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  • 2019/09/19出会い攻略

    テレビのニュースで、東京大学の入試を取り上げていた。今年は掲示板での合格発表が復活するらしい。ああ、今年もそんな時期ですか。2年前は、東大受験に失敗して八浪が決定したフリをして、30代後半のネーサンとカラオケに行ったなぁ。抱き付くところまではできたっけ。惜しかったなぁ。 あの企画、ゴールまでもう一歩だったわけだから、ちょっと設定をひねればなんとかなるのでは? 八浪じゃなくて五浪にするとか。いやいや、...

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  • 2018/08/06出会い攻略

    丸坊主&学生服という格好で球児に扮し、ナンパ企画をやった。「試合に負けて甲子園へ行けなくなって…」と泣きながら町の女に声をかけるという冗談みたいな作戦だったが、これが大成功。ウソのような本当の出来事だ。なもんでもう一度やりたいと思った今夏、ふと閃いた。オリンピックがある。あと一歩で五輪行きを逃した代表候補選手のフリをするのはどうだろう。その悔しさたるや聞く者の涙を誘うレベルなのは間違いない。女ども...

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  • 2018/03/30突撃リポート

             3月10日、正午。東京大学の合格発表日。学ラン&学帽&メガネの秀才学生ルックでキメたオレは、『赤門』の前に立った。喜びに感極まっている女子合格者たちに「キミも受かったの! ぼくもだよ!」と声をかけ、新東大生と意気投合セックスするためだ。実はこのナンパ作戦、熱心な読者なら覚えているかもしれないが、オレが4年前にも挑戦したもの。そのときは悔しいかな連絡...

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東大受験に失敗して二十浪決定!で女の同情をひき口説く

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テレビのニュースで、東京大学の入試を取り上げていた。今年は掲示板での合格発表が復活するらしい。
ああ、今年もそんな時期ですか。2年前は、東大受験に失敗して八浪が決定したフリをして、30代後半のネーサンとカラオケに行ったなぁ。抱き付くところまではできたっけ。惜しかったなぁ。
 あの企画、ゴールまでもう一歩だったわけだから、ちょっと設定をひねればなんとかなるのでは? 八浪じゃなくて五浪にするとか。
いやいや、それだと同情が浅くなるぞ。8がダメだったんだからもっと数字を上げなくちゃ。10とか15とか。いっそのことオレの実年齢で勝負してみっか。
 オレは現在38才、高校卒業から20年経ったわけで…。
 二十浪!?人生の半分以上が浪人生活なんて悲惨過ぎ! さすがにラクショーで同情してもらえるんじゃね?
というわけで3月10日金曜、東大入試の合格発表日。新宿にやってきた。
 今回の格好も、学ラン&学帽、そして手には赤本である。ガリ勉受験生ってことを一目でわかってもらうためだが、学生服は20年選手ならではの工夫もしている。カッターや紙ヤスリで傷を付けてボロボロにしてきたのだ。見た目の悲壮感も抜群ですわ。さて行動開始と参ろう。柱の前でスマホをイジっている女の子に近付いていく。隣に座り、涙をこらえる感じで目頭を押さえる。
「ううっ。また落ちちゃったよ」まずはこうして独り言アピールだ。
「もう何浪目だよ、オレ…」
 女はスマホに視線を落としたままである。これは自分からしゃべりかけなきゃどうにもならんな。
「あのぉ、ちょっと、おねーさん」
 声をかけると、彼女がこちらをチラっと見て、しかしすぐにまたうつむいた。
「すみません、いきなり話しかけて。でも、でも、どうしても誰かとしゃべりたくなって」
「……」
「長年、東大を目指して受験を頑張ってきたんだけど、また落ちちゃって…二十浪決定なんです」
 どうだ、聞いたことないでしょ、二十浪なんて。かわいそ過ぎるでしょ? 
