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  • 2018/11/06おすすめ

           今の若い女性の貞操観念からして、2万円で本番できる子は全体の数%かもしれないが、1万円で手コキできる子なら50%は越えるように思える。脱がずとも良く、病気や妊娠の心配もなく、ただお手々でシコシコするだけで1万円。まぁ、やるでしょう。相場なら5千円でももらいすぎなほどの軽〜いプレイなのだから。だが女心は難しい。道端でいきなり「1万で手コキしてくれる?」と交渉し...

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  • 2018/11/01おすすめ

               ブレスレットでのナンパに見切りをつけた俺は夜ごと開かれるダンスパーティに狙いを定めることにした。実はこのパーティ、性の解放を目的としたエクササイズにもなっている。と言えば聞こえはいいが、早い話が、完全にヤリ目的の場となっているのだ。中でも、ダンスパーティだ。男は女装を、女は男装をしてダンスをするのだ。まず、男は全員、あらかじめ休息の...

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  • 2018/09/09おすすめ

    梅雨ももうすぐ終わり。じめじめな空気、イヤですよね。みなさん、いかがお過ごしですか?ボクは、原因不明の足の痛みを感じて不安です。なんなんだろう、コレ。そんな6月某日。高田馬場のルノアールで編集長と打ち合わせ中です。雨は降っていませんが、じめじめな空気です。「先月、キープしたエンコー18才とはどうや?うまいこと行ってんのか?」じめじめな空気を吹き飛ばすように、ニヤニヤと編集長が言う。先月号の『エンコー...

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  • 2018/09/08おすすめ

             4年半も前に一回ドライブをしただけの関係だし、さすがにいきなり電話はビックリされるだろう。メールしてみましょう。●お久しぶりです。だいぶ前にお見合いパーティで一緒になった仙頭です。オープンカーでのドライブ、って言えば思い出してくれるかな?最近、あの車を売ったんですけど、そのときに何となく広野さんのことが頭に浮かんでメールしてみました。元気してま...

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  • 2018/09/04おすすめ

            職業=AV男優趣味=クンニセフレを探しています自慢=巨根我が部下スズキがこれまで、お見合いパーティのプロフィールカードに上記のようなフザけたことを書き、そのすべてにおいて参加者とセックスを果たしたことは、過去の裏モノで紹介してきたとおりだ。いったい我々が昔から抱いてきた女性観は何だったのかと、正直、価値観がくつがえされる思いだ。かつて紳士的に振る舞っ...

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  • 2018/08/21おすすめ

            高層ホテルのバーで、男がおもむろに部屋のカギを女に差し出し、「今日、この下に部屋を取ってるんだ」。今回はコレをやってみたい。女ってのはこーゆーのに弱いのだ。お見合いパーティの女あたりをなんとかバーに連れて行きさえすれば、即マンってことになりますな。さっそくホテルを予約することにした。オレは新宿西口のお見合いパーティが行き付けなので、ホテルも新宿にしよ...

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  • 2018/08/15おすすめ

           先月号のマー君企画、「深夜のファミレスおひとり女」の中に、重要なテクニックがあったことにお気づきだろうか。声かけの口実として、読売新聞の四コマ漫画『コボちゃん』の、オチが難解な一話を小道具に使ったのだ。これ、意味わかりますか、と。それによって、ファミレスという普通はなかなかナンパしにくい場所でも、ほぼ全員ともののみごとに会話がスタートしたのである。今回は、...

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  • 2018/08/11おすすめ

             ご存知の方もいると思うが、ネット上では女性ライターによる体験型のエロ記事をちょこちょこと見かける。ハプニングバーの潜入記事などはその代表格だが、それらを目にするたび、いつもおれは深いため息が出る。こうした企画に我々が期待するのは、ハプバー未体験のシロート女が、はじめは戸惑いつつも、やがて周囲のエロい雰囲気に興奮をおぼえ、最後は良心の呵責にさいな...

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  • 2018/08/10おすすめ

               『ポケモンGO』騒ぎが始まってすぐ、あちこちでこんな話が聞こえてきた。町でポケモンをやってる女の子って、ゲームきっかけでナンパできるんじゃないか? 多くの男が抱いている興味だろう。そして読者の皆様は待っているのではないだろうか、ナンパ検証のプロ、裏モノJAPANの報告を。そんなわけで今回、我々は、編集部員4人(藤塚、タネイチ、山野、...

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手コキくらいならできる上玉素人娘の見つけ方

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今の若い女性の貞操観念からして、2万円で本番できる子は全体の数%かもしれないが、1万円で手コキできる子なら50%は越えるように思える。脱がずとも良く、病気や妊娠の心配もなく、ただお手々でシコシコするだけで1万円。まぁ、やるでしょう。相場なら5千円でももらいすぎなほどの軽〜いプレイなのだから。だが女心は難しい。道端でいきなり「1万で手コキしてくれる?」と交渉しても、まず彼女らは逃げてしまう。心の中ではやぶさかじゃないにしても。持っていき方が悪いのだ。やんわり手コキ可かどうか確認したうえで交渉に入れば、なんら問題は生じないのに。さてそこで上のチャートを見てもらいたい。一見ただのYESかNOを選んで進めていくアレだが、実はこのチャートには素晴らしいトラップが仕掛けられている。真ん中らへんにある文字に注目してほしい。
1万円もらえるなら手コキくらいできる説明しよう。このチャート、どこをどうたどっても必ずこの質問を経由する仕掛けになっていて、なおかつここで「YES」を選んだ場合のみ最終的にCタイプに、「NO」を選べば残りのABDへ進むようできているのだ。つまり、道行く女性にこのチャート診断をやってもらい、「Cタイプです」と答えた子にのみ1万円をちらつかせれば、いとも容易に素人の手コキを味わえるのである。まさに天才の所業と言うしかないですな。
質問を追う指が手コキの質問で止まった。
「あの、手コキってなんですか?」
「その~、手で男性のアレを…」
「え? じゃあムリだぁ」
結果はB。手コキも知らないなんて、ひょっとして処女か?
「C…ですかね」
Cキター! 本日最初のCが来ましたよ! 彼女、お金と引き換えに手コキする女子ですよ!さて、いよいよ真の目的を明かすわけだ。ああ、緊張する。でもどうしてもここは切り出さなきゃいけない。
「なるほど、Cですか。Cですね」「はい」
「えーっと…実はですね、ボク個人的にお願いがありまして」
「お願いですか?」
「その、手コキを、今からしてくれないかと」
キョトンとしている。なんだよ、手コキできるって答えたじゃん。
「どうでしょう」
「いや、ムリですから」
「え? でもCを選んだでしょ?」
「選びましたけど」
「それってつまり『手コキできる』でYESだったんですよね?」
サッと後ろを向いて小走りで逃げていく彼女。意味わかんないんですけどー。
「えっと、Cかな」
よし。でもまだ油断はできない。
「Cでいいですか?」
「はい」
「えっとですね。ここからは個人的な話なんですが、今、さくっと手コキしてもらえないでしょうか。いや、そこのカラオケで…もちろんお金はちゃんと払いますから」
「マジで言ってんの? いま?」
「マジ。お願いします!」
「えー。ティッシュとか持ってないよ」
ついに建設的な意見が出ました。ティッシュくらいオレがいくらでも持ってます。さあ、行きましょう! 彼女は25才で居酒屋勤務、今日はブラブラしてから仕事に行く予定だったらしい。カラオケに入ってコートを脱ぐと…けっこうなデカパイじゃないですか。
「エンコーとかしたことあるの?」
「うーん。結果的にそういう感じだったのはあるよ」
昔付き合っていた男の先輩にせまられ、ヤッた後に2万円渡されたことがあるとか。それは口止め料ってヤツじゃないか?
「さっそくお願いしていいかな」「ああー、いきなりだね」
パンツを脱いで息子を出す。やべ、このシチュエーション興奮するわ。もう半立ちだし。彼女の暖かい指がサオを握った。あー、キモチイー。
「もっと激しくしちゃっていいよ。ガマン汁をサオに塗ってごらん」
恥ずかしいのか、彼女はチンコではなくカラオケのモニターのほうを見ている。うーん、もうちょっと心を込めてほしいなぁ。あ、でもイキそっ!「イキそう。見てて」「え、うわっ!」
大量に放出された精子が、ティッシュに収まりきらずシートに垂れてしまった。満足!
「ハイ。終わりました。Cで」
来ました! Cです! やっほぅ!!
「ありがとうございます。Cですね」
「はい。これ、なんか謝礼とかもらえるんですか?」
「いや、用意してないですけど、手コキがOKということなら個人的に1万円渡せます」
「手コキってなんですか?」
「…は? そこの質問YESだったでしょ…」
「よくわからないけど、適当に進んでみただけです」
なんだよ、それ。期待させんなよ。手コキの意味を丁寧に教えてあげたところ、「そういうのムリなんで」と立ち去られてしまった。
「Cタイプです」
ええええー! そんな清楚な雰囲気でC選んじゃうんだ。やたらニコニコしてるけど、ずいぶんなカミングアウトをしてることに気づいてないのか?
「ありがとうございます。そしたら、ぜひコレ、手コキをお願いしたいんですけど」「え?」
「いや、YESを選んだからCになったはずなので…」笑顔のまま固まってしまった。
「ボク早いんですぐ終わりますから」「あー、えーっと、ごめんなさい」
表情を変えぬままスタスタと去っていった。「Cでお願いします」うわうわうわ。嘘でしょ。そんなデキる女風なのに、手コキOKなんですか。仕事だけじゃなく、手コキもできる女なんですか。
「えっと、Cを選んだ方にお願いしてるんですけど、これから手コキしてもらえますか」
「はい?」「だから、手コキを…」「みんなしてるんですか?」「はい、してくれてます」
「私はダメです。失礼します」ずいぶんはっきりしてますなぁ。「Cタイプでした。ていうか、こ
の質問おかしくないですか?」手コキの部分を指さしている。
「そうなんですよ。でもCですよね?」
「はい、一応」「おいくつなんですか?」「27です」「お仕事はなにしてるんですか?」「派遣です」「この後、予定は?」「家に帰ります」
「なるほど。で。お願いなんですが良かったら手コキしてもらってもいいですか? いや、個人的に
してほしいだけです。だってYESにしたでしょ」
「見てたんですか?」見てたんじゃなくて、Cの人は自動的にそうなるの。1万円で手コキしちゃう子なの。飲み屋が集まる一角でトボトボ歩く女性を発見した。いい女じゃん
「1万円ですか…。もうちょっともらえれば嬉しいんだけど…」
…さて、どうするべきか。金はあるけど、手コキだけだもんなぁ。つーか1万でいいって自分で選ん
だのに。仕方ない。ちょっとプラスしよう。
「1万2千円でどうですか? 手持ちがあんまりないもんで」
「うーん、どこでですか?」はい、こういう建設的な質問が出たということはもうOKですよ。
本日2度目のカラオケへ。
「はい、じゃあこれ。派遣社員ってあんまり稼げないの?」
「そうですねー。今のところは、まあまあもらってますけどね」
ふーん、でも+2千円要求してくるってどうなのよ。
「じゃあお願いします」「恥ずかしいなぁ」
冷たい手が一気にサオを包み、のっけから激しい手コキがはじまった。
「出すとき言ってくださいよ」「もうちょい優しくして」
「えー、できないできない。早く出してください」
そんな事務的にならないでくれよ。そんなんじゃイケな……くもなかった。ふぃー。

性の解放を目的とした教団の信者になれば乱交セックスし放題の噂の真実は?

