猛者もいて、いつ参加しても刺激的だ
混浴温泉で女を他人に見せつけて湯上りプレイを楽しもう
交通費を払えば混浴温泉まで来てくれる業者がある
湯上りプレイを楽しもう

美女天国の混浴・岡山の湯原温泉に行ってみた|過激エロスポット体験談

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混浴温泉に出没するノゾキ男のことを“ワニ”と呼ぶ。湯船に浸かって女性客を待ち続ける姿からついた異名だが、実際には彼らは単にじーっと待機してるわけではなく、時間帯によって待ち方を変えている。かしこいワニのやり方とは?
混浴温泉にのぞき目的で行ったことはないだろうか。今、最もお勧めの混浴と言えば、やはり岡山県の湯原温泉の「砂湯」だろう。温泉街の無料の公共露天風呂は近郊の旅館からふらっと入りにくる女性客が多い。混浴温泉のカップル客なんてのは、男が強引に誘ってきたケースばかりだ。
さまざまな嬉しいハプニングが起きる混浴温泉ぜひ出かけてみて下さい。
岡山県の湯原温泉の「砂湯」体験談
男女が「混」ざるからこそ混浴のはずなのに、全国どこの混浴も男だらけなのが悲しい実情だ。女性客が入ってくるのをひたすら待ち続けるオッサンばかり。男湯よりもかえってムサ苦しいほどだ。
しかし湯原温泉・砂湯は、他とやや一線を画すらしい。温泉評論家や愛好家によって作成された「露天風呂番付」でみごと西の横綱に輝いた
ため、女性客の姿が多く、おまけに水着不可、タオルは一枚までなんて都合のいいルールも存在しているため、湯煙の向こうに柔肌がたんまり見えるのだ。
東の横綱・宝川温泉は以前に制覇したオレ。当然こっちも行くしかないっしょ!2月初旬。中国勝山駅からバスに乗りこみ現地へと向かう。山道に入ったとたん景色へと変わっていった。なん泉の一帯はマイナス4度なしい寒さらしい。こんなんるのか?不安がよぎる。バスを降りて5分、雪にれながらもようやく湯原温泉・砂湯に到着した。あのさきにあるのが脱衣所か。
服を脱ぎながら温泉を見うやら混浴は3つあるよう タタミ10畳ほどの広さの「長寿の湯」、その隣に20畳ほどの「その奥がいちばん広い「子およそ30畳くらいか。すべ無料で入れるのはありがた が、気持ちよさそうに浸るのは、数人の単独男性だんかウワサと違うんだけどまだ昼の2時だから、本チれからか。1時間ほど浸かっても状況は変わらなかった。すげー不安だ。そこのオジサンに話しかけてみるか。
「いつもお客さんってこのくらいなんですか?」
「う〜ん、夕方からはもっと増えてくるよ」
近くの旅館はほとんどチェックインが夕方なので、そこから人が増えてくるのだと。考えてみればあたりまえか。
「兄ちゃん、女、見にきたんか?」
「えっ?まあ…」
オジサンはニヤニヤしながら肩をこづいてくる。どうやら目的は一緒みたいだ。
「ワシは地元の人間やからよく来るんやけど、夜中でも客はおるから来たらええよ」
なんとも心強いお言葉。期待が膨らみます!6時を過ぎたころに再び温泉に向かうと、さっそく楽しげな声が聞こえてきた。キャッキャと騒いでる黄色い声だ。
急いで服を脱ぎ「長寿の湯」に入るとその主がわかった。女の子がお父さんとお兄ちゃんとで楽しそうに泳いでいる。…なんだ。残念だけどそっちは興味がないんだよな。落ちついて周りを観察する。客は全部で20人くらいだろうか。なにしろ湯煙がすごいので男女の区別ができない。かたっぱしに接近するしかないだろう。美人の湯に入ってそろそろと移動するとまもなくカップルを発見した。二人とも30代前半だろうか。美男美女だ。注目すべきは彼女の胸元だ。ときおり上半身が湯から出てくるのだが、タオルの上からもわかる巨乳ちゃんだ。Eカップくらいか? きっちりとタオルを巻いているので谷間までは見えないけど、オレの股間を元気にするには充分のインパクトである。少し離れたところにもイケメン&ぽっちゃりのカップルがいたが、すぐに出ていってしまった。ムチムチした体に張りつくタオルを眺めながらオレは「子宝の湯」に移動した。
なぜかやたらと単独男性が多い。理由は単純だった。30代前半の女性2人組が楽しそうにおしゃべりをしているのだ。一人はガリガリのロングヘアーでもういっぽうは磯野貴理に似た感じ。男たちはときおり視線をやりながら適当な距離をおいて周りを囲んでいる。しばらく二人を観察するうちに、ついにハプニングが。二人が湯船から出ようと岩場に足をあげた瞬間、磯野のタオルのすきまからマン毛が見えたのだ。彼女もそれに気づいたのか恥ずかしそうに笑ってスタスタと去っていく。残された男たちは皆ニンマリだ。8時過ぎ、ついに待望の女子グループがやってきた。3人組で、しかも若い!大学生ってとこか?やっぱり肌のツヤが違いますなぁ。湯をはじきまくってますなぁ。
彼女らに引き寄せられるように、「美人の湯」が男でいっぱいになっていく。 チラチラと谷間が見えたり下がってくるタオルを直しているのがいい眺めだ。「けっこう熱いねぇ」なんていいながら顔をあおぐたびに腋チラも披露してくれるので見ていて飽きない。
「あの子らええなぁ」
振りかえると昼間の常連オジサンがすぐ後ろにいた。
「兄ちゃんしっかり見とけよ。いいシーンが見れると思うわ」
「どういうことですか?」
「なんとなくや」
なんとなくか。なんだそのテキトーな予想は。しかし、驚くことにその予想は的中する。ショートカットの子が岩場に座ったとき、股間がガバっと開いたのだ。チラ…なんてもんじゃない。ずっと開いてる。気づいてない!30秒ほどだろうか、再び湯につかるまで股間はおっぴろげのままだった。ワレメまでは確認できないが、ワカメはしっかり目に焼きついた。
おまけに3人同時にお湯からあがろうとするとき、タオルがずれておケツがプリン!
「やっぱりな。ちゃんと脳裏に焼きつけとけよ」
地元のオジサン、恐るべし。
いったん退散して深夜0時ごろにまた温泉へ。さすがに客は少ないが、いたいたカップルがいるじゃないか。男性のそばで落ちつかない様子の女性がキョロキョロとしている。長澤まさみに似たエライべっぴんさんだ。横目でその様子をみまもること10分、いきなり女がタオルを巻いたまま立ち上がった。なにをするでもなく立ったままだ。他の単独男性とともに息を飲んでいると、女はタオルの胸元に手をやる。え、なになに?
そのままバサっとタオルはほどかれ、全身が露わになった。マジかよ!ほどよいサイズの胸に少し黒ずんだ乳首、濃い目の陰毛まですべてをこちらに披露してくれている。
彼女はその場でくるっと回って再び湯につかった。まるでストリッパーのように。
なんてサービスなんだ。ありがたすぎるぜ。おっと、彼氏のほうは湯船に横になって勃起したチンコをシゴいてやがる。オンナを自慢して興奮するってやつか。こんな露出プレイもあるんだな。
深夜1時を過ぎたころ、男女3人組がやってくるのが見えた。男ひとりに女が二人。全員20代後半だろうか、女2人はしっかりタオルを巻いている。どういう関係なのか。とにかくうらやましい男だ。
男は湯に浸かり、女性二人は岩場に座った。なんだなんだ?まるでギャラリーに見せびらかすように、女は同時にタオルをずり下げた。おっぱいがポロンとお目見えする。なんだろう、このフランクなノリは。ついでにオバチャンたちの谷間もごっつぁんだ。

