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夏がやって来ると無条件にソワソワした気分になるのは、おれだけではないはずだ。
そして、海に行って水着ネーチャンを視姦しよう、花火大会でナンパしようなどと、あれこれ楽しい妄想を膨らませた挙句、何ひとつ実現できないまま秋の到来を迎えてしまうお仲間もまた、結構いらっしゃると思う。だから梅雨明けと同時におれは誓った。今年こそは、夏のムダ遣いはしない。必ずや充実した時間をエンジョイしてやる。
さっそく楽しげなイベントはないものかとリサーチを始めたところ、夏に打ってつけの情報が転がり込んできた。ヌードディストビーチBBQだ。
イベントを告知していたブログによると、関東近辺にはヌーディストご用達の秘密ビーチが複数存在していて、そのうちのいずれかでBBQを開催するとある。イベント主催者はブログの管理人と同一人物で、日本のヌーディスト文化の普及にずいぶん熱心らしい。毎年、夏にはBBQを、冬は混浴温泉旅行をひんぱんに企画し、広く参加者を募っているようだ。
うれしいことに、参加はカップルに限るという条件がついている。つまり男だらけという事態はありえない。太陽が照り付ける白い砂浜で、見知らぬシロート女の乳やケツをニヤニヤと眺めながら肉を食らって、酒を飲む。想像するだけでヨダレものだ。
ではおれもカップルで参加するとしよう。人前で裸になれる女といえば、知り合いのフーゾク嬢しかいない。なんとか説得し、参加申し込みのメールを送信!
すぐに承諾の返信が届いた。当日は、いったん千葉県内の君津駅前で参加者全員が集合し、その後ビーチへ移動する流れらしい。ほう、千葉の内房エリアにヌーディストビーチがあるのか。
迎えた当日、朝9時。君津駅で下車すると、駅前にそれらしき集団が目についた。銀行そばの大通りに10台近くのクルマが並び、周囲に人だかりができている。アレだな。
 主催者らしき男性を見つけたので、歩み寄る。
「参加者の菅原です。今日はよろしくお願いします」
「あ、はいはい、お待ちしてました。こちらこそよろしくお願いします」
歳のころは40後半。かなり爽やかな印象を受ける。ヌーディストのギラギラしたイメージとあまりそぐわない。ま、実際はそんなものなのかも。
他の参加者たちはどうか。親しげに会話を交わす常連らしき連中がいる一方、彼らとは一定の距離を置き、ぽつんと佇んでいるカップルも何組かいるようだ。おれたちと同じ初参加組だろうか。
いずれにせよ驚いたのは、参加者たちの年齢の高さだ。パッと見、男は40後半〜50くらいがほとんどで、中には明らかな60代も。女についてはギリギリ20代っぽい美人さんが1人いるだけで、あとはアラフォーが大半を占めている。予想していた状況との落差にやや狼狽する。アラフォー女の裸なんか見て興奮できるのか?一応、キレイな人もチラホラいるにはいるけどさ。
ほどなく移動時間となり、電車組の我々は主催者氏のクルマに相乗りさせてもらうことに。目指すビーチはここから20分ほどの距離だという。移動中、ハンドルを握る主催者氏に尋ねてみる。
「今日は何組くらいのカップルが参加してるんですか」
「全部で13組ですね」
ツレの風俗嬢を含め13人のおっぱいが見放題ってことだな。でも駅前にそんなにいたっけ?