 ところが女の口から驚愕の言葉が。
「友達が来るんで」
 しゃべってるヒマがないってか!?二十浪決定で絶望してる人間に言うセリフとは思えないんだけど。冷酷人間だわ。しかしオレが本当に凍り付いたのは、その後1時間、同じようにアピールしてみた結果である。大半が無視、もしくは「忙しいんで」。
 正直、八浪のときよりも悪い状況である。この2年で、東京の女たちは荒みきってしまったのかも。作戦を変更しよう。
同情は誘えなかったが、共感はどうだろう。つまり、同じように絶望している女をターゲットにすれば││。
「おねーさんの話を聞いてたら、ぼくの二十浪決定なんて大したことない気がしてくるよ」
「いやいや、二十浪のほうが大変ですよー」
「じゃあ、お互いツライってことでなぐさめ合おっか」
「うん」
 なんて展開が期待できるはずだ。もちろん、町で誰が絶望オンナかを見極めるなんてことは無理だが、彼女らが足を運びそうな場所は見当がつく。「前向きに生きよう」的な自己啓発セミナーだ。
 翌日の土曜日、朝10時。学ランを着込み、ネットで見つけたセミナーへ向かった。受講料が2万2千円もする会だが、逆に言えば、参加者はそんな大金を払うことを惜しまないほど心がボロボロの人間。オレの悲壮っぷりをガッチリ受け止めてくれるはずだ。
会場のマンションのインターホンを押すと、女講師が顔を出した。通された部屋には、大きなテーブルを囲んで女たち3人が座っている。40代後半くらいが1人と、若い子が2人。3人は豆鉄砲を喰らったハトのような目でこちらを見ている。学ランがそんなに珍しいのか。うん、珍しいよね。
 そこに、「サチコ」という名札を付けた50がらみのオバサンが遅れてやってきたところで、講師が口を開いた。
「では、今日はこの5人でやっていきますんで、みなさんよろしくお願いします」
 男がオレ1人とは、好都合ではないか。若い子を2人ともかっさらおっかな。
「あと、今日はお互いの名前を呼び捨てにしてくださいね」
 オーケー。さっさと二十浪決定アピールさせてくださいな。
しかし、特に最初に自己紹介タイムなどはなく、セミナーは始まった。まずは、紙に自分の自信のなさについて書き出させる作業だ。
〈自分の能力についてどう思うか?〉
 東大に合格できない、と書いとくか。
〈Q・自分はどうせ○○〉
 二十浪、と書いとこう。
 お次は、紙を隣の参加者と見せ合う作業に移った。サチコさんと交換だ。
「私はこんな感じなんだけど」
 見たところ、悩みは旦那が最悪で、家庭が崩壊って感じか。
 とりあえずオレのも差し出す。
「ぼくはまぁ、東大受験を落ち続けてる感じなんですが」
「東大?」
「はい。今年も落ちて二十浪が決定して…」
「……それはツライね」
 それ以上言葉を続けないサチコさん。共感してくれちゃったかな? ま、この人と繋がってもしょうがないんだけど。他の女たちへのアピールチャンスが訪れたのは昼休みだ。講師以外の全員で一緒に駅前のファミレスへ向かうと、都合よく、オレに質問が飛んできたのだ。「セントウはなんで学ランなんですか?」
よし、よく聞いてくれた。
「…ぼくは、東大を目指し続けてるんだけど、落ちてばっかりで…。今日はそういう辛さで来てるもんで」 
押し黙る一同。どんな反応をしてくれるかな?
「昨日合格発表があってまた落ちちゃって。二十浪が決定して…」
 どうだヤバイだろ。こんだけ悲惨な人間も見たことないだろ?
と、このセミナーの受講が2回目だという熟女が、やけに甲高い声でしゃべりだした。
「セントウ、もう大丈夫っ。ここのセミナーに来たからには、もう大丈夫だから! 本当によかったよ、セントウ!」
 何だこのテンションは? というか大丈夫ってのは、来年は合格するって意味か。
「セントウは、今までずーっと囚われてきたんだと思う。でも次の一歩を踏み出せるよ。ゼッタイ変われるから」
つまりそれって、東大をあきらめることができるって話では? ざっくばらんに言えば、いつまでバカなことやってんだって話では?
他の女たちもその言葉に納得した表情である。…オレ、共感はされずに、バカだと思われてないよな?というわけで、イマイチ手応えを感じられぬまま昼休みは終了。午後は再びサチコさんとのパートナータイムだ。
「セントウは結婚とかは考えてないの?」
「今はまだぜんぜん。この20年、東大ひとすじだったもんで」
「女性に興味ないのかな、東大のタマゴは?」
 けっこう打ち解けてきちゃってるし。こうなりゃもう焼けくそで、このオバサンを狙ってみるか。
 パートナータイムは夕方まで続き、セミナーの締めくくりは、明るい未来を想像するというパートだった。照明が落とされ、全員が瞑想すると、講師が「心のブレーキを外して」だの「あなたは頑張ってきた」だの催眠術トークみたいなことを始めた。
おっ、あちこちからすすり泣く声が聞こえてきた。完全に誘導されちゃってんな。高い金を払ってんだから集中しなくちゃソンってことかもな。
夜8時、セミナーが終了した。とりあえず、サチコさんとはたっぷり絶望を共有したはずだ。
 会場を一緒に出て駅へ向かう道すがら、誘ってみた。
「よかったら、お茶でも飲んで帰りませんか?」
「ごめんなさい。うち帰ってゴハン作らなくちゃいけないんで」
 うっそ、お断りかよ! 家庭を嫌ってたはずなのに、うち帰ってゴハンって…。 
 もしかして、最後の催眠タイムで元気になっちゃって、ヘンな学ラン野郎なんかと一緒にいたくないと思われちゃったか。トホホ。
 次のプランを発表したい。夢を追いかける男に尽くしたがる女っているじゃないですか。メジャーデビューを目指すバンド野郎のカノジョとか、売れてない芸人のヨメさんとか。彼女らは自己を肯定する感覚ってのが低いらしく、見た目に共通点があるらしい。その特長とはずばり、野暮ったい格好のコがそうなんだと。町を探せば、けっこう見つかりそうじゃないか? そこに声をかけるオレ。
「今年も不合格で、二十浪が決定したんだけど、来年こそは絶対行くよ、東大に!」
「わかった。私、応援するー」
 これならイケるはず!
