0048_201810021203269c4.jpg 0049_20181002120327272.jpg 0050_20181002120329f1e.jpg 0051_20181002120330781.jpg 0052_20181002120332f8d.jpg 0053_20181002120333902.jpg昼間に流れるメロドラマ。ドロドロの不倫劇を目にするたび、私はひとつの疑間を抱く。ドラマとはいえ、そんな簡単に浮気がバレるのはウソっぱくないだろうか。現実の既婚者たちは、もっと要領よく遊んでいるんじゃなかろうか。離婚する意志がない限り、浮気は絶対にバレてはならない。その
ためには私のように、安全かつ後腐れのない相手を選べばいいのだ。ただ、あまり大きな声じゃ言え
ない。私の浮気相手はすべて高校生で、それも筆下ろし専門。そう私は《童貞キラー》なのだ。
4年間勤めた会社を辞め、私が主婦の座におさまったのは平成10年6月。両親に薦められた歯科開
業医のボンボンが相手だった。家は都内の一等地。誰もが羨むコマダム生活だ。が、意外な落とし穴が待ちうけていた。「今日は疲れたから」
こんな台詞を何度聞かされただろう。旦那は極端に淡泊な男だった。Hは月に1〜2回。20代半ば
の女盛りにこれはイジメに等しい。かといって外で発散するわけにはいかない。もし″遊び〃がバレ、
離婚にでもなったらそれこそ最悪。結局、1人Hで火照りを鎮めるしかなかった。そんな生活が丸2年過ぎたころ、私は、夫に1台のパソコンを買ってもらつた。単なるヒマ潰しのため。というのは真っ赤なウソだ。欲求不満は頂点に達し、雑誌で見かけた人妻専用の不倫掲示板でウサを晴らそうと思ったのだ。
〈インターネットで知り合った男性と待ちあわせたら、ベンツで迎えに来てくれ、フランス料理で乾
杯し、素敵な夜を過ごしました。29才キョウコ〉
いくら何でもウソだろ。そう思ったが、人妻たちの過激な書き込みは遠慮なく続く。
〈この前、彼氏とカップル喫茶に行ったら興奮して初めて潮を吹いちゃいました〉
〈旦那のいない間に寝室でヤルのが気持ちいいかも〉
気が付くと、右手がアソコヘ伸びていた。濡れている。私も遊んでみようかな…。
いやいや。それだけは絶対ダメ。ネットの世界はあくまで仮想。実際に会ってみたらチンピラでした
なんて、冗談じゃ済まされない。ちょっと冷静になったところで、次の書き込みへ。
〈都内の16才の高校1年生です。メール待ってます〉
ん―? イタズラでしょコレ。ガキんちょが、こんな不倫サイトに出入りするハズないもんな。
〈きみ、マザコンなの? 私が相手してあげようかしら〉
冗談半分でメールを出してみたが、やっばり返事は来ない。あ〜あ。つまんないな。その後まもなく、人妻チャットなるサイトを知った。チャットなら掲示板と違ってダイレクトに反応があるから、ヒマ潰しに最適。とりあえずメッセージを出してみた。
〈28才、都内在住の人妻です。楽しいお話がしたいな〉
〈こんにちは〉
うわっ。1分もしないうちに合図の信号が点滅した。
〈お話してもよろしいですか〉
〈ええ。おいくつの方ですか〉
〈32才です。今、何をしてるんですか〉
30分ほど趣味の演劇の話をしているうちに、会話はそれとなくHな方向へ。憎いばかりに自然な流
れで、いつしか私はオナニーをさせられていた。
〈ドコが感じるか触りながら言ってみてごらん〉
〈えっ。恥ずかしい〉
〈じゃあ、やめちゃうよ〉
〈…アソコが〉
〈アソコって?〉
アン、アンと悶えながら、指先はクリトリスとキーボード間を往復。ものの5分でイカされた。いや―、これはヒマ潰しどころの騒ぎじゃないゾ。
翌日もドキドキしながらメッセ―ジを載せる。
〈はじめまして〉
2〜3分で、ナオキと名乗る人物に話しかけられた。
〈はじめまして。ナオキさんは今ドコからですか?〉
〈学校からです〉
〈ふ〜ん。ドコの大学なの〉
〈だって学校でしょ〉
〈○○ですけど〉
ったく、またイタズラだな、いい加減にしろ。ここはひとつからかつてみるか。
〈じゃあ今、制服着ているの?〉
〈どんな〉
〈ブレザーだよ。ネクタイ締めるのが面倒なんだ〉
〈そう。でもだったら、今授業中だよね〉
〈自由勉強なんです〉
……。ヤケにリアルな答えだ。もしかして本物なの?
〈大学はドコを狙ってるの?〉
〈慶應〉
〈じゃあ遊んでたらダメじゃない。彼女とかはいないの?〉
〈はい〉
コチラの質問にボソボソ答えるナオキ。気の利いた台詞は1つもない。こりゃ本物かも。俄然、興味が湧いた私は、失継ぎ早に質問を送った。
〈キスの経験は?〉
(ひょつとしたら童貞?)
ナオキから返ってきたプロフィ
ールは以下のとおりだ。
18才で彼女いない歴が1年。キスの経験はある。身長は180cmで体重65見た目は色自で、友
だちにはジャニーズ系だと言われるそうだ。信じられないほどの好条件。これだけ整っていて、童貞なんてウソじやないの。が、彼は、男子高のため出会いがなく、性格がオクテなのも災いしているらしい。
(あってみる?)