素人OLがハプニングバーで他人棒の性欲処理の道具になった体験記

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裏モノ読者のみなさん、はじめまして。明石マイと申します。都内でOLをやっている25才。よろしくお願いしまーす!
実は私、裏モノJAPANの読者で、今年4月の下旬、裏モノレディーに出たくって編集部に電話したんです。そしたら、応対してくれた編集さんがいきなり…。
「つかぬことを聞きますけど、明石さんってハプニングバーに行ったことあります?」
そういえばあのコーナーに登場する女の人ってみんなディープなエロ体験をしてるし、やっぱりそんな経験がないと出られないのかな。
「いえ、そういった経験はありません。一応、興味がないことはないんですけど…」
「え、興味はあるってこと?」
 なんだろ、この食いつきは。
「明石さん、ハプバーに行って、その体験をリポートしてみませんか?実はちょうど今、そういう人を探してたところでして」
あの、そんなことを急に言われても困るんですけど。てか、裏モノレディーの件は?
「裏モノレディーもいいけど、ハプバーの体験記を書く方が10倍楽しいと思うんですよ。店には僕も
同行するので、アブナイ目には絶対合わせません。だから、ね? ね? お願いしますよ〜」
 うわ、圧が強い。強すぎるよ…。
「ね、明石さん、お願い!」
「…あ、じゃ、まあ、はい」
 ということで、私、人生初のハプバーへ潜入することになっちゃたのでした。
週末、夜9時。担当編集のフジツカさんと都内某所で待ち合わせ。ああ、もう後には戻れないんだろうな。裏モノレディーに応募してくる女性は、容姿に自信のあるタイプが多い。その例にもれず、当日現れたのは、元AKBぱるるにそっくりのEカップさんだった。
 こんな子をハプバーなんかに連れて行けば、スケベどもの餌食になるのは目に見えている。うーむ、楽しみだ!
やがてお店に到着。受付を済ませてなかへ入ると、パンティが丸見えになった超ミニスカの女性スタッフが待ち構えてました。彼女が店内を案内してくれるそうです。
まず向かったのは、地下のバースペース。すでにたくさんのお客さんが入っていて、カウンターにはメイドのコスプレをした男の人が4、5人、談笑しながらお酒を飲んでいます。さらにその奧のフロアスペースでは何やら楽しそうな声を上げている2組のカップルが。何をしてるんだろう。
ジッと目を凝らした途端、心臓がドキドキしちゃいました。男性が下着姿の女性の股間に電マを当てていて、その様子を別のカップルがキャーキャー騒ぎながら観察しているのです。電マを当てられている女性も、すっごくいやらしい声で悶えてるし。
 薄々わかっていたけど、ハプバーって本当に自由なところなんですね。普通に怖くなってきました。
 続いて2階のフロアへ(1階は更衣室と受付だけ)。ここには壁際にソファがずらりと並んでいるのですが、その一角に女性の下着をつけた40代のおじさんが、パンティのスソから出したオチンチンをしごいていました。その隣には見るからにエッチな雰囲気のオネーサンが2人、おじさんの乳首を両脇からいじくってます。うわー、すっごく変態チック〜〜。
恥ずかしくて目をそむけると、案内役の女性スタッフさんにクスクスと笑われちゃいました。
「ピュアでカワイイですねえ。こういうお店は初めてですか」
「はい。なんか、思ってた以上にどぎつくて…」
「あはは。じゃあ、ぜひあちらの部屋も見てください。きっと面白いと思いますよ」
 連れていかれたのは、フロア奥にあるプレイルームです。ここは、お客さん同士がエッチするための部屋で、エッチしないお客さんは、隣りの通路にあるのぞき窓から中のカップルを見学することもできるんだとか。のぞき窓に両目を近づけた直後、思わず声が出ちゃいました。
「ちょっとヤダ、すごい!」
視線の先に、筋肉質な若い男の子がギャル系女子と激しく絡み合っていたのです。
男の子のオチンチンがギャル女子のアソコに出たり入ったりするところを見て、目が離せなくなってしまいました。ひとしきり店内を見学したあと、地下のバースペースでお酒を飲むことに。コロナビールをちびちびと口に運びながら、あらためて周囲を見渡します。
客の男女比はだいたい6対4ほどで、女性の方が少ないのですが、みな下着姿だったり、エッチなコ
スプレ衣装を着ています。
 男性は、20〜30代が大半という状況で、イケメンはあまりいない様子。ちょっとガッカリです。そんな矢先、知らない男性が私たちのテーブルにふらりとやってきました。ちょっとポチャッとした体つき。歳は30半ばといった感じでしょうか。
「こんにちは〜。お二人はカップルさんですよね?」
 すかさず編集さんが応対します。
「彼女と話したいならどうぞ。一応、僕ら2人で来てはいるんですけど、カップルでも何でもないんで気にしなくていいですよ」
「あ、そうなんですか」
 安心したようにポッチャリさんが私の隣に腰かけました。
「このお店、よく来るの?」
「いえ、初めてなんですよ」
「え、そうなの? でも興味あったりするんでしょ?」
「ええ、まあ、一応」
「だったらガンガン遊んだ方がいいよ」
「はあ、そういうもんですか」
「そりゃそうだよ。ハプバーは人生観マジ変わるよ!」
 なんか必死に語ってるけど、結局、エッチがしたいだけなんだろうな。この人、さっきからずっと私の胸元ばっかり見てるし。
「ちょっとハプってみない? 上の部屋に行こうよ」
 上の部屋というのはもちろん、先ほど見学したプレイルームのことです。チラッと編集さんの方を見ると、首を振って「行け行け!」とジェスチャーしていますが、いくらなんでもこの流れでエッチなんかできませんって。
「ごめんなさい。ちょっと今はそういう気分じゃなくて…」
 丁寧にお断りすると、ポッチャリさんはさほど気にした様子もなく、「じゃ、その気になったら教えてね」と言い残し、ふらっと立ち去っていきました。当初はハプバーの異様な雰囲気にすっかり飲まれていた彼女だったったが、意外にもごく短時間で場慣れしてしまった印象を受けた。プレイルームをのぞき込んだ際の、カップルのエッチを眺めるあの目つき。そして、うわずった声で何度も
「ヤダ、エロい」「ヤダ、モロ見え〜」
とつぶやいていたのは、明らかにコーフンしていた証拠だ。もともとエロ好奇心の強いキャラなのだろう。が、ポッチャリ男性の誘いをあっさりスルーするあたり、ガードは固いようだ。
「明石さんもちょっとコスプレしてみない? その方が気分もアガるでしょ」
 そう編集さんが言います。
「あ、はい。あんまり過激なヤツじゃなければ」
 たくさんの衣装から私が選んだのは、黒のブラトップとミニスカのセットアップです。胸の谷間が丸見えだし、油断するとすぐパンチラしちゃうけど、レースのフリフリとブラトップのデザインがチョー可愛い。うん、着てみると確かにテンションが上がります!
コスプレしたまま2階へ移動。そこで見覚えのあるカップルが目にとまりました。入店案内のときに、電マプレイをしていたあの男女が、まだ同じことをやっているのです。この2人、よっぽど電マが好きなのね。編集さんがそのカップルにずかずかと近づいていきました。
「イヤらしいですね〜。ちょっと見学しててもいいですか?」
「ええ、全然いいですよ」
電マカップルの周りには私たち以外にも数名の単独男性がいて、プレイ中の女性の股間を食い入るように見ています。やがて編集さんがトンデモないことを言いだしました。
「よかったら僕のツレにも同じことしていただけませんか?」
「ええ、もちろん。じゃ彼女さん、ちょっとここに来て座ってもらえます?」
 いやいや、私は結構です。いいですってば。そう声に出したかったのですが、周囲の男性から大きな歓声があがったため、ムゲに断るのも気まずい状況に。あれよあれよとソファの上に座らされ、パンティの上から電マをあてられました。実を言うと私、めちゃくちゃ電マに弱いんです。プライベートで使うと、一瞬でイッちゃうほどなんですよね。
ただ、今は周りに知らない男性が何人もいる特殊な状況です。電マの刺激よりも緊張が勝っちゃって、あんまり気持ちよくないっていうか…。
ま、その方が私的にはありがたいんですけどね。だって、他人の前で感じてるところを見せるとか、恥ずかしすぎて絶対にムリだもん!
ここで予想外の事態が起きました。電マカップルの女性が、いきなり私の耳たぶを舐めてきたのす! しかもエッチなセリフをささやきながら。「ねえ、恥ずかしいから我慢してるの? 本当はクリトリス気持ちいいんでしょ〜〜? カチコチになってるんでしょ〜〜」
「…やだ、違います」
「絶対オマンコ濡れてるよ。自分でわかってんでしょ、変態」
 頭の中が真っ白になっていくのがわかりました。自分ではレズッ気なんてないと思っていたんです
が、このオネーサン(30才くらい)の舌遣いとエッチなささやきに、背筋がゾクゾクしちゃったんです。 気づくと私は自分から電マ女さんの体にしがみついていました。もうダメ。マジで我慢できないよ〜〜。
思わず「あん」と声をもらすと、それまで抑え込んできたいろんなものが一気に爆発したようになり、頭のなかが真っ白になってしまったのでした。
それからどれくらい時間が過ぎたのか、まぶたを開けると編集さんが目の前でニコニコしています。
「いや〜明石さん、すごかったねえ。いいもん見せてもらったよ」
「私、チョー声出てましたよね」
「うん、チョー出てたよ」
 見物していた男性たちも声をかけてきます。
「いやー、エロかったっすよ」
「電マ好きなんだねー。大声だして吹っ切れたんじゃない?」
 不思議ともう恥ずかしさは感じません。最初の数分は電マ攻撃にも余裕の顔を見せていた明石さんも、同性に愛撫されるという飛び道具の前には為す術もなかったようだ。体をエビぞリ、顔を紅潮させながら「いぐ〜いぐ〜」と絶叫する様は、まさにタガが外れたという表現がピッタリ。あまりのエロい光景に、恥ずかしながら私まで股間を熱くさせてしまったほどだ。ソファに座ってクールダウンしようとした矢先、先ほどの電マプレイのギャラリーだった男性がやってきました。歳は20代半ば。黒い肌と細マッチョな体型、そしてツーブロックの髪型が今風のオニーサンです。
「隣り、いい?」
「あ、はい」
「さっきはすごかったね。超コーフンしたよ」
「あ、いえいえ、そんな」
「今日はもうハプリ済み?」
「ハプリ?」
「誰かとエッチした?」
「いえ…」
「あ、そうなんだ。それはもったいないね」
 彼が私の手を握ってきました。
「よかったら俺と一緒にどう?」
 首筋にキスをしてくる細マッチョさん。まだ電マの余韻が残っている体はとても敏感で、それだけでピクンとしちゃいます。どう返事をしたらいいものか思案していると、編集さんから声が。
「せっかくだしプレイルーム行ってきなよ。気分が乗らなかったら何もしなくていいんだし」
 細マッチョさんも同調します。
「うん、とりあえず部屋に行くだけ行こうよ。イヤなことは絶対しないから」
「じゃあ、まあ、はい」
 向かったプレイルームには先客がいました。先ほどの電マカップルが、ちょうど愛撫の真っ最中だったのです。私に気づいた電マ女さんが顔を上げました。
「あら、やだ。さっきのでムラムラしたから一発ヤリにきたんでしょ〜〜」
「いえ、そんなんじゃ…」
 言い終わる前に今度は電マ男さんが口を開きます。「せっかくだからこっち来て一緒
に楽しもうよ。俺さあ、キミとや
りたかったんだよね。相方さんも
4Pってことでいいでしょ?」
「あ、俺は全然いいっす」
 というわけで、私以外の3人は
ヤル気満々。とても自分だけ反対
できる空気じゃありません。もう
こうなったら覚悟を決めるしかな
い…よね?
手を握ってきた細マッチョさんに体をあずけると、コクンとうなずいて彼が唇を合わせてきました。
熱いディープキスを受けながら、彼の指がパンティの中にもそもそと入ってくるのを感じます。
「もうビショビショだよ、ほら」
何だか変な気持ちです。だって、ついさっき知り合ったばかりの男の人が、股間を触っているんです
から。しばらく、舌と指であちこちを愛撫していた細マッチョさんが、急に立ち上がってパンツを脱ぎました。
本当はクリカチコチなんでしょ?
「じゃ舐めて」
オチンチンをほお張れば、彼が
「あああ」と声をもらします。どうせなら気持ちよくなってもらいたいと思っていた私は少しホッと
しました。フェラをはじめて5分ほどでしょうか。細マッチョさんが私の体をゆっくり床に押し倒しました。コンドームをつけたオチンチンが私のなかに入ってくるのがわかります。自然に声がもれたのは、完全にエッチなスイッチがオンになっていたからでしょう。
 そして、その隣では電マ女さんの超エロい絶叫が。あちらの2人もすでにバックの体勢でエッチを始めていて、電マ女さんがオチンチンを突かれるたび、イヤらしい顔で喘ぐのです。何だろう、この光景。まるで変な夢でも見てるみたい。その心境がさらに強まったのは、細マッチョさんと入れ替わりに、電マ男さんがオチンチンを挿入してきたときです。
 性欲処理の道具として扱われてるみたいで、でもそれは全然イヤな気分じゃなく、むしろ新しい快感を知ってちょっとうれしいような、ホントに不思議な感覚。その後、また細マッチョさんが電マ男さんと交代し、バックの体勢で挿入してきました。私のすぐ目の前には電マ女さんの顔があって、彼女もおなじくバックの体勢でオチンチンを入れられています。
その体勢のまま、思わず彼女にディープキスをしてしまった私は、もう自分で何をやっているのかワケがわからなくなり、そのあまりのコーフンに、とうとう絶頂を迎えてしまったのでした。
初のハプバー体験、チョー楽しかったというのが素直な感想です。プライベートでまた遊びに行きたいかも。あとは、同棲中の彼氏にこの記事がバレないことをただただ祈るばかり…。
プレイルームのない危ういハプバー
一般的なハプニングバーでは、セックスをする場合、店内のどこでもおっ始めていいわけではなく、 専用の個室(通称・プレイルーム)へ移動しなければならない。そういう決まりにしておかないと、公然わいせつ罪に触れる可能性があるからだろう。しかしこのハプバーは、そのルールがない。ソファでもカウンターバーでも、どこでやってもオッケー。面白いが危うい店だ。