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ブレスレットでのナンパに見切りをつけた俺は夜ごと開かれるダンスパーティに狙いを定めることにした。実はこのパーティ、性の解放を目的としたエクササイズにもなっている。と言えば聞こえはいいが、早い話が、完全にヤリ目的の場となっているのだ。中でも、ダンスパーティだ。男は女装を、女は男装をしてダンスをするのだ。まず、男は全員、あらかじめ休息の中でそこへ女が入ってきて男を物色する。女は、好みの男をダンスに誘い、相手がOKすれば、その場でお持ち帰りをしてもかまわない。聞いたところでは、ある若い男性信者など、このパーティが楽しみで毎年セミナーに濡しているという。昨年も、男装女にベッドに誘われ、よりどりみどりだったそうだ。さらに俺は、ある古株の女借者にこんなことまで言われた。
「あんたは顔立ちがハッキリしているから必ずモテるわよ。でも、相手が飢えたオバサンだったとし
ても、絶対に断ったりしたらダメだからね。最近、そういう信者が増えて困ってるんだから」
望むところだ。例えどんな(バアでも断るなんて賛沢な真似はしないぞ。夜9時、女装をした男性陣が体育館に。俺は、女の子から借りたミニのワンピースに身を包んでいた。股間がスースーして落ち着かない。体育館に入ると、250席ほどのパイプ椅子が内側に向かって円形に並べられ(その中のスペースがダンスフロア)ており、気味の悪い男どもが雁首そろえて座っていた。異様としか表現のしょうがない光景である。男は、女に誘われなければ席を立てないルールになっている。男からのアプローチは禁止されているのだ。1時間後、男装をした女が続々と入場。最初は照れくさそうにしていた女も、雰囲気に慣れてくるにしたがって、堂々と男をエスコートしはじめた。見れば、成立したカップルが、キスやペッティングまでしている。クソー、俺にも早くお呼びがかからないかな。
「すいません。私と踊ってもらえませんか?」
ようやくかけられ、顔を上げてみると、何のことはない、すでにナンパに失敗しているカズミだ。あんまりヒマそうに見えたので誘ってあげたのだという。全く、余計なお世話なんだよ。が、俺が強がっていられたのもそこまで。パーティが終わるまでの間、ダンスに誘ってくれたのは、カズミを含めて2人だけ。もう1人の方も彼氏持ちの女で、単なる義理ダンスだった。翌日の夜、今度は、触覚と想像力の開発を目的としたエクササイズが行われた2参加の男女が全員目隠しをし、手探り状態で相手と踊るのだ。ダンスの最中は、司会者の指示があるまで、目隠しを取ったり声を出してはならないルールになっている。そのかわり、どんな風に相手を触ってもかまわない。お互いに相手の触り方が気に入れば、めでたくカップリングが成立。つまり、愛撫で相手をメロメロにさせられれば、夜のお供をゲットできるというワケだ。ただし相手がイヤがったりした場合は、即座に愛撫を止めなければならない。よって、あまりに暴走し過ぎると、せっかくの獲物を逃すことにもなりかねない。うーん。男からすれば何とも楽しいダンスパーティだが、あまり女性の評判はよくないのか、女性の参加者が極端に少なかった。かなり激しい競争率が予想される。タオルで目隠しをしているため、普通に歩こうとすると、すぐにつまづきそうになる。俺は、平泳ぎの要領で周囲を確認しながら、ィケスの中を俳個していった。俺の腕に誰かの体が触れた。慌ててガバッと抱き締めてみると、背中の筋肉がやけに盛り上がっている。試しに胸も触ってみたが、案の定ペッタンコ。チッ、男か。再び歩き回ってみるも、手に触れるのは、毛むくじゃらの腕やがっしりしたガタイの持ち主ばかり。たまに女と抱き合えても、なぜか相手を変えられてしまう。そんなに俺は下手なのか。そのとき、誰かが俺に抱きついてきた。どんなヤツか確認してみると、身長は155センチくらい、ちよい太めだが、突き出た乳房が女であることを主張している。ヨッシャー、ヨガらせてやるぞ。強引に女の唇を奪いにかかる。さしたる抵抗もなく舌を絡めてくる女。俺は、ダンスパーティのルールに乗っ取り、乳を撰んだり、尻を撫でたりと好き放題やらせていただいた。と、この女、突然、俺の腕の中でジタバタともがきはじめた。どうやら違う男に乗り換えるつもりらしい。このまま女を逃がせば、ダンス終了時、誰と踊ったのかわからなくなってしまう。俺はルールを無視して女の耳元に語りかけた。
「逃げないでよ。後でもっと気持ちよくしてあげるからさ」
「。。。。。。」
「せめて名前だけでも教えて」
「。。。。」
しかし、女は頑として譲らない。挙げ句の果てには、俺の腕を弧りだす始末だ。悔しいが、もう一度探すしかないのか。ところが、泣く泣く女をリリースした瞬間、撚情にもダンスパーティは終了。終わる時間さえわかっていれば、こんなことにはならなかったのに。初日の女はともかく、それ以外ではことごとくフうれてしまったのだから我ながら情けない。性交可能な年齢の女さえいればまだまだ頑張れるものの、街頭ナンパと違って資源は有限。正直なところ、もう俺には、声をかけられる女がいなくなってしまった。そんなニッチもサッチもいかない状況で迎えたセミナー9日目の昼間、1人淋しくサイクリングコースを散策していると、どこかから黄色い声が耳に届いてきた。見れば、立ち入り禁止の山道へと続く鉄扉が開かれている。この向こうに人がいるようだ。興味をそそられ、伸び切った雑草をかき分けて奥へ奥へ進んで行くと、視界が開けた瞬間、そこには驚嘆すべき光景が現れた。小さな貯水池で、人ほどの若い男女が水遊びに興じているのだが、どいつもこいつも素っ裸なのだ。まるで海外のトップレスビーチのように。もしかするとこれが乱交の現場なのでは。俺は、珊嵯の判断で、草むらの中に身を隠した。誰でも乱交に参加できるのならば、すぐにでも飛び込みたい。が、見たところ、彼らは、気心が知れた仲間同士といった雰囲気。突然、部外者が閲入してくれば、乱交を中止してしまうだろう。とすれば、池に飛び込むのは、乱交が始まってからでも遅くはあるまい。なし崩し的に参加してしまう作戦の方が正解だ。ヤブ蚊に刺されたのか、太股がかゆくなってくる。今度は顔の近くに、ブーンとデカイ蚊が飛んできた。大きな音を立てるとヤバいので、怖いのを必死に我慢する。水のかけ合いをしていた男女が抱き合った。いよいよか、と緊張したら、単にジャしているだけ。はやく乱交にならんかな。はやる気持ちを押さえて様子を窺っていると、ある男性信者からこんな一声が。「そろそろ講義だから行こうか」
陸に上がって服に着替えた信者たち。慌てて、草むらからもと来た道へ走り出す俺。どうやら乱交ではなかったようだ。