「何組かは先にビーチに向かってるんですよ」
「こういう活動をされてもう長いんですか」
「うーん、かれこれ15年くらいになりますかね」
「え、そんなに?」
「そうなんですよ」
旅先の海外でヌーディスト文化に触れたところ一発でハマってしまい、日本国内で活動を始めたのだという。その際、もっとも苦労したのが場所探しだ。そもそも日本の場合、不特定多数の人間が訪れ
るビーチで全裸になれば、法的にアウトなのは言うまでもない。
そこで彼は地図をにらみ、ヌードになれそうな、つまり普段あまり人が近寄ってこなさそうなビーチの当たりをつけ、実際に現地へ出かけて確認するという地道な作業を繰り返してきたそうな。
「おかげで房総半島と三浦半島、伊豆半島にそれぞれ恰好のビーチを2、3コずつ見つけましたよ」
「やっぱりそういうところだと完全に部外者は来ないんですか」
「うん、滅多にね。でも地元の人の間ではウワサになってるみたい。あの人たち、あそこの浜で全裸になってるみたいよって。だからときどきパトカーも見回りに来ますし」
「え、そうなんですか?」
一瞬あせったが、かりに全裸でいるところを目撃されても警察が逮捕してくることはないそうだ。部外者のほとんど来ない閉鎖的な場所であれば、公然わいせつ罪にはならず、「ほどほどにしてくださいね」と軽く注意を受ける程度なんだとか。
ところで、先ほどから気になっていたのだが、助手席に座っているキレイな熟女は誰なんだろう。主催者氏の嫁さんか?
「ええ、妻です。こんな歳になって恥ずかしいんですが、最近、結婚しまして」
「やっぱり奥さんとはヌーディストのイベント絡みで知り合ったんですかね」
 彼女が笑いながら首を振る。
「まさか。付き合いはじめたときに急に海に行こうって誘ってくるから、フツーについてったんですよ。そしたら裸の人たちがいっぱいいて」
 それが今ではすっかり全裸の解放感を楽しんでいるそうな。途中スーパーでの買い物を挟んで、ようやくクルマが止まった。目の前は小型ボートが何艇も係留されているマリーナのような場所で、浜辺などどこにも見えない。
「ここからしばらく歩きますんで、彼女についてってください」
炎天下のなか、奥さんの案内でマリーナに隣接する工場脇の小道を参加者一同ぞろぞろと進む。まもなく、前方に断崖が見えてきたと思ったら急に視界が開け、荒涼とした砂浜が現れた。
海水浴場のような、人間の手で整備されたものではない。目の前には切り立った崖が迫り、砂浜のあちこちに転がる巨石には気味の悪い無数の昆虫がカサカサと音を立ててうごめいている。そのまま歩きにくさマックスの砂浜を進み続けること15分、奥さんが明るい声を発した。
「あ、いたいた。ほら、先発隊もう準備はじめてるよ」
遠く、彼女の指さす先に少人のグループがせかせかと動いているのが見える。バーベキューの準備をしているようだ。水着の男女に混じって、数名の男性だけが素っ裸であちこち動いている。
後発隊の到着に気づいた細身の中年男性が、チンコをぷるぷると揺らしながら会釈してきた。
「あ、どうもご苦労様です〜」
社会的マナーをわきまえたキャラとフルチンとの組み合わせが、どうにもコミカルだ。ツルツルのパイパンじゃないですか!
ビーチに到着後、カップルたちは各々が持参してきた日よけ用の簡易テントを組み立て、それが終わるとテント内でビールを飲んだり、海に入ったりとそれぞれ勝手気ままなに行動を始めた。主催者氏と奥さん、そして一部のカップルは黙々とバーベキューの準備に取り掛かっている。
この時点で全裸の男はかなり増えたが、女はまだビキニ水着かワンピースを着てるかのどちらかだ。はやく脱がねえかなあ近くのテントでくつろいでいた40才前後のカップルが立ち上がり、服を脱ぎ始めた。そしてまたたく間に男はスッポンポンに、女は露出マニアご用達のマイクロビキニ姿になって波打ち際へと歩いていく。
アラフォーながらもこのマイクロビキニさん、なかなか上品な顔立ちをしており、Tバックから露わになった尻肉もぷりんと弾力がある。うむ、悪くないかも。
それをきっかけにテントにいたカップルたちもそれぞれ海の方へ。…おっ、よく見れば全裸の女も3人ほどいるぞ!残念ながらうち2人はポッチャリ体型のオバちゃんだが、残りのひとりは30代くらいの美人さんだ。ほどよい大きさの胸と尻をぶるるんと揺らして駆けていく姿に目が釘づけに。
さらに別方向から全裸で海へ向かうカップルにも視姦ビームを照射する。おっ、あの女は駅前での集合時に目をつけていた20代のカワイ子ちゃんだ。お碗型の乳房にピンクの小さな乳首。そして股間は………おっと、ツルツルのパイパンじゃないですか! エッロ! そんな彼女のプリケツを無造作に揉んで笑ってるツレの男がうらやましすぎる!