出張ヘルスのカップルコースでレズ3P体験記

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みなさんはカップルで行けるフーゾクをご存知だろうか
力ップル喫茶やスワップパーティじゃない、サービスを受けられる店
素人乱交や相互鑑賞ならともく、レズのテクを2人して堪能できるチャンスなどそうそうあるもんじやい。いったいどんなプレイで楽しまてもらえるのか
一度試してみアカンでしよ。
「大丈夫よ、心配しないでね」ベッドに横たわったトモミにヘルス嬢さんが舌を絡めていく。最初こそ、「こそばゆい」とケラケラ笑っていたものの、胸からアソコへと舌先が移動するに連れ、徐々に息づかいが荒くなってきた。「ア、ア、ア、ア、ア」トモミがビクッ、ビクッと体を震わせる。やはり女同士、ツボがわかってるのか。ちゆうか、オレとのときは、こんなに感じひんやないかー生まれて初めて見るレズプレイに興奮を覚えつつ、いよいよ3Pへ突入(?オレとヘルス嬢がトモミを攻めれば、トモミとヘルス嬢がオレを攻め立てる。
「アカン。もうイッてまいそうや」「ダメダメ。私もイカせてくれな」
まずはお約束のベリーダンス。この外人ネーチャン、ノリがいい。この後、3人でベッドイン。さあ楽しむぞ。と気合いを入れたところ、
「うわあ、このオッパイ本物なん」「アタリマ工ヤン」
「ウチもこんなんほしいわあ」「ホンナラアゲョ力」「ちょうだい」トモことダイアナが意気投合、オイラは蚊帳の外に置かれてしまった。まったく、女どもってヤツは…。が、そこは相手もプ口、いざプレイとなれば、本気の、技を繰り出してきた。特に爆乳を使ってのパイズリは絶品。いやあ一度コレ、味わってみたかったんですわ。シックスナイン楽しんだ後結局、最後はバックでフィニッシュ