 日曜日の夜7時。三度目の正直を信じて新宿へ。
 駅前をじーっと眺める。野暮ったい格好のヤツは…。男を含めるなら、ビルのガラスに写ったボロボロ学ラン野郎が断トツ一番香ばしいが、それはさておきどの女がダサイだろう?
向こうから眼鏡女が歩いてきた。パンパンのリュックといい、コートのサイズ感といい、ダサイ認定していいレベルでは? 行ってみましょう。後ろから近寄っていき、すれ違いざまにトートバッグを持ちかえる。わざと相手の袖に触れるように。
「おっと、すみません。考え事してて前見てなくって」
キッカケ作りの小芝居だ。今回は夢を追い続けている設定なので、ウソ泣きは必要ないだろう。
そのまま並んで歩きながらしゃべりかける。
「自分、東大に入りたくて受験を続けてまして。一昨日、今年の発表があったんですよね」
「ふーん」
「でも、また落ちちゃって二十浪決定なんですけど、来年こそは絶対行きますよ、東大に!」
「ははっ。頑張ってください」
 相手の足が止まった。へー、普通に応援してくれるんだ。
 しかし、こちらが「どうもです!」と握手を求めると、彼女は一応は応じてくれたが、そのまま去って行った。ならばとお次は、ビルの前に立ってるピンクコート女へ。洋服のどれがってわけではないが全身からダサさを漂わせている。強引にいってみっか。
「おねーさん、ちょっと聞いてもらえません?」
「えー、何なに? なんか学ランチョー破れてるんだけど」
 さほど警戒されていない。しかもナイスな突っこみ。これは好都合だ。
「そう、この破れの理由を聞いてほしいんだけどね。ぼく、東大に入りたくて受験を続けてて。今年も落ちちゃって二十浪決定で」
「二十浪?」
「そう。20年受け続けてるんだけど」
「じゃあその破れてるのは、頑張ってる証拠だ」
 頑張ってる証拠ときましたか。ステキなこと言ってくれるじゃないの!
「とりあえず、来年こそは合格するように頑張るから!」
「頑張ってくださーい」「応援してくれるんだ?」
「するよー」
 そう言ってガッツポーズを作る彼女。これはもう尽くす女と見ていいのでは?
「ありがとう。もしよかったら、軽くメシでも行かない?」
「あー、これから待ち合わせなんですよー」
なんだよ、尽くせよ!
 ピンクコートちゃんと別れた後、雨がパラつき始めた。ようやく手応えを掴めてきたところだ。マックにでも入りましょう。
 おっ、カウンター席に全身黒ずくめで地味顔の子が本を読んでいる。とってもヤボったいぞ。
 コーヒーを買って隣に座り、カバンから赤本を取り出す。彼女の視線がチラっときた。
「ゴツイ本でしょ?」
「…ははっ、赤本」「そう、だけど今年も落ちちゃって、二十浪決定なんだよね」
 彼女の目がカッと見開いた。
「…ちなみにおいくつなんですか?」
「38。で、来年は39才。だから何としても来年、30代のうちには東大に合格したいんだよね」
 どうだいこの話。さすがにちょっとアホっぽいかな。
「すごいですね。私なんて大学進学に対してそこまで頑張らなかったから」
 普通に感心されちゃったぞ。
 彼女ヨウコちゃんは、地方大学の学生らしい。地元は静岡で、本当は東京の大学に入りたかったのだが、目当ての学校は受からず、何となく受けて合格した今の学校へ進学したそうだ。
「で、今日はこれから帰るんですけどね。11時発の深夜バスで」
 …えっ、そうなの? あと1時間ほどしかないし…。
「…じゃあ、バスですぐ寝られるように、軽く飲んでいったほうがいいじゃないの?」
「いやいや」
「『バスタ(バス乗り場)の下にピザ屋があるんで、そこで1杯だけどう?」
「えー、うーん、じゃあまあちょっとだけなら」
 誘ってみるもんだ。これはもしかしたら意外と「今日は泊まっていく」となるんじゃないの。
 ピザ屋のテーブルに向かい合って腰かけるや、彼女がなぐさめてくれた。
「また来年も頑張ればいいじゃないですか」
「うん、頑張るよ。応援してね」
「はい。頑張ってください」
 さすが尽くし系、これまでの見下すような女たちと違って、表情がマジだ。
「ヨウコちゃんみたいな子がいてくれたら、今度こそ受かる気がするよ」
「え、そうですか。私なにもできないですよ」
「いいのいいの、そばにいてくれるだけで」
「そばにもいれないですし」
 だよね。バスに乗る気だもんね。でも今夜だけでも尽くしてほしいな。もっと夢を語ったほうがいいのかな。
「ぼくの夢はね、東大に入って官僚になることなんだ。そしてこの国を変えていこうと思う」
「へえ、すごいですね」
「今の日本は腐りきってるからね。ぼくが日本を変えるんだ」
「はい、変えてください」
 ん? 今ちょっと突き放さなかった? 二十浪に何ができるんだよ的な冷たさを感じたんだけど。
「ぼくの夢、応援してくれるよね」
 さし伸ばした右手を彼女が握ってくれた。がっちり握手。
「でも…年齢的には大丈夫なんですか?」
「年齢?」
「官僚試験って年齢制限なかったですっけ?」
 そんなことは知らない。あまりに縁遠い世界だもん。
「うん、ないよ。そんなのない」
「それならいいですね…。あ、そろそろバスが…」
ちくしょー、やっぱ乗っちゃうんだ。
 仕方なくラインだけ交換して、彼女がバスに乗り込んだころ連絡してみた。
『次はいつ東京に来る? 頑張る姿をまた見てもらいたいから』
 この、わけのわからんメッセージに対して返事は、
『頑張ってください。合格した暁にはまたラインください』
 合格してからじゃ遅いんだよ! てかそんな暁、永遠に来ないし!
