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タグ:実態

  • 2018/09/20セフレの作り方

             既婚者限定をうたい文句にした飲み会が各地で急増中だ。もちろん「飲み会」とは名ばかりで、その実態はW不倫相手を見つけるための集まりである。お互い既婚者同士、気兼ねなく楽しみましょうというわけだ。飲み会への参加方法は、簡単なもので2パターンある。ひとつは、ミクシィ経由だ。既婚者飲み会そのものを目的とするコミュが一気に増えたことで、望めば毎週でも参加...

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  • 2018/09/08副業・お小遣い稼ぎ・お金の話

             JR石川町駅に降立った。ここから駅南口に出れば元町、下公園など横浜を代表する観光地へ、北へ進むと寿町に行き当たる。つまり、ハソな世界とスラム同然の別世界が駅を挟で隣接しているのだ。これほど壮大な皮も他にないだろう。そんな感慨にふけりながら歩くことしば、松陰2丁目交差点を通過したあたりで並みがガラリと装いを変えた。道の両側にぎっしりと建ち並ぶドヤ...

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  • 2018/07/05突撃リポート

             秋田県・上小阿仁村。読者のなかに、この地名を見てピンとくる方はどれだけいるだろうか。数年前、医者いじめの村、医者を追い出す村として話題となった地域だ。ご存じない方のためにコトの経緯をざっと説明しよう。発端は、2007年、同村にある唯一の診療所に、初の公募でやってきた医師が、就任からわずか4カ月で辞意を表明したことだった。その後も村側は、公募で医...

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  • 2018/05/22その他

    23の歳にマグロ漁船に乗ることになった。きっかけは借金だ。当時のオレはパチスロにハマっており、親や友人から60万、サラ金から120万円ほどの借金があった。そんな折、高校時代の同級生との飲みの席で、ある先輩がマグロ漁船で借金を返済したと耳にし、さっそくその翌週、地元の漁業組合を訪ねたのだった。組合のオッサンによれば、マグロ漁船には2種類があるという。日本近海で漁をする「近海延縄漁」と、インド洋や大西洋ま...

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  • 2018/04/11おすすめ突撃ドキュメント

          ナマナカ、すなわちコンドームを着けずに中出しするという意味だ。エイズ感染者が爆発的に増加している現代において、それがいかにはっちゃけた蛮行であるかは説明するまでもないだろう。あまりにクレイジー、あまりに危険なプレイである。援交オンナはもちろんのこと、客となる男たちにとっても。にもかかわらず、出会い系には生中OKの命知らずな女がちらほら見受けられるのはなぜか。アホ...

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  • 2017/03/01突撃リポート

        花びら2回転や3回転、それでいて料金は2.3000円。そんな激安ピンサロを見かけるたびに不思議な気分になる。ここの嬢たちは、なぜこんな過酷そうな場所で働いているのだろう。 汚いチンコ1本くわえる毎にいったい幾らもらえるというのか。どうせ同じフェラチオ仕事なら、もっとマシな店があるだろうに。 疑問を少しでも解くべく、現役の激安ピンサロ嬢に、いま、自身が他のどこでもないそこにいる理由を語ってもらっ....

