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商品
今年春のこと・食品メーカー・日清製粉の「天ぷらどん兵衛」を食べようとお湯を注いだら、底に穴が開いていたらしく、熱湯がもれてきました。ヤケドはしなかったものの、こぼれたお湯で畳がビショビショに。
そこで、「どん兵衛」のブタに書かれていた日清の「お客様センター」に文句を言ったところ、「こちらで調査するので容器を送ってくれ」とのこと。「送料は負担する」と言われましたが、こっちは面倒くさくてしょうがありません。それでも頼まれたら断れない僕は、コンビニから宅急便で送ってやったのです。
数日後、自宅に大きなダンボールが届きました。中には「製造過程で容器の底に穴が開いたようです。申し訳ありません」というお能びの手紙と、当時出たばかりの新製品「どん兵衛・肉うどん」が入っていました。
タクシー
終電がなくなったので、会社がある渋谷から新宿の自宅に帰ろうとタクシーに乗ったときのこと。「新宿まで」と行き先を告げるや「あlあ,1時間も待った挙げ句に新宿までか・こんな近距離じゃワリに合わんや」と運転手が悪態をついてくるじゃありませんか。
不愉快になったものの、怒ってタクシーを降りると家に帰れないので、仕方なくそのまま自宅へ。そのスキに、助手席の前に付けてある運転手のフルネームをメモしておきました。新宿の自宅に着いたら、領収書をもらって降車。コレを受け取っておけば、タクシー会社の名前、電話番号、車両番号まで一目瞭然です。
翌朝、私はタクシー会社にこんな電話を入れました。
「昨夜、おたくのタクシーに乗ったら、近距離だって文句いわれて、すごく不愉快でしたよ」
もちろん、前日にメモした運転手名とレシートに印刷してある車両番号も伝えた上での話。
ファミレス
今から約5年ほど前のこと。暮れも押し迫ったある日、私は妻と6才になる娘の有香を連れ、都心のデパートへ買い物に出かけた。当日の格好は、皮のブルゾンにジーパン。普段はいかにもなスーツに身を包んでいる私も、家族と一緒のときは〃良きパパ〃を演じるようにしているのだ。
朝加時の開店から入り、子供の洋服やらお歳暮選びに付き合わされること3時間。いい加減、疲れて腹も減ってきた。
「有香、お腹すいたか」
「お昼にしちゃいましょ、アナタ。ここの8階でいいじゃない」
というわけで、我々はデパート内にある直営のファミリーレストラン「C」へ入った。注文したのはチキンドリア、グリルステーキ、グラタン、そして有機栽培の野菜サラダ。すべて出そろい、さあ食くようかとフォークを持ったそのときだ。
「パパ、虫さんがいるよ」
サラダに手を付けようとした娘がそうつぶやいた。見ると、蝶の幼虫らしき青虫がレタスの一塁側を這っている。体長約4センチはあろうか、ケシに小さなアンテナのようなハリがついたその姿は、身震いするほどの気味悪さ。カワイイ我が子が口にしていたらと思うと、めまいがしてくる。
「有香、絶対食べるんじゃないぞ」
私は興味深く観察している娘を制し、虫をティッシュにくるんだ。
さっそくウエイトレスを呼びつけ、事情を聞いてみる。
「どういうことよ、これ」
「あつお取り換えしますから。少々お待ちくださ’い」
この受け答え。娘のことなどまるでお構いナシだ。私はこの女のナメた態度にキしてしまった。
「また同じモン食わせるわけ?どうなってんの、この店は。店長出せよ、店長!」
声を荒げたせいで周囲の注目が集まってしまった。が、そんなことを気にしている場合じゃない。なんせ、もうちょっとでカワイイ娘の口に虫が入りかけたのだ。
しばらくして、30代半ばと思しき女性のフロアマネージャーが席にやってきた。
「本当に申し訳ございません。食事代は結構ですから」
コイツも言っていることは、マニュアルのまんま。これが飲食業を営む者の態度か。私は、意地でも店長に会うと言い張り、その席に居座り続けることにした。釦分後、店長が料理長を従えて私の席にやって来た。
「誠に申し訳ありません。野菜の管理は特に徹底してるんですが…」
「じゃあどうしてこんな虫がいるんだよ?もし、子供が食べて病気にでもなったら、アンダ責任とれるのかい。それで料理代タダにして済まそうと思ってるってわけ」
「それは・・・」
「アンタらじや話にならん。上の人間を呼んでくれ」
2時間後、今度はファミレスの関東地区エリアマネージャーと百貨店側の総務部長が私の席にやってきた。しかし、どいつもこいつも金太郎飴のように、「すいません」を繰り返すばかり。食事代のことばかり気にするその姿勢からは誠意なんてまるで伝わってこない。
「ここじゃなんですので、別室の方へ願えますか」
こちらの態度からようやく私がカタギじゃないと感づいたのか、総務部長が神妙な顔付きで切り出してきた。望むところだ。私は店を出る直前、妻に「メシ代だけは絶対に払っておけ。領収証もな」と念を押し、1人別室へ向かった。通されたのは、デパートには必ず用意してあるお得意様専用の応接室。いわば、VIP客用の部屋である。