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同情ナンパで心優しい女の子を口説く|出会い体験談

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「試合に負けて甲子園へ行けなくなって…」と泣きながら町の女に声をかけるという冗談みたいな作戦だったが、これが大成功。ウソのような本当の出来事だ。なもんでもう一度やりたいと思っ
た今夏、ふと閃いた。オリンピックがある。あと一歩で五輪行きを逃した代表候補選手のフリをするのはどうだろう。その悔しさたるや聞く者の涙を誘うレベルなのは間違いない。女どもがさぞや同情してくれるんじゃないだろうか。7月の平日、夕方。赤ジャケット&白スラックス&日の丸ワッペンという日本選手団の開会式ファッションで、新宿駅前に立った。
気合いを入れて代表選考会に臨んだがダメだった、せっかく開会式の準備までしてたのに、という設定である。種目については何でもいいだろうが、マイナーなほうがごまかしやすそうだから、陸上3000m走あたりにしよう。さて、どの子が同情心が強いだろうか。あそこに小柄な女の子がスマホをいじりながら立ってる。行ってみますか。独り言をブツブツ言いながら近寄っていく。
「くそぉ〜。せめて自己ベストが出ていれば…」
目頭を押さえて立ち止まると、相手がこちらに気づき、イヤホンを外した。
「…すみません。独り言で。というか自分、陸上をやってて、今日オリンピックの代表選考会があったんですけど、結果ダメで…」
「何の種目なんですか?」
「陸上の3000メートルって種目なんですけど」
「じゃあ、足が速いんですね」
何だその適当な反応は?しかも妙に目が笑ってるし、ぜんぜん同情してそうな感じがしないんだけど。
「…今日はベストの走りができなくて。あんなに練習したのに…」
もっとアプローチしてみようと、彼女の肩に手をついて泣き崩れてみる。
「え〜、何ですか〜?」
「…すみません、何か込み上げてきて、ちょっと肩を…」
「いやいや、バイトがあるんで」 
彼女は逃げるように去っていった。普通にヘンなヤツだと思われたか…。いくらショックに打ちひしがれているテイとは言え、新宿の路上で泣くってのは、さすがに不自然なのかもしれない。場所をファストフードに移すことに。マックに入ると、カウンター席で暇そうにスマホをいじっているOL風がいた。隣に陣取り、先ほどと同じように独り言から始める。
「はぁ〜。オリンピック行きたかったなぁ」
聞こえているだろうし、こちらの服装も視界に入っているはず。それとなく彼女と目があった。
「いやー、おねえさん。人生っていろいろありますね」
「…そうですね」
「ぼく、陸上やってまして。3000mっていう競技なんですけど。今日、オリンピックの代表選考会があって」
「えー、すごいじゃないですか」
「いやいや、落ちたんですから。ぜんぜんダメですよ」
「じゃあ、4年後です。4年後の東京ですよ」
ほー、この反応は信じてくれてるんじゃないの?