援助交際・愛人パパ活で15万!そんな高額条件で募集してる女はどれだけ美人か会ってみた

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梅雨ももうすぐ終わり。じめじめな空気、イヤですよね。みなさん、いかがお過ごしですか?ボクは、原因不明の足の痛みを感じて不安です。なんなんだろう、コレ。
そんな6月某日。高田馬場のルノアールで編集長と打ち合わせ中です。雨は降っていませんが、じめじめな空気です。
「先月、キープしたエンコー18才とはどうや?うまいこと行ってんのか?」
じめじめな空気を吹き飛ばすように、ニヤニヤと編集長が言う。先月号の『エンコー女をキープするには?』の回で、愛人契約を結んだきょうこちゃんのことですね。
「そうですね。2週間に1回くらいのペースで会ってますね。毎回、お泊まりで、2〜3発はヤってますよ」
「編集部でも話題になっとったよ。『町田のやろう、羨ましい!』って。相当ええコなんやろ?
写真、見せてみぃや!ハメ撮りしたんやろ!」
そう言って、ボクのスマホを奪い取り、ハメ撮り写真を凝視する。
「ええやん、ええやん!やっぱり町田は援交の回は輝くなぁ。じゃあ、今回も援交でいくしかないやろ!ちなみに、いつも使うとるHトークDXにもっと良さそうなコはおらんのか」
「んー、そうですね。ちょっと見てみましょうか?」
そう言って、HトークDXのアプリを立ち上げます。年齢設定は「18〜19歳」にして検索!
えい!「……アレ?こんなのがありますよ?『愛人契約しませんか?月3回会って、15以上希望です』ですって。奈々ちゃん、18才ですね」
「3回で15万以上ってことは1回5万以上ってことかい!高すぎや!!そんなん無視やろ!……いや、待て……!」突然、沈黙の編集長。右手の人さし指を1本、眉間に付けて、目を閉じた。……来る。企画テーマが降りてくる!
「これやな!」くわっ!眼が開いた!
「『高い値段で募集してくるエンコー女は、一体どういうつもりなのか?』。まぁ、こんな値段は払えんから、うまいこと丸め込んで、実際に会うんや。で、なんでそんな値段で自分が売れると思ったのかを確かめてくれ。あわよくば、安い値段でセックスできれば最高やろ」
そう言いながら、ソファーに深くふんぞりかえる編集長。テーマが思いついたあとは、いつもこのムーブです。でも、15万くれって言ってるコに、「もっと安く会おうよ」って交渉したところで、会ってもくれないでしょ?コレってすごく難しいんじゃないの?大丈夫かしら……。
と、いうわけで、編集長と別れてからすぐに高田馬場のマンガ喫茶に入り、スマホを充電しながら15万円ちゃんにメッセージを飛ばします。こういう書き込みには、スピード対応が大切なのです。はい。まずは一発目のメッセージはコレです。
「愛人、今ちょうどさがしてるよ。前に会ってた愛人と最近切れちゃったから、新しいコができればなって思ってます」 どうでしょうか。「以前、愛人がいた」ということで、「この人は、愛人を持つくらいにお金がある」ってことの証明です。もちろん1回5万円なんて払う気はありませんが、そこを匂わせるのです。ピロン!
メールをしてから10分後。奈々ちゃんから返事が来ました。
「前の愛人さんには、いくら払ってたんですか?」
まずは返事をもらうことに成功。でも、いきなり値段の話です。このコ、「月で15万円」ってことにこだわってるみたいだから、近い数字を言ってみようかしら。
「月に4〜5回会って、10万円から12〜13万くらいかな」
一回2万5千円として、5回会えば12万5千円。実際に2万5千円払うかは別にして、こんな数字でどうでしょう。ピロン!
「はいはい。今は愛人さんは、いないんですか?」
おぉ、値段の面はOKだったみたいです。実際、ボクは先月のこの企画で契約した、きょうこちゃん(18才・低身長ロリ)と月3くらいのペースで会っているのですが「いないんだよね」と返しておきます。「っていうか、ここNGワードも多くて、会話しにくいから、きいろ(カカオトーク)かみど
り(LINE)で話さない?」
そう、援交師の中では、LINEやカカオトークのことを、アプリの色に例えて、「みどり」「きいろ」と言うのです。これ、援交豆知識です。覚えておきましょう。
「じゃあ。きいろでお願いします。IDは◯◯◯◯です」
そう言って、IDを簡単に教えてくれました。かなり前のめりな感じがします!光の早さでIDをカカオトークに入れて、検索!いた!
「こんにちは。HトークDXの奈々ちゃんかな?」
「あ、はい。よろしくおねがいします」
「よろしく。ちなみに、今まで愛人はいたの?」
「1回会ったんですけど、お金をもらえずに逃げられました(笑)」
ほほう……。愛人の約束をして、タダでヤラれて逃げられたってこと?ちうか、援交を何回もやってれば、そんなふうに逃げられたりはしないだろうに。
「援交って、したことはあったの?」
「あ、ないです。なんか、愛人やってみないかって話をされて、会ってエッチしたら逃げられた、みたいな」
はじめての援交で、だまされたってことか。それは災難でした。でも、援交なんて男と女のだましあい。だまされる方が悪いっていう側面も否定できないのですよね。
「とりあえず、そちらのプロフィール聞かせてもらっていいかな?」
「あ、はい。奈々です。身長は153センチ。体型は普通です。年齢は18才。出身は茨城県で、いま住んでいるところは江東区です。美術系の専門学校に通ってて、1年生です」
ほほう。ってことは、4月に上京したばっかりのイバラキガールなわけね。田舎っぺな、JK卒業したてガールでもあるわけですね。いいですねいいですね。
その後、お互いの写メを交換。奈々ちゃんは、顔の下半分をちょっと手で隠した写メを送ってきました。茶色っぽい髪に、目がパッチリ。乃木坂46の松村沙友理(ネットで画像検索してみてください)っぽい感じです。まぁまぁカワイイ! 
ボクはいつも通り、なんとなくカッコ良く見えるけど、イマイチ顔がよくわからない写メを送っておきました。言っておきますが、完全な詐欺写メです。
「ところでさっき、愛人契約してたのに逃げられたっていうのはいつごろ?で、どこで知り合ったの?」
「先月です。実は、愛人契約の仲介をしている事務所があって。そこの紹介なんですよ。でも、説明すると長くなるし、複雑なので、会ったときに説明しますね(笑)」 
……なにそれ?愛人紹介の仲介屋?そんなのあるの?もしかしたらヤクザ関係だったりするの? 
……アレ?これってヤバいやつだったりする??
さてさて。そんな感じでその週の金曜日。夜19時に会うことになりました。待ち合わせ場所は、新宿東口の改札口前にあるキオスク。ボクが初エンコー娘と会うときに使う、定番の待ち合わせ場所ですね。カカオでやり取りをしながら、時間前にキオスクからちょっと離れた場所でスタンバイ。
「つきましたー。服装は、黒い上着にスキニーです。黒いリュックと白い袋持ってます!」
奈々ちゃんからのお返事きました。ちらりと確認すると、茶髪の奈々ちゃんが立っています。ウ〜〜ン。想像していたよりは、そこまで可愛くないカンジ。乃木坂46の松村を4〜5発引っ叩いて焼酎をぶっかけた日の次の朝みたいな顔してます。う〜ん、惜しい!
「すいません、奈々ちゃんですか?」
近づき、声をかける。目を大きく見開き、こちらを見る。一瞬の沈黙。そうだよね! あのボクの詐欺写メを見てたら、実物は全然違うよね!だって、送った写メ、微妙にアプリで加工してて、一見、カワイイ系のビジュアルバンドのメンバーみたいだもんね。なのに、身体の大きいオッサンが来たんだもんね!(笑)どうする?このオッサンに抱かれるのはキツいとか思うの?断る感じ? 
それとも抱かれる?どっち?ねぇ、どっち?
「……はい。奈々です」
決まったーーー!!!!一瞬の躊躇のあと、「……しょうが……ないか!」みたいな、「……さて!気持ち入れ直して行こうっ!」みたいな、期待していた自分に踏ん切りをつけて、仕切り直しした表情が垣間見えましたー!超ウケるー!
そんなこんなで、ふたりで新宿駅からホテル街へと歩いて行く。でも奈々ちゃん、完全に目が死んでいます。このままじゃ心を閉ざして、「なんで15万円という高価格で募集したのか?」とか「愛人契約の仲介会社のこと」とかについて話してくれないかもです。ここは、心を柔らかくしなければ。
「オナカ空いてるよね?奈々ちゃんは好きな食べ物ってある?」
「あー、オムライスですね」 
オムライス! なんかカワイイじゃないですか。しかも安いし!いいじゃない、じゃあオムライスを食べましょう。 そう思って歩いていると、ちょうど目の前に「オムライス」の文字を発見しました。パスタとオムライスを出す店です。オムライスの単品は、1000円って書いてあります。安い!ここでいいんじゃない?茨城から出て来たばっかりの田舎っぺ娘なら、新宿で1000円のオムライスでも感動なんじゃないの?多分。
「じゃあ、ここにしようか。まぁまぁ新宿では話題の店だから」
「え!そうなんですか!」いや、知らないけど。多分、有名でもないけど。今、目に入った店だし。
ニコニコと笑顔の奈々ちゃんと一緒に店に入り、ふたりでオムライスを注文。そこそこ空いた店内でとりあえずトークです。
「東京に出てきて3カ月でしょ。どう?東京は?」
「うーん。ちょっと怖いなって思います」
「愛人で逃げられたりしたから?(笑)」
「そうですよ!聞いてくださいよ!実は一カ月前くらいに、あの『HトークDX』を見つけて、はじめてみたんですよ。ほとんどが『援交しよう』とかばっかりだったんですけど。しかも「よかったら
え しない?」みたいに、なんか暗号みたいなんですよ。あそこのサイト『援交』とか『えん』って、『***』みたいに伏せ字になっちゃうから」
……オイオイ! その「え」って表現するやり方、ボクがこの連載で書いたテクニックじゃない!
裏モノ読者、けっこうあのアプリ使ってるんじゃないの??
「で、そういうのは無視してたら、『1カ月で100万以上になるバイトがあります。興味ありませんか?』っていうメッセージが送られてきたんですよ」
「うわー、なんか怪しいね」
「そうなんです。でも一応、『どういうのですか?』って返したら、『今から送るみどり(LIN
E)のIDにメッセージを送ってください。スタッフが説明いたします』っていうのが来たんですよ。で、一応、IDを登録して、LINEしてみたんです。そしたら、スタッフっていうのは、私と同じ18才の女の子だったんですよ」
「ほうほう」
「で、『1回30万円もらえる愛人契約のバイトです。こちらが紹介するお客様と3時間エッチをすれば30万円です』『泊まりをすればプラスで5万円、中出しならプラス5万円です』みたいな説明をされて。で、『私もやってるんだけど、お客様はみんな、身分を登録してるリッチな人ばかりだから安心だよ。テレビのプロデューサーとか、貿易会社の社長とか』って」
「ふんふん」
「でも『お客さんとは、3回会わないと、お金は支払われない』とか『お客さんとは直接、連絡を取ったりしちゃダメ』とか、いろいろ不安なこともあったんだけど、『1回エッチすればポイントになる。そのあとで申請が通れば、会社がお金を立て替えてくれる』『お客さんに直接お金をもらうと援交になってしまうから、仲介のウチを経由するの』って、納得できることもあったから、やってみることにしたんです。援交とかイヤだったけど、30万円ならいいかって」
「はー……」
「で、数日したら、その同じ年のスタッフの子から連絡があって。『愛人さんが決まったよ』って。で、会ったら、40過ぎのデブでチビのキモい人だったんです。その人、すごく私のことを気に入ってくれて。しかも、『男性用ピルを飲んでるから妊娠しないから中出しさせて?』って言われて。泊まりと生で中に出されて。40万円稼いだんです」
「………………」
「で、そのあとやっぱり3回は無理っぽいと思って、スタッフの子に『申請して、先払いでもらいたい』って言ったんですよ。そしたら『前のお客さんが、2回目も会いたいって言ってきたから、また会って。終わったらその日に払うから』
って言われたんです。しかも『そのお客さん、奈々ちゃんのこと気に入ったみたいだから、愛人契約が完了すれば、100万円入るよ!』って言われて……。本当に100万円もらえたらすごいじゃないですか。だから頑張ったんですよ。2回目は、前回と同じやつプラス、コスプレとアナルもやって。50万近く稼いだんですよ。……で、終わって愛人さんと別れて、お金をもらう約束の場所まで行ったら……LINEつながらなくなっちゃって。既読もつかなくなっちゃったんですよ……」
…………ボクは、奈々ちゃんの話を聞きながら、ある考えに至っていた。
「その話、裏モノJAPANで読んだことあるぞ!」
その後の奈々ちゃんの話は、ざっとこんな感じでした。連絡が取れなくなったスタッフのLINEから、ある日突然、
「あなたの愛人は、契約して170万円振り込んでくださいました。あなたのIDを、その人に送りました」というメッセージが届いたという。そして同時に、そのIDは消えたそうだ。 
その後、「奈々ちゃん?本物の奈々ちゃん?」と、実際に会った愛人からLINEが届く。
「なんか、急にこのIDが送られてきたけど、業者と連絡が取れなくなったから、騙されたと思った」と。本物かどうか疑わしかったが、ふたりでしか話してない内容も知っていたし、実際にLINE電話で話して、声も本人だと確認したという。そんでもって、その愛人は「あの業者は詐欺だから、訴える。君も訴えるつもりだった」と言ってきた。奈々ちゃんは「自分もだまされた被害者だし、お金も1円ももらってないです」と弁明。「でもボクは君を愛人にするために170万円、振り込んじゃったんだよ。もう一回、会えないかな?」と誘ってきたそうです。
「……正直、その人は気の毒だとは思ったんですけど、私も100万円近くもらえてないわけだし。もし会うなら1回30万ほしいって言ったんですよ。そしたらすごく怒っちゃって。『じゃあ、やっぱり訴える。LINEのIDから個人情報は取れるから!』って。で、怖くなって、そのID消しちゃったんですけど……」
もう聞けば聞くほど、数年前に裏モノJAPANで読んだ詐欺の手口です。今回の奈々ちゃんの案件だと、登場人物は
「アプリに書き込んだ会社の人間」
「自分も愛人をやっているという18才の女子スタッフ」
「デブでチビの愛人」 の3人ですが、その詐欺の場合、実際に存在しているのは、3人目の「デブでチビの愛人」だけです。
会社の人間を装い声をかけ、18才の女子スタッフのフリをしてダマし、自分が客の愛人のフリで会って、タダでセックスするというもの。この手口のまんまじゃないですか!スゲー!!
一生懸命、自分に起こった身の上話をする奈々ちゃんが、なんだか可哀想になってきました。でも、真実を教えてあげなくてはもっと可哀想です。
「……だから、100万円は無理だけど、せめて一カ月15万円でエッチしてくれる愛人さんがいれば、半年とちょっとで100万円になるじゃないですか。だから……」
「ごめん、奈々ちゃんに伝えなくちゃいけないことがある」
「え?なんですか?」
「俺、その手口、聞いたことがあるんだよね。多分、存在してるのは、その愛人だけだよ」
眼を丸くして、キョトンとした表情。ウンウン。意味わかんないよね。そこでボクは、ひとつひとつ、しっかりと説明してあげました。すべてデブチビのオッサン(多分、裏モノ読者)の策略なのだと。 
……ボクが話せば話すほど、顔が青くなっていきます。気の毒〜。
「……え……。でも、その女の子は生まれた年も聞いたし、いろいろ話して、同世代って感じだったし……」
「その子とは、直接電話で話した?声を聞いた?」
「……聞いてないです。なんか、『今、電車だから』とかそういうのが重なって……」
「その愛人は、電話にも出たんだよね?」
「……………………」
「愛人だけは存在してるからね。電話には出れるよね」
絶句し、テーブルの一点を見つめる奈々ちゃん。完全に動きが止まりました。きっと今、頭の中では、すべてのつじつまがカシャーンカシャーンとハマっているのでしょう。
「多分、もう一回タダでセックスしようとしたら、さすがにダマされなかったから、IDから個人情報を取って訴えるなんて言ったんだろうね。そうしたら、怖がってIDを消すと思って。正直、そうやって、自分がやった詐欺の証拠を消させたんだと思うよ」
「…………えー…………ショックぅ……」
なんとも間の抜けたような声でつぶやく。あ〜〜、可哀想に。東京に出て来たばっかりで、デブでチビの裏モノ読者に詐欺られて、生中出しやらアナルやらをヤラれちゃったのね。マジ気の毒〜。
まぁ、ここは可哀想だから、一晩セックスして2万5千円払ってあげましょう。せめてもの
情けです。「……じゃあ、とりあえずお泊まりでセックスしようか?今回ははじめてだし、これから愛人で会うかどうかを決めるから……2万5千円でどうかな?」
そういうと、伏し目がちに固まってた奈々ちゃんが、スッと目線をあげる。ボクの目を見て言いました。「……あの、本当にお金、くれます?信じて大丈夫ですか?」
それは、完全に人を信用できなくなった目でした。
夜11時の歌舞伎町。行き交う酔っぱらいや、キャバクラ嬢、ホストを掻き分けて、ホテルに移動。奈々ちゃんを部屋に入れました。騙されたショックのためか、表情が硬いです。
「じゃあ、まず愛人さんには、何をしてもらおうかな?」
そう言って、ぼーっと立ち尽くす奈々ちゃんの唇を奪う。舌を入れると、柔軟に口を開け、ボクの舌を迎え入れます。ウンウンいいじゃないの。
「……あの、お風呂入って、身体を洗いましょうか?」
「え?」
「髪とか、身体とか……洗ったほうがいいですよね?
恥ずかしいんで、おフロの中の電気をちょっと暗くしてくれたら平気なんで」
これは、どういうことでしょうか?元カレに、いつも身体を洗わされてたのでしょうか?
「あ……、例の愛人……ダマシだったんですけど、その人が洗ってくれたら嬉しいって言ってたから……」素晴らしい話じゃありませんか!
奈々ちゃんは詐欺にあいました。生中出しとかアナルとかをタダでヤラれました。しかし、同時に愛人としてのサービス精神を得たのです。人間、どんなドン底でも、学ぶことはあるものなのですね!(良い笑顔で)
さっそくお言葉に甘えて、身体を洗ってもらうことにしました。髪の毛から背中、ティンコからアナル、足の裏から、足の指の先。さらに手の指の爪の間まで!う〜ん、なかなか行き届いてるじゃない。詐欺デブの裏モノ読者くん。サンキューと言わせてもらうよ!サンキュー!
すっかり身体がキレイになったところで、ベッドに移動。ごろんと横になると、奈々ちゃん、ボクの上に覆い被さってきました。お、攻めて来る感じかい?ネチョ……ピチャ……。
ゾクゾクゾクゥ〜〜〜〜〜〜!!!!!なんと奈々ちゃん、ボクの耳筋から、耳たぶ、そして耳の中にまでベロを侵入させてまいりました!ヒィィ〜〜〜〜!!しかもハァハァというイヤらしい息づかいを超至近距離で聞かせながらの耳の穴舐め! 胸のあたりがゾクゾク〜ってします!
「町田さん?気持ちいい……?」
なにこのコ!エロい!エロすぎですよ!さっきまで
「あんまりかわいくないなぁ」
と思ってたのに、俄然、価値が上がってきましたよ!! 続いて、首筋を噛むような吸うような、キスマークがギリギリ付かないようなカリッカリの攻撃をしかけてきます。うわ〜。歯の硬さと、唾液でネロンネロンな舌の攻撃というダブルスタンダード!うっひゃ〜〜ティンコがグワィーン!グワィーン!と硬くなっていきます!超合金のロボットが立ち上がるときみたいな音です!
もちろんイメージですけど!さらに、続いては足の裏から、足の指舐めです!1本1本、丁寧に舌を絡ませてきます。1本につき1分半くらい舐めてます!なんだこのスキル!これも愛人に教わったのかしら?そうだとしたらすごいなぁ。彼女はたしかに詐欺られて、裏モノ読者に中出しされたけど、
そのおかげで信じられないスキルが身に付いたわけですよ。どこにでもドラマはあるなぁ。
その後も、ふくらはぎを甘噛みしながら、上に上がってきたと思ったら、おモチのように玉袋をもてあそび、喉奥までのフェラ。アナル舐めから定番の乳首舐め。もうフルコースです。3カ月前に茨城から出てきた少女を、こんなセックス愛人マシーンにしてしまうとは。本当に恐ろしいところですよ! 東京!東京!東京!(こぶしを握り締めながら)
「ガマンできないよ。そろそろ入れるよ?」
そう言うと、「あの……生で大丈夫ですよ。男性用のピルって飲んでます?飲んでれば中でも……。飲んでなければ、外でお願いします……」
……奈々ちゃん。残念ながら、詐欺愛人が言っていた〝男性用ピル〞なんていうものは、中国の怪しい会社が出してるくらいで、しっかりと効き目が認められてるものはほぼ存在しないのだよ。君が妊娠しなかったのは、ただ運が良かったんだよ。でも、そんなことを言ったら、再び、さきほどの生気のない瞳の奈々ちゃんに戻っちゃうから言いません。「じゃあ、生で外出しするね」と言って、生でズブリ。「ん〜〜!あぁぁ!ああん!!」イヤらしい声を上げる奈々ちゃん。「生、気持ちいい!」と、目もトロ〜ンとしています!ムァンコの締まりはかなりいいです。18才!やっぱり18才は素晴らしい!ピストンを繰り返すたびに、快感の波が身体全体に満たされていきます。うわー、コレ、すぐにイッちゃいますよ!
「もうすぐイクよ?今日、朝まで何回もヤルからね?」
「はいぃ……!」
「じゃあ、顔に精子出すよ?」
「はぃ…」
「顔に出されたことは?」
「ないですぅ……」
「マジで?じゃあ思いっきり出すからね?顔にかけたやつ、指で集めて口に入れるよ。飲める?」
「………」沈黙。え〜、ダメなの?これでも?思いっきりティンコに力を入れて、子宮の奥をガン
ガンと突く!
「あああああああああ!!!!!」
「精子飲んでくれる?」
「ああああああ!飲みます!飲ましてください!!!!!」
それでこそ愛人!その声を聞いた瞬間、腰奥から玉、玉から竿を伝って快感が稲妻のように登ってきました!イクッ!!じゅっっぽおぉおぉーーん!!!!ティンコを引き抜き、左ヒザを奈々ちゃんの顔の横につく。頭の上を右足が踏みしめる。準備完了!!!次の瞬間、快感とともにティンコの先から、固まった白い液が、ビュー!ビュー!ビュー踊り子!と、顔に注がれていきました。鼻っ柱を斜めに切るように一閃、小鼻のくぼみに二閃!そしてほっぺから唇に入り込むように三閃!
「レディゴ!レディゴ!レディゴ!」
と、心の中で叫びながらの顔射!ふぃーーー。気持ちよかった〜〜。薄く目を開け、呆然としている奈々ちゃん。震える手を持ち上げ、顔に付いてる精液を指先で集めて口の中に入れだしました。えええーーー!それ、ボクがやろうと思ったのに!自分から口に入れるなんて、相当なビッチ系のAV以外で見たことないよ!
「…………」
顔にたまった精液を口に入れたかと思うと、すこし躊躇してから、ボクの耳にしっかりと聞こえるようにゴクリと飲み込んだ。マジかよ!こんなコ見たことないよ!
「……奈々ちゃん、精液、飲んだことあったの?」
そう聞くと首を横に振る奈々ちゃん。初顔射、初ゴックン?なんでそこまで!?すると、起き上がってボクを見てニッコリ笑って、泣きそうな目で言ったのでした。
「町田さん、私、愛人にしてくれますか?」 
ボクは、どんな顔をすればいいかわからなかった。しなびたティンコから一滴の残り汁がこぼれ、シーツに静かに広がっていった。
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やれそうでやれなかった女は時間を空けて口説けばやれるのか?