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既婚者限定飲み会の実態はW不倫相手探しの場だった

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既婚者限定をうたい文句にした飲み会が各地で急増中だ。もちろん「飲み会」とは名ばかりで、その実態はW不倫相手を見つけるための集まりである。お互い既婚者同士、気兼ねなく楽しみましょうと
いうわけだ。飲み会への参加方法は、簡単なもので2パターンある。ひとつは、ミクシィ経由だ。既婚者飲み会そのものを目的とするコミュが一気に増えたことで、望めば毎週でも参加できるような状況となっている。もうひとつは、LINEのグループチャット(以降、グルチャ)経由だ。ネット上のグルチャメンバー募集掲示板には、既婚者限定のグルチャが乱立している。そこでメンバーと仲良くなって飲み会を開催するパターンだ。もちろんLINEでつながっているのだから、飲み会など行わず1対1で密会したって構わない。
 さあ、いったいどれほどの人妻たちが喰えるのか。ちょっくら試してみようではないか。まずは既婚者飲み会コミュからだ。ミクシィ内のコミュニティ検索で「既婚オフ」「既婚 飲み会」などと入力すれば、無数のコミュがヒットする。その中からもっとも開催日のはやいイベントを探し出し参加を申し込んだところ、すぐに主催者からメールが。それによれば、当日は男女7人ずつが参加する中規模な飲み会になるという。迎えた当日、夜7時。会場である新宿の居酒屋に足を運ぶと、すでに大半のメンバーが顔をそろえていた。見た感じ、女性陣の年齢はわりと高めで、40代半ばがメイン層といったところか。明らかな30代は2人ほどしかいない。ちなみに男連中の年齢構成もほぼ似たようなものだ。飲み会は乾杯時のみ席が決まっているが、その後は自由に移動してもいいらしい。会がスタートして30分、目をつけていた女の隣りが空いたので、急いで席を陣取った。よしよし、ここからがようやく本番だ。
「はじめまして。こういう飲み会ってよく来るの?」
「あ、どうも。ジュンコと言います。実はこういうとこ初めてなんで、ちょっと緊張してるんですよ。えへへ」
愛想のいい笑顔が返ってきた。歳のころは40くらい。ほっそりとしたスマート体型で、ネコっぽい顔だちをしている。ワンレンの髪型にまだ女を捨ててない感が強く出ているのはなかなかよろしい。しばらくは当たり障りのない様子見トークに終始した。彼女がちょこちょこ本音をのぞかせるようになったのは、2杯目のカクテルを飲み終えたあたりからだ。
「やっぱりこういうところに来る人たちって、ダンナさんや奥さんと上手くいってないのかな」
人妻がこういう話題を持ち出してくるのは、自分の境遇を聞いてほしいからに決まっている。
「ジュンちゃんとこはダンナさんとはどうなの?」
「うちは必要最低限のこと以外、ほとんどしゃべってないかな。今さらだけど性格が合わなくて」
ほらな。目を輝かせて話し出したぞ。彼女のダンナはメーカーに勤務しており、現在、中国に単身赴任中だという。
「だから今すっごく気楽なんだけど、来週、一時帰国するんだよね。もう超イヤなんだけど」
「いつから仲悪いの?」
「よく覚えてないけど、ここ5、6年はそういう状態かな」
不倫にいざなう状況としては申し分ない。ま、彼女だけでなく、きっとこの場にいる人妻の大半も同じ状況なんだろうけど。そろそろ攻めてみますか。
「でもそういう夫婦生活じゃツマんないでしょ。浮気とか考えたことないの?」
「したことはないけど…。まあ、良い人がいればもう一度恋愛とかしたいかも」
「ちなみにおれなんかどう? 優しいし、大事にするよ」
彼女がチラッとこちらを見た。
「うーん、どうだろう。なんか軽いよね」
冷静に返された。眼中ナシか?飲み会がお開きとなった午後9時、参加メンバーの一部はカラオケに流れた。残りの連中はそのままあっさり帰るようで、そこにはジュンコちゃんの姿もある。飲み会の様子からして、彼女を誘い出せる可能性は低そうだが、このまま放流するのはやはりもったいない。あとを追って声をかけた。
「せっかくだし、もうちょっと飲んでかない?」
ちょっと迷った仕草をして彼女が答える。
「んー、じゃちょっとだけ」
おっ、いいのかよ。何でも言ってみるもんだな。適当な飲み屋が見つからず、しばしあちこちを歩いているうち、ちょっとした違和感を覚えた。隣りを歩く彼女の腕や手が、やたらとおれに当たるのだ。おや?直感めいたモノが走り、手をそっと握ってみる。抵抗はない。ならばと、今度は指で彼女の手のひらをスリスリしたところ、彼女もまたスリスリと返してくるではないか。これって求愛行動だよな?一応、確認してみよう。
「あのさ、飲みもいいんだけど、ちょっと休めるとこに行ったりするのも悪くなくない?」
緊張した様子で、彼女がガクッと大きくうなずいた。展開はやっ!
一路、ラブホへ。部屋に入り、まずは強烈なディープキスをお見舞いすると、それに勝るとも劣らぬ激しい舌使いで彼女が応戦してきた。ハアハアという呼吸の荒さが、興奮を物語っている。そのままベッドへ移動し、服をはぎとる。彼女に子供がいないことは飲み会の席で確認ずみだ。歳のわりに(43才)キレイな裸体をしているのは、そのせいだろう。仰向けに寝かせた状態でしばし乳首を吸い、それから顔を股間へ。ビラビラをいじりながら、舌先で包皮ごとクリトリスを舐め上げていると、かぼそい声が漏れてくる。
「あ…あん…あ…ふう…あん」
激しい喘ぎ声も悪くはないが、こういう恥じらいを含んだ乱れ方もまたオツなものだ。いかにも背徳的な空気がある。やがて開いていた両足がピクピクと震えだし、その矢先、彼女は「ふあっ!」と短く絶叫した。イキやすい体質のようだ。その後、ブランクを感じさせるぎこちないフェラを味わってから、正常位で挿入。ゆっくりグラインドを始めると、彼女が首に手を回し、キスを求めてくる。
ニチャニチャと舌をからませながらのセックスほど淫靡なものはない。いったんは体位をバックに変えたものの、また元の体勢に戻って唇を吸い合う。やがて怒涛の射精感が押し寄せてきた。おらっ、イクぞ!
…終戦後、Bカップのピンク乳首をコリコリいじくりながら尋ねてみる。
「飲み会で軽いとか言われたから、まさかジュンコちゃんとこんなことになるとは思わなかったよ。どうしてついてきたの?」
「ああ、それ?…あんっ」
乳首いじりに好反応を示しつつ彼女が言う。
「軽そうだからちゃんとしたお付き合いは考えにくいけど、恋人未満の関係ならアリかなって思ったんだよね。お話してても楽しかったし。えへへ、何かゴメンね」つまりセフレが欲しかったのか? だったら謝ることはない。男にとってみりゃ、むしろキミみたいな人妻は大歓迎だから!初戦、白星スタート。この勢いのまま、第2の戦場、LINEの既婚者グルチャにも攻め込みたいところだ。
既婚者グルチャは、グルチャメンバーの募集掲示板で探せばカンタンに見つかる(募集掲示板はネット上にいくつもある)。おれが参加したグルチャは、既婚者でもガンガン恋愛しちゃおうぜ的なテーマの、東京人限定グループだ。メンバー数は男8人、女7人。既婚者グルチャの中では平均的な規模らしい。さて、ここで人妻とセックスするまでの流れは2種類ある。
①オフ会に参加したメンバーを口説く
②コチャ(メンバーと個人間でチャットすること)で接近してデートをアポる
1は今回はパスしよう。グルチャのオフ会は突発的に開催されるものらしいので当てにできない。コチャで特定の人妻とやり取りする方がはるかに効率はいいだろう。
作戦はこうだ。数日間、グループチャットでメンバー全員と交流し、そのなかでターゲットになりそうな人妻を選定、コチャでデートに誘う。また、グループチャットではリーダーシップのあるキャラを演じることにした。既婚者飲み会でも感じたことだが、控えめな男は総じてモテない。ちょっと押しの強い、積極的な性格こそ、人妻にはウケる気がするのだ。
というわけで数日間のグループチャット参加の結果、ターゲットが決まった(グループチャットでの会話は他愛ない世間話に過ぎないので割愛)。