アルコール依存症の典型的な症状・連続飲酒発作から抜けだした体験記

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ずっと酒を飲み続けている。全身がしびれたようになって、頭がボオッとして、今日が何日だか、いま何時だか、わからない。起きあがる気力もなく、布団の中で垂れ流す。さすがに便意を催したときだけはトイレに行くが、便は出ず、何か水っぽいものが出るだけ。布団の横に広げた新聞紙には、かなりのゲ口を吐いている。一升瓶の日本酒をワンカップの瓶に移し替えて飲んでいたが、また空になった。面倒くさいが仕方なしに立ち上がる。外に出る。ポケットの中に山のように入れた小銭を突っ込んで、まずワンカップをー本買い、のどを鳴らすようにして飲む。続けてもうー本飲み、3本目を飲んだあたりで少し落ちついた気分になる。空はどんよりと曇っていて、朝だかタ方だかわからない。
近くのコンビニに行って新聞を買うと、タ刊が売られているので、なるほど今はタ方で、駅に急ぐ人々は仕事に行く人たちではなく、仕事帰りなのだということが理解できた。新聞の日付を見ると4日と思っていたのに、もつ6日。酒を飲んでる間に、1日や2日はすぐに経ってしまう。部屋に戻り、布団に横になったまま酒をまた飲む。ワンカップを飲んでいるのは量が計れるからだ。1杯がー合。このー合でやめておこうと思いながら飲んでいる。しかしながら、あと1杯あと1杯と飲み続けて2週間だ。
フリーのライターとして毎日のように締切を抱えていたが、原稿など書けるはずがない。朝から晩まで催促の電話が鳴った。このまま死んでしまうのではないかという予感がする。飲みたくて飲んでいるのではない。なんか肉体全体がのどになって、それが乾いて飲んでいるような、肉体全部が酒をほしがっているような感じなのだ。全身が酒でクタクタで、大雪は頭では、もう飲みたくないと思いながらも、どうしても飲まずにいられない。
今から6年前、29才の僕はアルコール依存症の典型的な症状である連続飲酒発作の真っ最中だった。アルコール中毒は、疲丸だ。病気だから風邪をひいた人が鼻水を垂らしたり咳をしたりするように、みんなに同じ症状が出る。手が震えたり冷汗が出るのもそれで、中でもふつうの人は、この連続飲酒発作にいちばん驚く。誰がつけたのか、この発作名は実に的を得ている。24時間飲み続けるから間達いなく連続だし、その状態が突然起こるから、まさに発作なのだ。
自分の意志に関係なく、とにかく酒を飲み続けることが止められなくなる。当時の僕は、不安でいっばいだった。周りからは酒は強いと言われ、自分でもいくらでも飲める、酒は体質に合っていると思っていたのに、どうしてこんなことになったのか。いったい自分はどうなってしまうのだろう。
子供時代の養命酒などを除き、酒を最初に飲んだのは17才だった。僕は高3で予備校の夏期講習に通っていた。このときは翌日、ひどいニ日酔いになっただけで、とりたてて前兆のようなものは何も起きなかった。大量に飲み、アルコール中毒のスタートになったのではないかと思われるのは、無事に大学に受かり、浪人のときの友だちみんなで飲んだときだ。強がっていっばい飲み、あっという間に記憶をなくした。
翌日、ところどころは思い出せるが何があったかハッキリとはわからない。周りの人間によると、僕は「みんなでどのくらい飲めるか競争をしようとか言って、勝手に大量の酒を飲み、畳の上に吐いてしまったらしい。だが、それがアル中への始まりだったと思うのは、今だからいえること。大学に入るため上京し、一人暮らしを始めた僕は、世のほとんどの大学生と同じように酒を飲んだ。ただ、ふつうの人はある程度飲むと酒がまずくなるといっか飲めなくなってしまうらしいのだが、僕はいくらでも飲めた。その代わり酒癖が悪くすぐに記憶をなくして暴れた。
シラフのときは気が小さいので、飲んでない状態で友だちになり、一緒に酒を飲んで吐き大暴れしてはその友だちを失っていく、の繰り返しだった。妙な縁だが、このアル中大学生活の間に、アルバイトでアル中の人の看護をしたこともあった。近くの精神病院で、夜間の看護をしたのだ。将来、アル中になる人間が、そしてその兆候が始まっている人間がアル中の人に説教をしていたのだから、今思えば後輩が先輩に説教をしていたようなものだった。
大学2年ぐらいから、僕はシナリオの勉強をやり出した。将来はシナリオライターになりたいと思い始めたのだ。大学に行かず、コンクールに応募するシナリオを書く毎日が始まった。シナリオには短編がない。基本的にテレビの1時間ドラマか、映画の2時間だ。これは原稿用紙にするとかなりの枚数になる。しかも自分で物語りを作り出さなければならないから、けっこう辛い作業だ。シナリオの参考にしようと買った映画の本を読むと、有名なシナリオライターの酒を飲んだ上での武勇伝なんかが載っていたりするから、それをいいわけに朝から昼から酒を飲むようになった。それが大学3年ぐらいのことだ「朝、飲む酒がいちばんウマイ」とはよく言うが、実際そうだった。起きたてで頭がボオっとしているときに飲むと、たったー本のワンカップで滅茶苦茶酔いが回り、すぐにまた眠りに入ることができる。
しかもこの朝酒はなかなか抜けず次に起きたときもしばらくは酔っばらっている。これも極感だった。朝からお酒を飲むのが大好きになった。毎日、運動もせずに本を読み机に向かっているのだから、夜、眠くなるはずがない。なのに不眠症だと思い、それまでは時折だったのが、寝る前にも必ず酒を飲むようになっていた。最初からそんなに量を飲んでいたわけではない。が、肉体が次第に酒に慣れてきて、ー日に7合ぐらいになるころには、毎晩、酔いつぶれて眠る。そのうちに眠り方がわからなくなってきた。毎日、酒で酔いつぶれて眠っていたから、酒の力を借りずに眠るとは、いったいどういうことか、その方法がわからなくなってしまったのだ。仕方がないので毎晩酔いつぶれて眠る生活が続き、僕の部屋は365日、24時間電気がつけっばなしだった。当然、朝は毎日ひどい二日酔い
だ。のどが猛烈に乾いてるから水をたらふく飲み、それを全部吐く。そのころの僕は吐かないと1日が始まらないような気がしていた。
大学を3年目で中退、エロ本出版社のアルバイトを経て、25才のときフリーのライターになった。駆け出しのライターに事務所を借りる余裕があるはずもなく、自分の部屋で原稿を書く生活が始まった。すると仕事とプライベートの区別がつかなくなり、ストレスが溜まる。そこで僕は勝手に酒を利用することにした。酒を飲んだら仕事をしないと決めたのだ。当然のことながら、これはマイナスに働いた。仕事は午後6時ぐらいには終わるのだが、仕事との境をつけるためといって僕はすぐに飲み始めたし、今日は仕事をしないと決めた土曜日や日曜日は必ず朝から飲んだ。もちろん夜は酔いつぶれて眠る。眠り方がわからないのだから当たり前である。
しかしエロ本ライターとしての僕の仕事は大変に忙しく、朝から晩まで仕事があったのでまだよかったのである。ところが27才のある日、突然、エロ本の原稿に飽きてしまった。業界から足を洗い、ツテを頼ってかねてより考えていた映画雑誌の編集を始めたのだ。しかし仕事をもらった出版社から金が出ず、まもなくエロ本の世界に舞い戻る。
が、一度すべての仕事を断ったライターに、そう簡単に仕事が来るはずもない。こうして、また週4日ぐらいは朝から飲む日々が始まった。生活が、仕事をするか酒を飲むかのニつに分かれていた僕から仕事がなくなると、もう酒を飲むだけの生活しか待っていなかったのだ。わずか2千円弱の酒を買うために、往復5千円のタクシー代を使ったりしていたのである。
そして29才の夏、連続飲酒が始まった。中島らも氏の著作を読んで、自分がアルコール中毒であるのはわかっていた。僕がずっと酒を飲み続けているのも運続飲酒発作だと理解はしていた。これをやめるためには、病院に行くしかない。だけど僕は病院には絶対に行きたくなかった。アルコール中毒に関する文献をたくさん読んでいたので、一度アル中になると、ふつうの酒飲みに戻ることができないと知っていたからだ。つまり、現在の地獄から逃れるためには酒をやめるしかないのである。だが僕は酒が大好きだった。何よりも酒が好きなのだ。それをやめるというのは、全てを失うのと同じぐらい辛い。なんとか自力で解決しようと努カした。最初は月のうち、仕事をする2週間と連続飲酒をする2週間とに分け、締切りに追われつつも何とか仕事はこなしていた。だがそのうち、連続飲酒が2週間で止まらなくなった。仕事をする時間がどんどん減ってい<。
そのときすでに、ほろ酔い加減で仕事をすることができなくなっていた。飲めば途中で止めることができず絶対に連続飲酒になってしまうからだ。仕事を放り投げて飲む日々が続いた後、僕はついにあきらめ病院に通い始めた。アルコール専門のクリニックである。頑張ってそこで2カ月、酒をやめた。当時、酒しか飲んでないのにムクんで83キ口あった体重が、酒をやめるとーカ月で59キ口になった。
