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大阪・淀川の河川敷に、「淀川の鉄塔」と呼ばれる有名なハッテン場があるという。
20年以上も前から出会いに飢えたゲイたちが集い続ける、歴史ある野外系ハッテン場なんだとか。さてさて、いったいどんな場所なんだろう?
8月6日土曜日、午前10時。新幹線と地下鉄を乗り継ぎ、新大阪駅からひとつ隣の、
西中島南方駅に到着した。列車を降りた瞬間、毛穴から滝のように汗が流れはじめる。今日の大阪は予想最高気温38度、アスファルトの歩道に陽炎が立つほどの暑さだ。頭に濡れタオルをかぶり、南へ向かって15分ほど歩いたところで淀川河川敷公園に出た。目的のハッテン場は、噴水やバーベキュー場などが整備された公園のさらにその奥の、藪が覆い茂ったエリアにある。立ち入り禁止の看板脇から、藪の中へと細い獣道が伸びており、少し離れたところに高圧電線の鉄塔が見える。ここが目的のハッテン場、「淀川の鉄塔」だ。
意を決し、藪を払い除けながら細い獣道を進んでいく。その獣道は途中から少し太くなり、鉄塔へ向かって真っすぐに伸びている。その鉄塔へ続くメインストリートから、さらにいくつもの細い小道が枝分かれしている。小道の先は、びっしり生い茂った藪のせいで先に進めなくなっていたり、ぐるっと回ってまたメインストリートに戻ったりと、まるで巨大迷路のような造りになっている。
また、いくつかの小道の行き止まりは、伸びた藪が綺麗に刈り取られ、広さ1畳から3畳ほどの個室状の空間になっていて、それらの地面には、空のペットボトルや雑誌、ティッシュやコンドームの包装紙などが散乱している。ここで男たちのハッテンが繰り返されているのは間違いなさそうだ。小道へ進んでは戻りを繰り返し、いくつかの個室空間を覗いてみたが、まだ時間が早すぎたのか、俺以外は誰も来ていないようだ。しばらく迷路の散策を続けているとメインストリートの入り口方面から、ガサガサと音が聞こえてきた。誰か来たようだ。目の前に現れたのは、ノースリーブのタンクトップにランニングシューズ姿の男だった。普通の人がこんな場所までジョギングに来るはずがないし…。
声をかけよう。「こんにちは。他に誰か見かけました?」
「いやーいてないですねぇ。たぶん、今日は花火大会があるから、この辺の人らは来ないと思いますよ」身振り手振りの大きな独特のオネェ喋りで、いかにもゲイって感じの雰囲気が滲み出ている。
「なるほど、今日は花火大会なんですね」
「そうなんですよ〜。今は暑いし、こんだけ山盛りで草も生えてるでしょ?
5月ぐらいに来れば歩きやすいし、午前中から全裸で歩いてるおじいちゃんとか、くっさるほどいてますよ」
ジョギングアニキは淀川鉄塔の常連さんらしく、今日は運動がてら軽く覗きにきたんだそうな。
「お兄さんは、ここ初めてなんですか?」
「そうなんですよ。今日、東京から来たばっかりで」
「そうなんですね。ここね、めちゃめちゃヤルとこあるんですよ。あっこの木のまわりとか3カ所ぐらいあるし、向こうの草生えてるとこか、あとそっちの方とか…」
この藪の中には15カ所以上のヤリ場(個室空間)があるそうだ。
「夜になれば全裸でやってる人らとかもいますしね。まあ、オレも参加しましたけど」
「ははは」
「あとね、おじいちゃんが結構多いから、お兄さんみたいな若い人がくるのは珍しいかも」
40過ぎた俺が若い子扱いってことは、だいぶ年齢層が高めななんだな。「で、お兄さん、どんな人がタイプなんですか?」
あれ、いきなり話題がそっちにに飛んだぞ?
「まあ、特にタイプっていうのはないんですけども…」
「ふーん、そうなんや」
「…どんなのがタイプなんですか?」
「おんなじ歳ぐらいかな。あと、あんまりぽっちゃりした人は好きじゃないな」
「なるほど…」
つまり40才ぐらいの細身の男か。…アレ?ひょっとしてオレのこと狙ってるのか?