東京東部在住のMAKI、37才だ。グルチャ内のノート(掲示板のようなもの)に貼りだされた本人画像を見る限り、まあまあの美人だ。それにいつも必ずおれの発言にツッコミを入れてくるあたり、こちらに気があるように思えてならない。さっそくコチャ開始だ。
〈こんばんは〜。MAKIちゃんって普段、飲みに行くことあるの?〉
〈あるよ。あらかじめ日が決まってれば、ダンナに子供の世話をお願いできるから。なんで?〉
ここはストレートに切り出していいだろう。
〈いや、実はMAKIちゃんと一緒に飲みたいな〜なんて思ってまして。どんなもんざましょ?〉
間髪入れずに返信が来た。
〈行くに決まってるざます〉
ラクショー過ぎる!5日後の平日夕方。パート帰りのMAKIと上野で落ち合った。薄手の黒コートにパンツルックという出で立ちで、グルチャの画像よりずっと若く見える。ひとまず、予約しておいた創作料理の居酒屋へ。乾杯したビールを一口飲んでから彼女がほほ笑む。
「なんかグルチャでいっぱいしゃべったのに、実際に会うとテレちゃうね〜」
「はは、そうかも。そういや聞いてなかったけど、既婚者グルチャで男の人と会ったことあるの?」
「3人くらいかな。全員別の既婚グルの人だけど」
そのうちの2人とは今も2、3カ月に一度、それぞれ別に飲みに行く間柄というが、本当に飲みだけなのか? セフレ臭がプンプンするんだけど。
「それで、残りの1人とは何でいま会ってないの?」
「その人は彼氏だったんだけど、別れたんだよね。だからまたイイ人いないかなって思って、今のグルチャに入ったんだよね」
ふむふむ、こりゃ相当な男好きだぞ。おまけにアルコールにも目がないらしい。ビールを結構なピッチで飲み、またたく間にジョッキを空けてはお代わり、また飲んではお代わりを繰り返している。その量、わずか1時間ちょっとで5杯。アル中かよ!しかし、それだけに酔いだすのも早かった。顔は真っ赤、目も充血してふにゃふにゃしている。あまりのスキの多さに、わざとそうやって誘っているのかと疑いたくなるほどだ。
 隣りに席を移動し、手を握った。
「MAKIちゃんと飲んでるとすげー楽しいわ。思い切って誘って本当によかったよ」
「え〜、そんなこと言われるとすごく嬉しいかも〜」
周囲に他の客はいない。それをいいことにキスしてみると、舌がすっと口のなかに滑り込んできた。恐るべき尻軽妻という他ない。ラブホの部屋に入った直後、MAKIが抱きついてきた。辛抱タマランといった様子で、唇を押しつけてくる。
「アタシ、酔うとスイッチ入っちゃうの〜〜。もうズルい人ぉ〜」
自分で勝手に酔っぱらっといてナニ言ってんだか。まあいいや。さっそくその体、いただいちゃいましょう!まずは乳首を舐めて…と思ったら、彼女がパンツをズリ下げ、パクりとチンコをくわえ込んだ。うお、なんて積極的な。口内にツバをたっぷり含んだフェラはなんとも気持ちよく、思わずため息をこぼすと、チンコをレロレロしながらエロい目線を送ってくる。
「気持ちいい?ねえ、どうされたい?」
「サ、サオに舌をツツーと這わせて…」
「こう?んふふ、オチンチン、ピクピクしてるよぉ?」
初対面の男にことば責めとは、どんだけ好き者なんだ。嬉しいを通り越してちょっと怖いんだけど。濃厚なフェラには、クンニや手マンで返礼し、いよいよ合体だ。愛液でぬらぬらと照り輝く肉穴にチンコを沈める。セックス中も主導権はMAKIの手にあった。
「ダメ、角度が違う〜。もっと腰を突き上げるように動かして」
「こう?」
「あ、そうそう。もっと激しくして。あっ、イイっ!イイっ!」
胸はBカップしかないし、口数の多さにもやや閉口するが、やはり、ほどよく熟れた美人妻とのセックスは格別だ。こんなにイイ、イイ言ってくれてるんだし、セフレにしてくんねーかなあ。
堂々の2連勝。ここまで調子がいいなら、もうひとりくらい仕留めたくなるのが人情ってもんだ。
というわけで再度、既婚者グルチャに挑戦だ。ただし、先ほどと同じグルではMAKIの目が気になる。別のところに参加するとしよう。選んだのは男12人、女8人の関東人限定グルだ。さっそく前回と同様の作戦で動いてみたところ、良さげなターゲットが見つかった。埼玉在住のナオ、47才だ。歳は結構食ってるし、グルチャ内の画像を見てもちょいブスのポッチャリさんでと、ヴィジュアル的なポイントは低い。
しかし、性格がエロいのだ。グループチャット中もバンバン下ネタを口にするため、メンバー全員からエロ姐というアダ名までつけられている。下ネタ好きの女は、意外と身持ちが堅く、実際はヤレないことが多いという説もあるが、ナオに関してはハズレていると思う。きっと性欲がたまってムラムラしているに違いない。だってちょいブスだから言い寄る男は少ないハズだし、本人も3年間ノーセックスだと公言しているし。ではコチャ開始だ。
〈おばんでーす。起きてる?〉
〈お、突然コチャしてきた(笑)何よー誘ってるの?(笑)〉
〈実はそのとおり。姐さんと会って話したくなったんだよね。今度軽く飲みに行かない?〉
しかし、予想に反してつれない答えが。
〈マジか! うれしいーなー。でも、ここんとこ息子の部活の手伝いとかいろいろあって、かなり忙しいんだよね〉
うーむ、コイツならすぐにでも飛んでくると思ったのに。やはり警戒してんのかな?ややあって、またLINEが届いた。
〈これでカンベンして。ちゅ!〉
何がちゅ、だ。一丁前に。
〈はいはい、わかりましたよ。ちゅ!〉〈お?じゃあ今度はちゅ、ちゅ、ちゅ〜!〉
おや、この流れって…。いっちょ試してみるか。
〈そんな軽いキスじゃなくてディープでしようよ。レロレロ、ぺちゃぺちゃ〉
〈あん、やだぁ。そんな激しいことされたら濡れちゃうよ…〉
ぷっ!やっぱ乗ってきた!末尾の「…」は本気の印だ。
〈どれどれ?本当にビショビショじゃん。姐さん、変態〜。自分でクリ触ってみ?〉
〈やめて〜!ああ、指の動きが止まんない。イッちゃうよぉ〉
チャットセックスにまさかここまで身を入れるとは。この人やっぱり、飢えまくりじゃん。その後、ナオとは3日連続でチャットセックスに興じた。それが功を奏したのかいきなり彼女からコチャが。
〈急なんだけど明日って予定ある?なければ会おうよ〉
忙しいとかなんとか言ってたくせに。よほど性欲に火をつけてしまったようだ。
〈もちろん明日OKだよ!〉
当日、夕方。待ち合わせの池袋駅東口に向かおうとホームを降りたタイミングで、ナオからLINEが入った。
〈もう着いた?私いま駅に着いたの。これから待ち合わせ場所に向かうね〉
〈グッドタイミング!おれもいま電車降りたところ。とりあえずそっちのホームへ行くよ〉
教えられたホームに向かうと、丸顔の中年女性が手を上げながら近づいてくる。
「ナオちゃん? 初めまして」
「どうも!」
実際に目の当たりにした彼女は画像よりいくぶん可愛く見えた。気合いを入れてオシャレしてきたせいだろうか。香水のイイ匂いも漂ってくる。ふいに彼女が両手を合わせた。
「ゴメン、先に断っておくけど今日あんまり時間ないんだ。ちょっと予定外のことが起きて、2時間後には帰らなきゃいけないの」
「はあ?」
いくら何でも、それはさすがに厳しい。飲み屋で口説いてたらホテルに行く時間な
いぞ。何だよ、まさかの空振りか…。ナオがおれの服のソデを引っ張った。
「今日逃したらまた当分、時間が取れないんだよね。だからさ、行こ?」
 …え、いま何と申した?
「どこに行くの?」
「決まってるじゃん。こんな言い方したら元も子もないけど、そっちはエッチが目的なんでしょ? 私もそうだから別にいいじゃん。パアッと行っちゃおうよ」
3年レスの性欲とはここまで凄まじいモノなのか。建前もへったくれもあったもんじゃない。
ホテルで見せたナオの痴態は案の定、野獣レベルだった。鼻をフンフン鳴らしてチンコをむさぼる姿は、まるで救助されて10日ぶりにメシを食う遭難者のよう。飢えた性欲を十分満たしてあげられたのならおれも大満足だ。それにしても、人妻市場のすごさよ。もしソッチ系が好きなのに、現在、活動をしてない方はすぐに腰を上げることを強くオススメする。