自分でも驚くほど自然にキーボ―ドを叩いた。
〈会ってくれるんですか〉
〈ええ。嫌じゃなければ〉
〈お願いします〉
〈じゃあ、待ち合わせは渋谷のモアイ像にする?〉
〈はい〉
〈じゃあ2時にこれる?〉
〈はい〉
こうして私は初めてネットで知り合った男性とであうことになった。約束の時刻にナオキは現れた。茶髪に華奢な身体は、申告どおりのジャニーズ系である。バリバリ私の好みだ。
「ナオキ君ですよね?」
「あっ、はい」
「はじめまして、一葉です」間近で見ると、ヒゲのない肌が超キレイ。さて。これからどうしよう。お茶か食事かカラオケか。いや、若い子と一緒に歌う曲なんてないぞ。「どうする?」
「・・・・・・」
立ち尽くすナオキに目をやる。と、あっ― ジーンズの股間部分が、膨らんでいる。
「ナオキ君、本当に童貞なの?」
「はい」
「だつたら最初の相手が私なんかでいいの?」
「うん」
どうやらハナからヤル気まんまんのようだ。ま、学校を休んでまで会いにきたのだから当然かもな。もう迷うことはない。私は彼の手をつかみ道玄坂のラブホヘ直行、緊張でガチガチのナオキをベッドに座らせた。さて焼いて喰おうか煮て喰うか。うふふ。処女とする男の人もこんな感じなんだろな。
「どうしたい,」
「えっ、どうって、あつと手をつかみ、直接胸を触らせてみる。」
「どう?」
「気持ちいいです」
お次は、はち切れんばかりの股間にタッチ。
「ふりっ」「気持ちいいの?」
「…はい」
ジッパーを下ろし、ペニスに唇をかぶせる。と、ものの1〜2分で大量の精液が流れ込んできた。
「んぐ」
私はベッドから立ち上がり、冷蔵庫へ向かった。回の中をビールですすぎたい。それにしても、他の女を知らない男ってのは実に気が楽だ。体型や振る舞いを比べられるプレッシャーがない。
「ジュース飲む?えっ」
ポカリ片手に振り向いた私は、我が目を疑った。オチンチンが勃ったままなのだ。
「…したいの?」
「うん」
私が服を脱ぎ、ベッドに横になるや、すぐにのしかかってくるナオキ。さっきまでのしおらしい態度がウソのようだ。
「あれっ、あれ?」
初めてだからウマク挿人できないらしい。大文夫。私がペニスを導いてあげる。そう、そう、ソコよ。そのままゆっくり動いて。ナオキはガムシャラに腰を振った。女を気持ちよくさせようとか、そんな気遣いは一切ない。でも、たまらなく心地いい。このコは私の身体がそんなに欲しかったんだ。そう思うと何とも言えぬ悦びがこみ上げてくる。5分もしないうちに、ナオキは私の中で果てた。事前にビルを飲んでおいて正解正解。
「もう1回いい?」
「えっ?」
なんと2回目が終わって20分もたたない内にまた求めてきた。今度はバックに騎乗位、シックスナイン。ナオキはアダルトビデオみたいだと、無邪気に喜んでいた。〈都内在住、28才の主婦です。経験の少ない10代のコと楽しくお話したいな〉味をしめた私は、3日後、再び例のチャットヘ伝言を載せる。最初にアクセスしてきたのは19才の大学生・ヨシオ。童貞だという。
う〜ん、大学生で童貞ってのはどうだろう。
「こんにちは」
「あっ一葉さんですか」
「そうよ」
ココリコの田中似で少し病的だが、Hだけならまあストライクゾーンだ。ただ、ヨシオのトークの寒いことといったら。
「ぼく、貧乏でさ、食費は月2万円なんだ」
「あっ、そうなんだ」
「もやしっていいんだよね」
「はあ?」
「安くて料理しやすいから」
「・・・・・・」
場を盛り上げようっていう気遣いだろうけど、ハッキリ言って逆効果。気分は萎え、Hは自然おざなりになった。いちおう挿入はさせてあげたものの、最後は口でフィニッシュ。これって、童貞を捨てたことになるんだろうか。
今度も返事はすぐに来た。が、フタを開けてみれば54才のオヤジからである。
(アナタには私が大人のよさを教えてあげましょ)
キモイなぁ。アンタに用はないよ!さ、次の男。
しかし、この一件で貧乏神でも憑いたのか、次に会ったケンジ君はラグビー部員のムキムキマン。
その翌日はケイン小杉タイプの筋肉男。ことごとく私の好みと正反対がやってくる。
あまりに効率が悪いので、メッセージにさらに次の一文を付け加えた。
(細い男のコが好みです)
アクセスが減るのは覚悟の上だけど、タイプの異なる男とやつのはもうゴメンだ。
果たして、狙いは大正解だった。
予想どおり反応は鈍くなったものの、実際にみな、そこそこのレベルなのだ。いや―、満足、満足。こうして私は、2年間の欲求不満を晴らすように、ほとんど毎日Hをし、3月だけで16人の筆下ろしに成功する。断られたこと?そんなことは一度もない。ホテル街で待ち合わせて、そのまま帰る童貞クンなんているワケないでしょ。