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  • 2018/04/21突撃リポート

           およそ10年前。中学卒業後、高校へも進学せずに老舗の日本料理店で修行をはじめた。と書き始めてはみたけれど、それ自体はこれから報告するおめでたい話とは関係ない。オレがただの中卒であることを説明したかっただけのことだ。人にもよるのだろうが、社会に早く出すぎると大抵はロクなことにならない。上下関係の厳しさに耐えきれず、すぐに料理店を逃げ出したオレも、いつしか大工や...

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  • 2018/03/14裏情報

     ※この記事は知的好奇心を満たすためにお読みください。実行されると罰せられるものもあります。返却日がやって来たのに、まだ見てないレンタルDVDが残ってる。そのまま返すか、延滞金を払って鑑賞するか。誰にも身に覚えのあるはがゆい経験だ。こういう場合は、中身を抜いた空ケースのみ返却するといい。返す気はあったのにうっかりDVDを入れ忘れたという形をとることで、店員のお情けにすがろうというワケだ。その際....

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顔も知らない会ったこともないけど俺たち結婚します

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およそ10年前。中学卒業後、高校へも進学せずに老舗の日本料理店で修行をはじめた。と書き始めてはみたけれど、それ自体はこれから報告するおめでたい話とは関係ない。オレがただの中卒であることを説明したかっただけのことだ。人にもよるのだろうが、社会に早く出すぎると大抵はロクなことにならない。上下関係の厳しさに耐えきれず、すぐに料理店を逃げ出したオレも、いつしか大工や鳶、パチンコ屋などを転々とするフリーターになっていた。  夢もなければ希望もない、ついでに恋人もいない、そんなどうでもいい生活が数年。周りが高校や大学でいかにもな青春時代を送っているのに、オレはたまの仕事休みも、4畳半、家賃3万円の部屋にこもるだけだった。もともと足りない社交性はゼロになり、親友はゲーム、ケータイ、テレビの3人だけだった。
そんな生活にぴたっとハマったのがモバゲーだった。対戦ゲームができて、メールで簡単な交流もできるなんて楽しすぎる。24才になってやっと世界が広がった気がした。布団に寝転がりながらひたす
らゲームに没頭し、対戦相手と挨拶をかわす。
〈さっきはどうもありがとう〉
〈こちらこそサンキューです〉
ときには女の子とメアドを交換することもあった。写メを求められることもしばしばある。でも、開きかけた世界はそこでは閉じてしまう。写メと言われたって、森三中の大島似のオレが送ったところで、相手になんかしてくれるはずがない。運命の出会いは、今年(2010年)の1月、こんな形で始まった。
〈さっき花札で対戦したキラリです。負けちゃったけど、またやろうね☆〉
相手が誰であれ、ゲーム後はいつもオレのほうから感謝メールを送っていたのだが、彼女は自分から絡んできてくれた。すぐにプロフィールを確認する。愛媛県に住む21才のOL。へぇ。
〈こちらこそ、また対戦しよう。ところでなんでわざわざメールをくれたの?〉
〈大した理由はないんだけど…(汗)熊ちゃんのプロフみて気になっただけだよ〉
プロフといってもたいしたことが書いてあるわけじゃない。『埼玉の25才、仕事は現場系、親と不仲なので一人暮らし』 これのどこが気になるというのか。
〈親と不仲ってところ(笑)〉 
そのまま続いたメールによれば、彼女は中1のころに親が離婚し、いろいろあった末に、母方のお婆ちゃんと二人で暮らすようになったらしい。母親とはときどき顔を合わすが仲は悪いようだ。オレも親が離婚し、料理修行のために家を出た後でオヤジが死に、今では母親ともいっさい連絡をとっていない。複雑な親子関係という意味では似ている。 キラリとオレは互いの身の上を聞き、その暗さを(笑)マークでわざとちゃかしあった。他人とこんな関係になったのはもちろん初めてのことだった。 ごく自然な流れで、2人はメアドを交換した。以来、埼玉(オレ)↑↓愛媛(キ
ラリ)間で、他愛のないメール交換が続いた。アニメ好きで声優の名前なんかにも詳しいキラリとは、本当に話があった。友達と行った場所、出会ったネコ、作ったお弁当。そんなどうでもいい写メールに一文が添えられているだけでも心がときめいた。心がときめくという体験もたぶん初めてだったと思う。なのに。 やり取りが始まってひと月ほどたったころ、キラリは突然こんなメールを送ってきた。〈お返事遅くなってゴメンね。実は前の彼氏から電話が来て…。また付き合おうって言われた…〉この種のナマナマしい話題は聞きたくなかった。あえて恋愛がらみのことは避けて通ってきたというのに…。