ドヤ街・違法博打や借金から逃げ出してきた人間が集まる街の実態

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JR石川町駅に降立った。ここから駅南口に出れば元町、下公園など横浜を代表する観光地へ、北
へ進むと寿町に行き当たる。つまり、ハソな世界とスラム同然の別世界が駅を挟で隣接しているのだ。これほど壮大な皮も他にないだろう。そんな感慨にふけりながら歩くことしば、松陰2丁目交差点を通過したあたりで並みがガラリと装いを変えた。道の両側にぎっしりと建ち並ぶドヤ(○荘など)の看板。午前中にもかかわらず、でにオープンしている無数のスナックや酒屋。そして、道端のあちこちでは男どが寄り集まり、缶ビールやワンカップで盛りを開いている。これですよこれ。このフリーダムな空気そがおれの求めていたものだ。ただひとつ、気になる点が。先ほどからにつく人間がことごとく高齢者で、若い男の姿がまったく見当たらないのだ。いや、そもそもこういう場所で20代の若者など滅多にいないものだが、30代や40代の層までほぼ皆無ってどういうこと? まるっきりジジイ天国じゃん。不思議に思いつつ、1軒のドヤに入った。とりあえず今晩の宿を決めて荷物を下ろさねば。
「一泊したいんですけど部屋空いてます?」
「は?ねえよ」
ぶっきらぼうな受付のオヤジに追い出され、次のドヤへ。しかし。
「1泊は無理だね。うちは長期滞在向けだから」3軒目でも、
「満室だよ!」
結局、6、7軒目のドヤでようやく部屋を確保できたものの、エアコン、テレビ付きの3畳間が1泊2500円と聞き、少し驚いた。ドヤってこんな高いものだっけ(西成では同条件の部屋の料金相場は1500円程度)? 漫画喫茶やカプセルホテルとたいして変わんねーじゃん。
首をかしげるおれに、受付のオッサンが眉をつり上げる。
「コトブキのドヤはどこもこんなもんだって。福祉で暮らしてる人ばっかりだしよ」
オッサンによれば、現在、寿町にある120軒以上のドヤには5、6千人の宿泊者がおり、その8割強が生活保護受給者であるらしい。ドヤは事実上、彼らの住居となっており、その宿泊費は横浜市が負担しているため、どこも料金設定が強気なんだとか。ふーん、ちゃっかりしてますなぁ。
「いまは日雇いの仕事もめっきり減ったからな。あんちゃんも見たろ? そこら中、福祉のカネで呑気に飲んだくれてるジッチャンばっかだよ」
さらに驚いたのは、部屋のカギをもらって館内に入ってからだ。通りかかった共有スペースで50代らしきオバチャン宿泊者4、5人が談笑しているではないか。粗末な身なりからしておそらく生保受給者なんだろうけど、まさか男天国が常識のドヤに女がいるなんて。何だかコトブキってところは、西成とはいろいろと状況が違うようだ。いったんドヤ街を出て、リサイクルショップで古着のスウェット上下とサンダルを購入した。街にすんなり溶け込むには、やはりナマポ(生活保護受給者の俗称)らしい変装がベストだろう。着替えを終えてコトブキに戻り、徘徊を開始した。あらためて思うのはこの街のいびつな光景だ。ドヤ、ドヤ、飲み屋、ドヤ、デイケア施設、飲み屋と、軒を連ねる建物があまりにも偏りすぎている。目の前の角を曲がってもその先にはやはりドヤ、ドヤ、飲み屋、そして電気店…。ん、電気店?違う。違法博打のノミ屋だ。間口いっぱいに開け放った入口に大型テレビが何台も並んでいるので、てっきり売り物と勘違いしてしまった。よく見れば各スクリーンに競馬、競艇、競輪の生中継が映っている。てか、何でこんなあけっぴろげに営業してんだよ!
ノミ屋はなかなか繁盛しているようだ。外から丸見えの店内をポカンと眺めている間にも、赤ら顔のジーサンやオッサンが次から次へと吸い寄せられるように入っていく。面白い。おれもいっちょ勝負していくか。店内に足を踏み入れた直後、いかにもソッチ系の強面オヤジ店員が足早に近づいてきた。「おめぇ、見ねぇ顔だな。何ウロウロしてんだよ?」
「え、これから遊ぼうかと…」
「あ? 遊べるわけねぇだろ。出てけよ、おら」
商売の性質上、一見客を警戒しているのかと思ったが、まんざらそういうわけでもないらしい。なぜなら門前払いを食ったあと、すぐに見つけた別のノミ屋にはすんなり入場できたのだ。ただこのノミ屋、賭けを受け付けているのは競輪と競艇のみのようで、素人のおれには予想の立て方がさっぱりわからない。とりあえずオッズ表を見ながら手堅い車券や舟券を買ってみるも、軍資金は目減りするばかりだ。うーむ。途方に暮れていたところ、いきなり関西弁のオッサンが話しかけてきた。
「お、おう、ちょ、ちょ、ちょ、調子はどや!」
何だろう、この人。えらいドモリのうえに、小石を口の中でコロコロ舐めてるんだけど。飴ちゃんの代わりか?
「いや、ハズレてばっかです。勝ってます?」
「ま、ま、まあまあや! い〜〜今も、ごごごご5レース、と、と、獲ったで。えへ、へへ」
ドモリのオッサンのポケットにはしわくちゃの千円札が大量に詰まってる。たしかに調子はいいみたいだ。負けもだいぶ込んできたし、いっそこの人の予想に乗っかってみるか。
「次のレース、買い目教えてくださいよ。もう自分の力じゃ勝てる気しないんで」
「え!」オッサンがキッと目を見開いた。ちょっとぶしつけなお願いだったかしら?
「え、え、ええよ!」ドモっただけかい!
「ほ、ほ、ほやけど、ワシ次で、か、か、か、か、帰るで! ひ、ひ、ひ、昼寝の時間やさかいな」
 ドモリ氏に教えられた2連単の舟券は見事的中した。12倍の配当に1千円突っ込んだので払い戻しは1万2千円。これでトータルマイナス1千円まで押し戻した。この調子でドンドン行きたいところだが、頼みのドモリ氏も帰ることだし、バクチはこのへんでやめておこう。
「勝たせてもらってありがとうございます。酒でもおごらせてくださいよ」
「か、缶コーヒー買うて。さ、さ、酒は、の、の、飲まへんねん」
「ところで何で石なんか舐めてるんですか?」
初っぱなから気になっていたことを尋ねると、ドモリ氏は困ったように頭をかいた。
「が、が、ガキの頃からの、く、く、クセやな。せ、せやけど、あ、あ〜アカンわ。は、歯ぁが弱なってもうてすぐかけるねん。み、み、見とけよ」
そう言って彼は口の中で「チッ」と音をさせ、手の平に数ミリ大の灰色のカケラを吐き出した。
「な? こ、こ、これやもん。も、もう歯ぁ、ぎ、ぎ、ギザギザやでホンマ」
歯のカケラを路上に捨て、ドモリ氏は缶コーヒー片手に帰っていった。なんだか、いろいろとスゴイ人だったな。夕方。コトブキの中心地、寿労働センター内の銭湯でひと風呂浴びた。さっぱりして外に出ると、街はどしゃぶりの大雨だ。この天気に街のジーサンたちも酒盛りをあきらめたようで、通りにはほとんど人影はない。と、そのとき、目を疑うような光景が。すぐ目の前のドヤに若い女らしき人物がスッと入っていったのだ。後ろ姿しか確認できなかったが、スウェットズボンにTシャツという出で立ちでスタイルは悪くない。あれもナマポのドヤ住人なんだろうか? マジ?適当に入った居酒屋で、隣のオヤジに聞いてみる。
「この辺りのドヤって若い女も住んでるんですか?」
「ああ、何年か前からたまにそういうのがコトブキに流れてくるんだよ。最近も2、3人見たな。どれも30前後くらいだったよ」
「やっぱ福祉とかもらってるんですかね」
「若いからどうだろうな。けど、よほどのワケありだよ。こんなとこに住みつくなんてさ」
ふいに店のママがオッサンに声をかけた。
「●●ちゃん、はやく出してよ」
「あ、悪い悪い。すぐ書くよ」
オッサンがメモ紙にいくつかの数字のようなものを書きつけ、慌ててママに渡す。どうやらギャンブルの買い目のようで、ママが客相手にノミ行為を働いているっぽい。よく見れば店内には、普通のテレビの他にもうひとつ、ボートレースを放映中の専用スクリーンが設置してある。いよいよ何でもアリだな。まさかこんな普通の居酒屋でもバクチが打てるだなんて。
半ば感心するおれをよそに、店の入口付近ではジーサン客たちが50代のおばさん店員を捕まえからかっている。
「おい、●美。ちょっとおまえ、アワビ見せてみ、アワビ!」
「そんな立派なもんありません。アタシのはシジミですから」
「おう、シジミもいいな。酒の後に最高よ、シジミ汁は。ちょっと吸わしてくれんか。なあ、おい。●美のシジミ汁ちょうだい」
何か感慨深いものが胸にこみ上げてきた。衣食住を保証され、生活保護で酒を飲みバクチに明け暮れ、医療費までタダのコトブキ住人たち。ある意味、そこらの年金暮らし老人より100倍幸せなんじゃないの?
2杯目の生ビールを飲み干したところで店を出た。外は雨あしが一層激しくなっており、日はとっくに暮れている。やや飲み足りない気分で歩きはじめた矢先、1軒のスナックが目に止まった。軒先には小ぎれいな感じの中年ママが寂しげに立っている。彼女からお声がかかった。
「ひどい天気ね。どう、1杯飲んでかない?」せっかくだし、ここにするか。
「じゃ、ちょっと寄ってくわ」
足を踏み入れた店内は10畳ほどの狭さで客はゼロ。奥のテーブル席に座ってウーロン杯を頼むと、ママも向かい側に腰かけた。
「この雨だから全然お客さんがこなくて参ってたの。ね、私も一杯いただいていい?」
ママの口から熟れた柿のようなアルコール臭が漂ってくる。こりゃすでにだいぶ飲んでるな。
「あ、いいよ飲んで。でも結構、酔っぱらってるんじゃない?」
「そうでもないよ。…はあ〜」
「どうしたの、タメ息なんかついちゃって」
「何でもない。人生って大変だなって思って。でもさ、明るく生きてればいいこともあるよね?」
「まあ、そうかもね」
「うん、そうよ。オニーチャン、良いこと言うね!」
いや、良いこと言ったのはあなたでは?その後30分、同じようなやり取りが何度も繰りかえされた。世間話の合間にママが急に落ち込み、そのつど自分で激励してはハイテンションに。で、またしばらくしてタメ息をつく。よほど嫌なことでもあったのだろうが、だんだん酔っぱらいの相手も疲れてきた。いい加減おあいそするか。ところが、ママさんが急におれの隣に移動してきた。お、なんだ?
「そう言えばお兄さん、こんないい男なのにコトブキに住んじゃうってかわいそうね」
そう言ってしんみりと手を重ねてくるママさん。
「ドヤにいるってことは独りもんでしょ?あっち関係はどうしてるの? いつも自分で?」
どうやら彼女、おれを独身のナマポか何かと勘違いしてるっぽいが、こういう展開はちょっと予想外だ。これ、明らかに誘ってるよな。ならば。
「そう、いつもひとりで処理してるから、ママさんのお手々でやってもらうと嬉しいかも」
「やだぁもう。ふふ。こうやってやるの?」
やだとか言っても全然そんな素振りはない。むしろ嬉しそうにズボンの上から股間をナデナデしてきたぞ。彼女、どう見ても50は超えてるものの、そこそこの美形だし、この際、贅沢は言ってられない。せっかくのコトブキでのハメチャンス、モノにしたいぜ。しかし、おれの意気込みは空振りに終わる。この直後、ママさんの携帯が鳴り、彼女が長々と話し込んでいる最中に数人の客が来店してしまったのだ。何だよもう!いったんドヤに戻り、思案した。一度盛り上がったセクシャル気分は容易には鎮まらない。では、どうするか。
コトブキ周辺には曙町や福富町といったフーゾク街が点在している。そこでヌクのももちろん、ひとつの選択肢だ。だが、おれにはある事柄がずっと心に引っかかっていた。そう、昼間見かけたあの若い女ドヤ住人だ。どうせカネを払って女を抱くなら、あの彼女にエンコーを持ちかけた方が興奮するに決まってるし、それでこそコトブキ1泊旅行もキレイに仕上がるというものだ。
問題はどうやって接触するかだが、作戦は一応ある。コインシャワー前での待ち伏せだ。コトブキのドヤには風呂がない。ドヤの隣、あるいはごく近所に設置されたコインシャワーを使うパターンがほとんどだ。そしてこの汗ばむ梅雨の時期、若い女であれば毎日欠かさず寝る前にシャワーを浴びるハズ。ということはひたすらコインシャワーの前に待っていれば、必ず彼女は姿を見せるに違いない。懸念材料があるとすれば時刻が午後9時を少し回っていることか。すでにシャワーを終えていれば完全終了だが、とにかくそこは運に任せるしかない。どうか、上手くいきますように!
依然と雨が降りしきる憂うつなコンディションの中、彼女のドヤ近くにあるコインシャワー前に足を運んだ。シャッターの閉まった商店の軒先に身を潜め、ターゲットの到来を待つ。
午後9時半。シャワー利用者の姿はパラパラ見受けられるものの、すべて男だ。あの女はまだ来ない。午後10時。この時間になると利用者はかなり減り、通りの人影もまばらに。…大丈夫か?それからさらに30分。いよいよ諦めムードが漂いはじめたところで、ようやく待ち人が現れた。昼間見かけたときにはなかった黒のカーディガンを羽織っているが、あのシルエット、髪型は間違いない。よし、いけ。
「あの、ちょっといい? 別に怪しいもんじゃないんだけど」「は?」
警戒心を露わに彼女が足を止める。間近で確認したその顔は団子鼻のややバタ臭い造りで、32、33才くらいに見える。
「ここのコインシャワー使わない方がいいよ。さっき変なジーサンが中でゲロ吐いてたから」
「…え、マジで?」
「マジマジ。だっておれ、そのジーサンの後にシャワー使ったもん。おまけにゲロ踏んじゃったし」
「はあ? ふふっ」
お、クスッとしたな。多少は警戒が解けたか。
「どうせならキレイな風呂でゆっくりした
ら? ここからちょっと離れたところにラブホテルあるし一緒にいこうよ。もちろん、お小遣いもあげるから」ようやくこちらの目的を察したのか、彼女が呆れたように言う。
「あのさ、そういうことしたいなら私じゃなくてよくない? フーゾク行けば?」
「いや、どうしてもキミがいいんだよね。お願い」
一瞬の間があった。
「…で、いくらくれんの? こんくらいは欲しいんだけど」
立った指は2本だ。おいおい、話がまとまりそうなのはうれしいけど、2万って。ドヤ住人のくせに欲張り過ぎじゃね? 1万で十分だろ。
「だってこの前声かけてきたおじーちゃんも2万くれたし」
「じゃイチゴーは?」
「うーん、まあ、いいよそれで」
ふう、交渉成立!コトブキ付近のラブホへ移動する道中、彼女(30才)に尋ねてみた。
「ところで、なんでドヤなんかに住んでんの?」
「親とか友だちとか、いろいろと揉めまくっちゃったんだよね」
詳しくは語ってくれなかったが、どうやら借金絡みのトラブルを抱え、千葉の実家から逃げ出してきたらしい。
「それからいろいろ転々として寿町に来たの。今はここから川崎のピンサロに通ってる」
ドヤに身を寄せる薄幸女を抱く。そんな密かな楽しみがもろくも崩れた瞬間だった。まさか現役のピンサロ嬢だったとは。ガックシ。こちらの落胆をよそに彼女が続ける。
「いま知り合いに捕まったらマジ命やばいんだけど、寿町にいたら絶対に見つからないじゃん?だから、まだしばらくはここにいるつもり」
命って。いったいアナタ、何をやらかしたのよ。望んだシチュエーションこそ叶わなかったものの、彼女とのセックスはそれなりに楽しめた。ワリキリにありがちなビジネスライクさはなく、特にたっぷり時間をかけて全身リップしてくれた点は賞賛に値する。満足感に溢れる一発だった。はぁ、すっきりした。翌朝、荷物をまとめてドヤを出ると、付近にパトカーが数台止まっていた。何事かと足を止めてみれば、取り巻く野次馬の中からこんな声が。
「部屋の酒を盗んだとか何とか言って、隣室のジーサンを刺そうとしたんだってさ。バカだな」
どこまで行っても濃すぎる街だ。もうゲップ出そう。