「でもぼく、もう年齢的に4年後は厳しいんですよね。だから、どうしたらいいのか?」
「でも、悪いことの後はいいことがありますって」
「そんなもんですかね?」
「そんなもんですよ。オリンピックに行けないってショックと同じくらいの大きさの、次はいいことがありますよ」
なんだかいいことを言ってくれている。この反応は悪くないじゃないの。
「ありがとう。おねーさん、優しいね。何だかホントにいいことがありそうに思えてくるよ。ぱーっと飲みに行こうかな。おねーさん一緒にどうですか?」
「……」
…ちょっと間が空いた。と、彼女が楽しそうに店の外を指差す。
「あ、宝くじとかいいんじゃないですか?今なら当たる確率が高いと思いますよ」
「そうかな?」
「絶対当たりますって。当たったらわけてくださいよ」
目をランランとさせている彼女。ここは話にのってやるか。
「じゃあ、オレ、買ってきますわ。ちょっと待ってて」
「はーい」かくして宝くじ売り場へ向かって購入して戻ると、彼女はすでにいなくなっていた。マックのテーブル席に、黒木華っぽいボチボチ美人さんがいた。例のごとくぶつぶつ呟く。
「あ〜あ。何なんだよ…。マジでリオ行きたかったのに…」その後で、声をかけてみる。
「人生っていろいろありますね。ぼく、陸上をやってるんだけど」
「うんうん」こちらがしゃべり終えるのも待たず、相づちが返ってきた。
「今日、オリンピックの代表選考会があって、だけど結果はダメだって」
「でも、そんな夢を追いかけたってのは、すごいことですね」
「いや、でもぼく、結果的にダメだったから」
「どういう種目なんですか?」
「陸上の3000メートルです。マニアックだからご存じないと思うんですけど」
「へぇ。何か、こういう反応は悪いのかもしれないけど、すごいですね」
「いやいや、結果はダメだったわけだから」
「でも私、頑張ってる人大好きなんですよ。それに、先月は自分がすごく落ちてたから、今月は人に元気を与える月間にしようと思ってて」
おもしろい表現をする子だ。これはいい子にあたったかも。
「おねーさんは、何をされてる方なの?」
「3月までは保育士やってたんだけど、今は営業」
元保母かぁ。だから優しいのかも。彼女は自分のことをベラベラとしゃべりだした。
「今は転職してよかったと思ってる。自分を活かせる場所をようやく見つけた感じだから」
「すげーポジティブだね」
「よくいわれる〜。基本、誘われたらガンガン乗っていくし」これは聞き捨てならないぞ。
「じゃあ、ぼく、一人で悶々としちゃってるんで、よかったら飲みに付き合ってくれない?」
「行こう行こう」 
すばらしい食いつきじゃん!ところが、居酒屋に移動すると、彼女は最初に釘をさしてきた。
「一応、9時半には出なくちゃいけないんで。それまでってことでいいですか?」
あと1時間ほどしかない。とにかくここはショックをアピールしよう。
「もう目標を失っちゃった感じで、心がカラになっちゃってて」
「それって、元気になりたいの?それとも夢を追いかけられる力が欲しいって意味?」
「うーん、わかんない。でも混乱してて」
「なるほど。私も前の職の後半はそうだった。でも、去年の夏に、知り合いのバーで、年上の女の人と知り合って、その人がいろいろ言葉をくれたの」
「というと?」
「とりあえず、魂を削って生きなさいって」
それから1時間、彼女はトツトツと熱い人生論を語りまくり、そして宣言どおり1時間で店を出たいと言い出した。
「ごめん、これから人と会う予定なんで。一応、これ私のLINE」
その夜、彼女からLINEがきた。『せんちゃん(笑)。元気になりましたか?』
『今日はどうも。おかげで完全に元気になりました!
…ってのは強がりです。一人になるとまた落ち込んじゃいますね』
『大丈夫ですよ。せんちゃんはそんなに弱くない人だと思うから。応援してますよ(^^)ρ(^^)ノ〜』あいかわらずの熱いノリだ。
『ありがとうございます。自分の思考を整理中です。よかったらまた話を聞かせてくださいな』
『自分を整理するのって難しいんですよね。ぜひぜひ協力させてください』
協力したいときましたか?ぜひとも身も心もなぐさめてもらいたいなあ。
『ありがとう!嬉しいこと言ってくれますなぁ。じゃあ明日とか明後日とか時間ないでしょうか』
『では、明後日なら夜9時から空きますよ』
さくっとアポが取れた。しかも9時からなんて、いかにもしっぽりした感じじゃないか。
当日の夜。新宿の待ち合わせ場所へやってきた。未練にさいなまれていることをアピールしたいので、今夜も選手団ユニフォームでキメてきた。がっつり慰めてもらいましょう。彼女は20分ほど遅れてやってきた。
「ごめんなさい。ちょっと前の予定が長引いちゃって…」  近くの居酒屋へ入る。
「いやー、この前はありがとうございます」
「いえいえ、私も楽しかったし。今日もすごく楽しみでやってきたから」
楽しみってか。この子、どういうつもりなんだろう。慰め好きなのかな?一昨日同様、彼女は熱い人生論をしゃべりだした。
「せんちゃんは、オリンピックの夢を追いかけたいの?」
「正直、難しいとは思っている。年齢的に4年後は難しいから」
「夢は他にはないの?」
「これ一つでやってきたから、考えられないよ。だからこの前も言った通り、本当に空っぽで…」
今夜はトコトンしょげてやろうと、
「何を目標に活きたらいいのか」
「一人でいると絶望しちゃう」などグチってみた。彼女はじーっと聞いた後、妙に説教くさい感じで切り出してきた。
「でも、他にも頑張って目標持ってみてよ」
「…そうねぇ」
「たとえば、お金がほしいとか、恋
人がほしいとか、そういうのはないの?」
「…それはまぁ」
「じゃあ、それを100コ出してみよう。せんちゃんには、それをぜひやってほしい!」
何だこの提案は? と、彼女は手帳からメモを取り出した。「わたしはここに100コ書いてるの。タワマンに住みたい、友達が100人ほしい、世界中に行ってみたいって大きな夢から、東京に住みたい、スタバでピコピコパソコンやりたいみたいな小さな夢までいろいろ」何だこの話は?