海から上がってきたおっちゃんが、ニコニコとこちらに近づいてきた。
「脱がないんですか? 脱ぎましょうよ、せっかく来たんだし」 
本心はこのままヌード鑑賞会に浸っていたいところだが、ずっとそれではさすがに周囲から白い眼が飛んできそうだ。この際、ヌーディスト体験がどんなものか、味わってみるか。
「はい、じゃあそうしようかな。直子ちゃんも一緒に脱ごうよ」
おっちゃんの誘いを受け、相方の風俗嬢、直子に声をかけると、彼女は「そうだね」とこともなげに衣服を脱ぎ捨てた。続いておれも裸に。なんだろう、この晴れやかさがハンパない解放感は。自然のなかでフリチンになることがこんなにも気持ちのイイものだったとは。
「スワッピングに決まってるじゃないの」
 直子と海水に浸っているほんのちょっとの間に、他の全裸女子たちはさっさと陸に戻り、ふたたび水着や衣服に着替え始めた。ヌーディストといっても、裸になったらずっとそのままってワケではないらしい。男たちの多くは相変わらずチンコをブラブラさせて楽しそうだが。海から上がると、主催者氏の奥さんから声がかかった。
「そろそろお肉焼けたからいらっしゃーい」
いくつかの簡易テーブルで作られた食卓には、各種の肉の他にもサザエのつぼ焼き、枝豆などが並び、いっぱしのBBQの光景が出来上がっている。それらをパクつきながら、そばにいる女に視線を落とす。歳のころは40半ば、目元のシュッとした美人さんだ。水着の食い込んだ股間部を何度も盗み見してから話しかけてみる。
「こんにちはー。今日はご夫婦で来られたんですか?」
 意味深な笑顔が返ってくる。
「えーっと夫婦じゃないですよ。彼氏です、ちょっとワケありの」なるほど不倫カップルか。ま、こんなとこに嫁さん連れてきても楽しくなさそうだもんな。
なんでもこのイベントに参加したのは、今回が2度目で、どちらの回も彼氏にしつこく誘われてのことらしい。彼女が声を潜める。
「裸になるのはそんなイヤじゃないけど、正直、彼氏ほどはハマってないかも」
だろうな。彼女に限らず、大半の女が脱いだ服をすぐに着てしまうのも、そのあたりに理由があるんだろう。とそこに、先ほどのパイパンちゃんが水着姿でスッと横切った。思わず水着に隠されている
大事な部分を記憶をもとに透視する。うはっ、これはこれでエロいな。
後ろでは、60過ぎのフリチンジーサンが仁王立ちでウマそうにビールを飲んでいる。彼にも話を聞いてみよう。
「こんにちは。今日はどなたと参加したんですか?」
「俺? 俺は嫁さんとだよ」
ジーサンがアゴをしゃくった方向にビキニ姿の女がいた。ジーサンほどでないにしろかなり高齢っぽい。…静かに目をつむり、ジーサンに視線を戻す。
「ホントはさ、今日スワッピングパーティにも誘われててさ」
 え、あのバーサン嫁とそんなことまで? ムチャしますねえ〜。
「でもスワッピングは蹴って、コッチに来たの。エロを取るならスワッピングだけど、それとは別モノだからね。ヌーディストの解放感はやっぱタマんないよ」
イタズラ小僧の表情を浮かべて、ジーサンが目で合図を送ってきた。
「あそこでさ、肉食ってるカップルいるでしょ」
「はいはい、いますね」
男は50絡み、女が40手前のカップルのことだ。
「男の方がスワッピング好きでさ、このイベントのときは、いつも違う女を連れてくるのよ。だから、あとであの2人を誘おうと思って」