求人誌・バイト紹介で「みんな仲良し」をアピールしてる現場の実態

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よそ者に排他的な医者いじめの村の嫌がらせやイジメの実態

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秋田県・上小阿仁村。読者のなかに、この地名を見てピンとくる方はどれだけいるだろうか。
数年前、医者いじめの村、医者を追い出す村として話題となった地域だ。ご存じない方のためにコトの経緯をざっと説明しよう。発端は、2007年、同村にある唯一の診療所に、初の公募でやってきた医師が、就任からわずか4カ月で辞意を表明したことだった。その後も村側は、公募で医師を招くのだが、驚くべきことに、やって来た医師は皆ことごとく短期間で村を去ってしまう。具体的には長くて約2年半、もっとも短い場合はたったの1カ月という具合で、中には辞任の際、村民や村役場を公然と批判したり、村民からの嫌がらせやイジメをほのめかす医師もいたそうな。
以上が、「医者いじめの村」のおおよその内容だ。当時の村長も村の広報誌に、ある一人の医師の辞任について「原因は一部の村民のイジメ」と明言している。裏モノ誌上において、これまで凶暴な町、ドヤ街、奇病の村など、数々の変わった土地を訪ね歩いてきたおれにとって、上小阿仁村はかねてから興味関心のマトだった。いったい、ここはどれほど排他的なエリアなのだろうか。いざ現地に乗り込んで、実際の空気を感じ取ってきたい。
8月上旬、昼前。秋田市内からレンタカーを飛ばし、目的の村を目指した。市街地を出て、山林や水田の広がるのどかな景色に囲まれながらクルマはひたすら北上していく。およそ1時間半後、いくつものトンネルを抜けた先に民家ががぽつぽつと姿を現しはじめた。上小阿仁村に入ったらしい。この村、地図で確認すると面積はかなり広いが、その大部分は山林などで占められており、人の住む地域はほんのわずかしかない。人口も2600人程度と少なく、人口減少が進む秋田県内でも屈指の過疎地域と言われているんだそうな。運転席から眺める風景は田舎そのものだ。国道の両側には田園が続き、その背後には緑の濃い樹木に覆われた山々が。そしてときどき出現する民家はどれも年季が入っていて、廃墟になった商店や打ち捨てられた家屋もちょくちょく目につく。どこか懐かしささえ感じる鄙びた雰囲気。そんな表現がぴったりである。そうこうするうち、クルマは今晩宿泊する宿に着いた。まずまず立派な外観の和風旅館だ。ひとまずチェックインして荷物を置き、それから探索に出かけるとしよう。
「ごめんくださーい」
誰もいない玄関で何度か声をはり上げたところ、ようやく中から80才近いバーサン22がのそのそと顔を出した。
「はい?」
「あの、今晩の宿泊を予約した者なんですが」
「はあ。じゃあ、どうぞ2階へ」
バーサンに続いて階段を上り、小ぎれいな和室に通された。
「お〜、なかなかいい部屋ですね」
「風呂は下の階にあります。24時間いつでも入れますから」
そう言って、そそくさと立ち去ろうとするバーサンを慌てて呼び止める。
「あ、すいません。まだ部屋の鍵をもらってないんですけど」
やや間があって、彼女がゆっくり口を開いた。
「鍵、要るんですか?」
「…え?は、はい。貴重品もあることだし」
「いま取ってきます」
もらった鍵でしっかりと戸締りをしてから宿を出た。とりあえず、徒歩で近所をぶらついてみるか。
あてもなく、村のメインストリートである国道287号を北へ。途中、目についた脇道に出たり入ったりを繰り返していたところ、一軒の民家から70近いジーサンがひょっこりと出てきた。こちらの存在に気づいた老人は、一瞬、ハッとした表情になった後、ジーッとこちらを見つめてくる。そのままジーサンをやり過ごすまでの間も、やり過ごしてからチラッと後ろを振り返ったときも、ジーサンはおれから目を離さない。それから2キロほどダラダラ歩いた後、いったん宿の駐車場に戻って、クルマで村内を移動することにした。出歩いている村の人間が想像以上に少ないため、徒歩で探し回るには効率が悪すぎるのだ。クルマで人のいそうなところを片っ端からサーチした方がはるかに手っ取り早い。ハンドルを握って5分、さっそく農道付近で何かの作業をしているジーサンを見つけた。クルマを降りて、道を尋ねる風を装って話しかけてみる。
「あの、すいませーん」一瞬、こちらを見たジーサンは、またすぐに顔を戻し、作業を再開した。耳が遠いのか?
「あの、すいませーん!ちょっと道をお尋ねしたいんですが!」
今度はかなりの大声で叫んだ。しかし、ジーサンはまだ振り向かない。ならばと至近距離まで近づき、相手の目を覗き込みながら「すいません」と言ったところ、ジーサンはぷいと顔をそむけ、ど
こかへ歩き去っていった。ふたたびクルマ移動をはじめてしばらく、面白そうな場所を見つけた。道の駅だ。ここなら村民もたくさんいるに違いない。敷地内に入ってみると、案の定、売店外のベンチに、地元民らしき60代のオッサンが2人、たばこを吸いながら談笑していた。さて、なんと言って話しかけようか。例の医者いじめの件でも聞いてみるか。
「お話し中すいません。いま気づいたんですけど、ここって、ちょっと前に話題になった上小阿仁村だったんですね。医者が次次と辞めていったという」 
通りすがりの旅行者の体で、軽い調子で切り出したところ、オッサンたちは無言で互いの顔を見合い、それからジロジロと視線を投げかけてきた。
「あんた、だえ(誰)?どごの人?」
「東京から来た旅行者です」
「この村さなんが用?」
「いえ、たまたま通りかかっただけなんですよ」
「へえ。で、どこまで行ぐの?」
「特にどこへ行こうというのはないんですけど」
「こごには泊まるべか?」
「まあ、そんな感じです」
矢継ぎ早に詮索された後、ようやく彼らの一人が医者いじめの話を語り始めた。
「なんが村の連中が悪者みたいに言われでたけど、おらに言わせりゃ医者も悪いべ」
「なんでですか?」
「うぢのバーチャンも言ってだけど、あの医者、ながなが薬を出したがらながったの。年寄りなんて、薬さえもらえだらそれで安心すんのに、ダメだって。かんたんに薬ば飲む方が体に毒だがらどかなんどか言って」
どうやら彼らの非難は、これまで村を出ていった医師全体にではなく、その中の一人に向けられたものらしい。隣にいた別のオッサンもうんうんとうなずきながら口を挟む。
「やっぱりこの村にはこの村のルールみたいなものがあんだっけ。それさ合わしてくれねえんだば反感を買ってもしょうがねがべ」
「じゃやっぱり、イジメの話は本当なんですか」
「さあ、どうだべ。ただ、あの先生を好きじゃねえって人は結構いだけんども」
もう少し村人と接触するべく道の駅の敷地内をウロウロしていたところ、トイレの出口付近でたばこを吸っているジーサンと目が合った。なぜか怪訝そうな表情を浮かべ、まっすぐこちらを凝視している。その視線の圧がすさまじくてちょっと気おくれしたが、思い切って話しかけてみた。
「すいません。この辺りにコンビニとかってありませんかね」
険しい表情そのままにジーサンが声を発する。
「おだくさん、だえ(誰)?」
「えっと、通りすがりの旅行者ですけど」
「ふうん、この村で何してら?」
「いや、だからただの通りすがりでして」
「どこがら来だっす?」
「東京です」
ここでようやく、うっすらと笑みがこぼれた。
「この間の都知事選、すごかったなぁ。コンビニは、そっちさある国道ば、ちょごっと行った先にローソンがあるよ」礼を言ってその場を離れた後、ふと振り返ってみたら、はるか後方のオッサンはまだこちらをじっと見ていた。村で唯一というコンビニに足を踏み入れた途端、少しホッとする自分がいた。見知らぬ寒村にあってもこの場所の光景だけは、住み慣れた東京で目にするものとまったく同じだ。違うところがあるとすれば、来ている客がすべて老人だという点か。過疎の現実を目の当たりにした気分だ。弁当を買って、車内で遅い昼食を取ったあと、ふたたびドライブを再開させた。
1時間後。村の中をあちこちをさまよった挙句、たどり着いたのはちょっとした住宅街のような場所だ。といっても都会で見るような住宅街ではない。トタン張りの古い家がごちゃごちゃと密集していて、それがずっと遠くの方まで続いている、そういう場所だ。クルマを降りて少し歩いてみることに。どれだけ進んでもあたりは静寂そのものだ。人影もなければ走ってるクルマも見かけない。世界中の時間が止まって、自分だけが動き回ってるような、そんな不思議な感覚に捕らわれる。通りかかった民家の軒先で、女の子がシューズを洗っている場面に遭遇した。まだあどけない顔立ちからして、小学3、4年生といったところか。口を半開きにしてこちらをじっと見ているので、「こんにちは」と笑顔であいさつする。彼女は、洗いかけのシューズを放り出し、家の中に消えていった。散策を終えてもと来た道を戻ったとき、おれのクルマに見知らぬオッチャンが張り付いていた。ん?
何してるんだ、あの人。 しばらくその場で様子をうかがってみる。オッチャンは窓に手をかざして、何やら車内を覗き込んだり、ナンバーを確認したりと忙しそうだ。
「すいません。クルマ、邪魔でした?いますぐどかしますんで」
「……」
軽く睨んだ後、何も言わずオッチャンは立ち去ろうとする。思わず呼び止めた。
「あの、この村って上小阿仁村ですよね?一時期、医者イジメで話題になった」
足を止めたオッチャンが、不機嫌そうな顔を向ける。
「なんでほんたらこと聞ぐの?あんた、だえ(誰)?」
「ただの旅行者ですけど」
「どっからござっしゃた?」
「東京です」 
オッチャンがポケットから取り出したタバコに火をつける。
「医者イジメっで言うけんど、医者の方にも問題はあるなや」
「そうなんですか」
「んだ。村から給料2千万ももらってるぐせに、ヤブ医者ばっかなんだから」
「なんでヤブ医者だと?」
「ちょこっとした病気でもすぐに紹介状なんが書いで、村外のでかい病院さ任せようとするんだから。そいは3流の医者のすることだべ。なあ?」
タバコの煙をふーっと吐き出し、オッチャンはスタスタとどこかへ行ってしまった。
午後6時すぎ。西の山に日が沈みかけるころには、いよいよ村人を見かける機会がなくなってしまった。大通りを走る車もほとんどなく、夕暮れの赤い光に照らされた水田には、数匹のトンボがふらふら飛んでいる。いかにもな夏の風情に見とれていると、前方から農作業着姿のジーサンが歩いてきた。田んぼ仕事の帰りだろうか。
「すいません。この辺りに飲み屋さんとかないですかね」
夜、村人が集まって酒を飲む店でもあれば、いろいろ話も聞けそうだと尋ねたのだが、ジーサンは一瞥くれただけで立ち止まりもせず、そのままゆっくりと歩き去ってしまった。仕方なくスマホで検索してみたところ、あいにくこの村に居酒屋やスナックの類はないっぽい。まあ、いい。今日はとりあえずはやめに布団に入って、明日の朝また動くとしよう。クタクタになって戻った宿は、シーンと静まり返っていた。受付カウンターは無人で、灰皿の置かれた休憩スペースや廊下にも人影はない。どうやら宿泊客もおれの他にはいないようだ。ゆっくりと風呂に浸かった後で、コンビニで買った缶ビールを飲みながらテレビを眺める。しかしチャネル数が3つしかない民放番組はどれも退屈で、寝そべりながら見ているうちに、いつの間にか眠りに落ちていた。 
翌朝は、村の中心部を離れ山間部の方へ。樹木に挟まれた細い道をうねうねと進んでいった先に、こじんまりとした集落が見えてきた。適当な場所にクルマを停め、徒歩に切り替える。高齢者の多い地域ということもあり、さすがに午前中は人々の活動が活発なようだ。民家の軒先や往来でたびたびジーサンバーサンの姿を見かける。 しかし、そのたびにジロジロ視線を投げかけられるのは、たまったものじゃない。なかにはおれが視界から消えるまでひたすら視線を送ってくる人間もいて、軽い緊張を強いられるからだ。ゆるい坂道をのぼっている途中、民家の車庫の前で地べたに座る3、4人のジーサンバーサンを見かけた。何かの作業中に休憩を取っている様子で、おれに気づいた彼らは、例によって目を見開き、ジロジロと視線を送ってくる。
「こんにちは」軽く会釈したものの、相手の反応はない。もうこんなのは慣れっこだ。ひととおり集落を一周したタイミングで、またストレートな視線を感じた。ペットボトルのお茶を飲みながら、作業着姿の男がこちらをじっと見つめている。歳のころは40後半くらいか。やだなぁと思いながら前を横切ろうとしたとき、その男から声がかかった。
「あんだ東京の人?」
「え?は、はい」
「村の人間がら診療所の話どか聞いでだが?」
首の後ろのあたりがゾゾゾと冷たくなった。なんでそんなこと知ってんだ?
「あ、あのどうしてそれを…?」
「道の駅、道の駅」
「え?」
昨日、道の駅でおれが2人のオッサンと話しているそばにたまたま彼がいて、立ち聞きしていたらしい。これも何かの縁だ。医者イジメの話を彼自身にも聞いてみよう。
「うーん、おえ(俺)はもどもどあん診療所は使ってなぐて、村外の病院さ行っでるがら、正直、よぐわがんねえんだ。ただ噂みだいなのは聞いだこどあるけど」
「どんな噂ですか?」
尋ねると、彼は上を見上げてアゴをポリポリとかいた。
「くだらない話だべ。医者の家にイタズラ電話がかがってきたどが」「他には?」
「あどは医者の家のシャッダーだがドアだかが壊されだとか、おえが知ってるのはそれぐらいだ」
「ご自身はこの村についてどう思います。排他的だと思いますか?」
「多少は思うべ。特に年寄りなんがは。狭い村だからなおさら、よそ者どそうでねえ者さ区別したがるんでねえの?でも、それっで、こごに限った話でもねえと思うけどよ」
最後に、いま現在、村の診療所に勤務している医師のことにも触れておこう。聞くところによると、この医師は東京からやってきた人物で、村医に就任してから今年8月ですでに丸3年が経っているという。どんな様子で働いているのか知りたくなり、腹痛を装って実際に診察を受けてきたのだが、見たところ元気にやってらっしゃるようだった。