「で、できたことから一つずつ消していく。気持ちいいから。ま、これは、この前言った、私にいろんな言葉をくれたスゴイ先輩に教えてもらったことなんだけど」
すごい先輩?何だか香ばしいワードが飛び出したぞ…。 どう反応していいか困っていると、彼女はカバンから水のペットボトルを取り出し、落ち着き払った感じでゴクリと飲んだ。
「その先輩って何をやってる人なの?」
「いろいろ。不動産とか飲食店とか。とにかく、生き方が本当にかっこいい人」
「…熱い人なんだね?」
「そうそう。でも、せんちゃんもオリンピックなんていう夢を追いかけてきたわけだから、熱い人だと思うよ。命燃やしてると思う。だからしゃべってて楽しいし、私はつながりたいと思ったし」
もうわかった。こんなことを言う人種は一つしかない。この女、マルチビジネス系だ。
「…もちろん、オレは頑張ってやってきたけど」
相手がマルチとはいえ、ここまでやってきた以上、オレも手ぶらでは帰れないぞ。彼女の手を握ってみたら、すっと握り返してきた。
「そうだ、せんちゃん。いい提案があるんだけど。今週の日曜って何してる?」
「…いや別に予定は」「先輩に会ってみる?今週日曜にちょうどイベントがあるんだけど。楽しいよ。命を燃やして生きてる人ばっかりだし。オリンピックと同じように、最高の目標ができるって!」 おいおい!オリンピックとマルチを同列に語るなっての!

同情作戦でナンパSEX出来るかドキュメント

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3月10日、正午。東京大学の合格発表日。学ラン&学帽&メガネの秀才学生ルックでキメたオレは、『赤門』の前に立った。喜びに感極まっている女子合格者たちに「キミも受かったの! ぼくもだよ!」と声をかけ、新東大生と意気投合セックスするためだ。実はこのナンパ作戦、熱心な読者なら覚えているかもしれないが、オレが4年前にも挑戦したもの。そのときは悔しいかな連絡先の交換すらできず惨敗だったので、今回はリベンジしてやろうと燃えていたのだ。
ところが、いざ赤門にいた警備員に合格発表会場を尋ねてみると、「今年は安田講堂の改修工事をやってるもんで、合格発表はネットのみです。キャンパスに掲示板は出しません。受験要項に記載していたと思うのですが」…マジか!?
 赤門の前で呆然と立ち尽くした。わざわざ学ランのレンタルまでしてきたオレ、アホ丸出しで泣けてくるんだけど。泣きながら考えた。合格したフリをするならここでしかできないけど、受験に失敗したフリなら町中でもできるじゃん。そうだ、そうしよう。方針変更。今回は浪人が決定したことにして(八浪ぐらいが適当か)悔し涙を流し、女の同情を誘う作戦だ!昼3時。新宿駅前にやってきた。学ラン&学帽の秀才学生ルックは人の目をひくのか、周囲の視線をチラチラ感じるけど、通行人にいきなり声をかけるのは不自然過ぎるだろう。
「すみません、ぼくの話を聞いてもらえませんか?東大落ちて八浪決定なんです」
そんな軽いノリの不合格者はいない。そこでまずは駅前に立っている連中の前で、しんみり泣くことにした。アルタ前にかわい子ちゃんを見つけた。付箋をビッシリ付けた『赤本』を抱え、それとなく隣に立つ。
「くっそぉ〜。何でだよ」
ちょっと大きめの声で独り言をつぶやき、ハンカチで涙を拭く。
「ちくしょ〜、8浪決定って何なんだよぉ…」
おねーさん、聞いてくれたかな? 赤本も目に入ってるよね?チラっと彼女を見ると、目があった。声をかけてみる。
「びっくりさせて、すみません」
「えっ、いや、別に」
「自分、東大一筋だったんですが…」
 彼女はニヤニヤ笑い出した。
「芸人さんですか?」
 何そのツッコミ! 