止める気になれば簡単に止められると思った僕はある日、友人と映画を見に行った帰り、試しにー杯だけ酒を飲むことにした。このまま永久に酒と別れるのは辛くてたまらなかったからだ。しかしー杯飲むと、もう少しと思い、それが2合になりで、その晩も酔いつぶれてしまった。翌日は久しぶりのニ日酔いだった。マズイと思うより、懐かしい気持ちがした。まだ頭に少し酔いが回っていた僕は、こういつときには迎え酒だと、すぐに酒を飲んだ。そして再び連続飲酒が始まったのだ。
正月、冒頭のような連続飲酒を繰り返し、ついに酒をあきらめる決心をした。フリーのライターでこのまま不義理を重ねていては仕事がなくなると思ったからだ。事業で成功していた友人に入院費用を借り、さらに保証人になってもらう約束を取り付けた僕はアルコール専門の精神病院に入院をした。期間は3カ月。仕事はすべてキャンセルした。一度ならずニ度も断ったら、果たして今後の依頼が来るか勝算はないが、もうそれどころではなかった。酒をやめないことには何も始まらないのだ。病院での最初の2週間は、ビタミン剤の点滴に明け暮れた。ボロボ口の体を、なんとかまともに近づけるための栄養補給である。僕が酒を止めるのにあたりいちばん恐れていたのは禁断症状だ。
初日から、ひどい不安感と冷汗が襲ってきた。ニ日酔いの、あの胸をかきむしりたいようなかんじを10倍増しにしたような状態で、シーツがズブ濡れになるほど汗が出る。中には幻覚をみる人もいて、入院当初僕の面倒を見てくれたおじさんは、
「幻覚はいいよ。映画と違ってふつうの人はお金を払っても見られないんだから。きれいだったり恐かったり、うらやましいだろうと笑っていた。それをやり過ごすと、初めてアル中専門の治療が始まる。基本的には、アル中そのものについて勉強をする「勉強会」と「ミーティング」、あとはふつうの精神病患者と一緒にソフトボールをやった。
勉強会ではそのバラバラの知識が敷理されて理解が進んだ。例えば、僕はいくらでも酒が飲める体質だと思っていたが、それは間違いだった。アルコールというのは、アルコールに対して身体のコントロールがきかなくなる病だったのである。
しかし今でも僕が理解できないのは、ふつうの人はある程度、お酒を飲むと途中から飲めなくなるのに、なぜ自分はつぶれるまで、いや、つぶれても飲めたのか、そのへんはわかっていない。中でもショックだったのは、アルコール中毒を完治させるのがほとんど不可能に近いと医者に断言されたことだ。
治癒率が高い病院でも25パーセント、僕の入院したような病院だと50人にー人といえ本で読んで知ってはいたが、改めて自分が言われると身に応える。アル中で入院して、まともに働けるようになる人は確率的にほとんどいないらしい。精神病院で30才の誕生日を迎えた僕は、ここで飲んではいけないと必死でこらえた。将来のことを考え不安でいっばいだった。
ぞんなにひどいアル中でも、入院中は飲まずにいられないとはよく言われることで、退院してから本格的なアルコールとの闘いが待っているのである。僕も3カ月にわたる病院での生活はなんとか切り抜け、不安いっぱいのまま退院をした。
当初はヒドク辛かった。夜になり、ひとりになると飲みたくてたまらない。病院でもらう睡眠薬を
飲んで無理矢理に眠る。すると睡眠とは不思議なもので、夜、あんなに酒が飲みたかったのに、朝になればケロリと忘れられた。僕は退院直前、あるAAグループの会員に声をかけてもらっていた。
AAというのは「アルコホーリック・アノニマス」の略で、日本語に訳すと「匿名のアルコール中毒者」となるが、いってみればアメリカ式の断酒会。参加者は本名を明かさず愛称で呼び合い、ミーティング。同じ悩みを持ったもの同士が集まり語り合って互いに辛さをわかちあう。
たったひとりで悩んでいると不安になり、しまいには死んでしまいたくなるが、同じ悩みを持つ人に話をするとわかってもらえたよう気持ちになり、不息議だけれど心が少し落ち着き、前向きに生活ができるようになる。AAでは、マンツーマンで新会員の面倒をみる仕組みを採っており、僕が知り合った人は実に頼りになる相手だった。
彼にいちばん最初に言われた一言がその後の僕を支えてくれたといっても過言じゃない。
「飲酒は習慣なんだ。飲まない生活もー年もすれば慣れる」
さらにAAでは今を生きるということを教わった。今しなくてはならないことを優先してやれというのだが、最初はどうにも理解ができなかった。AAの仲間には日雇い仕事の人も多いので、僕はいつも
「あなた方は日雇いだからいいけど僕には10日後の締め切りがあるんだ」などと思っていた。しかし「10日後のことを心配してどうする。もしかして5分後に自動車事故で死んでしまうかもしれないのだから、今の一瞬を生きろといわれたのである。これは真理だった。今まで締め切りが苦痛で、とりあえず酒でも飲んで寝ちゃえ、ということがいかに多かったことか。とりあえすしなくてはならないのは一杯飲むことではなくて、目の前の仕事のひとつを片つけることだったのだ・・
酒をやめたと胸を張れるようになるまではと、せっかくきた仕事も夜間にかかるものは全部断り、毎夜AAに通った。僕はあの連続飲酒の地獄に戻りたくないと必死だったのだ。酒をやめる方法のひとつに、達成可能な目標を決め、それをひとつひとつ吐えていくというやり方がある。
当時、生きていくことを決意した僕は、そこで3段階の目標を立てた。
①仕事部屋もあるマンンョンに移ること。
②会社にすること
③AVの製作を始めること。出来る仕事は全部引き受け、それこそ寝るとき以外は仕事ばかりの毎日に自分を放り込んだ。もちろん、最初は酒を飲みたくてしょうがないこともあった。特に疲れたときやヒマになると猛烈な飲酒欲求が襲って来る。こんな辛い思いをするなら少しだけと、誘惑に負けそっなこともあった。が、必死でAAでの数えを思い出し、とりあえず今やってる仕事が終わったら飲もうとやり過ぎした。そんなことを続けているうち、自然に飲まないでいられるようになってきた。酒と闘わなくても飲む必要がなくなりつつあった。AAで習った頭の切り替えと、慣れは大きかったのだ。僕は50人にー人のー人になった。
僕も何度か自分が入院していた病院へ駆り出され、他の49人の姿を見た。僕と一緒に治療を受けた同期の人たちは再入院再々入院を繰り返していたのだ。入院中、特に仲が良かったわけではないが、退院後しばらくして街で会った人がいた。3カ月ぐらい経って病院に行ってみると再入院しており、職を失い離婚をしていた。中には死んだ人もいるという。それとは別に、最初から働く気力がなく、入退院を繰り返し生活保護で暮らしている人も多い。ただ、最近はアル中を理由に福祉にかかる人が多いので、審査が厳しくなってるようだ。僕と同じ病室にいた2人の子持ちは、AAの用事で病院に行ったときに「福祉になかなかかかれなくて・・」と頭を抱えていた。彼らの姿を見るたび、僕はもう太当にニ度と酒を飲めないのだなと強く思った。
今では自分が6年もやめている。毎日AAに通い、仕事に明け暮れたー年で、僕は編集プロダクジョンの会社を立ち上げた。自分でもう大丈夫と判断し、それからAAに行くのはやめた。やめて2年ぐらいは、仕事の疲れがたまると飲みたくなったり、アルコールの入った食べ物を食べると猛烈な不中感が襲ってきて肉体が拒絶反応を示すよっなこともあったが、しだいにそれもなくなり、今はよほどのことがないと飲みたいとは思わない。
会社を家賃の高いところに引っ越しする際、ふとのんだら大変だという思いが頭をかすめ、いつも心の奥底にあるんだなと自潮した。お酒をやめるには「今を生きる」というような言葉を頭ではなく、からだで理解できさえすればそう困難ではないように思う。
もちろん、AAや断酒会のような仲間のいる集まりに行くことは必要不可欠だ。ただ回復率は本当に低い。病院での同期50人のうち、まだ飲んでいないのは僕を含めたったの3人。死んだヤツは僕が知っているだけで2人いる。退院して3カ月後ぐらいに睡眠の回復が僕を襲った。詳しいことは忘れたが、睡眠には3種類あって90分単位で変化しているらしい。アル中の人は、その中の一番深い睡眠がなくなってしまい、いえば僕は何時でも自分で決めればすぐに起きることができた。夜11時から酒を飲み、朝の3時に起きて締め切り間際の原稿をかくなんて得車中の得意だった。
なのに退院したら、朝起きることが困難になったり、夜中に突然目が覚めたりした。眠りがしだいに深くなっていることを実感し、そして今は嘘のように早起きが苦手な人間になってしまった。AAの教えは仕事にも役立ち、今は社員とアルバイト併せて10人ほどの編集プロダクションの社長をしている。アル中にならなければこうなっていなかっただろう。
改めて酒について考えてみると、なんか昔の懐かしい想い出だ。好きだったけど別れた彼女のようなもので、時折ふと思い出したりするけれども、あんまり考えても仕方がないことなのだ。
「本当にまったく飲まなくても平気か」と聞かれれば、ときどき飲めた方がいいなあとも思う。しかし、やめている期間が長ければ長いほど、再飲酒したときの飲み方の激しさは凄いものだと聞いているし、実際に見てもいる。それを考えるとあきらめの気持ちが先に立つ。マトモな社会生活を送る唯一の方法は、いっさい酒を飲まないことだ。そうは書いてても、正直明日飲まないという保証はどこにもない。