〈その人とまた付き合うの?〉
〈うーん…正直迷ってる〉
すべてが終わってしまう気がした。キラリがいなくなれば、これから何を張り合いに生きていけばいいのか。こうしてオレは生涯初の告白をメールで敢行することになる。
〈オレと付き合ってほしい。境遇が似てるオレならキラリを幸せにする自信がある〉
〈驚いた…。熊ちゃんがそんなこと思ってくれてたなんて。いろいろ考えたいから少し時間をください〉キラリの答えは翌日とどいた。
〈やっぱり元カレとは付き合わないことにしたよ。熊ちゃん、ヨロシクです♪〉
恋人ができた。まだ童貞の25才に、四国に住む年下の彼女ができたのだ。ドラマでよくある遠距離恋愛ってやつだ。 これを恋愛と呼べてしまうのが、今の若者気質なのか。10代ならまだしも大人の間にもありえるなんて。ネット恋愛、つくづく不思議な現象である。とまれ、2人の恋は始まった。メル友でもゲーム友達でもない、自称、正真正銘の恋人同士として。付き合ってからも、まだオレたちはお互いの顔を知らなかった。写メの交換すらしていなかったのだ。キラリは気にならないんだろうか。カレシがどんな男か知りたくないんだろうか。 オレは知りたかった。初めての恋人はどんな瞳をしていてどんな髪型なのか、服装や体型、すべてを見たかった。でも写メ交換はできなかった。キラリに送ってもらうには、オレも森三中の大島に似た写メを送らなければならない。そのせいで連絡が途絶えればすべては終わる。それだけは避けねば。そしてなにより、キラリから写メの話題が出てこない点もオレを躊躇させた。彼女も同じように自分に自信がないのかも。なのにこちらが容姿を気にするような態度を取るのはよくない気がする。でも声なら、声ぐらいならもう知ってもいい時期だろう。恋人同士なのだから。
〈キラリの声が聞きたいな〉思い切ってメールすると、携帯番号の記されたメールが返ってきた。心臓がバクバクする。この番号を押せば、恋人とつながるのだ。第一声はなんて言おう。初めましてじゃオカシイか。着信1回で、キラリは出た。
「もしもし」
「あ、熊谷です」
「わぁ〜、熊ちゃんだ!けっこう声低いんだね」想像よりも幼ない声が聞こえてくる。少し甘ったるく、鼻にかかったような、水川あさみに似た声質だ。
「初めまして、じゃないけど緊張するね」
「ホントだね」
二人とも話すことがなく、2分ほどで電話は終わった。そしてすぐメールだ。
〈キラリの声かわいいね〉
〈そんなこと言われたの初めて〉
メールならば何往復も続いた。オレたちは照れ屋なのかもしれない。毎日電話で声を聞くたび、彼女への思いは募るばかりだった。会いたい、抱きしめたい。でもキラリってどんな顔なんだ?
ある日思いきって聞いてみた。
「キラリは芸能人で言えば誰に似てる?」
「う〜ん。米倉涼子って言われたことあるよ」
意外な感じがした。そんな美人タイプだとは。どちらかといえばカワイイ系だと思ってた。
「熊ちゃんは誰に似てるの?」一瞬考えてから「芸人の品川」と答えておいた。大島はやっぱりよくない。
「へぇ、品川だったら優しそうな感じ?」
「うーん、そうかも」
こんな会話をかわしても、写真の交換はしなかった。オレにすれば、よりいっそう、しにくくなったとも言える。ただ、このおかげでキラリとのエッチは想像しやすくなった。21才の米倉、四国に住むちょっと野暮ったい米倉を思い浮かべればいいのだから。2人が初めて結ばれたのは、ディズニーランド近くのホテルだった。恥ずかしそうに胸を隠すキラリ。タオルをはぎとると、大きめの胸が現われる…。もちろん妄想上の話だ。春、中学の同窓会に招かれた。これまで2度ほど参加し、そのたびにミジメな思いをしていたのだが、キラリに背中を押されたこともあってまた出席することになったのだ。25才独身連中の話題と言えば決まってる。
「熊谷は彼女いるの?」
「えっ?  まぁ、いちおう…」
「マジかよ!  写メ見せてよ。可愛いの?」思い切り自慢してやりたかった。オレの彼女は米倉似の21才だと。しかし写真はムリだ。オレだって持ってない。
「いや、ちょっと見せられないのばっかだし」
「どんな子なんだよ?つーか何関係で知り合ったの?」
「紹介みたいなもんかな。…米倉涼子に似てるかもしんない」
ホントかよと突っ込まれたが、証拠は出せなかった。このリポートを除いて、彼女のことを他人に語ったのは後にも先にもこのときだけだ。キラリはどうやって対処してるんだろう。女ともだちにオレのことをどう伝えてるんだろう。聞きたくても聞けなかった。たぶん隠してるんだろうから。 