「タチとかネコとかってあるんですか」
「オレはね〜、積極的やから」
「じゃ攻める方ですね」
「うん、もうガツガツ行くタイプ。こう見えてSなんですよ。ケツは入れる方が好き。お兄さんは?」
ここで「Mなんです」なんて答えた日には間違いなくケツを掘られるぞ。
「実は俺もSなんすよ。堀ってナンボっていうか」
「そうなんやー。今度大勢で遊びたいですね〜」
「はは、そうですね。また5月に来ますよ」
「ぜひぜひ。じゃ来年ですね」
ガッチリ握手を交わした。Sのゲイ同士、友情めいたものが芽生えたところでお別れとなった。
その後もしばらく小道を散策し続けたが、新たなアニキはなかなか現れない。少し雲が出てきたおかげで、いくぶん暑さはマシになったが、歩き続けていると暑さで倒れそうになる。と、メインストリートと小道の分岐点付近に、小柄で色黒のガッチリ体型の男が立っていた。スマホを見ながらキョロキョロしている。話しかけてみよう。
「こんにちは」
「…どうも」「実は、今日初めてここに来たんですけど、花火のせいで人が少ないって聞いて」
「そう…みたいっすね」
「待ち合わせか何かですか?」
「…いえ、違いますけど」
いぶかしげな顔でこちらを見る色黒アニキ。やっぱり彼もハッテン目的で来たゲイだとは思うが、俺とはあまり話をしたくないみたいだ。タイプじゃないってことか。暑さで目まいがしてきたので、色黒アニキに別れを告げて、いったん藪を出ることにした。迷路のすぐ脇にある鉄橋下の日陰で休憩していたら、ようやく目まいが収まってきた。そこになぜかさっきの色黒アニキが現れた。追いかけてきたのか? 軽く会釈する。
「さっきはどうも」
「どうも…」
「ここはよく来てるんですか?」
「そうっすね。先月も来ましたし」
「どんな目的でいらしてるんですか?」
「……」 
ふと、嫌な沈黙が流れた。なんか気まずい感じだ。と、アニキが口を開いた。
「かるくどうすか?」
「え?何ですか?」
「軽く、どうすか?」
「軽く?」これは、軽くプレイしませんか?
と誘ってるんだな。
「軽くって、どんな感じですか?」
「いや、軽くですよ」 
詳細は言わないつもりか。怖すぎるだろ。
「手ぐらいならいいですよ」
「あ、全然それでいいんで」
譲歩したところ、色黒アニキがはじめてニカッと会心の笑顔を見せた。彼の先導で、再び藪の中へ入って行く。もう行き先は決まってるらしく、彼の足取りに迷いはない。ゲイの男と2人きりでこんな場所に行くのは本当に怖い。叫んでも誰も助けに来てくれないだろうし。護身用の武器でも持ってくればよかったかも。などと考えながら、小道をクネクネ進んでいくと、目の前に広い空間が現れた。
「ここっすね。いいでしょ?」
そう言いながら色黒アニキが近づいてきて、俺の股間に手を伸ばし、サワサワ触り始めた。
「俺のも触ってもらっていいっすか」
2人で向かい合うように立ち、手をクロスさせて互いの股間をサワサワ。なんなんだこの状況は。ズボンの中でアニキの股間が固くなってきた。うわー。
「ちょっとズボン…」
アニキが屈んで俺のズボンを降ろし、さらに自分のスエットも下げる。パンツの中でアニキの勃起チンコはパンパンだ。俺のチンコは恐怖に怯え、小さく縮こまったままなのに。クロスハンド手コキを続けること5分。アニキが口を開いた。
「あ、ちょっと待って。まだイキたくないんで…」
この後もほかのゲイと遊びたいので、まだ射精したくないのだろう。手コキ合戦はこれにて終了だ。
小道の迷路から出て昼食をとり、午後に再突撃だ。雲が消え、さっきよりも暑さが増したような気がする。再び汗だくになりながら小道をチェックしていく。いくつかの個室エリアには、さっきまでなかったレジャーシートが敷いてあったり、小道の脇に自転車が停めてあったりと、明らかに人の出入りがあった形跡が確認できた。午後になって来場者が増えたのかもしれない。
お?まだチェックしてない小道の奥に、人のいる気配がするぞ。恐る恐るさらに奥へ進んでみると、藪の隙間からレジャーソートが見えた。やはり誰かいる。藪をかき分けさらに奥へ…。
ひぃィ!目の前に、全身真っ黒に日焼けした全裸のガチムチアニキが、シートを敷いて横たわっていた。「こ、…こんにちは」「……」ガチムチアニキが顔にかけていたタオルを外し、こちらをジロりと睨む。
「あの…、今日は日焼けしにこちらに来られたんですか?」
「ん?ああ、まあ、そんな感じ、かな…」
話し声は意外に優しい感じだ。色々聞いてみよう。
「今日、実は初めてきたんですけど、ここって、人が多いって有名ですよね」
「ああ、でも今日は少ない方ですよ。花火もあるし、ポケモンやりに来る人らもおるみたいで」
こんなところでポケモンかよ。ケツ掘られるぞ。
