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SMサイトにアクセスし、窒息プレイの相手を探すも希望者は無し。最終的にたどり着いたのが自殺志願者が集うサイトだった。
〈練炭自殺してくれる人いませんか〉
メル友掲示板に書き込むと、引きこもり女性からメールが届いた。前上は自宅近くのレンタカー会社で借りたワゴン車を運転していた。〈よかったら、どうやったら死ねるか教えてください〉
メールをくれたのが助手席に座っている女性だ。八ンドルネームだけで本名は知らない。引きこもりらしい。彼女はしきりに、本当に死気があるかを聞いてきた。もちろん、前上に死ぬつもりなどない。自殺志願者が死んだところで、不審に思われないだろうと考えただけのこと。一緒に死のうと呼び出し、車中で窒息させようと企んでいた。そのため、前上は周到に計画を練った。メールは本人特定の難しいフリーアドレスを使用、〈睡眠薬、用意できます〉などと本気を装い、自殺場所の候補地を撮影して送って女性を信用させた。さらに足が付かないよう、〈出発前にメールの記録を消してください〉との指示も忘れなかった。豊中市内の女性宅近くでピックアップすると、前上は緊張のあまり無言になった。女性も「どうも」と言ったきり、黙り込んだ。が、無言でワゴン車を運転する前上を、女性は「本当に死にに行くのだな」と信用したらしい。