激務の飲食店・ブラック企業入社体験記

0220_2019011412293095d.jpg 0221_201901141229313d5.jpg 0222_20190114122932695.jpg 0223_20190114122934d5c.jpg 0224_201901141229354e4.jpg 0225_20190114122937772.jpg 0226_2019011412293884d.jpg 0227_20190114122940019.jpg 0228_20190114122941d2f.jpg居酒屋の大手チェーン『和民』が話題になった。26才の女性社員が100時間近い残業を強いられた挙げ句、入社2カ月で自殺したという〝事件〞が報道されたのだ。当然のようにネット上では、『ブラック企業』との批判が相次いだ。が、こうした会社は決して珍しい存在ではない。山田泰介氏(仮名、20代)は、全国に500店舗以上を展開する、大手の激安中華料理レストランチェーン「O」で働き、あまりの激務のため1年間で退社した人物だ。和民よりもはるかにハードかも知れぬ中華料理店での、真っ黒な日々を語ってもらおう。 2年前、高校3年のとき。就職を考えていた僕が、進路相談の際、学校の先生からすすめられたのが激安中華料理チェーンOだった。
どんな会社なのかはよくわからなかった。全国的には有名みたいだけど、僕が住む九州の県には一軒も店舗がなかったのだ。先生はこれから伸びていく会社だという。仕事内容は厨房のスタッフ。要はチャーハンやラーメンを作るってことか。
「条件はどんな感じなんですか」
「こんなかな」
差し出された求人票によれば、給料は額面が16万円(ボーナスは年2回)。高卒ならこの程度か。
勤務時間は、10時〜23時くらいと、やや長かったようなイメージがある。休みは週2回。まあ普通だろう。残業代についても、支給されると明記されている。
「料理なんてしたことないんだけど、僕にできますかね」
「成せばなるだよ。飲食は不景気にも強いからね、いいと思うよ」
やってみるか。他にやりたいことがあるわけでもなし、こうして福岡・天神の貸事務所のようなところで入社試験(三桁の暗算と英語のヒヤリングのみ)を受け、同じ日に面接を済ませると、後日、自宅に合格通知が届いた。カンタンなものだ。
「よかったな」
「ホントだよ〜」
両親が満面の笑みを見せる。ほいほい。立派なコックになって、オイシイ中華料理をいつか喰わせてやるからな。その後、福岡で合格者の合同説明会が行われ、関東の某店舗に配属が決定した。住まいは会社の寮(家賃は自己負担)に入ればいいとのことだ。ギョウザ、焼きまくるぞ!
会場の親たちはみなドン引きしていた
4月、京都の体育館のような会場で入社式が行われた。いよいよ今日から社会人か。不安と希望がないまぜになった妙な気分だ。会場には、全国からおよそ100人の新入社員が参加していた。僕と同じ高卒がメインなのか、とにかく若い。男女の比率は6対4ってとこか。片隅には、新入社員の父兄も来ていて(僕の両親もいた)、さながら高校の入学式みたいな雰囲気だ。偉いさんが壇上でスピーチを始めた。
「初めまして。私は…」
退屈なしゃべりが終わり、続けて一社員が壇上に上った。
「飲食の仕事にとって一番大事なのは返事です。いまから事前に練習するから、私が『社員起立』と言ったら、全員で大きな声で『はい』と答えて、席を立つように」
先までダラけていた会場の雰囲気が一変した。「社員起立!」「はい!」
全員が大きな声で立ち上がるや、社員からゲキが飛ぶ。
「声が小さい! もう一度!」
「は、はい!」
席についたところで、
「社員起立!」
「はい!」
続いて、全員一斉ではなく、新入社員個人個人の名が読み上げられ、大声で立ち上がる儀式がスタートした。
「山田太郎!」
「はい!」
「声が小さい! もう一度!」
「はい!」
こんなのを100人分もやるのかよ。どんだけ時間かかるんだ。何回もやり直しさせられてるヤツもいるし…。いよいよ僕の番だ。緊張するなあ。
「山田泰介!」
「はい!」
「声が小さい! もう一度」
「はい!」
2回で着席を許された。あ〜助かった。にしても、なんでこんなことをやらせるんだろう。軍隊にしか思えないんだけど。見ると、会場の親たちはみなドン引きしていた。母ちゃん、父ちゃん、そんな顔せんとって!
外部と連絡できるツールはすべて没収
入社式が終わったら、新入社員は全員そのままバスに乗り、神奈川県へ移動した。2泊3日の新人研修のためだ。到着したのは、足柄山の中にある合宿施設だった。ロビーに全員が集合したところで、5人の社員が登場した。彼らが僕らの指導に当たるようだ(講師という)。
「今日からここでキミたちに研修してもらう。厳しいかもしれんが、耐えるように」
「……」
「今から外部との情報を遮断する。テレビや新聞などの娯楽も一切ないからそのつもりで」
「……」
「では、携帯やパソコンなどの私物はすべてこちらで預かる。全部、出すように」
呆然とする皆を尻目に、私物チェックが始まった。講師がカバンをあさり、外部と連絡できるツールはすべて没収だ。中には、もってきたお菓子を取り上げられたヤツまでいる。講師が続ける。
「これから各部屋の部屋長を決める」
研修では一部屋に一班(5〜6人)が泊まり、行動もすべて班単位で行う。そのリーダー決めだ。幸い、僕は選ばれずに済んだが、ほっとするのも束の間、すぐに部屋の掃除をやらされた。
「これからお世話になるんだから、ピカピカに磨き上げろ!」
へいへい、わかりましたよ。翌日は朝6時にたたき起こされた。眠い目を擦りながら、グランドに集合すると、すでに5、6人の講師が勢揃いしていた。まずは合図に従って、社員全員で会社オリジナルの「O体操」開始。音楽のないラジオ体操みたいなものだ。体が暖まったら朝食を挟み、2〜3の班単位で会議室のようなところに集合だ。渡されたのはこんなことが書かれたテキストだ。
●O5訓=接客の心構えを説いた
5つの社訓
●O10訓=経営の心がまえを説いた10の社訓
●接客7大用語=接客の際に使われる重要な7つのことば。
つまり全部で22。最終的にはこれを一語一句、正確に覚えるらしい。かなりの文章量だけど大丈夫だろうか。まずは講師と一緒にO5訓を唱和だ。
「一つ! Oは常に味に挑戦しよう!」
講師が大声を上げたら、新入社員たちも声を張り上げる。
「一つ! Oは常に味に挑戦しよう!」
「一つ! Oは常に真心でお客様をもてなそう」
「一つ! Oは常に真心でお客様をもてなそう」
こんな調子で5訓、10訓、7大用語をすべて読み終えたら、続いては個人一人ずつ順番に発声だ。
ほどなく、番が回ってきた。
「山田泰介!」
「はい!」
サッと立ち上がる。目の前には新入社員が20人。う〜緊張するなあ。僕はテキストを見ながら、大きな声を張り上げた。5訓の制限時間は8秒。オーバーするとやり直しだ。
「一つ! Oは●▲□×●▲□〜」
早口を通り越して、自分でも何を言ってるのかわからない。それでもどうにかすべてを言い切ったところで、ゲキが飛ぶ。
「9秒もかかってる! もう一度!」
「はい!」
こうして丸一日がこの調子で進んだ。最初はテキストを見ながらそして徐々に暗記。最終試験では、22のフレーズをすべてソラで読み上げられた者だけが合格だ。失格者は何度もやり直しだ。僕はなんとかクリアしたが、やり直しの連続で泣き出す者までいた。
でも講師は容赦しない。
「合宿中に覚えられなかったら、本社に親を呼んで一緒に覚えさせるぞ!」
客の食べてる前で皿が飛ぶ
バカみたいな研修が終わり、僕は関東の店へ配属された。さあ、いよいよ本番だ。店は郊外型の大型店舗で、従業員は店長の他、チーフが1人、僕ら新人3人を含めた社員が5人、パートとバイトが交代で10人ほど。なかなかの大所帯だ。
「初めまして。これからよろしくお願いします」
「よろしく」
挨拶が済み、チーフから業務の説明があった。営業時間は朝の11時30分から深夜2時までで、新人のうちは朝11時に来ればいいらしい。マニュアルがないので、仕事はすべて上の人間が実地で教えていくとのことだ。最初の持ち場は洗い場だった。ただひたすら皿を洗い、空いてる時間にメニューを見て料理の名前と値段を覚えていく。
昼になり、まかないが出てきた。チャーハンと餃子だ。遅まきながら、これが僕の初めてのO体験だ。うん、うまい。これで600円ちょっとなら、客も押し寄せるよなあ。なんて呑気にしてられたのも最初だけだった。新入社員が慣れてきたと見るや、厨房のあちこちで怒号が飛び交い出したのだ。「テメー、キャベツ切ってねえじゃねえかよ!」
「す、すいません!」
ピリピリした空気が漂う中、僕にも叱咤が飛んできた。
「おい、この皿、ちゃんと洗ったのか!汚れてんじゃねえかよ、バカ野郎!」
放り投げた皿が体にぶつかる。何もそこまでしなくても…。
「なんだ、文句あんのか!」
「いえ、申し訳ありません!」個人経営の店ならまだしも、天下の大企業でこんな仕打ちを受けるなんて。しかも厨房は、客から丸見えなわけだし、食欲を無くすんじゃ?
残業100時間越えで残業代ゼロ?
3カ月が過ぎ、僕は焼き台とフライヤーの担当になった。餃子を焼いたり、春巻きや唐揚げを揚げる役目だ。一見、難しそうだが、タイマーで決められた時間に具材を引き上げるだけなので、コツさえわかれば、誰にでもできる仕事だ。むしろキツいのは勤務時間の増加だった。店長やチーフが当然のように残業、早出を言いつけるようになってきたのだ。
「明日、仕込みのパートが休みだから、早出してくれ」「はい」
「それと今日、店が閉まった後の掃除もやっとけよ。隅々までキレイにな」
「わかりました」
新入社員の立場では断ることもできず、いつのまにか朝9時から深夜2時までのフル稼働になっていた。休憩の1時間を除き、実働16時間だ。 たまの休日も油断ならなかった。しばしば店長から電話がかかってくるのだ。
「忙しいから、すぐ来い」
「でも、僕、いま友達と遊んでるんですけど…」「あ〜、口答えすんのか? とにかく来い!」
こうして週2の休みは1日、また1日と減らされ、月に3日休めればいい方になった。
それだけ働けば、残業代がとんでもない額になるのでは?
との期待はまったくの的外れだ。残業時間が月100時間を軽く超えても、一切残業代などつかないのだ。先輩社員に聞いたことがある。
「あの、残業代ついてないんだけど、これってどういうことなんですか?」
「はあ? 飲食店にそんなもんあるわけないだろ」
あるわけないって、高校の求人票には『支給』と書いてあったのに。
「お前だけじゃなくてみんなそうなんだよ、下らないこと考えてないで、頑張って上にあがれ。そしたら給料があがるから」
上にあがるまで、手取り13万円の安月給で我慢しろってか。ていうか、上に上がるのっていつのことなんだよ。