顔も知らない相手に惚れ込むという脳みその仕組みは、まったくわからないでもない。声や性格が心をとらえることだって、稀には起きるのだろう。ただ、熊谷クンの思い入れには、やや突っ走りすぎの感がある。皆さんも感じるだろう。この後、なにかヤバイ騙しに遭遇しそうな危うさを。男女の付き合いって、どういうものなのだろう。たとえばオレたちみたいな遠距離恋愛の恋人はどんなふうに付き合っているのか。きっと毎日電話やメールをして、月に1度くらいはどちらかの地域で会って、一緒にゴハンを食べて、一晩中エッチするもんだと思う。どうしてオレたちにはそういう出来事がないのか。理由をわかってるだけに、つらくてしかたない。ゴールデンウィークに愛媛に会いに行くよと軽くかわした約束も、直前になって流れた。彼女が忙しいと連絡してきたからだ。不思議とそのときはホッとした。会えば嫌われるかもしれないと実は恐れていたのだ。その代わりというのも変だけれど、オレたちはいつの間にか電話でエッチする間柄になっていた。
「キラリ、いまどんな格好してんの?」
「いま?パジャマだよ」
「自分でおっぱい触ってみてよ」
「ん〜、気持ちいい…」
こんな感じだ。あまり詳しくは教えたくない。ただ、キラリもオレもいつも必ずイッた。オレは米倉を思い浮かべながら。彼女は…よくわからない。いっぱしの肉体関係(?)を持つようになってからは、嫉妬が増えた。互いに、もう他の誰のものでもない存在なのだから当然といえば当然だ。
「熊ちゃん、モバで他の子とも連絡とってる?女の子からコメント入ってるよ」
そんな電話はしょっちゅうで、オレはオレで、彼女が夜遅くまで電話に出ないと胸がしめつけられるような気がした。米倉ならナンパだって告白だっていっぱいされるに違いない。ひょっとして今ごろ…。遠距離恋愛はツライものだ。7月のキラリの誕生日にペアリングを買った。教えてくれた住所に送ると、すぐに写メが届いた。左手の薬指にリングをはめた写真だった。 このとき結婚を意識した。まだ顔は知らない。生の声も知らないし、おっぱいの形も知らない。でも結ばれたかった。
あるとき、軽い感じで
〈オレたち結婚したら幸せになれるかな〉
と送ったら、
〈うん☆子供は2人ね〉 
と戻ってきた。これで完全に吹っ切れた。二週間後、酒の力を借りて思いっきり酔っぱらい、その勢いでメールを打った。
〈由衣、結婚しよう。子供を作って家を買って、幸せな家庭を作っていこう〉
彼女の本名を初めてメールに書いた。プロポーズくらいはちゃんと名前を呼ぶべきだと思ったのだ。
〈すごく嬉しい。でも本当にアタシでいいの?〉
〈由衣がいいんだ。大丈夫。結婚してくれ〉
〈…ハイ。よろしくお願いします〉
いつどこでどんな式を挙げるか。以降の2人の話題はそこに終始した。
「どこでもいいけど、呼べる人があんまりいないよな」
「そうね。やっぱり教会がいいけど…新婚旅行は?」
「海外とか行っちゃう?」「そんなお金ないでしょ」 
子供は何人作るだの新居の間取りだの、どれだけしゃべっても飽きたらない。 でも具体的な計画となると、途端に話は途切れてしまう。なにせまだ顔も知らない2人の結婚なのだ。おそらく結婚サギのオチが待っていると予期していた皆さん、残念ながらその予想は裏切られる。彼の報告ではキラリさんのキャラクターの裏表がわからないため、世間に毒された我々は、どうせ上手にあしらわれているだけと思いがちだが、世の中にはオカシな女性もいるものなのだ。どこかヌケたようにしか見えない熊谷クンのリポートをあえて取り上げたのも、まさにこの結果があったからこそである。
では、結末をどうぞ。
いつまでものんびりしているキラリの態度に、だんだんイライラしてきた。早く会って、日取りや式場を打ち合わせたいのに。そうだ、籍だけでも先に入れてしまえば、キラリはオレの妻になる。式や新婚旅行はその後でゆっくり考えればいいのでは?
〈とりあえず籍を入れてから考えよっか〉
キラリは提案を受け入れた。
〈そうだね〉
婚姻届に署名・押印して郵送すると、キラリも自分の欄を埋めて返送してきた。戸籍謄本の写しを添えて。11月某日、オレは一人で婚姻届を提出した。役所のオッサンに「おめでとうございます」と
言われても実感は沸かないが、晴れてオレたちは夫婦となったのだ。
「いま出してきたよ」
「ついに結婚しちゃったねぇ」「末永くよろしく」
オレたちまだ顔を合わせたことがない。来年以降、キラリの仕事が落ちついたらこっちに呼んで一緒に暮らす予定だ。意味がわからない。彼はともかく、キラリさんの心情はまったく不明だ。なぜ人生の最重要事項をそんなあっさりと…。 家庭環境ゆえの精神の不安定さは類推できるとしても、やはり彼女はどこかおかしい。きっぱり断言できる。でもとりあえずはお幸せに。
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海外旅行の宿泊代を無料にする方法