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4年半も前に一回ドライブをしただけの関係だし、さすがにいきなり電話はビックリされるだろう。メールしてみましょう。
●お久しぶりです。だいぶ前にお見合いパーティで一緒になった仙頭です。オープンカーでのドライブ、って言えば思い出してくれるかな?最近、あの車を売ったんですけど、そのときに何となく広野さんのことが頭に浮かんでメールしてみました。元気してますか?
○お久しぶりです。覚えてますよ、仙頭さん。車、売っちゃったんですね。ドライブはちょっと寒かったですけど、けっこう楽しかったですよ(^_^)
おっと、反応してくれたぞ。今も婚活中で出会いを求めているところだったりするかも。
●お返事ありがとうございます。ぼくがあの車を手放したのも、まさに寒かったからです(笑)。次に車を買うなら、将来結婚して家族を持ったときのことなんかも考えて普通の車にしようと思ってます(まだ彼女もいないけど)。広野さんは婚活のほうは?
○こんばんは。私もまだ独身です(^^;;。最近、付き合い出した人はいますけど。もうちょい早く連絡すべきだったか…。でも、返事をくれたってことは、攻める隙はあるんじゃね?
●カレシがいるんですか。フリーならゴハンでも誘おうと思ったのに(笑)。ちなみに、相手はどんな人ですか?
○カレシは、パーティで知り合った人ですよ。本人は普通に会社勤めしてるんですけど、実家が千葉で農家をやってて、今度、種まきを手伝いにいきます。
楽しそうじゃないですか。家族ぐるみの関係になり、さっさと結婚を決めてやろうって腹か。こいつは難しいかも…。
●カレシの実家のお手伝い、素敵ですね。相手の親も、息子が年頃の女の子を家につれてきたとなると大喜びだろうし。広野さん、将来は農家の奥さんになりそうね?
○いやいや、結婚の話とかはまだ出てないし。とりあえず向こうの親には好かれるように頑張ってきます(笑)。仙頭さんも、早く家族を持ってドライブへ行けるように頑張って下さい(^_^)
そっちはそっちで頑張れと突き放されてしまった。ま、しょうがないか。なんせ4年以上も経ってるんだもん。ディスコまで行ってワイワイ騒いだ仲なんだし。軽いノリでいいだろう。LINEにアドレスが入っているので連絡してみましょう。
●お久しぶりです。むかし、新宿で一緒に飲んだセントウです。お元気ですか?
○すみません…。どなたでしたっけ? 
…わからないか。ま、LINE交換したとはいえ、3年くらいぶりだしな。
●いきなり失礼しました。3年くらい前に、高尾山で会ってからの〜、新宿でハシゴ酒したの覚えてません?
○そういうことありましたね! 久しぶりです。仙頭さんに連れていってもらったバー、あの後、友達と行きましたよ。 よしよし。意外といい反応だぞ。
●記憶の片隅から引っ張り出してくれて嬉しいです! あのバー、いい店でしょ?ぜひぜひ使って下さいませ。よかったら一緒に行きません? 
○お疲れ様です。飲みに行きましょう。相方も連れて行っていいですか?カレシなんですけど。
何だそりゃ? 空気を読んでほしいんだけど。
●お返事どもども。勝手にフリーだと思ってたんですけど、カレシがいるんですね。でも、カレシは、男からの誘いになんて乗ってきます? 大丈夫ですか? ちなみにどんな方ですか?
○大丈夫ですよ。逆にうちの相方、私が一人で飲みにいくほうが心配するんで。仙頭さんって、たしか雑誌作ってるんですよね?相方も出版関系なんで話合うと思いますよ。
●同業ですか。…共通の知り合いがいるかもしれないし、さらに気をつかうなぁ…。ぼく、昔ディスコでアユミちゃんに抱き付いたりもしてるし。
○そういうことありましたね(汗)。その件は、内緒でお願いします。うちの相方、けっこう嫉妬がすごいんで…(汗)。 
相方、相方って、何だかイタイ感じですなぁ。しかもそのカレシは束縛タイプっぽいじゃないか。リストカットする女は依存傾向があるって聞くし、そういうことなのかも。 
いずれにせよ、3人で飲みに行くとかありえないっつーの。ここは引きましょう。カメラマンの設定を活かし、久しぶりの連絡が不自然でない口実を考えに考えた末、こんなLINEを送ってみる。
●お久しぶりです。カメラマンの仙頭正教です。最近はどうしてますか?こちらは、婚活のほうは後回しになっていますが、おかげさまで仕事は順調で、近くNYでの大きなプロジェクトに参加することになりました。何となく山本さんには報告したくてLINEした次第です。よかったら渡航前にゴハンでも誘わせてよ。気が向いたら、連絡下さい。 
いつまで経っても返事がないし、既読にすらならない。ブロックされているのかしら…?
ヌード撮影のやりとりがよっぽどマズかったのかも。あっさり自宅に上がらせてくれた
し、けっこうヘンな女だったから、
また泊めてもらうくらいは簡単だろう。深夜1時、電車がなくなって帰れない設定で電話してみた。
プルルルルル。
「はい」「夜、遅くにすみません。前にチヒロさんちに泊まらせてもらった仙頭です」
「…セントウ?」
「ファミレスで会って、フナッシーの話をして、覚えてません?ぼくが電車がもうないって言ったら、チヒロさんがうちに泊まっていいよって誘ってくれて」 
少し間が空き、素っ頓狂な声が返ってきた。
「わからんナッシ〜!」 
変わってないなー。
「もしかして飲んでます?」
「んふふふふっ。ちょっとだけ。でもこれからバイトなんで」
こんな時間から?
「…チヒロさんの仕事って、レコード会社関係のデザイナーって聞いたような気がするんですが」
「そうそう、でもデザイナーって仕事があるときはあるけど、ないときはないから。バイトでちょこちょこっーと」
「飲み屋とかですか?チヒロさん美人だし、おしゃべりのテンションも高いし、男ウケが良さそうだし」
「んふふふふっ、ま、男の人を楽しませるおしゃべりは得意なほうだけど。飲み屋ではないナッシー! パソコンでちょこちょこーっと」
この時間からパソコンバイトって、もしかしてライブチャットか!
「じゃあ、仕事があるんで」
電話は切れた。エアーフェラなんて奇っ怪な行動も、ライブチャットで覚えたとしたら納得がいく。つまり手練れ。これは頑張って狙っても、ヤレそうでヤレないパターンかも…。当時、彼女は39才という年齢で、婚活的には9回裏2アウト。年下男を中心に焦って相手探しをしていたはずだ。現在はすでに結婚している可能性も高いが…。メールしてみよう。
●お久しぶりです。1年くらい前に、お見合いパーティで一緒になった仙頭正教です。お元気ですか?今日、何となく過去のメールを見ていたら、ヨウコさんに返信しないままになっていたことに気づきました。あのときは、少し酔っ払って、壁ドンとかフザけてゴメンなさい。最近、恋愛のほうはどうですか? 
○センちゃん、久しぶりです。メールありがとう。あのときは返事が来ないから、冷たいこと言っちゃったかなぁ…と不安になってました。男の子なんだし、酔っ払ってハシャぎたくなることもあるよね。そんなことよりも私に最近の恋愛を聞くなんてどんだけー!まだ待ち人現れずです(汗)。センちゃんはどうですか?1年ぶりにもかかわらず、「センちゃん」ときましたか。
37の男に向かって「男の子」ってのもどうかと思うが、このノリの良さは面白い。ゲームセット後に敗者復活戦の参加チケットをゲットしたような気分になってるのかも。
●メールありがとうございます。返事をほったらかして気を煩わせて失礼しました。ぼくもまだ独身ですよ。待ち人現れず同士、励まし合っていきましょう(笑)。よかったら久しぶりにゴハンでもどうですか?もちろん酔っ払ってハシャギ過ぎないようにはするんで。
○ぜひぜひ行きましょう。来週とかだと仕事の都合が付きやすいです。センちゃんは、新宿あたりが出やすいんだっけ?
場所は合わせます(^^)翌週の金曜、夜8時。新宿の待ち合わせ場所には、ヨウコさんが先にやってきていた。
「センちゃん、ひさしぶり!」 
ちょっとふっくらしたろうか。一重のシャープだった印象が柔らかくなっている。レベルアップしてるじゃん。新宿3丁目のほうへ向かい、居酒屋のカウンターに並んで座った。  彼女の婚活現在地は、ゲームセット寸前の敗者復活組。じっくり攻めれば、普通になびいてくれるはずだ。
「ヨウコさんは、最近、パーティには行ってるんです?」
「たまにね。でも私、40過ぎちゃったから40代以上のパーティへ行くんだけど、男の人は、アラフ
ィフのバツ持ちのオジさんばっかだよ」
オレの誘いに飛びついた理由は、そのへんにあると見た。
「30代のパーティにシレっと行ってみるのはどう?まだ30代から1年しか経ってないし」
「うーん、現実、私おばちゃんだし…」 
意外と冷静だな。てっきり若い男大好き人間だと思ってたけど。
話題はパーティからとりとめのない恋愛論へ。すると彼女が辛気くさい話を語り出した。
「…私、30才くらいのときに、結婚寸前で失敗したことがあってね。親同士も挨拶して、新居のマンションも決まって、いざ住み始めようとしたとき、相手が別れたいって」
「…そうなんですね」
「その後少しして、その男は26の子と結婚したんで、たぶん私と二股かけてたんだと思う。だから、私、絶対イイ結婚してやろうっていうのが、心のどこかにずーっとあったんだけど」
「……なるほど」
「40過ぎてパーティに行ったとき、これが私の現実なんだって思って…」
つまり、自分の状況を痛感したわけか。四十路のオバハンなんだと。ならば、今夜のオレの誘いは大チャンスだと感じてくれてるはずだ。居酒屋を出た後、駅へ向かって歩く道すがら、彼女をビルの壁際までグイグイ押してみた。では、リベンジと参ろう。ドンと手で壁を付く。
「オレんちこいよ!」
「もぉ〜また酔ってるの」
「ヨウコの話、もっと聞かせてくれよ」
「ホントに?センちゃんちどっちのほうだっけ?」
そうこなくっちゃ。 通りかかったタクシーを停めたところ、彼女はすんなりついてきた。しかし、車内でキスをかまそうとすると、相手の体がちょっと強ばる。
「センちゃん、また会ってよ?」
「もちろん!」
その返事を聞いて、彼女の力がすーっと抜けた。
(この後のセックスシーンは割愛します)企画から1年。オレの設定は、3月に東大9浪が決定し、もっか絶望中の27才でいく。メールだと泣き声アピールが伝えられないため電話しよう。
プルルルルル。
「はい」
「あ、あさこさんですか。去年、東大を落ちたときになぐさめてもらった仙頭正教です。突然、すみません」
「……あっ、久しぶり」
「実は、ぼくバカで、大バカで…。今年も落ちちゃって。きゅ、9浪が決定し…。うううっ」
言葉を詰まらせ、相手の言葉を待つ。どうだ9浪だぞ、聞いたことないだろ9浪なんて。
「…そうなんだ。じゃあ今、来年に向けて頑張ってるんだ」
優しい口調だ。そりゃあほっとけるわけないよね。
「だけど、自分がもう信じれなくて…」
「うんうん、わかるよ」
「悶々としちゃってるから、何かで発散したくて」
「うんうん、わかるよ」
「あさこさん、また一緒にカラオケに行ってもらえませんか?」
「あっ…、今、ちょっと仕事のスケジュールがわからなくて」ん?口調が強ばったぞ。
「今週とかダメですか?来週とかでもいいですし」
「今月はシフトがまだ出てないから、スケジュールわかったら電話するね」
「そうなんですか?」
「じゃあ、セントウ君も元気だして。勉強、頑張ってね」
電話はせわしなく切れた。その後、あさこさんからの電話はなく、こちらからかけても出ない。うーん。9浪ってのはさすがに引いちゃったかな。