「ここで寝ながら誰か来るのを待つ、みたいな作戦なんですね?」
「ハハハ、いや、今日は日焼けがメインやから」
「え?来た人と話して、気が合えば、的な感じじゃないんスか?」
「ウハハ、いや普通そんな話とかせえへんよ。ハハハ」
「話さないんスね」
「普通は、突然手を出してくるって感じやから。嫌なら断ればいいだけやし」
なるほど、ここに集うゲイの皆さんは無言でプレイに突入するのが基本らしい。
「ハハハ、いや、どこでもそんなもんやと思うけどなぁ」
勉強になります。ガチムチアニキはもうしばらくここに横たわり、手を出されるのを待つつもりみたいだ。お邪魔しました。まだ歩いていないエリアにも足を運んでみよう。メインストリート奥の、比較的太めの小道の分岐点に、1台の自転車が停められていた。この小道の奥に、別のアニキが潜んでいるってことか…。行くしかないな。その小道の途中で、40代とおぼしきタンクトップのムッチリさん、さらにまっ黒に日焼けした細身のアラフィフさんと、立て続けに2人とすれ違った。やはり午後になって、人が増えたようだ。小道はまだ先まで続いている。もう少し奥まで進んでみるか。
しばらく歩いたあたりで、遠くの方からかすかにラジオの音が聞こえてきた。さらに音の聞こえる方向へ近づいてみよう。いた…。上半身裸の男が、顔に白とピンクの水玉模様のタオルをかけて座っている。こうやってラジオから音楽を流して、男たちをおびき寄せているんだな。
「こんにちは〜!」
「……」
元気よく声をかけてみたのに、また無視かよ。やっぱり無言で触りに行くのがここのルールなんだろうか。でも俺には無理だ。めげずに話しかけてみよう。
「ここはよく遊びに来るんですか?」
「いや、あんまり…」
なんだかやけに無愛想な男だぞ。俺がタイプじゃないだけかもしれないが。
「でもこの辺だとここが一番盛り上がってるって聞いたんですけど」
「まあ、いたりいなかったりですよ。今日は少ないんじゃないかな」と、お兄さんはメガネをかけて立ち上がり、さらに詳しい説明をしてくれた。
「あそこに見える木の周りは、わりと人が多いかな。あっちまでいっちゃうと釣り人がいたりするから、やめといた方がいいかも」
「色々ありがとうございます。ところでお兄さんは、どんな目的でここに来てるんスか?」
「チンコしゃぶりたいんですよ」
「……」
あまりにダイレクトなお答えに、一瞬凍り付いてしまった。「え〜と、どんな人のをしゃぶりたいとか、あるんですか?」
「汚くなければ、どんな人でも」
うむ。なんて潔いんだろう。誰のチンコでもシャブりたいなんて、なかなか言えるセリフじゃないぞ。「しゃぶらせてくれるんですか?」
すごい質問が飛んできた。このメガネのアニキ、俺のチンコをしゃぶりたいのか。はいどうぞ、なんて言えるわけないだろう。黙りこんでいたら、アニキが譲歩してきた。「じゃ、とりあえず見せてもらえませんか?」それぐらいならいいか。
「チンコ汚いかもしれないけど、見るくらいならいいっスよ」
ということで、お兄さんの前でズボンとパンツを降ろしてチンコを出した。恐怖のせいか、かなり縮こまっている。「しゃぶらせてもらえないすか?」
メガネのアニキ、まだチンコしゃぶりをあきらめていなかった。
「うーん、ゴム着けてもよければ」
「え、ゴムですか。生じゃダメですか」
「生はちょっと…」こんな押し問答は生まれて初めての体験だ。ヘルスで本番をお願いされてる風俗嬢はこんな気持ちなんだな。
「見るだけで我慢してください」
「じゃ、ゴムつけてもいいですよ。だったらしゃぶらせてくれるんですよね?」
「…まあ、はい」
交渉が成立してしまった。メガネアニキは素早く自分のリュックからコンドームを取り出し、俺の縮こまったチンコにゴムを被せた。同時に迷いなくそのチンコを口に含んでモグモグ…。強い日差しと真っ青な空。流れゆく入道雲を眺めながら、草原の中で、男にチンコを舐められる俺。遠くの方からセミの鳴き声が聞こえてきた。夏だな〜。 メガネのアニキはしばらくの間、頭から汗をダラダラ流しながら、せっせと舐め続けたが、チンコがまったく反応しないので、少し興味をそがれたようだ。 アニキは頭を離し、今度は手でサワサワしながらこう言った。
「乳首、触ってもらってもいいすか」
アニキの右乳首をよく見たら、太いプラスチックのピアスが真横に貫通しているではないか。
「すごいですね。そのピアス」
「うん。こっち側、気持ちいいんで触ってください」
2人で向かい合うように立って、俺はお兄さんの右乳首をクリクリ。お兄さんは俺のチンコをシコシコやっている。なんなんだよこれは。
「もうそろそろいいですかね」
「あ、はい。ありがとうございます」
我に返ったお兄さんに礼を言われ、その場を後にした。