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※この記事は知的好奇心を満たすためにお読みください。実行されると罰せられるものもあります。
返却日がやって来たのに、まだ見てないレンタルDVDが残ってる。そのまま返すか、延滞金を払って鑑賞するか。誰にも身に覚えのあるはがゆい経験だ。こういう場合は、中身を抜いた空ケースのみ返却するといい。返す気はあったのにうっかりDVDを入れ忘れたという形をとることで、店員のお情けにすがろうというワケだ。その際、「ご迷惑をおかけしてすいません」と誠意をもって対応すれば、後日、DVDを返却しても十中八九、延滞料はかからない。

結婚間近のカップルを装い高級料理をタダ喰いする悪い男女

結婚式場やホテルが主催する披露宴の展示会。いわゆるブライダルフェアで、披露宴用料理の試食ができるのをご存知か。フレンチ、イタリアン、和懐石など、通常なら1人1万円以上の高級コース料理が3分の1程度の料金で(場合によってはタダで)食えるのだ。情けないことに、俺の友人とその彼女は、ときどき結婚を予定するカップルを装って試食会に参加している。毎度『ゼクシィNET』や『ぐるなびウェディング』などのサイトで情報を集めては、ウキウキとあちこちの会場へ足を運ぶバカ2人。サギ行為をやっている自覚は微塵もないようだ。
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