お見合い婚活パーティーの真剣な出会いの場で趣味=イマラチオと書いてみた

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職業=AV男優
趣味=クンニセフレを探しています
自慢=巨根
我が部下スズキがこれまで、お見合いパーティのプロフィールカードに上記のようなフザけたことを書き、そのすべてにおいて参加者とセックスを果たしたことは、過去の裏モノで紹介してきたとおりだ。いったい我々が昔から抱いてきた女性観は何だったのかと、正直、価値観がくつがえされる思いだ。かつて紳士的に振る舞ってもさんざんな結果ばかりだった身としては、ヤツの成功は妬ましいことこのうえない。上司として、ではなく同じ男として、ここらで一発、スズキを痛い目に遭わせてやりたいと私は思った。そこで命じたのがこの企画だ。
「今度は、趣味イラマチオでやってみろよ」
スズキはあっさり「はい」と返事したが、さすがにその表情は不安げだ。ふふ、世の中なんでも思い通りに行くもんじゃないぜ。イ・ラ・マチオ?どういう意味ですか?
平日夜、新宿のお見合いパーティに足を運んだ。趣味・特技欄にはしっかり「イラマチオ」と記入し、余ったスペースは空白に。余計な情報を埋めると気づいてもらえないリスクがあるからだ。
3分間の回転寿司タイムスタート。さて、イラマ願望のある女の子はどれだけいるかな。ていうか、そもそもイラマチオって言葉を知ってるかな? (●……スズキ  ○……女の子)
最初はスノボが好きという25才の女性だ。イラマチオ、気づいてくれるかな。
●僕はスノボぜんぜん行ってないんですよ。趣味ってほとんどなくて。
○あの…(趣味欄のイラマチオに気づく)
●はい?
○これは…どこまで本気なんですか?(指をさしながら)
●あ!そうそう、趣味ってこれくらいなんですよ。
○いや、本気ですか…。
●もしかして、わりと興味ありって感じですかね。
○…信じらんない。
●でも、今って結構こういうの好きな女性増えてるみたいなんですよ。
○いやあ…信じらんないですね。
目の前のカードに書かれたイラマチオの文字に「信じられない」を連発し、目を丸くしていた。細身のショートカットで、小さいリス系の顔をした女の子だ。こんなコの口に嗚咽させながらチンコを出
し入れできたらどれだけ楽しいだろうか。
●おねがいします!
○…あっ!
●どうしましたか?
○あー!わたしこういうの好きなんですよ!(趣味欄のイラマチオを指差す)
●え?どういうことですか?
○こういうノリ、好きです!好き好き〜!
●イラマチオのノリ、ですか?
○あっはっはは!ちょっと!それ言わないで!
●え、でもイラマチオ好きってことですかね?
○だから! ちょっとヤバい! 言わないでそれ、笑っちゃうから! あっはっはは!
●イラマチオってそんなにおもしろいですかね…。
○やめてって! なにこの人! やばい!あははは!
まるで「イラマチオ」という言葉が彼女を笑わせる呪文であるかのごとく、この言葉を発するたびに大声で笑っていた。これまで、多くのイラマチオを繰り返してきて頭がおかしくなってしまったのだろうか。フリータイムで聞いてみよう。ツインテールの巨乳ちゃん。顔はちょっと崩れてるけど、こういうブスこそイラマチオで征服してやるとたまらないんだよな。
●単刀直入に言っていいですか?
○はい、なんでしょう。
●お姉さん、めっちゃ巨乳ですよね。
○あはは!そうですね!(表情が明るくなる)
●お姉さんのおっぱいを揉みたくない男がいたとしたら、それはウソですよね!
○ぶっちゃけすぎですよ〜!でも、こっちも正直に言ってくれた方が嬉しいんですけどね!
●お姉さん、さてはノリいい感じなんですね!でも、おっぱいよりぼくはこういうのが好きなんですよ(イラマチオの文字を指さす)
○えっ…。
●どっちかっていうとSなんで、責めるほうが好きなんですよ。
○いや、これはないですねマジで。(急に早口になる)
●あ、意味わかりますよね?
○…。
●されたことありますか?
○いや、これはちょっと違いますね…。
下ネタのノリはよかったのだが、イラマチオだけは例外だったらしい。たまにこういう一貫性のない女っているんだよな。清楚系のお嬢さんだ。こういうコにかぎって長くつきあった年上彼氏にがっちりイラマ調教されてたりするもんなんだよな。
○趣味は…イ・ラ・マチオ?どういう意味ですか?
●えっと…彼氏と付き合ってたときって甘えるタイプでしたか?
○はい。甘えるタイプですね、完全に。
●じゃあSかMかで言えばMだ!
○そうですね、私完全にMですね!
●そしたらイラマチオはわかるかもしれませんね。ていうかやってるかもですね。
○…はい?
●エッチのときにおちんちんを女性の喉の奥に突っ込むことを言うんですよ。
○え?
●なんていうんですかね、フェラチオの激しい版、みたいなかんじですね。
○え? え?
●あ、フェラチオはもちろん知ってますよね?
○え? えっ…?
この反応、本当にイラマ経験無しなのかもしれないな。期待薄だ。健康的な小麦色に日焼けしたナースさんだ。今日のパーティは仕事終わりだと言うし、こりゃあ欲求不満だろうなあ。今夜はめちゃめちゃに責めてほしいんだろうなあ。
○カードちょうだいしま〜す!
●よろしくお願いしまーす!
○あの〜。
●はい、なんでしょう。
○このなかにひとつだけ触れたくない箇所があるんですけど(真顔で)
●え? なになに?
○おかしくないですか? ひとつだけ。
●え? ああ、ちょっと埋めてない箇所とかあるんですよね。
○ちがくって。これ、趣味の欄なんですか?
●ああ、ボクこういうの(イラマチオ)が好きなんですよ。
○いやあ、これはおかしくないですかねえ。
●それは、お姉さんがSってカンジだから
ですか?
○いや、これはなんで書いたんですか? 
おかしくないですか?
●え、これはけっこう素直な言葉ですよ。
○いやいやこういうの書くんですか? おかしくないですか?
●うーん、ウソついてもしょうがないですからねえ。
○ちょっと私にはわかんないですね、ごめんなさい。
欲求不満ナースといえど拒否反応を示すこともあるようだ。はい、次いこ。ざっと互いのプロフィールについて話し合ったところ、住んでるところも近いし、年齢もタメ。共通点が多くて親近感を覚える。
●なんだか、ボクたち同じところ多くないですか? 家も近いのはビックリですね!
○そうですね〜! でも…ここ(趣味欄)にイラマチオって書かなければいい人なのに。
●え?イラマチオだめですか?
○いやあ…。
●じゃあ、そこが違うだけであとは似た者同士っていうことですね!
○うーん、そうですね。
●そしたらたぶん、実はイラマチオのことお姉さん好きだと思いますよ。ここまで一緒だったらたぶん趣味もおんなじですって!
○いや、それはほんっとに違いますね。
かなり近い場所にいるはずなのに趣味だけ違うだなんてあまりに残念である。アパレルで働く30才の瀬川瑛子似の巨乳さんだ。早く脱がせて彼女の喉ちんことマイちんこを突き合わせたいものだけど。
●お姉さん、SかMで言ったらMじゃないですか?
○そう!完全にMですね。
●ああ、けっこうドMなかんじなんですね!
○そう!そうですそうです! 
●じゃあ僕はSなんで、絶対気が合いますね!こちらは責めるのが専門なので!
○あはははっ! 素直すぎですよ〜!
●そしたらイラマチオとかやってた?
○(一瞬の間)…あはははっ! 秘密です〜。
わかりやすいほどのドMっぷりだ。最後は、ちょっとはぐらかされちゃったけど。もっと話せば、さらにドMトークが期待できる。チェックだな。他の人の話覚えてないですよ!
回転寿司タイム終了後のフリータイムでは、イラマに過剰リアクションした小リスちゃん(2人目)と瀬川系ドMちゃん(7人目)の2人をターゲットに据えることにした。まずは瀬川ちゃんだ。
「さっきはどうも!」
「あーおつかれさまです!」
「さっきもっと聞きたかったことがあるんですけど、どれくらいMなんですか?」
「うーん、どれくらいだろう?」
「じゃあ今まで付き合ってきた彼氏って全員Sっ気がありました?」
「あ!それはそうですね〜!」
「あはは!やっぱりそうなんだ!」
ノリもいいし、さきほどはぐらかされたイラマチオトークの続きをしようか。
「もう、縛られちゃって、みたいな?」
「いえいえ、そういうのはないですけど!フフフフ」
「でもさ、Sの男ってフェラチオすっごく好きじゃない?」
「あー!最初の彼氏のときはいっぱいやらされました!」 
「そうそう! そういうの! イラマチオみたいな、SMチックなプレイってやってたでしょ?」
「う〜ん、あったのかなあ?」
こんな調子で、フリータイムでは終始SMの話しかしなかった。この会場内でもっともスケベな会話を交わした自信があるぞ。次はイラマという言葉が大好きな小リス系のナナコちゃんだ。
「なんかお姉さん、めっちゃ楽しそうに笑ってますよね」
「だってヤバいですもん!今日話したなかで一人だけ書いてること違いすぎて、他の人の話覚えてないですよ!これってヤバくないですか?あははは!」
なんと彼女、目まぐるしく進んだ回転寿司タイムでは「イラマチオ」以外にほとんど交わした会話を覚えていないというのだ。おそるべし、イラマ力!ていうか、そんなんで結婚できんのかよ?
「マジでノリいいよね!で、イラマ好きなんでしょ?今日このあとイラマトークの本編やろっか!」
「今日友達と来てるんでそれできないんですよ〜」
仕方ないので、彼女とはLINEだけ交換して後日会うこととなった。結果、オレは巨乳の瀬川さんとカップルが成立した。イラマチオをするためにホテルに向かっているのだ
SMトークでがっつり盛り上がった彼女とパーティ会場を出る。右隣でゆっさゆっさと揺れる巨乳を眺めながら、適当に近くの居酒屋に入った。話題の中心はもちろん彼女の責められエピソードだ。
「ロウソクとかありました?」
「だから〜、そういう道具使ったのはないですって〜!」
「でもさ、ガンガン突かれたりするのはキライじゃないんでしょ?」
「……」グラスを見つめたまま無言になってしまった。
「ちゃんと言ってごらんよ」
少しSっぽい態度を出して言ってみた。
「じゃあ、手を抑えられてエッチはあるでしょ?」
「……」(こくりとうなずく)たまらず、2本指を突き出した。そしてそれをそのまま彼女の顔の前に持っていった。指フェラをさせたくなったのだ。
「どこまで入ったらフェラで、どこからがイラマチオかわかる?」
「え〜! わかんないよ〜!」
「だってさ、それぞれの喉の距離によって定義が違うでしょ?」
「う〜ん…」
「ちょっとこの指でやって見せてよ」
唇を開かせて指を入れる。「え〜!」と、抵抗していたように見えたが、彼女はハムっと2本の指を飲み込んだ。さっすがドM!暖かい唾液が指を包み込む。
「ん〜! ん〜!!」
バタバタバタとこちらの肩を叩く。そろそろキツいってことね。中で回していた指を抜くと、ポツリと彼女がつぶやいた。
「だからこういうのってキツいんですって〜」
やはり、何度も経験済みらしい。指イラマを終えたいま、あとやるべきことは本物のイラマチオ以外になかろう。ドリンクは半分以上残っていたが、すぐにホテルに向かうことにした。
おそらく、これまでのお見合いパーティルポ史上最高の状態で店を出たと思う。ホテルへ向かう間、一切の会話がない。そこには、これから我々はイラマチオをするためにホテルに向かっているのだという強い意思があった。荷物を置き、すぐにベッド上にくつろいだ。
「クーラーぜんぜん効かないから脱いだほうがいいね」
ズボンとパンツをまとめて脱ぐと、彼女も自分から上着を脱ぎ始めた。…って、まだキスすらしてないというのに!互いに下着姿になったところで、前から決まっていたかのようにようやくキスを交わした。右手を腰に回し、左手を乱暴にブラのなかに通す。すでに立っている乳首が確認できる。
「ンフッ、ンフッ!」と、早くも荒い吐息が漏れ出している。オーソドックスなセックスの場合、このまま服を脱がせてクリタッチにでも移行するのだろうが、イラマチオで意気投合した今回は、その流れはありえない。パンツを下げ、すでにいきり立ったチンコを口の方へ持っていった。
「んんっ! んんんっ…!」
亀頭からサオまでをゆっくりと喉に沈め込んでいく。
「ほら、もっと口開けて!」
「んんんんん〜!」
目を閉じて苦しそうな表情を見せる瀬川さん。口のなかでさらに膨張したペニスを喉に向かってゆっくりと押し込む。
「んんんんんんんんっ!!!」
声が大きくなったポイントで、喉の深い位置に亀頭が達したことが確認できた。
「ほら、ちゃんと動かして」
閉じていた目からうっすらと涙がこぼれている。滴る涙から、ついに本物のイラマチオに遭遇できた彼女の歓喜の姿を感じ取ることができる。いやあ、Mってエロいなあ。唾液まみれになったチンコを引き抜き、そのまま濡れたマンコにあてがう。ゆっくりと、なにも言わずともチンコは飲み込まれていった。
「うううんっ!ううんっ!!」
激しく腰を動かし、本人が望む最高のかたちでセックスを終えた。
「ぶっちゃけ、ご飯食べてるときからこういうこと少し考えてたでしょ」
グッタリとしながら、満足げにうなずいた彼女の表情がとても印象的だった。
「喉におもいっきり入れてやるよ」
小リス系のナナコさんとはパーティ当日からLINEを交わし、2日後、互いの仕事終わりに会う運びとなった。すでにLINEで「ヤりたいならさっさとヤってバイバイね〜!」などノリのいい会話を交わしていたので今夜も楽しみで仕方がない。おもいっきりのどチンコに突き刺してやろう。当日、新宿で待ち合わせし、居酒屋で乾杯しながらあらためてイラマチオトークだ。
「最近エッチしたのっていつ?」
「元カレと別れたときだから1カ月くらい前かな?」
「元彼ってどんな人だったの?」
「すっごい忙しくてね、土日しか会ってくれない人でさ、毎回ホテルに泊まって朝にバイバイみたいなカンジだったね〜」
それが3カ月くらい続いたあと、仕事が忙しくなったという理由であっさり振られたという。それってどう考えてもセフレの関係だ。
「ずっとフェラ、みたいな?ていうかイラマ、みたいな?」
「あははは!でもフェラはけっこうしてた!」
「フェラって男性を征服した気分になるからイイっていうコがいるんだけどさ、イラマチオは完全に男が主で女が従になるところが革命的だよね」
「あ〜!わかるかも。フェラってやってるとき自分の支配下にいるって思うもん!イラマはなにも考えられないからな〜」
言い慣れたように「イラマ」と口にするナナコさん。そのイントネーションは「イ」にアクセントが置かれているのではなく三文字がフラットに読み上げられる若者の「シブヤ」というイントネーションと一緒だ。終始下ネタしか話さない我々はチンコのサイズの話題になった。
「そうそう、でっかいチンコってやっぱフェラに苦労するんでしょ?」
「う〜ん、どうだろ?でもそこまで困ったことないかな?」
ここで、ナナコさんの細い手首を握った。
「おれの勃起時はこれのふた回りくらい大きいカンジかな。これを息が止まるくらい喉におもいっきり入れてやるよ」
「え〜!それマジで窒息死だよ〜!あはははは!」
こんな調子で、居酒屋でセックスの前座のような会話を展開したこともあり、店を出てからはスムーズに歩いてすぐのホテルに入った。肩に手をかけ、向かい合ってキスを試みようとしたところ、ナナコさんに制止されてしまった。なに?ダメなの?
「シャワー浴びてから…」
風呂からあがり、軽くタオルで身体を拭き終えたナナコさんが出てきた。ベッドでくつろごうとするが、それは許さない。
「口、入れて」チンコをそのまま、唇に持っていくと、無言でこれをあっさりと受け入れた。
「ヌプッ!ヌプリッ!」オレが仁王立ちし、座った彼女がチンコをほうばる構図だ。
やがて勃起に至ると「ズボズボッ!」と、教科書通りのフェラ音が聞こえてきた。そろそろだろう。うなじの上の部分を手で押さえ、こちらへ引き寄せる。一気に唾液の分泌量が増えるのがわかった。喉奥の粘膜とこちらの亀頭がぴったりとくっついた理想的なイラマチオのポジショニングである。そのまま小刻みに腰を動かし、喉奥がつくりだした人間オナホの肉感を堪能する。
「んっ!んーっ! !」
ズブズブというフェラ音と悲鳴のような声が重なり、陵辱という言葉が相応しい状況となる。
「あっ!あうっ!」
仁王立ちから仰向けになったオレのチンコをふたたび咥え出すナナコさん。指示なしで自らチンコを懸命に咥える態度はさすが生粋のドM体質だ。つむじ部分をおさえ、ここでも喉の奥にチンコを押し込む。上下に手を動かすたびに「ズブリ、ズブリ」「ゴボ、ゴボ、ゴボ」とイラマ音が響く。
それから3分後、急激に襲った快感のせいで彼女の喉奥で絶頂を迎えてしまった。
「あー、ていうかずっとイラマだったねえ」
口から精子を出し終わった彼女は、あれだけのズブズブもなんのその、といった表情だった。