本当にあったマグロ漁船の現場の実態

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23の歳にマグロ漁船に乗ることになった。きっかけは借金だ。当時のオレはパチスロにハマっており、親や友人から60万、サラ金から120万円ほどの借金があった。そんな折、高校時代の同級生との飲みの席で、ある先輩がマグロ漁船で借金を返済したと耳にし、さっそくその翌週、地元の漁業組合を訪ねたのだった。組合のオッサンによれば、マグロ漁船には2種類があるという。日本近海で漁をする「近海延縄漁」と、インド洋や大西洋まで行く「遠洋延縄漁」の2つだ。
近海漁は約1カ月で終わるのに対し、遠洋は船によって差はあれど10カ月から1年は海の上にいるらしい。給料も段違いで、近海漁は1回の航海で手取り20万円。遠洋マグロ漁は一回の航海で400万円程度だから、月にすればおよそ40 万。共に給料の受け渡しは陸に戻ってきて2週間後、口座に一括で振り込まれるそうだ。船の上では現金が必要ないため、まるまる手に入ることになる。最近では若いマグロ漁船乗組員が少ないらしく、どちらも乗ろうと思えば簡単にいけるらしい。オレは遠洋漁船を選んだ。色々と不安なところはあるけれど、嫁や彼女のいない今しか乗れないだろうし、まとめて稼ぐことで借金返済どころかたっぷり貯金までできてしまうのだから。マグロ漁船に乗りこむべく、K港にやってきた。特に持ち物はいらないと聞いていたが、大きいリュックに漫画本20冊ほどと、ゲーム用にスマホやPSP、充電器などを詰め込んである。港で組合長と待ち合わせ、すぐに一人のオジサンを紹介された。
「船頭の岩城さんだ。これから世話してもらうんだからちゃんと挨拶しろよ」浅黒い肌に深いシワがこれでもかと入っ
た、50才過ぎのいかにも漁師ってな風貌の人だ。彼に続いて船へ。全長50メートル、幅10メートル。と聞いてもすぐにイメージできないだろうが、テニスコートを縦に2面並べたような大きさと思ってもらえばいい。そこに一般(オレと同じ立場)の乗組員(16人)以外に、一等航海士や地上と通信する担当などの「幹部」と呼ばれる人間が乗り込む。
 船内の大まかな作りはこうだ。
・甲板デッキ マグロ漁の主現場
・食堂 船員はここに集まって食事をする。大きなテレビもあり
・調理室 コック長が一人で食事を用意する
・居室 寝る部屋。幹部以外は4人部屋
・トイレ、シャワー室、風呂
・魚艙 獲れたマグロを冷凍保存しておく部屋。マイナス60℃に保たれている。日本に戻ってきたときにここからまとめて水揚げする
居室に荷物をおろしたところで、カッパ作業着上下と軍手、無地の白Tシャツ30枚が手渡された。仕事中はこれを着るようだ。これから出航ということで食堂に集合がかかった。集まった顔ぶれは、日本人乗組員より外国人のほうが格段に多い。全23人のうち、日本人はオレと船頭、幹部を含めて9人のみ。他はすべてインドネシアから来た男たちだ。隣に座るインドネシア人がオレの肩を叩く。
「ハジメテ? よろしくね」
「あ、よろしくお願いします」
けっこうちゃんとした日本語だ。彼は30才で、漁に出るのは3回目だという。船はこれから二週間ほどかけて漁場であるインド洋の赤道付近へ向かう。それまで実作業はないようだ。まったくやることがなく、寝ても覚めても同じ景色の二週間が過ぎ、ようやく船頭から声がかかった。
「明日の朝から仕事だ。今夜は夜更かししないでちゃんと寝ろよ。朝4時に上(デッキ)に来い」
いつしか船は赤道付近にまで到着していたらしい。どうりで暑いはずだ。翌早朝。船内に「ブー」仕事の時間を告げるブザー音が鳴った。他の乗組員にならい、リーダーの指示に従ってデッキに一列に並ぶ。目の前にはリールに巻かれた「幹縄」と呼ばれる太い縄があり、その幹縄に等間隔で少し細い縄が何本もくくりつけられている。これは枝縄と呼ばれており、その先端の釣り針に小魚をつけて海に投げる『投縄』が朝の仕事だ。「作業開始!」リールから幹縄が吐き出されていく。その脇に並び、見よう見まねで「し」の字形の釣り針にエサをつけていく。リーダーは先頭で、一定の間隔でブイをつけているようだ。左手で手のひら大の釣り針を掴んで、右手でイワシやアジ、サバを刺す。これの繰り返しなのだが、かなりのスピードが要求される。目の前にやってきた釣り針が手から離れるまで10秒かからないぐらいだ。もうちょっとゆっくりやってくれよ。どうにか遅れないように仕事を続けるが、いっこうに終わる気配はない。いったいいつまで…。急に船酔いが襲ってきた。もうノドのところまでゲロがあがってきている。うえ、ヤバイ…。ゲロの波をおさえることができずにその場で吐いてしまった。
「こらオマエ、吐くのはいいけど手を止めるな!」
 マジで?他の船員もオレを案じる様子もなく、淡淡と仕事を続けている。
それにしてもこの作業はいつまで続くのか。吐き気をおさえながら隣の日本人に聞いてみた。
「あれ、聞いてない? 幹縄って150kmもあるんだよ。東京静岡間とほとんど同じ距離」
 150キロ! そしてその150キロの間に2200本もの釣り針がついているらしい。途方もない数字を聞いてよりいっそうやる気が失せた。吐き気もとまらないし、実際何度も吐いてるし。ところで先ほどから、途中で一人が持ち場を抜け、数分で戻ってきたかと思えば、また別の一人が場を離れていくという繰り返しが行われているのだが、あれはなんだ?謎はオレにも声がかかったことでようやく解けた。
「朝飯食ってこい。5分な」
たった5分でメシってか!食堂にはお茶漬けが用意されていた。が、ひと口だけで吐きそうになったので、イスに座ってつかの間の休憩をしてからデッキに戻る。まるでロボットのように同じ動きを続けてどれくらい経っただろうか。リーダーから「終了」の声が飛んだ。ふらふらしながらベッドに倒れこむ。時刻は午前8時過ぎ。4時間もあんな単調な作業をしてたんだ…。船はこれから正午までの3、4時間ここにとどまり、針にマグロがかかるのを待つ。その間は寝てようが何をしてようが構わないとのことだ。いつのまにか正午になっていたみたいで、同部屋の人間に叩き起こされた。チカラが入らないカラダを無理やり動かしてデッキへ。
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午後の仕事は『揚縄』朝投げた幹縄を引く作業だ。電動リールが動き出し、その勢いにあわせてオレたちもゆっくりと縄を引き揚げる。…ぐぅ、水の中の縄を引くのってこんなにキツイのか。これに比べたら投縄はまだマシかもしれない。エサがついたままの針や、エサだけ食われた針が船に戻ってくる。肝心のマグロの姿はこれっぽっちもない。4時間ほど続いたところで、また例の食事タイムだ。船員が1人ずつ交代でデッキを離れ、5分で夕食をとる。オレはなんとかレトルトカレー(こういうお手軽な食い物が多い)を胃袋に流し込んだ。縄を引っ張ること5時間。先頭のリーダーが大きな声をあげた。「かかってる!」きた! リーダーが一気に縄を引き、そのペースを乱さないよう、後ろのオレたちも縄を引く。リーダーのそばにいる船員がカギと呼ばれる鉄の棒を手にした。水面から見えたマグロの口にひっかけ、弦門(マグロを引き上げるドアみたいな箇所)からいっきに引き揚げる。すげー。これって超デカイんじゃないの?その場でサイズが計測された。
「体長200センチ・160キロ!」続けざまに一人がいそいそとマグロの処理をはじめた。大きな包丁で尾をちょん切って、エラを外して手を突っ込み、中から血まみれのはらわたを取り出す。その後は二人がかりで魚艙に収納だ。さっきまでの静寂はなんだったと思うぐらいに、このあとマグロの引き揚げが続いた。深夜0時まで揚縄を行い、かかったマグロは25本。2200本の針でこの数字はごく普通らしい。ようやく1日の作業が終了かと思えばそうではなかった。オレみたいな初心者は、デッキの掃除や道具の整理整頓などの雑務をしなければならない。中でも大変なのは揚縄の途中で絡まった縄をほどく作業だ。わけのわからない様子でこんがらがっていて、イヤホンが絡まるぐらいの可愛いレベルではない。結局ベッドに入ったのは深夜2時だった。朝から働きっぱなしで腕にチカラが入らない。投縄は8人ずつで1日置きに行うため、翌朝はオレの組は休み。ブザーが鳴ってからも二度寝し、ゆっくりシャワーや朝飯で時間を費やした。が、午後の揚縄は全員参加だ。昨日と打って代わって15分に1本マグロがあがるハイペースが続く。壮絶に疲れながらもたくさんマグロが獲れることは素直に嬉しい。リーダーが妙な声をあげた。「お年玉だ!」作業員の手が止まり、全員が弦門に集まった。リーダーが何かを引き揚げた。うわデカっ! 2メートルはあるんじゃねーの?のたうちまわってる生物の正体はサメだった。リーダーが背中に包丁を入れ、三箇所ほど刺したら動きが鈍くなった。隣のインドネシア人が声をかけてくる。
「アレが売れるんダヨ」
「どういうことですか?」
「見てればわかるよ、ホラ」
リーダーは弱っているサメを踏みつけ、ヒレを一気に切り落とし、胴体部分をそのまま海に投げ入れてしまった。なんで尾っぽを残すんだ?
「フカヒレだよー。知ってるでしょ? あれ高いからイイお金で売れるんだよネ。だからお年玉」
このフカヒレは日本に持ち帰るのではなく(国際法で禁じられているため)、寄港地のモグリの買い取り業者に現金で売りつけるらしい。そして金額に応じて乗組員にボーナスが分配されるそうだ。
 お年玉は1日3回訪れることもあれば、数日まったく引っかからないこともあるようで、オレが次にサメを見たのはその2日後のことだった。しかしそのとき悲劇が。作業を中断し、弦門付近に集まった瞬間、「うわああああ!!」「バカ野郎、前に立つんじゃねーよ!!」
サメが、ある作業員の太股に噛みつき、ズボンが引きちぎられ、中から肉のはがれた太股が見えている。船内には医者などいない。どうするのかと冷や冷やしていたら、船頭が常備薬ボックスを抱えて走ってきた。消毒薬を思いっきり振りかけて何枚もの絆創膏を重ねて貼る。そのうえから包帯でぐるぐる巻きに…そんなんでいいのか?
「ったくふざけんじゃねーぞ!」
幸いそれほど大きな怪我じゃなかったようで、彼は1週間ほどで漁に復帰した。遠洋漁業ではおよそ3カ月に1回、外国の港に3泊ほど寄港する。燃料や漁のエサ、船員の食料や物資の補給が目的だ。
ようやく寄港地のシンガポールにやってきた。食堂に集まるオレたちに船頭が封筒を手渡す。
「宿泊金と船員手帳が入ってる。ここで寝てもいいしどこか宿をとっても構わないから、ゆっくり休め。解散!」 宿泊金は日本円で10万円。どう使おうがオレたちの勝手だが、最後にもらう給料から前借りしてるだけなので使わないにこしたことはない。余ったカネは船が出るときに船頭に渡して保管してもらうシステムだ。船員手帳はパスポートと同等の効力を持った書類だ(実際オレたちはパスポートを持ってきてない)。これさえあれば海外どこでも入国できてしまう便利なものだ。陸ではもちろん女を買った。船の中での性処理は妄想オナニーで、しかもシャワー室で立ったままシコるのみ。そんな生活を3カ月も続けて、生の女の魅力に抗えるはずがない。ありがたかったのは、この街で「お年玉」がさばけたため、臨時ボーナスとして1人5万円が支給されたことだ。持ち帰りOKのポールダンサーを4人買ってもお釣りが出るし!つかの間の極楽を経て、再び船は出航した。仕事の流れはカラダに叩き込まれたが、体力的にツライのは改善されない。揚縄が終わって後片付けをしていたらまもなく投縄なんてこともあり、睡眠時間が極端に少ないのが一番のストレスだ。
数週間後、事件は起きた。
その日は大時化の中で揚縄を行っていた。雨で視界は悪いし、船がグラングラン揺れているが、マグロ漁は天候によって漁を中断することはない。マグロがかかっておらず、全員で淡々と縄を引いていたとき、一人のインドネシア人が絶叫をあげた。手を激しく振る彼。その手のひらに釣り針が刺さって貫通している。嘘だろ…。揚縄のときは針のある箇所ではことさら注意して縄を引くのだが、彼はあろうことかおもいっきり針ごと縄を握ってしまい、手のひらを貫通させてしまったのだ。おそらく時化で視界が悪かったのだろう。全員どうしていいかわからずうろたえるなか、さすがに船内での治療はムリだと判断した船頭が、無線で近くの船を呼び、病院に運ばせた。このインドネシア人は二度
と戻ってこなかった。朝の投縄でも信じられない事件が起きたことがある。リーダーが船の先頭でブイやエサ、浮きをつけているときだ。
「ううあ〜! 助けてぇ!」
そんな声を残してリーダーの姿が見えなくなった。走って近寄ってみれば、なんと海に投げ出されている。
「ひっかかったー! たすけてくれー!!」
針が作業着にひっかかってそのまま海に投げ出されたようだ。助けると言ってもこの荒れた海に飛び込むわけにはいかない。全員で縄を引き、波のチカラで流されるリーダーを引き揚げるまでに30分を要した。なんとか生還したリーダーは息も絶え絶えに何かをつぶやいている。
「死ぬ、死ぬ。もうムリだ。オレはもう乗りたくない。死ぬ。死ぬ」
 幸い生死に関わりはなかったものの、この事件がトラウマになってしまったリーダーは次の寄港先で船を降り、飛行機で日本に帰った。残されたオレはあらためて死と隣り合わせであることを痛感した。なんでも同じような事故で海に投げ出されるマグロ漁船員はけっこういるらしい。危機はデッキのみにあるわけじゃない。航海が残り1カ月を切ったころ、揚縄が終わりクタクタになってシャワーを浴びていたら、先輩(日本人)がいきなりカーテンを開けてきた。
「ちょっと、やめてくださいよー」
「おう、いい尻じゃねーか」
すっぽんぽんの先輩はオレの尻をひと撫でして去っていった。船の中では仕事中以外、裸同然で過ごす人もいる。暑いからと、裸で廊下を歩いてる光景もよく見る。男だけの世界なので誰も気にしないのだ。その先輩もそうだった。ときどきからかうようにチンコを触り合うみたいな流れにもなったことがある。だから今回のこともまったく気にしていなかったのだが…。翌日、再びシャワー室。カーテンを開けてきたのは同じ先輩だ。
「おう、悪いんだけどちょっとだけしゃぶってくんない?」
何言ってるんですかと口に出そうと思ったが、目に入ったチンコを見て息が止まった。ギンギンに勃起してるのだ。え、もしかしてそっち系?
「いやそれはちょっと…」「ちょっとだけでいいからさぁ」
「すいませんムリです」
「(深呼吸して)ナメんなよ!!」怒鳴り散らした先輩は、その翌朝、恥ずかしそうな顔をして近づいてきた。「昨日、オレなんかした?」「…ええ、まあ」
「ごめん。酒飲むとたまにヘンになっちゃうんだよ。アハハ。ま、気が向いたらしゃぶってくれればいいから。アハハ」女がいない特殊な環境だけに、ない話ではないと思ってたけど、まさかオレに降りかかってくるなんて…。
初マグロ漁を終えて懐かしのK港に戻ってきたのは、2010年の正月のことだ。2週間後に振り込まれた金額は384万円。すぐに各所からの借金を返済し、オレは晴れてキレイなカラダに生まれ変わった。めでたしめでたしだ。マグロ漁船は未経験者であっても30代前半までは募集が出ている。興味のある人はどうぞ。