「いや、自分は芸人とかではなく…」
「でも、いまどきそんな格好してる人いないし。なんでカバンに本入れないんですか?」
「…これはその、ちょっと気になった問題があったので確認してて」
「何かの取材ですか?」
この子、勘が良すぎ!次のターゲットを求めふらふら歩いていると、西武新宿駅前の植え込みの柵に女の子がもたれかかっていた。行きましょう。
 横に座り、首をうしろに倒して柵に頭をゴツンゴツンとぶつける。
「ちくしょ〜、何でオレはこんなにバカなんだよ…」
彼女が何事かという表情で見てきた。
「…すみません。自分、混乱してまして。ちょっと話聞いてもらっていいですか?」
「……」
「今日、東大の合格発表だったんですけど、落ちちゃって…」
「東大受けたんですか。すごいじゃないですか」
「いやいや落ちたわけですし。しかも自分、八浪決定なんで」
「八浪…ですか」
「はい」
「…元気だしてくださいよ。パーっと気分転換でもして」
なんかいい感触じゃん。このまま突っ走ってみっか。
「おねーさん、優しいですね。なんか泣けてくる…」
彼女のほうに一歩近付き、肩に頭を乗せてみる。カラダがさっと強ばった。いったん頭を上げる。彼女の表情は苦笑いだ。でも怒ってる感じではない。
「すみません…。つい甘えちゃって」
「いや、大丈夫ですよ」
「でも、おねーさんとしゃべってると元気が出てきました。パーっと気分転換したくなってきました。カラオケとか行こうかな」
「カラオケいいと思いますよ」
「なんかオススメの元気が出る曲ありますかね?」
「英語の歌とか歌ったらいいんじゃないですか」
「英語ですか?」
「東大ならならラクショーでしょ? ペラペラ〜と」
「…そうですね」
「八浪の力、見せてやってくださいよ」
「…わかりました」
「じゃあ、そろそろ人が来るんで」
 苦笑いしながら去っていった。絶対、八浪バカにしてんだろ!待ち合わせの女の子じゃ厳しいかなぁ。ヒマじゃないと、相手をなぐさめてやろうなんて気も起きないもんな。やはりここはファーストフードでボーっとしてる子とかを狙うのが正解か。駅構内のドトールのカウンター席で、スマホゲームをピコピコやっている女の子がいた。派手なジャージ姿だ。こういうヤンチャっぽいコは意外と思いやりがあったりするものだ。横に座り、例のごとく軽くうなだれたあと、しゃべりかけてみた。
「…おねーさん、そのゲームって何ていうんですか?」
「えっ?」
彼女がこちらを向いた。「突然すみません。自分、東大一筋で勉強ばっかしてたもんで、ゲームとか知らないんで気になったもんで」
「東大受けたんですか?」
「でも、今日合格発表があったんですが落ちました。八浪決定です!」
「マジですか!」
目をかっと見開く彼女。どうなんだこの反応?
「よかったら、おねーさんの何かいい話しゃべってもらえませんか?元気になれる話がききたくて」
「楽しい話ですか? あっ、ちょっと待って下さい」
LINEでも届いたのか、スマホをこそこそ操作する彼女。そしてしゃべり出した。
「私、出身が岩手で、1年前に東京に出てきたんですけど。地元にいるときにツイッターで繋がってやりとりしてた東京の人たちと会えたことが嬉しかったです」「へー。じゃあ、落ち込んだときに会って話せる友達がいるんじゃないですか?」
「まあボチボチ」
「うらやましいなぁ。自分はまさに今、そういう友達が欲しいですよ」
「すぐに作れますよ」
ニコっと笑う彼女。これ、私がなってあげましょうって流れなんじゃないの?とそのとき、オレにLINEが届いた。彼女の後ろにいる、今回のカメラマン君からだ。何だ?