心理学を考慮したナンパ・初対面の女性に効果的な上手い口説き方を試してみる

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高層ホテルのバーで、男がおもむろに部屋のカギを女に差し出し、
「今日、この下に部屋を取ってるんだ」。今回はコレをやってみたい。女ってのはこーゆーのに弱いのだ。お見合いパーティの女あたりをなんとかバーに連れて行きさえすれば、即マンってことになりますな。さっそくホテルを予約することにした。オレは新宿西口のお見合いパーティが行き付けなので、ホテルも新宿にしよう。もちろん、有名ホテルのほうが女ウケはいいはずだ。ぱっと思い浮かぶのは、三角屋根の『パークハイアット』だが…。電話で問い合わせてみる。
「今週末泊まりたいんだけど、一番安い部屋っていくらです?」
「スタンダードタイプで、一泊7万5千円になります」何だその料金は! 他を当たりましょう。
しかし『ヒルトン』と『京王プラザ』も、共に一泊3万オーバーだった。有名ホテルってのはスゴイ世界ですなぁ。残るは、『小田急センチュリー』というホテルだ。場所は新宿駅南口、高島屋の線路を挟んで向かい側だ。
「もしもし、今週末に泊まりたいんだけど、一番安い部屋っていくらくらいです?」
「一泊1万9千円になります」
 ギリギリ手の届く金額だ。
「バーはありますか?」
「はい、ございます」
23階に、バーとフレンチレストランがあるようだ。小田急センチュリー。良さそうじゃん。センチュリーってネーミングの響きもいいし。よし予約しよう。
当日の土曜、朝。新宿西口のお見合いパーティ会場へ。せっかく高層ホテルに出かけるのだから晴れて欲しかったが、あいにくの曇天だ。
本日最初のパーティは「午前11時スタート」回だ。最初の自己紹介タイムでは、ひとまずホテルの話は一切出さず、普通に女たちと挨拶していく。プロフィールカードにケーキやクッキーのイラストを描いている38才が気になった。
「絵上手ですね」
「あははっ。ちょっと頑張って描いてみました〜。お菓子作るの好きなんで〜」
イイ歳こいてカワイ子ぶったこのキャラ、狙い目だと見た。過去50回以上パーティ経験があるオレの直感でピンときたんだから間違いない。
「ぼく、結婚相手にするなら、お菓子作れる女性とかいいなぁと思ってたんですよ」
「お上手ですね」
「いやいや、ほんとですって。ほら、ぼくの番号メモっといてくださいよ」
昼1時、パーティ終了。狙い通りお菓子作りちゃんとカップルになった。では誘いましょう。一緒に会場を出たところで、切り出した。
「よかったら、お茶でも飲みませんか?」
「あ、はい」
「オススメのバーラウンジがあって。センチュリーホテルに入っている店なんですけど」
『小田急』という冠はあえて外した。なんとなく野暮ったいんで。
「南口のほうなんですけど」
「ふーん。南口って遠くないですか?」あれ? 予想外の反応だ。「センチュリー」なんてカッコイイ名前のホテルだし、当然食い付いて来ると思ったのに。
「…じゃあ、タクシーでさくっと行きましょうよ」
とりあえず車道に出てタクシーを止めた。ところが、彼女の表情が冴えない。
「そのホテルにどうしても行きたいんですか?」
「まあそうだねえ」
「…うーん」
もしかして部屋に連れ込まれるとか思ってる?まあそのつもりなんだけど。
「すみません。私、この後ちょっと予定があるんで、あんま時間ないし、また今度でいいですか?」
なに警戒してんだよ? 
駅前でお菓子作りちゃんと別れた後、腕時計を見た。しょうがない、もっかいパーティに出席だ。急いで戻った会場では、ちょうど「午後2時スタート」回が始まろうとしていた。さっきみたいなヘンな女を引くのはもう勘弁だ。今回はプロフィールカードの『カップルになったら行きたい場所』欄に「高層ホテル」と書いておこう。「自己紹介タイム」で、3番の女性がオレのイラストに食い付いてきた。「高層ホテルってチョイスが面白いですね」
「じゃあ、よかったらこの後一緒にいきますか?」
「うん、まあ、はははっ」
笑って誤魔化されたが、狙ってみたい。3番の中島さん。ロックオンだ。フリータイムで、例のごとく「ぼくの番号8番なんでメモっといてよ』と猛アピールし、かくして結果発表である。
「男性8番と女性3番。おめでとうございます」
やっぱオレってパーティのプロだな。先に会場の外で待つこと3分、彼女がやってきた。
「おまたせしました」
「じゃあ、お茶でも飲みに行きませんか。オススメの店があるんですよ。センチュリーホテルに入っているバーラウンジなんですが」
「センチュリーホテル?」
「南口のホテル、タクシーで行けば近いですよ」
「はぁ…」
彼女は何だかよくわかってなさそうな表情である。建物が思い浮かばないんでピンとこないのかな。とにかく行きましょう。タクシーに乗ること5分、ホテルに到着した。オレ自身も実際に来るのは初めてだ。スタスタとエレベータへ。到着した23階は、広々としたガラス張りのフロアだった。手前に
バー、奥にレストラン。なかなかシャレた場所だ。バーに入ろうとすると、彼女が言う。
「そう言えば、私、お昼食べてなくて。レストランのほうでもいいですか?」
別に構いませんよ。レストランで互いにハンバーグ、サラダバーを注文する。
「この店、知り合いがシェフをやってるんですよ」
ジャブがわりにキザなトークをかましてみた。
「晴れてれば景色がよくて、新宿が一望できるんだけどなぁ」
「そうなんですか。でも、十分ステキですよ」
ステキなんて言ってくれた。もうこっちのペースになってるんじゃね?かくして1時間ほど他愛もない会話をし、食後のコーヒーが運ばれてきたタイミングで切り出した。
「ぼく、ちょっと先に会計してくるんで」
「あ、すみません」
レストランの入り口で会計を。そしてフロントへ。
「仙頭です。チェックインをお願いしたいんですが」
カードキーを受け取った。これがないと始まらない。
席に戻ると、彼女はすでにコーヒーを飲み終わっていた。
「お待たせお待たせ」
「いや、大丈夫ですよ。じゃあそろそろ帰ります?」
「いや、まあ、そうだけど」
では本番だ。カードキーをすっと差し出す。
「今日、このホテルに部屋をとってるんだよ」
キマった。キザだね俺って。
「取ってるって? 仙頭さんが?」
ポカンとしている彼女。
「泊まるってことですか? いつ取ったんですか?」
何て答えよう。さすがに「今キミのために取ってきたよ」はキモイし。
「ぼく、休日をホテルでよく過ごすんですよ。今日はたまたまその日で。たまたまお見合いパーティーに行って」
よーわからん話だが、彼女はウンウンうなずいている。
「よかったら軽く、部屋をのぞいて行きなよ」
「じゃあ、まあ、ちょっとだけ」
わお!即答したじゃん!部屋は26階だ。エレベータに一緒に乗るうちに、何気に股間が熱くなってきた。ホテルの個室に大人の男女が2人っきりになるってことは、いろんなことが起こる可能性がある。中島さんも大人だし、当然それはわかっているはずなのに、即答した。もしかしてヤル気マンマンなんじゃね。
「どうぞ入ってよ」
部屋はこれといって特徴のない普通のシングルルームだった。中島さんが中に入り、窓際に立つ。
「…こんな部屋なんですね」
「景色いいでしょ? まあゆっくりしていってよ。ベッドに寝転がってもいいし」
「……それは」
んん?ビミョーに緊張した表情になった。中島さん、何かそわそわしてんじゃん。これからの展開を想像してるのかな。ここはリードしてやるか。彼女のそばに立って窓の外を指さす。
「あそこ見て。新宿南口の工事ってずーっとやってるよね」
「そうですね…」
外を眺める彼女に顔をすーっと近付け、キスをしようとした瞬間、さっと逃げられた。
「びっくりした! ちょっとそういうのは…」
「ごめんごめん」
「いや、あの、私はそろそろ」
彼女がカバンを持ち直した。表情も口調も明らかに冷静だ。何だこの態度。本当に部屋を見に来ただけなの?意味がわからないんだけど。覆い被さろうとしたが、彼女はささっとドアのほうに小走りに向かう。「じゃあ、帰りますんで」そのままドアを出て行ってしまった。
中島さんが部屋を出ていき、ガチャリとドアがしまった瞬間、ベッドにバタンと倒れこんだ。何でこうなるの。窓の外のドコモビルの時計が見えた。時刻は5時半。んー、今からなら「6時スタート」回のパーティに間に合うな。行こっか。なわけで本日三度目の会場へ。夕方になったせいか、女の数がけっこう多くなっていた。あれ?女たちの中に、先ほどの「午後2時スタート」回で見かけた女性がいた。たしか、名前は岡部さん。かなり真面目な雰囲気の方だったが…。『自己紹介タイム』で、彼女のほうから声をかけてきた。
「あの、さっきもいましたよね?カップルになったと思いましたけど」
「…いや、まあそうですね。まあ、お茶をちょっと飲んだら何か違うかなと思って」
何だかバツが悪いなあ。
「おねーさんこそ、また2回目ですよね」
「はははっ。2時のに出てその後ゴハン食べて帰ろうと思ったんだけど、何となく来ちゃいました」
ふと、彼女のプロフィールカードの欄に目が留まった。年齢が書いてないな。
「ちなみにおねーさん、いくつです?」
「…36です」
「ふーん、同い年かぁ…」
三十半ばの女性、いろいろ焦りはあるんだろうな。日に2回もくるほどがっついてるなんて、ある意味狙い目かも。
「じゃあ、お互い2回目ってことで、カップルになりませんか?」
「はははっ」
「こうして出会えたのは何かの縁だし」
「まあねえ」
「そうだ、南口にいい店があるんですけど、そこに行きませんか?夜景が見える高層ホテルのラウン
ジがあるんだけど」
「夜景ですかぁ…素敵ですね」
ボソリとつぶやく岡部さん。何だか興味をもってくれてそうじゃないか。
午後8時半。センチュリーホテルのフロントでは、ジャズバンドが生演奏をしており、昼間よりもグっと落ち着いた雰囲気だ。
「いい場所でしょ?カップルになってよかったでしょ?」
「そうですね」
岡部さんはうれしそうだ。バーに入る。窓際のソファ席に向かい合って座った。
「こんなシャレたところがあるんですね」
彼女にメニューを開いて渡してやる。
「今夜はぼくが奢りますんで。何でも食べてくださいよ」
「ほんとですか? じゃあいただいちゃおうかな」
彼女は嬉しそうにメニューを開き、一番安いハヤシライスだけを選んだ。
「飲み物は何にします?」
「じゃあハーブティーを」
酒じゃないのか。控え目なキャラが出てますな。こんなムーディな雰囲気なのに。
「岡部さんって職場ではなんて呼ばれてるんですか?」
「岡ちゃん」
「じゃあ、ぼくも岡ちゃんって呼びますよ。同い年だし堅っ苦しいのもアレだし」
少しづつほぐしてやろう。と、彼女が照れ臭そうに言い出した。
「でも、私、もうすぐ誕生日になるんで」
「そりゃおめでとう。いつ?」
「明日」
「明日?」
マジか?なるほど。誕生日を一人で迎えたくないって事情があったんだな。ふむふむ。すかさずポケットからカードキーを取り出し、差し出した。「実はぼく、今日、部屋をとってあるんだ」
「えっ?」
彼女が固まった。そりゃそうか、自分の誕生日の前夜にこの展開、本当にドラマみたいだもん。
「休日をここで過ごそうと思っていたんだよ」
「そうなんですか」
「ゴハン食べ終わったら、部屋に寄ってよ」
「あ、はい」
決まった。これはいけるでしょ。バーの会計をし、エレベータで部屋へ向かう。ドアを開け、岡部さんの背中をぽんと押した。
「どうぞ」
「あっ、はい」
彼女は一瞬びくっとしてから中に入る。やはり照れてるようだな。そもそも真面目な方だし、酒も入っていないし。夕方の彼女のようにガツガツ行くと逃げられるかもしれない。
「岡ちゃん、こっちおいでよ」
 彼女を窓際に立たせ、オレはうしろに回ってぽんと肩に手をおく。
「夜景がきれいでしょ。まぁ曇ってるけど」
「はい…。とてもいいと思います」
「なんでここで敬語なの。ほれ、もっとリラックスリラックス」
肩を揉み揉み。彼女が窓に映ったオレの顔をじーっと見つめてきた。おっ、この雰囲気は…。そのままモミモミモミ。さあ、これでスキンシップは十分かな。
「あの…」
 彼女が口を開く。
「ん?」
「ありがとうございました。じゃ」あれ、どこ行くの? そのドア、お風呂じゃないよ、出口だよ。
「それじゃ、ごちそうさまでした。失礼します」
夜11時半、言わずもがな、今日はもうお見合いパーティは終了済みだ。惨敗だ。今夜、オレは一泊2万円のオナニーをするのか。ダセーな。仕方なくナンパ目的でホテル周辺を歩き回ること小一時間。路上で、四十代前半らしきオバさんを見つけた。
「おねーさん、ちょっと」
「何? ナンパ〜? あんた誰〜」
けっこう酒が入っているオバさんをすぐそばの居酒屋に連れ込み、ウーロン杯で乾杯。さっそくカードキーを取り出した。
「ぼくさ、そこのセンチュリーホテルに部屋取ってんだけど」
「はぁ? 泊まれるとこ?」
「そうそう。よかったら寄っていかない」
「うん、いいよー」
ありゃま。簡単じゃん。激しい一戦後、なんでそんなに軽くついてきたのか聞いてみたら、
「電車ないし、家帰るの面倒だったしぃ」
部屋取ってるんだ作戦は、終電後の女に効くのかもしれません。

