0078_201811022239041ab.jpg 0079_20181102223905cc2.jpg 0080_20181102223906b75.jpg 0081_201811022239080e3.jpg「豚井並、つゆダクダクで」
ダクダクって、汁気はもう十分やろ、だが、幸せそうにブタを頬張る姿を眺めていると、どこか憎めない印象もある。このモスラ、援助交際で知り合ったパトロンに捨てられた挙げ句、それまでの貯金を全部ホストにかつぱがれたらしい。ばかりか、そのホストの店に100万の借金を作り、現在は携帯電話代にも困っているらしい。
「世の中、不景気ですもんね」
ことばの使い方が間違ってるが、気にしない気にしない。
「で、いつからお店にいけばいいですか?早く稼ぎたいんです。明日からでも全然いいです」
キミが初めての娘だから、とは口が裂けても言えない。モスラはあからさまに落胆の表情を浮かべている。ホス卜の彼氏(彼氏だとモスラは思ってる)との唯一の携帯電話をすぐにでも復活させたいらしい。「あの、ホント申し訳ないんですけど、2万ほど貸してもらえません?」
モスラの目は真剣だ。
「わかった。貸してあげる代わりに、ホームページ用の写真撮ってええかな?」
「いいですよ。何枚でも撮ってください」