0124_20180701013928e25.jpg 0125_20180701013929949.jpg芸能人を抱けるチャンスがワクワクメールに転がっていました。
「名前は言えないけれど、多くの人が知ってる芸能人」がエンコーを持ちかけていたのです。さて、
いったい誰なのでしょう。プロフに20代後半とあるので長澤まさみのセンも捨てがたいところです。
希望額はホ別2と、まさみちゃんにしてはずいぶんと安かったのですぐにアポることに。
待ち合わせ場所の上野のパチンコ屋前で、事前に聞いていた服装の女性がタバコをふかしていました。明らかに40代です。
「あの、サイトの人ですか?」
「…せやで」
きつめの関西弁が返ってきます。たんぽぽ白鳥のようなルックスから察するに、お笑い関係の方なの
でしょうか。
「…あの、芸能人っておっしゃってましたけど」
「せやで」
「失礼ですが芸名を教えてもらえません?」
「それはまあ、なあ。言われへんわ」
さすが芸能人だけに身元バレが怖いようです。
「でも多くの人が知ってるって書いてありましたけど、僕わからないんですよ」
「ほんまかぁ」
「タレントなのか、俳優なのかだけでも教えてくれません?」
「まあ、せやなぁ。女優かなぁ」
「じゃあ代表作を教えてくださいよ」
「うーん」
10秒ほど考えた後、彼女は言いました。「バトルロワイアルやな」なるほど、登場人物の多い映画
を挙げておけば、この場は逃げ切れると思ったのでしょう。
「生徒役ですか?」
「ああ、まあな。あんな、兄ちゃんヤル気ないやろ? 帰るで」
一連のやりとりから冷やかしと悟った女優さんは、さっさと歩き去っていきました。この嗅覚で彼女は人生という名の生き残りゲームを戦っているのでしょう。