広島優勝で沸くカープ女子ナンパ体験記|口説き体験談

0019_20181005110044100_2019092217043962e.jpg0020_201810051100454d3_20190922170441336.jpg0021_201810051100472ac_20190922170442340.jpg0022_20181005110049df5_2019092217044404f.jpg0023_20181005110050ce6_201909221704453a2.jpg0024_20181005110052fb5_2019092217044798e.jpg0025_201810051100534e1_20190922170448c52.jpg野球自体には興味がないが、前から気になっていたのだ。近ごろ増えているらしい『カープ女子』のことが。優勝とならば、当然、広島の町では彼女らが大騒ぎだろう。「おめでとー!」と声をかければ、いくらでも仲良くなれるはず。絶好のナンパチャンスではないか。ただ、無策ではダメだ。おそらくオレと同じようなことを考えて現地入りする男がたくさんいるに違いない。出し抜くためには目立たねば。得意の変装でカープ選手のソックリさんになってやろう。が、これがなかなか難しい。今期の主力メンバーは、風貌に特長がないのだ。菊池だの丸だの、こんな選手のマネなんてどうやってすんのよ?いや、なにも今のメンバーである必要はない。カープファンなら誰もが尊崇するあの男になればいいじゃないか。
というわけで、たぶん今夜勝って優勝するだろうと予想を付けた9月10日、対巨人戦(東京ドーム)の土曜日。夕方に広島入りした。町はカープ一色で、どこもかしこも『C』のロゴだらけ。18時から試合が始まるんで、ユニフォーム姿の方も多い。みなさん、スポーツバーなんかへ観戦に行くんだろう。こちらはまずホテルで変装である。顔にドーランを塗り、眉も鉛筆を擦りつけて濃くする。ポイントのモミアゲは、ドンキで買ってきた『エルビスプレスリーコスプレ』用のブツだ。
おっと、18時半だ。試合が始まってるじゃん。戦局はどうなってんだろう。テレビをつけてみる。
 1回表、『広島0ー巨人2』いきなり先制されてるじゃん。カープの先発は誰だ? 黒田ってオッサンか。知らないけど大丈夫かしら。もしかして今日の優勝はなかったりする?いったん変装はストップし、テレビ中継を見守る。すると3回表にカープが1点返した。よしよし、その調子でいってくれ。こちらも変装再開だ。工事現場用の赤いヘルメットの額にマジックで『C』と書く。これをかぶれば完成だ。どうだろう、激似とは言わないが、けっこう衣笠っぽいんじゃね。自作の赤ヘルってのも熱いファンっぽくていい感じだろう。とそのとき、テレビからアナウンサーの絶叫が、
「レフトスタンドへの同点ホームラン!」
さらにその直後、
「右中間へのホームラン。カープ勝ち越しです!」
すばらしい。こりゃあマジで優勝しそうだ。町のカープ女子どもはさぞやキャーキャー騒いでいるだろう。衣笠マー君、出陣だ。スマホで戦局をチェックしながら繁華街へ向かうと、店頭に大型テレビを置いた飲み屋の前に、ユニフォーム連中が大集結していた。パブリックビューイングのような雰囲気だ。現在、試合は7回でカープが2点優勢である。このままいくと30分後くらいには、みんなで抱き合うみたいな状況になるはず。この場所で単独女のそばに陣取っておくのはいいかもな?集団のなかにズンズン入っていくと、あちこちから視線が飛んできた。女たちもチラチラ見てくれている。ふふっ、目立ってるじゃん、衣笠。どの女をロックオンしようかな。あっちの女は男と一緒だし、向こうは女グループだし。…ツレがいる女ばっかりだな。おっ、うしろのあのメガネの子、一人っぽいぞ。それとなく隣に陣取った。一応軽くアピっとくか。
「観戦中すみません。一緒に写真を撮ってもらえません?」
こちらの顔をマジマジと見つめてくるメガネちゃん。
「自分、東京から来てるもんで。こっちのカープファンの人と交流した記念ってことで」
「へー、ぜんぜんいいですよ」
ぜんぜんいいと来ましたか。そりゃあキミも、衣笠と撮りたいよね。パシャリ。よし、ツカミはOKでしょう。
試合は8回、カープの攻撃の大事な場面。あんまりしゃべりかけるのもアレなんで、あとは優勝の瞬間を待つことにしよう。というかオレも真剣に応援するか。万が一、負けられたらかなわんからな。そんなわけで普通に観戦することしばし。試合はカープの2点リードのまま順調に進み、9回裏の巨人の攻撃2アウトまでやってきた。最後のバッターが打ったボールが内野に転がり、ショートが取って一塁へ。ゲームセット! 瞬間、道路が揺れるほどの歓声が上がった。予定どおり、カープの優勝だ!さぁ、ここからがオレの試合開始だ。隣のメガネちゃんに抱き付きつこう…。ってあれ? 彼女は男と手を取り合って楽しそうにしているんだけど。しかも他人ではない間柄の感じなんだけど。…ツレがいたのかよ。出鼻はくじかれたが、まだオレの試合は始まったばかり。気を取り直して参りましょう。賑やかな商店街のほうへ歩いていくと、通行人同士が誰かれ構わずハイタッチし合うという大騒ぎが起こっていた。どの女の子も、衣笠のそっくりさんとは手を叩き合いたいことだろう。ちょうど前からユニフォームの一人女がやってきた。行ってみましょう。
「優勝おめでとー!」
「あははっ」ポンと手を叩き、足を止める彼女。まずはさっきの「東京から来たんで、一緒に写真撮って」作戦をカマしてみる。しかし、写真を撮っていたところ、そばにいた男グループが横入りしてきた。
「そのモミアゲって、衣笠じゃろ?」
「似てるとは言われるけど」
「コスプレですかぁ?でも衣笠って古いじゃろ」
嬉々として取り囲んでくるニーちゃんたち。レジェンドに対して、古いってのは失礼なやつらだな。
そうこうしているうちに、ユニフォームちゃんが行ってしまった。ちっ、邪魔されちゃったよ。しかし、そのあと次の女に声をかけているときも、また同じように周りの連中が「衣笠じゃろ〜」と横入りしてきた。さらにその後ももう一回。これは参ったな。さすが鉄人、浮かれた連中に声をかけられやすいわけね。もうちょっと人通りの少ないところに移動しますか。ハイタッチ商店街を後にして歩いていると、つけ麺屋の店内の一人メシ女に目が留まった。赤いカーディガンを着ているってことは…。通りから声をかけられる席に座っているので、聞いてみることに。
「おめでとうございます」
「おめでとー」
「どこで見てました?」
「向こうのバーで」
ま、カープ女子と捉えていいだろう。ロックオンだ。急いで隣に座り、ひとまずラーメンを注文する。「自分、東京から来たんですけど」
「東京からですか?ドームに行けば良かったのに」
「それはまぁ、やっぱ広島に来たくって」
「へー。すごいですね!ヘルメットもかぶってるし」
「まぁ自分、カープがマジで好きなんで。にしても、今日はほんと勝ってくれてよかったですよ」
「やっぱりセイヤがよかったですよね? (注:鈴木誠也選手のこと)」
セイヤ?
「…とにかく優勝してくれてよかったですよ」
「この優勝って、スカウトの力もあると思いません? カープってそんなにお金がないわけだし」
「…そうですね」
何だかいろいろ詳しそうなネーさんだな…。
「どの選手のときに一番目利きがいいと思いました?」
「……それは」
言葉に詰まっていると、もうおしゃべりはオシマイにしましょうかという雰囲気で箸を動かし始める彼女。ダメだこりゃ。退散です。夜23時を回った。まだ町のフィーバーは続いているが、ちょっと疲れてきた。ハイタッチ商店街なんかは、騒がし過ぎてナンパがしづらい。やっとこさしゃべれる相手を見つけても、こちらにカープ知識がないせいか、会話が空回りになってしまう。何だか八方ふさがりというか。今日はわざわざ旅費をかけてきているのだ。オレのナンパは、泥仕合からの逆転ホームランってパターンがよくあるし。もう一踏ん張りするか。アーケードのほうへ向かって歩き出したとき、地元新聞の号外を見せびらかすように持って歩いている女の子がいた。
「おねーさん、いいの持ってますね?どこでもらったんですか?」
「向こう。ドンキの前で配ってますよ」
「自分、東京からきたんで、ちょっと道がわかんなくて。よかったら案内してもらえませんか?」
「いいですよ〜」
食い付いてくれた。よし、逆転ホームランを打ってやるからな。彼女はとことこと先導して歩いて
いく。「おねーさん、今日は、どこで観戦してたんですか?」
「本通りのシダックスのとこ。店の前にテレビが置いてあったんで」
パブリックビューイングをしてたらしい。試合後はハイタッチをし、号外をもらって何となく歩いていたようだ。
「ごめんね。案内してもらっちゃって」
「いえいえ。帰ろうかどうしようか迷ってて、一人でふらふらしてただけなんで」
どうしようか迷ってたんですか。何だか引き止めてほしそうな言い方じゃないの。よくぞ他の男にナンパされずに残っていてくれたもんだ。
「おねーさん、名前は?」
「あゆみです」あゆみさん、何とかしとめてやるからな。ドンキで号外をもらったところで、誘ってみることに。「じゃあ、軽く飲みに行かない?」
「うーん」
「せっかくだし、こんな日じゃない。飲もうよ」
「じゃあ、終電まででいいですか。あ、知ってる店があるんで」
 知ってる店かぁ。…知り合いの客がいっぱいいたりしたらまずいんだけど。あゆみに連れていかれたのは、繁華街からだいぶ離れた、3階建ての飲み屋だった。
「店長がイケメンなんで、たまに来るんですよね」
知り合いの客が集まっているようなノリを心配したが、通された3階は、オレたち以外に客はいなかった。壁に取り付けられたテレビでは、ちょうどビールかけの中継が流れている。
「おっ、やってるねぇ。ぼくらもビール飲みますか」
「そうですね」
「では乾杯」
「おめでとー。このビール会場って東京のどこですかね?」
「うーん、どこだろ。ちなみにもし地元で優勝した場合は、どこでビールかけだったの?」
「えー、どこでしょ。わたし、あんまりわかんない」
なるほど、詳しい子ではないんだな。こりゃあ好都合だ。話はビールかけの話題から、今日の試合をなぞるようなカタチで進んだ。彼女は本当にあまり詳しくないようだった。
「あゆみちゃんは、やっぱり昔からカープファンなの?」
「一応まぁ。でも、よく応援しだしたのは、堂林とかイケメン選手からかな」
「そうなんだー」
イケメンねぇ。オレの顔のことはどう思ってるのかな。もちろん、衣笠ってことでテンションは上がってくれてると思うけど。しかし、飲み始めて30分ほどしたところで、彼女がスマホを取り出した。
「じゃあ私、0時8分の電車に乗るんで、そろそろ」
「えっ?」
 いやいやちょっと待てよ。
「もうちょっと飲もうよ。せっかくこんな日なんだし」
「でも」
「それにほら、こんな衣笠みたいな男と飲めるなんてそうないよ」「…」
 彼女はキョトンとした表情だ。
「衣笠って誰ですか?」
 マジで? オレのことわからずに付いてきたの。
「…じゃあ、よくこんなモミアゲ野郎についてきたね」
「それはまぁ。…店長に号外を渡したかったのもあったんで…」
恥ずかしそうにそう言うと、そそくさと帰り支度を始める彼女。そしてイケメンの店長に号外を渡し、本当に帰って行ってしまった。オレ、照れ隠しに付き合わされただけかよ。店を出たあとは、もう本当に心が折れてしまった。知らず知らずのうちに気分は風俗街のほうへ。と、カープの看板を模した箱ヘル店の客引きが声をかけてきた。
「衣笠!うちで遊んでいってくれんじゃろか」
 バカ野郎、鉄人は落ち込んでるんだよ。

ゲイのハッテン場映画館・上野オークラ劇場で同性愛を体験

ゲイの集まるハッテン場・上野オークラ劇場に突入してみた。ポルノ映画館というところは、単にエロ映画を観るためだけの場所ではなく、昔からゲイ連中のハッテン場としても機能している。トビラを開けて新顔のオカマが出現した。暗くてハッキリ見えないが女装してる。0080_20180415221401d1d_20190814182214dc1.jpg0081_201804152214029fa_20190814182216e0b.jpg0082_20180415221403987_20190814182217e69.jpg0083_201804152214057ce_201908141822183d5.jpg0084_20180415221406fd1_20190814182220e86.jpg0085_201804152214086ff_20190814182221c93.jpg

