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裏モノが臭マンを親の仇のように憎んでいるのは、これまでさまざまな防御策をしつこく誌面で紹介してきたことからもおわかりかと思う。たとえ石原さとみ級の美人とベッドを共にできたところで、股間から吐き気をもよおすニオイが漂ってくれば興奮は限りなくゼロに。ましてや相手が大久保佳代子レベルなら、もはやセックスすら成立しない。なんでこんな女を口説いてしまったのだろうと激しく自責しつつ、脱いだズボンを黙ってはき直すことになる。臭マンというのは、さほどに罪深く、忌避すべきものなのだ。
さて、本記事で取り上げる商品は、やはりそんな、臭マン憎しの観点から注目したものだ。
クルマ用ファブリーズ『イージークリップ』。
車に常時セッティングしておくタイプの消臭剤なのだが、皆さんも、松岡修造が出演する商品CMをご覧になったことはあるのではないか。
揚げ物やタバコのニオイが充満した車内に、目隠しした男女が座っても、まったく悪臭に気づかないというあのCMをはじめて見たとき、俺は素直に驚いてしまった。こりゃスゲーなと。
むろん、多少の演出や誇張はコマーシャルにはつきものだ。そんなことは言われなくてもわかっている。しかしCM中に、
●ニオイ分子を破壊!
●香りでごまかさず徹底消臭!
 などの売り文句をやたらと強調してくるあたり、その消臭力に対するメーカーの自信はよほどのことだと思えるのだ。インターネットでまたたく間に口コミが広がってしまうこのご時世に、大嘘をついてまで商品を宣伝するバカな真似はさすがにやらないだろう。
であれば、臭マンにも効果アリなのではと期待するのも当然。場合によっては、臭マン根絶の救世主になるかもしれない。
とにかくえげつない臭マンの持ち主らしい
 まずはカー用品店でイージークリップを入手した。包装を開けると、甘ったるい香りがプーンと鼻をつく。
どうやらこいつは悪臭を消し去る消臭作用のほかに、芳香剤の機能も持ち合わせているらしい。パッケージのイラストを確認したところ、イージークリップ本体をクルマのエアコン送風口に取り付け、そのエアコンの風でもって、消臭成分と芳香剤を車内に散布させるのが本来の使い方のようだ。
となると実験では、ラブホテルのエアコンの送風口に、イージークリップを取りつけて行う形がベストか。
お次は臭マン女の調達だ。いろいろなワリキリ掲示板で情報を漁りまくったところ、ひとり、強力な候補者が浮上した。某出会い系サイトでエンコーをしている中年女なのだが、とにかくえげつない臭マンの持ち主らしく、以前、彼女を買ったとみられる複数の男たちから、最上級の罵詈雑言をこれでもかと書きまくられているのだ。
「鼻が曲がるどころか、もげちゃいました」
「手マンした指が2週間たった今でも臭くて死にたい」
「あの気体を嗅いだ瞬間、宇宙を感じた」
 読むだけで気持ち悪くなってくるが、今回の実験体としては申し分なさそうだ。
 さっそくサイト経由でメールを送り、ワリキリで遊びたい旨を伝えたところ、あっさりとアポに成功した(条件はホ別1万)。数時間後、待ち合わせ場所に現れたのは、大柄な中年デブ女だ。
 ただし、通常のデブではない。おかずクラブ・ゆいPが10人合体してもまだ足りないかもしれない、ド級の肥満生物だ。巨体に似合わぬ、甲高い声が飛んでくる。
「どうもーはじめましてー」
「あ、ど、どうも…」
 ノシノシとこちらに歩いてくるその股間に思わず目が向く。恐るべき臭気が、いまにも下着や服を通り越して漂ってくる気がして恐ろしい。すでに強力な消臭剤が散布されてるハズ
 実験は、以下の流れで行うことにする。
①消臭剤を使わない状態でマン臭をチェック
②消臭剤をラブホのエアコン送風口に取りつける
③しばらく後、マン臭が消えたかどうかをチェック
 なお、マン臭チェックは、市販の口臭チェッカーを使って行う。こいつは臭気の強さを1〜5の数字で表すことができ、ニオイがきついほど数が大きくなる仕組みだ。つまり表示がレベル5なら、もっとも臭いワケだ。
また口臭チェッカーを用いる際は、臭マンさんを四つん這いの体勢にし、その上でマンコ付近の空気をウチワで扇いで計測する。そもそも口臭チェッカーは、本体のセンサーに息を吹きつけて臭気を測るものなので、マン臭も同様にセンサーに吹き付けなければならない。そのためのウチワだ。
ホテルにチェックイン後、とりあえず服を脱ぐよう臭マンさんに命じ、フェラをしてもらった。非常に不本意だが、実験は彼女に内緒で行うため、ワリキリの体裁を取っておかねば不自然に映る。
 では実験開始だ。
「ちょっと四つん這いになってもらえるかな」
「うん、いいよ。バックで入れちゃうの?」
「いや、マンコ見ながらシコりたくて」
「うふふ、変な趣味〜」
彼女がドスンと四つん這いになった。すかさず枕もとに忍ばせていた口臭チェッカーとウチワを取り出して計測だ。ピピ。
チェッカーの表示は最高レベルの「5」と出た。当然だろう。マンコと対峙した直後からフナ寿司のような超絶にクサい悪臭がプンプンと漂ってきているのだ。思わず鼻をちぎり取りたくなるほどの。
お次はイージークリップの設置だ。室内のエアコンに向かって作業をしていると、臭マンさんが間の抜けた声を発した。
「ねぇ、何やってんのぉ〜?」
「ん? これをつけると部屋の空気がキレイになるんだよ。俺、ほこりアレルギーなんだよね」
「へえ、そうなんだ」
疑っている様子は少しもない。オツムの鈍い相手で助かった。しかしここで計算外の事態が。イージークリップを取りつけてまもなく、部屋に芳香剤のイイ匂いが立ち込めてきたのだ。これはマズイ。もし芳香剤のニオイがチェッカーに反応するとしたら以後、正確なマン臭測定ができなくなるではないか。
そこでウチワを使い、室内の空気をチェッカーに送り込んでみたところ、幸い、表示はレベル1。このイイ匂いには臭気的な強さはほとんどないらしい。
ホッとしたところで実験を再開させようと思ったものの、俺のモチベーションは急落した。すでイージークリップからは、強力な消臭剤が部屋中に散布されているハズなのに、我が鼻は、相変わらず臭マンさんの股間から禍々しい臭気が漂ってくるのを感じていたからだ。
もはやチェッカーを使うまでもない状況となったが、念のため、測定してみよう。ピピ。
結果は、レベル4だ。この、レベル5からレベル4へのダウンは、おそらくイージークリップの消臭効果なのだろうが、実感としてマン臭がまったく消えていない
以上、臭マンの防御アイテムとしては完全失格と断じる他ない。
言うまでもなく、今回の実験はあくまで臭マンに効果があるかどうかを検証したものだ。本来のイージークリップの効能、すなわち車内の嫌なニオイを消す効果を否定するものではないことを追記しておく。