絶対成功するナンパの声かけのやり方が発見される

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先月号のマー君企画、「深夜のファミレスおひとり女」の中に、重要なテクニックがあったことにお気づきだろうか。声かけの口実として、読売新聞の四コマ漫画『コボちゃん』の、オチが難解な一話を小道具に使ったのだ。これ、意味わかりますか、と。それによって、ファミレスという普通はなかなかナンパしにくい場所でも、ほぼ全員ともののみごとに会話がスタートしたのである。
今回は、ナンパに不向きとされる場所でこの手法を使い、コボちゃん声かけの有効性を立証したいと思う。使うのは上の4コマだ。一見、オチの意味がよくわからないだろう。考え始めると余計にわからなくなるかもしれない。答えは、コンセントのマークが土俵に似ていたってだけのことだけれど。
この、一瞬「ン?」となるところがミソで、だからこそ女の子とわからない者同士の一体感が生まれて会話につながるのだ。では、実際の新聞にこれを貼り付けて出発!
誰もが声をかけたくなるけれど、どうにもナンパしにくい相手として、まずはファッションビルで買い物中の女が挙げられる。オシャレさんで可愛いんだけど買い物してるとこに声かけても迷惑だろうしな、と思いがちなターゲットだ。でもコボちゃんがあれば…。
いざ新宿東口の「ルミネ」へ。女服のフロアでエレベータを降り、ずんずん歩いていく。誰を選ぶか迷いますな。よし、あのかわいコちゃんだ。カバンから新聞を取り出して近づいていく。
「あの、ちょっと聞いていいですか?この漫画なんですけど」
「はぁ…」
「オチがわけわからなすぎて、誰かに聞きたくなって。ちょっと見てもらえませんか?」
さらにぐいっと突き出す。おっ、受け取ってくれたぞ。
「わかります?」
「うーん。コンセントかぁ…」
「さっぱりでしょ?」
「テレビだから電気…」
「電気ねぇ」
「…電気は関係ないかぁ」
彼女は首をかしげてニヤニヤ笑い出した。
「難しいでしょ?」
「そうですね」
声に警戒心がない。さすがはコボちゃん。ものの10秒で懐に入り込んだぞ。
「でも四コマ漫画なんだし、オチはあるはずなんですよ」
「気になりますね」
「でしょ? たぶんおねーさん、買い物に集中できなくなりますよ」「はははっ」
スムーズな流れだ。タイミングを見計らって話題を変えてみる。
「今日は何を買いに?」
「まぁ春モノとかを」
「水色のトレンチコートとか似合いそうですけど?」
「はははっ、水色はさすがにちょっと派手ですよー」
ウケてるウケてる。やっぱり出だしがスムーズだと反応がいいですなぁ。
「せっかくだし、下のスタバでお茶でもおごらせてよ」
「じゃあ、まあ少しだけなら」
ほい来た!スタバでの会話は省略する。大切なのは、およそ30分後、オレのLINEに彼女が登録されたという事実だ。これだけで十分でしょ。お次はファストフード店に向かおう。客のまばらな真夜中ならまだしも、日中の店内はなかなか声をかけにくいものだ。
西武新宿駅前のマックへ。カウンター席でいかにもヒマそうに携帯をイジってるコを見つけた。コーヒーを買って隣に陣取る。カバンから新聞を出し、彼女のほうにスーと差し出す。
「あの、この漫画ちょっと見てもらえません? オチがわかんなくって」
彼女がコボちゃんをのぞき込む。
「どこが面白いのかさっぱりなんですよね。おねーさん、わかります?」
しばらくじーっと眺めた後、彼女の顔がふっと上がった。
「これ、コンセントの突っ込むところが土俵っぽいからってことなんじゃないですか?」
 キミ、やるねー!
「なるほどコンセントかあ。よくわかったね」
「まあ何となく」
「頭柔らかいねぇ。感心するよ」
彼女は照れ臭そうに笑っている。しめしめ。
「おねーさん、もしかして、クリエイティブな仕事とかしている感じ?」
「いやいや、普通のバイトなんで」
「というのはお昼の顔で、夜の顔はコントのシナリオ書きとかでしょ?」
「はははっ。お昼は学生、夜は居酒屋バイトだし。ていうか、今日もこれからバイトなんで」
おっと、牽制されたかな。いや、でも今日は即ホテルとか狙ってないし、いいってことよ。
彼女のバイト話なんかをダラダラしゃべることしばし、頃合いを見計らって切り出してみる。
「今度、お店に行かせてよ。ていうか、LINE教えといてよ」
「あ、いいですよ」
2連勝です!次はぐいっとハードルを上げよう。マンガ喫茶だ。マン喫にきている女は100%ヒマをしている。上手く声をかければ、
「じゃあ個室で一緒にマンガ読もうよ」となってもオカシクない。でも、その上手い声かけがわからずにどれだけ悶々としてきたことか。さあ、コボちゃんの出番ですよ!
やや個室が広めのマン喫に入り、マンガの棚に向かった。島崎和歌子似のコがいる。おひとり様かな? あるいはカップルシート組?新聞を持って近づいていく。
「あのー。ちょっとこれ見てほしいんですけど」
声をかけた瞬間、彼女が固まった。
「この4コマ漫画なんですけど」
「コボちゃん?」
「そうそう。オチがさっぱりわからないんですよ」
ぐいっと突き出す。彼女は受け取ってじーと眺め、ニヤっと顔をあげた。
「ぜんぜんわからないです。でも、ちょっと頭に浮かんだことがあるんで言っていいですか?」
「ぜひぜひ」
「コボちゃんの下に連載コラムがあるじゃないですか? 第11回って書いてるでしょ? その『11』って文字がコンセントの差し込み口っぽいというオチかなぁと思ったんですけど…。やっぱ違いますよね」
そう言って、彼女はケラケラ笑い出した。何かいいノリじゃん。
「おねーさん、発想力豊かですね。あ、マンガとかはどんなの読むんですか? よかったらお薦め教えてくださいよ」
「いいですよ」
そうこなくっちゃ。願ったり叶ったりというか、彼女はかなりマンガ通らしく、マンガを次から次へと詳しく解説しながら紹介してくれた。「ぼくの部屋に来ませんか?」とどこで誘えばいいのかな。
10数分後、オレの手には彼女のお薦めマンガが何冊も抱えられていた。
「こんなにいろいろ紹介してもらってありがとう」
「どれも面白いんで、ぜひぜひ」
「あの、せっかくだから、感想もしゃべりたいし、よかったらぼくの部屋で一緒に読みませんか?」
「いいですよ」
なんと即答! 凄すぎる!島崎さんはいそいそと部屋に付いてきた。にしてもこのコ、どんな気分でやってきたんだろう。なにせ個室に男女が2人っきりだ。いろいろ考えないほうがおかしいし、そういう覚悟があるんだよね?ところが彼女にそんなふうな雰囲気はまったくなく、すぐにマンガに集中し始めた。ひとまずオレもお薦めマンガを読むか。と、中の一冊にエロいシーンがバンバン出てくることに気付いた。少しずつ攻めましょう。
「このマンガ、何気にエロイね」
「そうですかぁ?」
「ヤリまくってるしさ。男はぐっとくるよ」
「ははっ」
会話をさらっと流したい感じの軽い笑いが返ってきた。うーむ。今度は彼女がマンガを1冊読み終わったタイミングを見計らって声をかけた。
「このマン喫はよく来るの?」
「来ますよ」
「広くてキレイだけど、カップルがいろいろヤリそうだよね?」
「ははっ。そういう雰囲気の部屋たまに見かけますよ?」
話に乗ってきましたよ。チャンスだ。
「まあ個室に男女が二人っきりになったらいろいろあるのは自然かもね。てか、ぼくらもそうか」
じゃれる感じで彼女の肩をポンポン叩いてみる。ん? 何となく目が強ばってる。
「冗談だって冗談!」
何とか取り繕った。そうはトントン進まないか。その後も2時間一緒にいたのだが、これといってエロイことはできず、終了。別れぎわにLINEを交換してバイバイになった。帰りの電車でLINEが届いた。
「今日はありがとう。私はマン喫一人でよく行ってます、また一緒に行きましょう」
ま、上出来でしょ。まさにそのLINEを受け取ったときの電車で、隣の女から香水のいい臭いが漂ってきた。三十代後半くらいか。何だか神妙な顔をしているけどなかなか色気がある。そうだ。ここでもコボちゃん使っちゃお。電車でナンパなんて普段ならまずできないけど。新聞をすーと横に差し出すと、彼女がぎょっとこちらを見た。
「あっ、すみません」
「……」
「このマンガなんですけど。オチがさっぱりで。誰かに聞いてみたくて」コボちゃんをジっと見る彼女、わかるかな?
「子供がいて、お母さんがいて…うーん、なんだろう」
「難し過ぎるでしょ?」
「そうですね」
「でも、おねーさん、暗い顔してたから心配だったけど、ちょっとは気分晴れました?」
キザなことを言ってみたところ、彼女がふっと笑う。
「そうですね。でも、今度はそのコボちゃんのオチが気になって仕方ないけど」
つくづく4コマ漫画って敷居が低くてありがたいよなぁ。
「おねーさん、どこまで行くんですか?自分、今日はトコトンこれ考えるんで、よかったらどっか飲み屋で手伝ってくれませんか?」
「ほんとに? まあ、いいですよ」
深夜1時。吉祥寺の居酒屋に入ると、彼女はまずトイレへ入り、化粧をバッチリ直して戻ってきた。
「殿方と飲むときは気を付けないとね」
殿方とはまたおどけた言い方ですなぁ。まずは酎ハイで乾杯する。彼女の名前はミユキ。歳ははっきり言わなかったが、オレより少し上っぽい。
「それにしても、何をそんなに暗い顔してたんです?」
「まあいろいろと」
「いろいろって何?」
「それは言えないけど…」
しつこく聞いても口を開かない。どうせ男にフラれたとかそんなところかな。
「ミユキさんは、カレシはいないの?」
「…殿方とはもう十年以上付き合ったことなくて」
いい歳の女が十年以上も男と縁がないとストレスも溜まるのか、彼女は仕事のグチをこぼしまくった。
「でも今日、コボちゃんの話をしてく
れたのはちょっと楽しかったですよ」
「オチ、まだ気になってます?」
「なってますよ。もう一回見せてもらえない?」
「はいこれ」 
「うーん、やっぱ難しいね」
「はははっ。酒が入っても考えられます?」
「あっ、うん。私お酒強いんで大丈夫だから」
「じゃあ、今日はトコトン付き合ってくださいよ」
「いいよー」
いい夜になってきたぞ!午前4時。彼女の酎ハイがなかなか減らなくなった。頬もけっこう赤い。酒が強いってのは強がりだったみたいだ。そろそろ居酒屋を出ようと切り出すと、彼女はすんなり席を立った。
「ごめんなさい。私、手持ちが少なくって。ごちそうになっちゃう感じで」
まだ電車が走ってないのはわかっているはず。こりゃあもらったも当然だな。南口をフラフラ歩く。
「えー、仙頭君って、何でわたしに声をかけてきたの?」
「それは、コボちゃんのオチがわからなくって」
「でも、私じゃなくても、他にも人いたのに?」
「それはさあ、ミユキさんならわかりそうだったから」
何気に手をつないでみると、彼女もギュッと握り返してきた。何だか妙な沈黙になる。と、彼女が急に大きな声をだした。
「わかった!」
「なにが?」
「コボちゃん。あれ描いた人が間違って他のマンガとくっつけちゃったんだよ」
「んなわけないじゃん」
目の前に「ハーモニカ横丁」の路地が見えた。彼女の手を引っ張り、薄暗い路地の先でガバっと抱きつく。顔をすーっと近づけてキスをすると、ぬるりと舌が入ってきた。もちろんラブホに連れ込もうとしたのだが、それはムリと断られた。でも今回は、きっかけ作りとしてのコボちゃん作戦なので、これはこれでオッケーってことで!