『この子、友達とLINEやってます。やりとりこんな感じ↓』
『今、東大落ちたって人に声かけられてる。助けて〜』
『大丈夫? マジ心配?』
『一応まだ何もされてないけど、なまら絡んでくる〜。八浪とかコワイんだけどw』
バカにされてんじゃん!東大不合格者はなぐさめてもらえないのか?8年も頑張ってきた人間に、若い女たちのこの対応は何だろう。お次は熟女にしよう。ある程度人生経験をつんだ人間なら、他人の痛みもわかるはず。母性本能もくすぐられそうだし。マックのカウンター席で、いとうあさこ似の地味顔ねーさんがいた。歳は三十代後半くらいか。さっそく隣に陣取り、例のごとく呟き開始だ。
「くっそぉ〜。落ちちゃったよ…」
 ん?いきなりすごく視線を感じる。とりあえず会釈すると、彼女も普通にかえしてきた。
「ども、おねーさん。よかったらちょっと話し相手になってもらっていいですか?」
「いいですよ」
「今日、東大の合格発表だったんですけど。落ちちゃって」
「そうなんだ…。東大なんてすごいじゃないですか」
「でも落ちちゃったわけだし。しかも自分、八浪決定なんで…もう何というか」
「つらいのわかるよ。うん、頑張った頑張った」
おおおおっ!この優しい言葉。母親が泣いている子供をなぐさめるような感じだ。
「気晴らしに何か好きなことをパーっとすればいいと思うよ。何か好きなことないの?」
「好きなことですか?」
「…そっか、勉強ばっかりしてきたもんね」
「おねーさんは、何か好きなことあるんですか?」
「私は、マンガかな。というか本当はマンガ家になりたかったの」
「なりたかった…」
「でもダメだった。描いたマンガを出版社に持っていったんだけど、落とされまくっちゃって。だから落ちた人の気持ちはよくわかるの」
「…そうなんですね」
「で、私、今は何してると思う? ビルの掃除。実は今も仕事の休憩中なんだけど。どう?こんな人生の人間もいると思うと、何となく気がラクになるでしょ?」
あ〜いい人だ。今回の期待通りのリアクションだよ。さらに同情心をくすぐるため、彼女の肩に頭をすーっとおろしてみた。と、首に手をおき、すりすり撫でてくれるではないか。10秒ほど撫でてもらったとこで誘ってみた。「おねーさん、今日は仕事は何時までですか?もし無理じゃなければ、自分の気分転換に付き合ってくれませんか?カラオケでも行きたくて」
「うーん、私、仕事が10時までだけどそれでもいいなら」
10時。約束のマックには、先にあさこさん(便宜上こう呼ぶ)がやってきていた。昼間の白Yシャツではなく、茶色のジャンバーに灰色のズボンの私服に着替えている。近くのカラオケの受付で、彼女が料金表をじーっと眺めて言う。
「フリータイムなら朝までいても安いんだけど、まだフリータイムじゃないんだ。じゃあ、とりあえず1時間でいいか」
これはどういう意味だろう。朝まで付き合えるってことじゃん!
「ドリンク、セントウ君はどうする? 私は、マンゴージュースでいいかな」
酒じゃないのか…。
「…じゃあ、ぼくは今日はパーっとやります。ビールもらってもいいですか」
「うんうん。そうね。楽しんだらいいと思うよ」
部屋に入り、とりあえずテーブルにバラけて座った。
「カラオケなんて、ほとんど初めてです。自分、あんまり曲知らないんです。おねーさんはよく来るんですか?」
「ヒトカラはけっこうするかな。ストレス発散になるし。じゃあとりあえず、セントウ君も知ってる曲入れようかな」
あさこさんがサザンやユーミンの有名曲を入れていく。オレはそれを一緒に歌いながらタイミングを伺う。と、6曲目で彼女がこんなことを言い出した。
「このリンダリンダは知ってる? 昔、友達が私によく歌ってくれたの。セントウ君に歌ってあげるよ」
まもなく曲が始まった。おもむろに彼女の肩に頭を置いてみる。
「…ありがとうございます。こんなに優しくしてもらって…何か泣けてきます」
彼女の手がすーと伸びてきてオレの頭を抱きしめてきた。いい感じになってきたぞ。あさこさんの席へ移動し、そのまま抱き付いた。掃除の仕事をやっているせいか、なかなか筋肉質ボディだ。
「いいよいいよ。泣いていいよ」
「…すみません。なんか自分、混乱して甘えちゃって」
「人生のなかで大きいことだったもんね。わかるわかる。甘えてていいよ」
おっとスゴイ言葉が飛び出した。こりゃあもう突っ走っちゃっていいね。小ぶりのおっぱいに顔を突っ込んだ後、強引にキスを迫ってみる。と、さっと顔をそむけられた。あれ?
「セントウ君、ちょっとストップ」
さっと起き上がるあさこさん、腕時計をちらっとみている。
「ほら、もう1時間だ。そろそろ帰らないと」
「…帰るんですか?」
「セントウ君はいていいよ。せっかくだし朝まで歌ったらいい」
何を言い出すんだよ。ここでほったらかしかよ!おいおい待ってくれ。
「もうちょっとだけ一緒にいてくれませんか?」
「だけど、明日も仕事あるし」
先ほどまでとは、明らかに雰囲気が違う。まさか強引に迫ったのが東大浪人のイメージに合わなかったのかも。
「…でも自分、今日はもう寂しくて。お願いします」
しかし、彼女はジャンパーを着始めている。くそっ、マジかよこのヒト。こうなりゃもうヤケクソだ。あさこさんの手を取って自分の股間にもっていった。
「自分、もうおかしくなっちゃってるんです。お願いします」
そのままチンコを出そうとしたところ、彼女がガバっと立ち上がる。
「気持ちはわかるけど、ダメ」
「いや、でももし、ここで優しくしてもらえたら、来年は合格できそうだし」
「うーん。でもセントウ君、東大だけが学校じゃないよ。前向いて頑張っていこう!」
励ましの言葉を残して、彼女は去っていった。うーん、八浪ってのがよくなかったかな。せめて三浪ぐらいにしとくべきだったか。え、そういう問題じゃない?
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