ナマナカすなわち生中出しOKな女たちの実態調査

0073_2018041112340571a.jpg 0074_20180411123407000.jpg 0075_20180411123408540.jpg 0076_201804111234106db.jpg 0077_2018041112341115d.jpg 0078_20180411123413d5a.jpg 0079_20180411123414d4e.jpgナマナカ、すなわちコンドームを着けずに中出しするという意味だ。エイズ感染者が爆発的に増加している現代において、それがいかにはっちゃけた蛮行であるかは説明するまでもないだろう。あまりにクレイジー、あまりに危険なプレイである。援交オンナはもちろんのこと、客となる男たちにとっても。にもかかわらず、出会い系には中OKの命知らずな女がちらほら見受けられるのはなぜか。アホなのか?
あるいは、こんな人どうなってもいいやとヤケになっているのか?いくら考えてみても理由がわからない。そんなおれに、裏モノ編集部は残酷な指令を出しやがった。「中オンナってどんなヤツらなのか、会ってきてくれませんか?当然ですけど、たっぷり中出ししてきてくださいね」
こんな恐ろしい命令があっていいものだろうか。経済的に苦しいという立場上、しぶしぶ引き受け
てしまったが、おれの身に万が一のことがあれば絶対に鉄人社を爆破したる!エイズなんて心配するだけムダじゃない?出会い系の掲示板検索で「中」と入力すると、都内で6名の該当者がピックアップされた。そこからターゲットとして選んだのは、自称23才フリーターだ。
中出しでエッチしませんか?性格は明るくて人見知りしないよ。ディープキス、フェラもちろんOK。まったりいちゃいちゃしたいな』
ノー天気な文章でさらりとえぐい内容が書かれている。生中でまったりって…まぁ間違ってはいないか。添付された写メを見る限り、顔は結構カワイイ。フツーにナンパしたくなるレベルである。ま、出会い系の写メほど当てにならないものはないんだけど。ひとまず条件を尋ねてみる。数分で返信メールが届いた。
〝生中だったら別2・5は欲しいかな〞安っ。そんなんでいいの?さっそくアポを取って、待ち合わせ場所へ急行。ドキドキしながら駅の改札口付近で待っていたら、ふいに背後から人の近づく気配を感じた。
「こんにちは〜」 二重あごのマシュマロマンが立っていた。写メとあまりに違いすぎる。
「なんだか写真とずいぶんイメージが違うね」
「ははは、そうかも。毎日焼肉ばっかり食べてたから15キロくらい太っちゃったんだよね」
軽く皮肉っても女はケロリとしたもので、持参のペットボトルでごくごくとノドを鳴らしている。精神まで太いようだ。
「行きたいホテルがあるから、そこに行かない?もうちょっとでスタンプがいっぱいになるんだ」
言うことが、まるっきりセミプロである。てことは不特定多数の男とソートーな数をこなしてるってことだよな。もちろん、中出しで。怖すぎなんですけど。交代でシャワーを浴びてから、2人でベッドへ。トドのように横たわった女が、ゴロンと体をこちらに向ける。
「そろそろやる?」
「うん。ていうか、いつも生中でやってんだよね?」
「そうだよ。なんで?」
「妊娠したら大変じゃん」
「平気平気、ピル飲んでるもん」
「病気も怖いっしょ」
「病院に行けばいいだけじゃん」
「でもエイズは治んないよ」
最大の疑問をぶつけてみると、女はふんっと鼻を鳴らして、信じがたいことばを口にした。
「彼氏とHしたって感染することもあり得るんだよ。だったら心配するだけムダじゃない?」
なぜそんな理屈が成立するのか、何度反すうしてみてもわからない。彼氏とでも感染するから心配はムダ? へ?ア然とするおれに、彼女は口を尖らせる。
「今、すごい相場がさがっててさ。ノーマル(ゴム付き)だと別1でも高いとか言われるんだよ」  だから、生中は少しでも単価をつり上げるための苦肉の策なんだと彼女はいう。事実、生中OKにしてからというもの以前まで1日平均2人程度だった客の数が倍増したそうだ。うすら寒い話である。この女も、それに喜んで中出しする男も狂ってるとしか思えない。ん?てか、これからおれもやるんだっけ…。
軽くキスを交わしてから、女をバックの体勢にして股間をのぞき込んだ。ふむ、とりあえず変なデ
キモノは見当たらない。病気チックな臭気もないようだ。ちょっと心が軽くなり、クンニしてみる。ペロペロ。よしよし、味も異常ナシだ。続いて手マンで、中の具合をチェック。特に変わったところはない。そのまま指で膣壁に刺激を与えると、女は腰を前後にくねらせて喘いだ。「あん、ああん」感度良好である。攻守交代して受けたフェラのテクも悪くない。しかし、もし病気だったらとの不安が去来し、チンコは一向に元気にならなかった。しかたなく長澤まさみの裸を想像しながら自分でシコシコしたらあっさり勃ってしまった。さて、これはこれで困ったことになりましたよ。挿入しちゃうのかおれ。このデンジャラスっぽい股間に入れるのか。でもなぁ…。と、そのとき、いきなり女がよっこらしょと騎乗位の体勢でのしかかってきた。え、ナニナニ?ちょっとおい。呆気にとられているうちに、チンコが女の中ににゅるんと滑り込む。完全に結合した。ああ、なんてことを…。こうなった以上、もはや前に進むしかない。騎乗位で、バックで、正常位で、おれはヤケクソに腰を振った。ちくしょうめ、ちくしょうめ!
「あぁ、出して。中に出して」
「出すぞ、出すぞ!うっ」
チンコを引き抜いた膣口から、ドロリと白い体液がシーツに流れ落ちた。
翌日、編集部に連絡したところ、
「それはプロですね。今度は素人の生中オンナとやってきてください。1回やったら2回やっても同じことでしょ」
まさかのW回転コースを要求してくるとは。はいはい、わかりましたよ。やればいいんでしょ、やれば。てなワケで、再び掲示板検索でターゲットを物色。と、そこで強烈な物件を発見した。書き込み主は、自称40代後半のぽちゃり系熟女である。『ワリキリですが、容姿気にしないで●●町で会える人お願いします。ゴックンとスカ以外なら生中もAFも撮影も任せます』
何なんだろう、このハンパない破れかぶれっぷりは。唯一プライドが保たれてるのは、スカはNGって部分だけだ。相当なツワモノと見た。
吸い寄せられるように条件を問い合わせたところ、わずか30秒で〝別1でいいです〞との返信があった。生中、AF、写真OKのフルセットで1万円ぽっきりだなんて投げやりにもほどがある。プロの金額設定ではない。抑えがたい好奇心に背中を押され、待ち合わせ場所の某デパート入口へ。ちょうど到着したタイミングで、女からメールが届いた。〝ATMの裏にいます〞おれのいる場所からでは建物の柱にさえぎられて確認できない。回り込むようにして歩いていくと、ATM裏に小さな人影がちょこんと立っていた。やたらと横幅のひろい、ダルマ体型の女だ。少しずつ姿が鮮明になってくる。身長は150センチ未満とかなり小柄。そのくせ体は3段腹の巨漢で、体重はゆうに80キロは越えていそうだ。そんなマンガのようなボディにハナ肇そっくりの顔を搭載したオバハンがジッとこちらを見つめている。こんな化物ムリだ、逃げろ!が、遅かった。女のひどくしわがれた声が、呪文のようにおれの足を止めたのだ。
「どうも、はじめまじでぇ〜」
観念してホテル街へ。道すがら尋ねたところでは、このハナ肇さん(46才)、かなり不幸な人生を歩
んできたようだ。10年前に夫と離婚。実家に戻って両親と3人暮らしをはじめるが、母親は重度の痴呆症で、父親も心臓が悪く、一家の家計は、わずかな年金の他、医療関係の仕事に携わる彼女が支えてきた。しかし、その彼女もやがてリストラに。ついに進退きわまり、やむなくエンコーに手を出したのは今から2年前のことだという。
「今日もハローワークの帰りだんでずぅ。私の歳になるとながなが仕事がなぐでぇ」
歳だけの問題じゃないとも思ったが、それは口に出さなかった。にしても、こんなヒドい女に客なんてつくのか。おれの経験では過去最高レベルのデブスだが。それとなく聞くと、彼女は恥じ入るようにうつむいた。
「ドタキャンはしょっちゅうでずぅ。私ブスだがらぁ」
それでも毎日募集をかけていれば、2日に1人はちゃんと会えてるってんだから世の中わからない。最初の女と同様、彼女もまた、生中OKにしてから釣果が上がったと自慢げだ。「でも、病気とか怖くないんですか?」
「大丈夫でずぅ。今のところ性病にはかかってないみたいだじぃ」 
それを大丈夫の根拠にしていいのか、大いに議論する余地があるように思えるが、もうどうでもい
い。妊娠の心配についてはどうなんだろう。ピルなんて気の利いたもの知ってんのか?
「私、子供ができない体なんでずぅ。離婚の原因もそれなんでずぅ。夫の両親にも『オマエみだいな不生女(うまずめ)はここから出てげ』なんてイジメられまじだじぃ」
あまりに悲惨すぎて言葉もでない。うまずめ呼ばわりする親も親だが、その体質を利用して生中OKにするあなたもどうなのだ。ホテルに着いてから、一応シャワーは浴びた。が、あんな不幸話に加え、醜すぎる裸体を見せつけられた日にゃ、端からゼロだったやる気もマイナス値まで下がっちまうってもんだ。巨大な鏡もちにしか見えない三段腹、カミソリ負けしたパイパン(前日、客に剃られたらしい)、デブ特有の衣擦れした股間部は皮膚が茶色く変色している。いやぁ〜キツイ。あまりにもキツすぎるって。それでもこれは仕事なんだと気持ちを奮い立たせ、女の下半身をまさぐる。「やだぁ、恥ずかじぃ」と身をくねらせるハナ肇。そうやって心を鬼にして頑張ったのが結果的に良かったのか悪かったのか、彼女が上機嫌で言う。
「アソコ、舐めまじょうかぁ?フェラは得意なんでずぅよ」
「え?…あ、はい」
どーせ勃つわけないし、病気も怖いけど、この際フェラぐらいは体験しとくか。そう考えて身を委ねたのだ。恥を忍んで言う。勃ってしまった。それもカチンコチンに。これほど「ムダに上手い」という形容がしっくりくるフェラテクはないだろう。となると…わかってます。さっさと入れろってことですよね。見たところ、女の陰部に病的な兆候はなさそうだ。ただしあくまでそれは〝見たところ〞であって、〝嗅いだところ〞は兆候ありありだ。とにかく臭いんだもの。腐卵臭がするんだもの。おれは腹を決めた。さあ、入れるぞ入れるぞ、おりゃ!
目をつむって腰を沈めてみれば、膣内は思いのほか狭い。腰のグラインドに合わせて、やわらかい肉の壁が性器を揉み込むようにまとわりついてくる。くっ、これまたムダに名器だ。下腹部からはやくもモゾモゾ感がせり上がり、そのまま一気に放出した。膣の中で我が息子がドクンドクンと波打っている。恐ろしいほどの虚無感に襲われながら、おれは静かに天井を見上げ、心につぶやいた。アーメン。