「誘うって何に?」
「スワッピングに決まってるじゃないの」
結局ヤリたいんじゃん!ある程度肉を食い終えたところで、一部のカップルが服を脱ぎ、ふたたび海の方へ歩き出し始めた。つくづく得がたい体験だと痛感する。青く輝く波打ち際をバックに、女のナマ白い尻や乳房を眺めるこのぜいたくさよ。なかでもおれの目を引き付けて止まないのは、やはり例の若いパイパンちゃんだ。
彼女は他のカップルとは離れ、ツレの男と2人きりでイチャイチャと戯れていた。ややどっしり目の尻や胸が浅瀬を小走りするたびに上下に揺れている。その際にできる肉のシワ1本も見逃すまいと、目を凝らす。そばに公衆トイレがあれば、一目散に駆け込んでシコりたい気分だ。
目じりを下げまくりながら大盛り上がりで視姦を楽しんでいた折、とんでもないラッキーが。突然、波打ち際で彼女がこちらに尻を向けた状態で、四つん這いになったのだ。一瞬の出来事ではあったが、クッキリと、最大限にクッキリと性器が見えた。
パイパンに感謝だ。もし小陰唇周りに陰毛がもっさりと生い茂っていたら、あの、口を閉じたハマグリの美しい形状を拝むことはできなかったに違いない。いやー、こりゃ確実に血圧50は上がったな。
 先ほど話しかけた不倫美熟女の全裸をようやく拝見できたのもアツい。コーヒー色の乳輪がいかにもスケベな感じがして妄想爆発だ。他にも集合写真の撮影時は、女全員のヌードを至近距離から
がっつりと視姦してやるなど、常に舞い上がりっぱなしの有様である。まったく、ヌーディストイベントというのは見どころが尽きないもんだ。肌の触れ合いまでは求めていないようだ
肉の焼き係に徹していた主催者氏から一同に向けて声があがった。
「あのう、申し訳ないんですが、そろそろ撤収の準備に取りかかりたいと思いまして」
え、もう? まだビーチに到着してから3時間ほどしか経ってないけど…。
「今日の海は波のうなりがかなり高いんですよ。もともと大潮(潮の満ちと干の差が最も大きくなる時期)の日でもあるし、早めに戻った方がいいと思いまして」
満潮の時間になると、帰り道が海にのみ込まれてしまうためキケンだと彼は主張する。うーん、そういうことなら仕方ないか。かくして、ヌードBBQはあっさりと幕切れとなった。その後は主催者夫婦と半数近くのカップルが最寄りの温泉施設に寄っていくというので、おれと直子も連れて行ってもらうことに。むろん、そこで起きるかもしれないスケベな出来事に期待しながら。
が、結論から言うと何もなかった。単に男湯と女湯に別れて入浴し、しばし旅館のロビーで談笑したあとで完全解散となったからだ。ヌーディストたちは基本、肌の触れ合いまでは求めていないようだ。ちなみにスワッピングを画策していたジーサンも、交渉は失敗したと思われる。BBQ後、ジーサン夫婦はさっさと帰ったのに、彼が狙っていたカップルは温泉に来ていたのだ。そんなことならジーサン、初めからスワッピングパーティに行っとくべきでしたな。
BBQが早々に切り上げられてしまったというハプニングもあったが、それを差し引いてもヌーディスト体験の興奮は十分に堪能できた。みなさんもぜひ、味わってみてはどうだろう。
主催者氏のブログによれば、10月ごろまではビーチで同じようなイベントを行うとのことだ。