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おそらく誰がどうやったってあれ以上のサービスは受けられないだろうから、この情報を公開することにする。ひと月ほど前の夜。飲み会の帰りに名古屋駅の西口をふらふら歩いていたところ、小さな郵便局の前で女が突然話しかけてきた。
「あの、話聞いてもらえませんか?」
 暗がりに浮かび上がった彼女の姿は、黒髪のポニーテールに、ミニスカから伸びるすらっとした足。顔は昔の池脇千鶴にちょっと似たべっぴんさんだ。
「どうしたの?」
「お小遣いほしいんです。それで…」
 池脇ちゃんが耳元に顔を近づける。
「胸を触って、千円でどうですか?」
 立ちんぼってやつ? でもおっぱいで千円ってどういうことだろう。
「そっちの駐車場とかでこっそり、胸を触ってもらって」
「服の上から?」
「はい。2分で千円でどうですか?」
 2分か。短すぎる気がするけれど、こんなカワイイ子の乳揉みが千円なら買いだ。
 快諾したところで、池脇ちゃんはオレの手を引いて、近くの駐車場の車の影に案内してくれた。
「じゃあ、どうぞ」
「コートは脱げる?」
 無言でコートを脱ぐ彼女。ピタっと貼り付いたニットにほど良いふくらみが見える。ナイスおっぱい!
「2分だっけ? どうやって計るの?」
「ケータイ見とくので」
 そう言って彼女は手に持ったスマホを確認する。ではさっそく。モミモミモミ。柔らかくてイイ。うん、でも特に反応してくれない…。いや、いやいや。なんか照れたように下を向いてる顔が妙にエロいぞ!ムラムラしてきた。この子フェラとか本番はできないのかな?2分が経過し、彼女がコー
トを着たところで、再交渉を始めた。
「あのさ、お小遣い1万くらい渡すし、フェラってダメ?」
「あの、ダメなんですよ」
「いいじゃん、ね?」
「ワタシ処女なんで」
 ……はい? 処女って、あの処女ですか?
 彼女は続ける。今まで彼氏は何人かいたけど、セックスはしたことがなく、カラダを売ったこともないそうな。
「だからオッパイ触ってもらってお金もらってるんですよ」
 へえ、考えたなぁ。って、処女がそんな方法でカネ稼ぎしようなんて発想をするもんかね? 
「一晩で2、3万はもらえてるんで…」
 後日、オレは池脇ちゃんを求めて同じ郵便局に向かった。土曜日の夜8時過ぎだ。
 いた。この前と同じコート姿だ。
 今日の目的は乳モミじゃない。オレはもっとエッチなことをしたいのだ。
「どうも。あのさ、お願いがあるんだけど…」
 財布から万札を2枚とりだす。
「2万でフェラしてくれない? お願い!」
 池脇ちゃんはあっさり却下した。
「本当ムリなんで」
「いいじゃん、ね、これだけあれば今日の稼ぎは充分でしょ?」
 すると、彼女は例の恥ずかしそうな顔で答える。
「胸だけで、一晩で2、3万はもらえてるんで…。だから、すいません」
 1人千円だから、毎日2、30人に揉まれてるんだ。すごい人気者なんだな。 だけどここで引くわけにはいかない。オレは財布からさらに1万円札を引き抜いた。
「じゃあ3万。お願いします」
「すいません」
「手コキだけでも、ダメ?」
「ごめんなさい」
 ダメか。あ〜、悔しい。
 この日も乳モミ(3千円払ったので計6分)で終わってしまった。
 頑なな拒否の姿勢を見て、ますますヌイてもらいたくなったオレは、その後も何回か彼女を訪ねて、金で釣ろうとしたり、思いきり頭を下げたりもしたけど、やはり乳揉み以上のことはムリだった。ならば次の手だ。週末、またも郵便局前へ。彼女はいつものベージュのPコートに黒のミニスカを履いている。
 駐車場に向かいながら、俺はカバンから時計を取り出した。このために買ってきた2万円もするブルガリの時計だ(定価は5万以上するけど、リサイクルショップで買った)。自分でもバカだと思うけれど、俺は本気なのだ。
「これ、良かったらもらってよ」
「え、いや…」
「マジでお願い、一回だけでいいからキミにヌイてほしいんだ」「あの、触るのは本当ムリなんです」
「……」
「ごめんなさい」
「……じゃあ、おっぱいじゃなくてアソコを触るとかもムリ?」
「それだったら…パンツの上からでいいですか?」
 うーん、仕方あるまい。いつものように彼女がスマホで時間を計り、オレは水色のパンティをなぞるように、手マンを続けた。土手高のアソコは濡れる様子もなく、静かに2分が過ぎていった。
      ★
今も彼女は名古屋駅西側の小さな郵便局前で乳モミ客を募っている。興味のある方はどうぞ。