激安ピンサロで働く素人娘の実態

akl018.jpg akl019.jpg akl020.jpg akl021.jpg 花びら2回転や3回転、それでいて料金は2.3000円。そんな激安ピンサロを見かけるたびに不思議な気分になる。ここの嬢たちは、なぜこんな過酷そうな場所で働いているのだろう。
 汚いチンコ1本くわえる毎にいったい幾らもらえるというのか。どうせ同じフェラチオ仕事なら、もっとマシな店があるだろうに。
 疑問を少しでも解くべく、現役の激安ピンサロ嬢に、いま、自身が他のどこでもないそこにいる理由を語ってもらった。九州の片田舎で生まれ育った私は、物心がついたときからコンプレックスを抱えていた。
 ダルマのような肥満体。アトピー性皮膚炎が原因の赤い顔。そんな外見がからかいのマトになるのは当然で、小学校時代はよく男子から、生焼けブタだの、かぶれダルマだの、心ない言葉を浴びせられた。
 おかげですっかり引っ込み思案な性格になり、中学生になるころには自分の将来に絶望したものだ。
 中2の夏休み。暗い毎日を送っていた私に、追い打ちをかけるような出来事が降りかかる。実家の隣に住む4つ年上のイトコにレイプされてしまったのだ。
 イトコはたびたび関係を迫り、そればかりか、数人の仲間を引き連れて集団で私を犯し
たりもした。
 泣き叫んで抵抗する私に、彼らは笑いながら言った。
「おい、もうイキそうなんだけど。中で出すぞ! いいか!」
「やめて、お願い!」
「じゃあ精子飲め! おらおら口開けろ!」
 何人もの精液が口や顔にドロドロと掛けられた。
 道を歩けば、すれ違う人間のほとんどが顔見知りという狭い町のこと、私の噂が同級生たちの耳に届くのは時間の問題だった。夏休みが明けて登校した際、クラスのヤンキー連中が私に言い放ったことばは忘れられない。
「おい、変態デブ! 今朝もセックスしてきたのか? …ん、んん? やべ、こいつチョー精子臭いんだけど!」
 この日以来、私は周囲からヤリマンとして認知されるようになり、精子ぶたトマトというアダ名で呼ばれるようになった。毎日、死にたかった。
 高校進学後は、自分の存在を押し隠すように、静かに日々を送るようになった。人の目にさえつかなければ周囲にイジメられたり、からかわれたりすることはない。20才で上京してからは、介護ヘルパーとして働き出した。
 しかしそれから数年後、私はうつ病にかかってしまう。自暴自棄になり、アルコールが無性に飲みたくなるという症状まで現れた。
 毎晩のようにひとりで夜の街へ繰りだすようになり、ヘベレケに酔っぱらっては朝方に帰宅。仕事のとき以外はつねに酒浸りの生活だ。
 そんな浪費を続けるうち、ヘルパーの給料(手取り15万)だけでは生活が立ちゆかなくなり、近所のスナックでアルバイトをはじめた。もう中学時代のような肥満体じゃなかったので、なんとかホステスとして雇ってもらえたのだ。
 ところが、なぜかまた体重が増え出してしまい、昔のようなダルマ体型のデブに戻ったところであっさりクビになった。「ぶくぶく太ったホステスは客ウケが悪いからね。もう来なくていいよ」水商売ができないなら、後はもうフーゾクしかない。26才の私は素直にそう考えた。そんなことにためらいはない。
 さっそく求人誌片手に行動した。ソープランド、ヘルス、ホテヘルなど、めぼしい条件の店と連絡を取り、面接を受ける。行く先々で待っていたのは、ことごとく不採用の回答だった。理由は、面接をしてくれた何人かの店長さんが教えてくれた。
「失礼だけど、その見た目じゃ指名は取れな朝方に帰宅。仕事のとき以外はつねに酒浸りの生活だ。
 そんな浪費を続けるうち、ヘルパーの給料(手取り15万)だけでは生活が立ちゆかなくなり、近所のスナックでアルバイトをはじめた。もう中学時代のような肥満体じゃなかったので、なんとかホステスとして雇ってもらえたのだ。
 ところが、なぜかまた体重が増え出してしまい、昔のようなダルマ体型のデブに戻ったところであっさりクビになった。「ぶくぶく太ったホステスは客ウケが悪いからね。もう来なくていいよ」いと思うよ。ウチはフリー要員はいらないからさ」さすがに生焼けブタとまでヒドイことは言われなかったけれど、要するにデブブスはいらないってことだ。
 この哀しい面接の繰り返しで、私はあることを知った。
 ソープやヘルスは給料が歩合制なので、指名がつかないデブじゃ稼げない。
 でもピンサロの多くは時給制なので、出勤しているだけで賃金がもらえる。入店してしまえばこっちのもの。指名がつこうがつくまいが関係ない。私みたいな女が行くべきなのはピンサロなのだ。
 こうしてピンサロ1本に絞って活動してみたけれど、時給5000円クラスの店は審査も厳しく全滅。4000円、3000円台でもまったく相手にしてもらえなかった。最後に残ったのが、最も給料の安い店『X』だった。時給2500円。これでダメならフーゾクはあきらめるしかない。
 面接のため喫茶店へ出向くと、人の良さそうな採用担当者があいさつもそこそこに言った。
「ちょうど人出が足りなくて困ってたところだったんです。いつから来られます?」
「私、働けるんですか?」
「もちろんですよ」
 やったー!
 しかし続いて給与の説明が始まるや、私はがく然とする。時給1800円だと言うのだ。キャバクラ嬢でも時給2000円はもらってるのに、フェラ事のピンサロ嬢が1800円だなんて。
「まあ、2500円っは一定の指名が取れるになってからの額でして。
1800円も決して悪ないんですよ」
 時給とは別にバックジン制度があり、客から指名が入ればそのつど500円が支給されるので悪くない条件だと彼は言う。なんだかしょぼくれた待遇だけど、Xのシステ聞いて、それも仕方ない気がした。女の子が2人交代でフェラして、客が支払う料金はたったの2千円。チョー激安の店なのだ。
 現実、あれこれブーたれてる場合じゃないのかもしれない。こういう店だから私みたいなデブを採用してくれるんだろ
うし。それになによりコンビニなんかのバイトの倍ももらえるんだから満足しなきゃ。初出勤日の夕方、介護の仕事を終えたその足でXへ。店の受付へ顔を出すと、奥から現れた中年スタッフに、接客についての簡単な説明を受けた。新人講習のようなものは行わず、ぶっつけ本番ではじめるらしい。
 スタッフの話に耳を傾けながら暗い店内に目をこらす。薄暗い店内には、ボックス席が8つほどあって、そのすべてが客で埋まっている。そして待合室にも数人。さすがは激安店、思った以上の人気ぶりだ。
 フロアを慌ただしく動き回っている先輩ピンサロ嬢たちは、軽く40は越えてそうな年増さんや、私のようなおデブちゃんばかりだ。
 そばにいたスタッフが声をかけてきた。いよいよだ。
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