0083_201808262133464d6.jpg 0084_20180826213347421.jpg 0085_20180826213349d3b.jpg 0086_20180826213350740.jpgういろうや味噌カツといった名物のせいで「あいつらの味覚はおかしい」と全国からバカにされっぱなしの我ら名古屋人。その名古屋人ですら太刀打ちできない、珍妙な料理を出す飲食店がここです。例えば『甘口メロンスパ(800円)』。メロンを練り込んだ緑のパスタの上にホイップクリームがたっぷりとかけられ、熱々のメロンが乗っています。デザート感覚で食べればいいじゃん。そう思うのはシロートの浅はかさで、ひと口頬ばれば地獄のような甘さにのたうち回ることになります。さらにイチゴ味のご飯にアンコがてんこ盛りの『小倉丼(1000円)』に至っては冗談ぬきでヤバイ。ボクも一度挑戦したことがあるのですが、ふた口めで吐きました。「罰ゲーム」には打ってつけの店です。長良川沿いに、1軒の小汚い居酒屋がある。いつのぞいても客はゼロ。あまりの不人気ぶりに好奇心が芽生え、先日、恐る恐る入店してみることに。閑古鳥の原因はすぐにわかった。店主のオヤジがあまりにもふざけてるのだ。耳に赤ペン、手には競馬新聞。客である私をほったらかしのまま、レースの予想に没頭しているのである。しかもその間、中ジョッキの焼酎を水でも飲むかのようにがぶ飲みするので足下はフラフラ、何度料理を注文してもすぐに忘れてしまう。もう絵に描いたようなアル中なのだ。焼き鳥4本と生ビールが出てくるのに、1時間近くかかる店など他にはないだろう。後日、中をのぞくと、店主がジョッキを握りしめたままカウンターに突っ伏していた。ダメだこりゃ。世間には「酷道(こくどう)マニア」と呼ばれる人たちがいる。俺もその1人だ。酷道とは、れっきとした国道でありながら、未舗装だったり、けもの道だったり、極端にせまい対向道路だったりと、車の通行が困難な道を指すのだが、この温見峠(R157)は、数ある酷道のなかでもキングの称号を欲しいままにしている。漫画のとおり、とても先進国ニッポンの道路とは思えないひどい有り様で、過去には転落死亡事故も多数起きている。
新潟東港といえば、釣りファンにはタマらない場所だ。特に全長3キロに及ぶ長大な西防波堤エリアでは、クロダイ、イナダ、ミズダコなど豊富な種類の魚が釣れるだけでなく、周辺の水深がかなり深いので沖釣りでしかお目にかかれない大物も数多く獲れる。ただこの西防波堤、ひとつ重大な欠点が。地形の関係上、高波がひんぱんに起こり、毎年のように釣り人が水死しているのだ。防波堤は海面より4メーターも高く設計されており、海に落ちれば自力で這いあがるのはまず不可能。近くの釣具店に「波浪警報」の紙が貼られているときは、大人しく帰宅した方がいい。
このゲーセンには〝ヌシ〞がいます。20才すぎのデブ兄弟で、毎日のように対戦型格闘ゲームにへばりついては、挑戦者たちをバッタバッタとなぎ倒してムフフと悦にひたってる。いつも昼過ぎに決まって店に現われるので、無職なんでしょう。親不孝な兄弟です。ゲームの腕には相当な自信を持ってる2人なのですが、それだけに負けたときが大変です。突然、「キー」と奇声をあげ、対戦相手に詰め寄るんですから。「フザケンな!」とかわめき散らして。面白いのはこの兄弟、頭に血がのぼると誰彼かまわず突っかかるもんだから、ヤンキーのお兄さんによくボコられるんです。所詮は運動不足のデブオタク、ゲームのようにはいきません。最近では、その激怒っぷりを見ようと、勝負を挑まれ、いいオモチャになってる2人。オカッパ頭に坊主頭と、特徴的な外見なのですぐに見つかりますよ。スゴイ占い師の噂を聞いた。
スゴイというのは占いがよく当たるからじゃない。とにかく不吉なことばかり言って客を脅しまくるらしい。いったいどんなことを言われるのか。ワクワクしながらその占い館を訪れたところ、丸々と太った中年の占い師が現われた。とりあえず姓名判断をしてもらったのだが(他にタロット、風水、手相、占星術がある)、結果は予想どおりというべきか、大凶である。
「アンタはね、この先何をやっても上手くいかない。努力も報われない。やることなすことすべて失敗する。ヘビに憑かれとるから」
気持ちがいいほどのダメ出しだ。姓名判断なのにヘビの悪霊を持ち出してくるところもスゴイ。鑑定のあと「運命を変えたいならこの印鑑(40万!)を買いなさい」と言われた日にゃ、笑いをこらえるのに苦労した。やり方があまりにベタじゃない?愛くるしい動物の姿にほっこりしたい。そんな期待を見事にぶち壊してくれるトホホな牧場です。客足の絶えた寂しい場内で、まず目に飛び込んでくるのはアイヌ犬の檻。ズサンな管理でまみれたワンちゃんたちが、もの悲しげに佇んでいます。声をかけても微動だにしません。メインの熊に至ってはさらに悲惨。光の届かない真っ暗な檻に閉じこめられ、これまた散乱した床の上で、いつも死んだように横たわっています。エサ用の食パンを投げ入れてもまったく反応しないのは、長い間暗い檻にいたせいで視力を失ったからでしょ
う。もはや虐待と言うほかありません。この、人の気持ちをどんよりとさせる圧倒的な負のオーラ。訪れる際は、万全の体調で臨むのがよろしいかと。