東京・上野にあるポルノ映画館「オークラ劇場」だ。周知のことだろうが、ポルノ映画館というところは、単にエロ映画を観るためだけの場所ではなく、昔からゲイ連中のハッテン場としても機能している。中でも上野のオークラ劇場はその総本山とでもいうべき存在で、館内では連日のように大勢の同性愛者たちが乳繰りあっているそうな。

そんなおぞましいところへ行けと、編集部は俺に言う。ノンケのニイちゃんが単身で乗り込んだらどういうことになるのか、身をゆだねて体験してこいと。なぜ俺には、乱交サークルなんかの仕事がまわってこないんだ?差別だろ!こんなにイヤらしいことされてるのよ

平日、午後5時。JR上野駅から徒歩5分ほどのところに目指す映画館はあった。もっとおどろおどろしい外観を想像していたのに、ずいぶんキレイだ。このオークラ劇場、1階は露出カップルや一般客用、2階はホモ系と棲み分けされているらしい。俺が向かうのは当然、2階だ。チケットを購入し、階段を上がる。薄暗いロビーに着いて、いきなり目に飛び込んできたのは妙に化粧の濃い、2人組のオバチャンだ。

おや? たしか受付に「2Fは男性客のみ」の貼り紙があったはずだが。よく見たらオカマだった。オッサン丸出しの野太い声で、何やら談笑している。「ねえ、ヨシミちゃん、脚キレイになったじゃないの」「ふふふ、わかる? ダイエット頑張ちゃってさ」
ニューハーフと呼べるような上等な代物ではない。オッサンが女性の服を着て粗末なカツラを乗っけただけのゲテモノである。連中の視線から逃げるように上映スペースへ。暗い通路に立って目を凝らすと、15人ほどの人影があちらこちらに点在していた。

ひとまず、空いてる席に腰かけよう。上映中のピンク映画は、未亡人を巡って会社員と大学生が争いをくり返すエロコメディだった。微妙な気分で鑑賞を続けていたところ、何やら後ろの席からヒソヒソ声が。振り向きざま、あやうく「ヒッ!」と叫びそうになった。先ほどロビーで見かけたオカマの1人が、白髪頭のジーサンと絡み合っているのだ。おえっ。正視に耐えられずすぐに前を向くも、背後から声が飛ぶ。
「オニーサン、見てぇ。アタシ、こんなにイヤらしいことされてるのよ〜」もう一度、恐る恐る振り返る。目の前では、両足を大きく開いた小林亜星似のオカマが、オッサンに手コキされていた。亜星はその様子を見せつけるように言う。

「ほら、こっちにいらっしゃい」めっちゃ挑発されてるんですけど。何されるんでしょうか。言われるまま亜星の隣に移動すると、ヤツは俺の手を自分の乳首にあてがった。愛撫しろってことらしい。まったく、わがままなオカマだ。これでいいのか、ほれほれ。「むふぅ〜、むふぅ〜」
よほど気持ちがいいのか、低いうなり声が漏れる。その隣では、ジーサンが芋虫みたいな性器を一心腐乱にコスり続けている。ジーサンよ、孫が見たら自殺するぞ。数分後、上映が終わって館内が明るくなり、パンツをはき直した亜星はロビーに消えていった。

「頑張ったんだからチューしてよぅ」
5分休憩を挟み、次の映画が始まった。周りがまた暗がりに包まれる。トビラを開けて新顔のオカマが出現した。暗くてハッキリ見えないが女装してることだけはわかる。シルエットを見る限りかなりの大柄だ。オカマは客の顔を物色するように通路を歩き、館内を一周したところでどかりと俺の隣りに座った。俺かよ!選ばれちゃったよ!さわさわ。膝を撫でられた。
「オニーサン、エッチなことしたくない?」オカマが妙な表情を作りながら口を開く。どうやらスレた悪女を気取ってるつもりらしい。が、轟二郎そっくりの顔で言われても凍てつくだけだ。チビリそうになった俺は、無言のまま身を固くした。それをイエスと取ったのか、二郎はおもむろに俺の股間に手を伸ばし、ジッパーからチンコをつまみ上げる。
「いいオチンチンね。大好物なの。気持ちよくしてあげるね」
サオをしごき、タマをもみほぐしと、丹念な愛撫が始まった。花柄のワンピースから酸味がかった汗のニオイが漂ってくる。もう泣いていいですか。「元気ないわねぇ」一向に勃つ気配のないチンコにヤツは不満気だ。しかし、本当の悪夢はここからだった。股間から手を離した二郎が、甘えた表情で言うのである。

「ねえ、頑張ったんだから、チューしてよぅ」チューだと? その口がチューだと?思わず握りしめた右拳をなんとかなだめ、コンクリート壁にキスするつもりで唇を重ねてやった。シソーノーロー特有の口臭が鼻に突き刺さる。地獄以外の何ものでもない。吐きそうだ。唇をなめまわした二郎が「ねえ」とウインクしてきた。今度は何だよ。
「おっぱいとチンチン触って」観念して、なま温かい性器をしごいてやる。
「うう、おお、おふ、おふ」この野獣のようなうめき、さては射精が近いか。さっさとイキやがれ!が、ガマン汁の段階で、ヤツは自らストップをかけてきた。
「あたし、射精には興味ないから。ありがとうね」一目散にトイレに駆け込んだ俺は、皮膚がめくれるほど手を洗った。いったんロビーで休憩してから中へ戻ると、スクリーン近くの座席が何やら騒々しい。何事かと近づいてみて鬱になった。IKKOを10回り劣化させたオカマが、商店主風のおっさんにジュボジュボとフェラされて喘いでいるのだ。相当にグロい。思わず顔をしかめたら、IKKOがキッとにらんだ。
「おい、こら、なに見てんだよ。あっち行け!」ドスの利いたチンピラ声である。あんなナリしてても、やっぱり中身はガタイのいいオッサン。下手に怒らせるとコトだ。慌てて退散し、別の席に腰かけた。そこへまた別のオカマが。「ねえねえ、アタシと遊ばない?」顔を見て少しホッとした。若き日のピンクレディー・ミーちゃんにどことなく似てるのだ。スタイルも悪くない。今日見たオカマの中では断トツのルックスだ。
「何して遊ぶの?」「お口で気持ちいいコトしてあげる。トイレに行こうよ」
お口か。ま、ミーなら我慢できなくもないか…。多少の不安を感じながら、ミーの後に続いて上映スペースを出る。瞬間、目まいがした。明るい照明の下のミーは、凄まじい厚化粧で顔のシワを隠した老人だったのだ。とはいえ、今さら引き返すこともできず、俺はトイレの個室で泣く泣くしゃぶられた。ジュボジュボと不快な音をたてながらチンコに吸いつく老ミー。人生とはかくも厳しいものなのか。「全然、勃たないのね?」
さも意外だといいたげに首を傾げている。アホか。オマエの顔見て勃起するわけねーだろ!
「しょうがないわね」そう言って彼女(?)が手のひらを差し出してきた。へ? 手相でも見ろってのか?「冗談じゃないわよ。5千円ちょうだい」げげっ、商売なのかよ!「今度はアソコも舐めてよぅ」3本立ての映画はすでにひと回りし、スクリーンは二巡目に突入した。少し離れた席では先ほどから桂歌丸似のオカマと貧相なオヤジがイチャコラしている。いろんなオカマがいるもんだ。
「あん。気持ちいいわ。ああん」
ち、うるせーな。すさんだ気持ちで歌丸をにらむと、ヤツはハッとした表情で話しかけてきた。

「ちょっと、あなたタイプ〜。ずっとそこにいたのぉ? 気づかなかったぁ。こっち来ていっしょに楽しみましょうよ」
…はいはい。隣に座るや否や、歌丸がすばやく俺の股間に顔を埋めた。かわいそうに、隣のオッサンはほったらかしだ。
「パックンチョしてあげるね」もはやフェラされるぐらいでは少しも動じない自分がいる。俺は人間として大切な何かを、うさぎのごとくポロポロと落としまくってしまったようだ。チュパチュパチュパ。ずいぶん長い時間しゃぶってようやく満足したのか、歌丸が自らブラウスをめくり上げた。
「ねえ、おっぱい舐めて」本日二度目の「ご奉仕したんだからお返ししてね」のパターンだ。歌丸の乳首は悪臭を放っていた。
先ほどまで舐め回していたオッサンの唾液臭だ。どんだけハードル上げりゃ気が済むのよ。口で息をしつつ乳首にそっと舌を這わせる。
「あーーーん、すっごくいい!」耳障りな喘ぎ声を上げて、歌丸は次々とおねだりを連発してきた。
「反対側の乳首もお願い」「キスしようよ」「甘ガミしてぇ」
そして、ついに鬼の要求が。「今度はアソコも舐めてよぅ」「え?」
この期に及んで言うのもなんだが、それはいかがなものか。舐めさせるのはまだいい。とりあえず今はアリとしよう。でも、俺が舐めるってのはどうなのよ。人としてナシでしょ、絶対。
「はやくぅ」南無三!覚悟を決めた俺は歌丸の股間に顔を埋め、パンティの上から硬直した性器を舐め上げた。これがギリギリの妥協だ。
「ああん、ああん!」くそ、どうだ。ちきしょう、気持ちいいか!「ダメ、感じるぅ!」
パンティから匂うほのかなアンモニア臭が、鼻腔を刺激する。周囲の景色がにじみだしたのは、俺の両目に溢れる涙のせいか。もうムリっす!

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