女性ライターがハプニングバー潜入取材で乱交に突入

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ご存知の方もいると思うが、ネット上では女性ライターによる体験型のエロ記事をちょこちょこと見かける。ハプニングバーの潜入記事などはその代表格だが、それらを目にするたび、いつもおれは深いため息が出る。こうした企画に我々が期待するのは、ハプバー未体験のシロート女が、はじめは戸惑いつつも、やがて周囲のエロい雰囲気に興奮をおぼえ、最後は良心の呵責にさいなまれながら寄ってたかって男どもにヤラれまくる、そんな展開だ。ところが実際はどうか。女ライターはあくまで観察者として店内の様子を伝えるのみ、決してスケベの輪に加わろうとしない。のみならず、その姿勢からは、「こんな変態たちと一緒にしないで」という高慢な態度すら透けて見える。これが憤らずにいられようか。しょっぱい記事書いて気取ってんじゃねえぞ、腐れマンコどもが!四の五の言わんとチンポしゃぶって串刺しにされて来いや!同じ思いの男性は多いのではないか。そこで今回、その欲求不満を解消すべく、あるシロート女性をハプバーに送り込んで体験記を書かせることにした。人選にあたって重要なのは、ハプバー未体験であることプラス、普段からエロい事柄とは縁遠い、清純キャラであることだ。スレた女がハプったところで興奮などちっともできないし。思い当たる女性が1人いる。以前、本誌で連載していた「白馬の王子サマ」の執筆者、平井美加だ「白馬の王子サマ」は独身OLが本気で婚活し、将来のダンナ様を探し出すという内容で、残念ながら連載は、彼氏もできないまま最終回を迎えている。あれから丸6年、現在39才とやや歳は食ってしまったものの、マジメでHカップ巨乳という彼女のキャラは今回のプロジェクトに適任ではないか。さっそく連絡してみたところ、幸いなことに彼女はまだ独身だった。
「結婚してないどころか相変わらず彼氏もいないんですよ。めっちゃヤバいですよね。誰かいい人いないですか?」
「うーん、特にいないかなあ。ところで今日はちょっとお願いがあって電話したんだけど」
「なんですか?」
正直にハプバーに行ってくれなどと言えば、間違いなく拒絶するだろう。ここはぎりぎりウソにならない範囲で、口説くしかない。
「会員制の面白いバーがあるんだけど、おれとそこに行った後で、体験記を書いてほしいのよ」
「なんで私なんですか?」
「普通のOLさんの目線だとどう見えるか知りたいんだよね」
苦しい説明にもかかわらず、彼女は特に疑った様子もなく答えた。
「ふうん、なんかよくわかんないけど、今週末なら予定ないんで別にいいですよ」 
迎えた当日、夜10時。待ち合わせ場所に足を運ぶと、雑踏の中にひときわ胸の大きな女性が。美加ちゃんだ。黒のYシャツにチェック柄のズボンと、かなり地味な格好をしている。こうして我々は都内某所のハプバーへ向かった。ここから先は美加ちゃん自身のリポートを読んでいただくとするが、その前に彼女のプロフィールをあらためて。身長157センチ、Hカップのグラマー体型。顔は動物に例えるとリス系で、決して美形とはいえないが、どこか愛嬌のある雰囲気をたたえており、実年齢の39よりも5才ほど若く見える。飢えたハプバー客の目にとまれば、放っておかれないだろう。 
裏モノ読者の皆さん、お久しぶりです。私を知らない方ははじめまして。平井美加と申します。裏モノの編集さんから頼まれて、いまこうして原稿を書いているんですが、正直、あの日起こった出来事を書くことに強い抵抗を感じてます。なんであんなことをやってしまったんだろうという後悔が大きすぎて、押しつぶされそう…。書いてる途中で泣いてしまうかもしれませんが、とりあえず始め
てみます。 
編集さんに連れてこられたのは、見るからに怪しいお店でした。受付が終わると、すぐにSMの女王様みたいな格好をした女スタッフさんが現れたのです。Tバックのレザーパンツを履いてるのでお尻
は丸見えだし、いったい何のお店?と不安がつのりました。
「あの、この店って何するところなんですか」
「ん、だから会員制のバーだよ。ただ、ちょっとエロい客が多いんだけど」
「え、大丈夫ですか?私、変なことされませんよね?」
「平気平気。美加ちゃんが同意しない限り、何にも起きないから」 
同意って何?不安はますます大きくなっていきました。女王様ルックのスタッフさんが店内を案内してくれるということで、最初にやってきたのは地下のバースペース。すでにたくさんのお客さんがいたのですが、その7割は下着姿の男性です。続いて向かった上のフロアには、ソファがいくつか並んでいて、その一角に男性2人と若い女の子が座っていました。でもその彼女、全裸だったんです。しかもよく見たら、男性のパンツから飛び出たオチンチンを握ってる…。軽い悲鳴を上げる私に、女王様スタッフが笑って言いました。
「こういう店、初めてなんですか?だったらこっちに来てくださいよ。もっと面白いものが見れますから」
そう言って案内されたのは真っ暗な通路のようなところで、片側の壁には小さな窓がいくつかついています。何だろうと覗いてみた瞬間、思わず「あっ」と声が出てしまいました。窓の先は6畳くらいの部屋になっていて、そこに裸の男女が2組もエッチしてたのです。生まれて初めて見る他人のセッ
クス。動揺した私は編集さんの方を向きました。
「帰っちゃダメですか?こういうお店、ちょっと無理かも」
「安心してよ、美加ちゃんは何もしなくていいんだから。見るだけなら平気でしょ?これも一種の社会勉強だよ」
そんな社会勉強したくないけど、ここで帰ったら迷惑をかけそうだし…。いま振り返れば、この甘い判断が大間違いのもとでした。ここでとっとと帰っていれば、あんなことにはならなかったのだから。ひと通り見学が終わったあと、バースペースに移動した私たちは適当なテーブル席に腰かけました。スタッフさんが振舞ってくれたテキーラショットを飲みながら、あらためて周囲を見渡します。目立つのは男性客の多さですが、女性客もそこそこ目につきました。私服だったり下着姿だったり、中にはお店のコスプレ衣装を着た子もいて、とにかくみんな楽しそうなのが印象的です。知らない男性客が私たちのテーブルにやってきました。20代後半くらいの星野源に似た男の子です。
「すいません、お二人ってカップルさんですよね?」
私が口を開ける前に編集さんが答えました。
「知り合いですけど、カップルではないんです。だから別に気を遣わなくてもいいっすよ」
するとその男の子が会釈をして私の隣に座ります。何だかすっごく距離が近いんだけど…。
「このお店、よく来るんですか?」
「…いえ、初めてです」
「そうなんだ。もう誰かとハプりました?」
「え、ハプ…、なにそれ?」
「だから、もう誰かとセックスしたの?」
「…いやいやいや、そんなのしてませんよ。するわけないじゃん」
「へえ、そうなんだ…」
そう言うと、なにを思ったのか、彼はがらっと話題を変えてきました。自分は普段バーで働いているとか、少し前に彼女と別れちゃったんだとか、合コンで話すような世間話です。
「彼女と別れたから、こういうお店に来たの?」
「そういうわけじゃないけど、やっぱ刺激が欲しいじゃない。こういうお店は客の目的がはっきりし
てるから好きなんだよね」
「目的ってエッチだよね」
「そうだよ、オネーサンもエッチは好きでしょ?」
「嫌いじゃないけど、このお店みたいなノリは苦手かも」
「またまた〜。そんなエロい顔と体してよく言うよ」
そのときでした。彼が突然、私の胸をチョンチョンと指でつついてきたのです。
「え、ちょっとヤダ!」
ふと見れば、なぜか編集さんは私たちと少し距離を置いたところでニヤニヤと笑っていました。ここで、おれ、フジツカの視点から見た、入店から現時点までの彼女の様子をお伝えしたい。 
ハプバーに入った直後こそオドオドしまくっていた彼女だが、意外にも短時間で店の雰囲気に慣れてしまったように見受けられた。ヤリ部屋の様子を小窓から覗きこんだ際、「ヤダ〜」と言いつつも、うっすらと口角が上がっていたのだ。完全に拒絶したなら、ああはならないだろう。若い男性客に話しかけられたときも、表面上は楽しそうだった。結局、彼のボディタッチに恐れをなして逃げ出したが、あれは拒絶ではなく、単に久しぶりの性的アプローチに驚いただけなのではないか?突然のセクハラにビックリした私は、以後、編集さんのそばから離れないよう気をつけることにしました。こうしていれば、他の男の人に気安く話しかけられることもないと考えたのです。ただそれはそれで困ったことにもなりました。編集さんがやたらとお酒を勧めてくるのです。
「はい、美加ちゃん。ビール持ってきたよ。飲んで飲んで」
グラスが空になればすかさず、
「次は赤ワインでも飲もうっか」
とにかくこんな調子で、常にアルコールを飲んでいる状態でした。そこへ店員さんが定期的にテキーラショットを運んできたりするものだから、すぐに頭がボーっとしちゃって…。正直、このときはアルコールの力で少しリラックスするのもいいかなと思っていたのですが、いまは本当に浅はかだったと反省しています。編集さんが言いました。
「美加ちゃん、なんか楽しそうじゃん」
「はい、何か酔ってきたかも」
「だったらせっかくだし、コスプレとかしてみない?」
編集さんが店内の衣装コーナーから一着引っ張り出してきたのは、透け透けのキャミソールでした。え、こんなの恥ずかしくて着られないよ!
「そう?結構似合うと思うんだけど。これ着るとモテるよ」
「無理ですって。それにこんな店でモテたくありません」
「大丈夫、ほらほら着てみて」
「え〜本気ですかぁ?」
酔いが回ってムダに気が大きくなっていたとしか思えません。しぶしぶながらも衣装を受け取った私は、更衣室で着替えを済ませ、またバースペースに戻ったのです。
「おお、いいじゃんいいじゃん。超セクシーじゃん」
「…でもブラとパンツ透けてますよ。ヤバイですよね?」
「そんくらいがちょうどいいんだって。裸の子だっているんだし」
そしてまた、編集さんに渡されたワインをガブガブ飲む私。どうしようもないバカです。
深夜0時を過ぎたあたりから、お客さんの数が増え、店内の活気は一段と増しました。やっぱりこういうお店って、徹夜で遊ぼうという人が多いようです。そのうち、私たちのテーブルにまた見知らぬ男性客が近寄ってきました。歳は30半ばくらい。黒縁のおしゃれメガネをかけたちょっとポッチャリ体型の人です。
「どうも、一緒にお話してもいいですか?」
「どうぞどうぞ。あ、僕、ちょっとお酒をとってきますので、ご自由にしゃべっててください」
そう言うと、編集さんはそそくさと席を立っていきました。メガネさんが顔を近づけてきました。
「いまの人、彼氏さん?」
「いえ、そんなんじゃないです」
「あ、そうなんだ。てか、さっきから気になってたんだけど、おっぱい超デカいね。何カップ?」
「…Hカップですけど」
「すごいね。こんな大きな胸の人と会ったのははじめてだよ」
メガネさんは都内で自営業を営むバツイチ男性で、この店にはときどき遊びに来ているとのこと。物腰がやわらかく、イヤな感じではなかったけど、内心、早くどこかに行ってくれないかな、と思っていました。こんなお店で知らない男性と話し込む気にはなれません。しばらく世間話に付き合ってあげたところで、メガネさんが言いました。「ねえ、せっかくだし、プレイルームに行かない?」 
何組かのカップルがエッチをしていたあの部屋のことです。
「いやいやダメですよ。私、そういうのはやりたくないので」
「え〜、そうなの?」
「はい、ごめんなさい」
「じゃあ、見学だけしよう」
「…窓から覗くんですか?」
「そうそう。見るだけなら別にいいでしょ?」
「え〜」
もちろん見るだけでもイヤに決まってるけど、きっぱりと断るのも何だか相手に悪い。お人よしの
私はそう考えたのでした。
「じゃ、本当に見るだけね」
「うん、行こう」
メガネさんに手を引かれ、プレイルーム脇の通路に向かいました。さっそく小窓を覗きはじめた彼が、私に手招きしてきました。
「見て見て、ほら。チョー盛り上がってるよ」
覗いた小窓の先では、3組のカップルがエッチしていました。といっても別々にセックスするんじゃなくて、全員がぐちゃぐちゃに入り乱れた乱交ってやつです。何これ…。ショックを受けながらその光景に釘付けになっていると、メガネさんの手が私の腰に巻きついてきました。
「ねえ、興奮してきたっしょ?俺たちも中に入らない?」
言うと同時にキスされてしまいました。驚きで、5秒ほど体
が固まってしまいます。あわてて彼を押しのけて抗議しました。
「ちょっと、やめてください」
「ごめん、ムラムラしちゃって」
「私、戻りますね」
しょんぼりするメガネさんと別れ、その足でトイレへ。便座に腰かけた途端、視界がぐるぐる回りました。
透け透けキャミに着替えたあたりで、彼女が客とセックスするのは時間の問題だろうと確信した。嫌がりながらも、あんな大胆な服を着るなんて普段の彼女ならあり得ない行動だからだ。よほど気分が高揚していたに違いない。その期待はメガネ男性とプレイルーム見学へ行ったことでさらに高まったが、あと一押しが足りなかったようだ。というのも、ハプバーの男客ってのは、さほど強引に女をヤリ部屋に誘ったりはしない。相手にノーと言われれば黙って引き下がるのがマナーだからだ。だったらここはおれがひと肌脱ぐしかない。多少、強引な手を使ってでも美加ちゃんをヤリ部屋に
送り込むとしよう。バースペースに戻ると、編集さんが待ち構えていたように手を振ってきました。なぜかその隣にいるのは、先ほどのメガネさんです。
「あのさ、この彼と2人でプレイルームに行ってきなよ」
「はあ?」
「いま話を聞いてたんだけど、もうキスまでしちゃってるらしいじゃん」
「いや、それは…」
「とりあえずプレイルームに入るだけでいいよ。それ以上やりたくなきゃ出てきていいから、行くだ
け行ってみなって、ね?」
「えー、無理です」
しばらく同じやり取りを繰り返したのですが、編集さんは決して折れてくれず、根負けする形で私は首を縦に振りました。
「でも、本当に入るだけですからね。私、何もしませんよ!」
「はいはい、行ってらっしゃい」
プレイルームへ向かう途中、メガネさんが気遣ってくれました。
「僕も無理やりするのは好きじゃないから、イヤだったらすぐ出ようね」
「ありがとうございます」
こうして足を踏み入れたプレイルームでは、2組のカップルがイチャイチャしていました。まだセ
ックスはしてなくて、前戯の真っ最中といったところです。おじさんっぽい人のオチンチンをフェラしてる金髪のギャル系。ボブカットの女性のアソコに指を出し入れしているイケメン君。そんな光景を体育座りしながらチラチラ見ていると、後ろにいたメガネさんが私の首筋に舌を這わせてきました。
「ちょっとちょっと、何やってるんですか」
「ん?いいからいいから」
テキトーなことを言いながら今度は彼の指が私のパンツへ。
「あれ、何だか布が湿ってない?もしかしてもう濡れてる?」
「いやいや、ちょっと待って。もう出ましょう?ね?」
それを無視して、メガネさんの指がパンツの中に入ってきました。止めようとしても彼の力はものす
ごく、どうにもなりません。思えばこれが最悪の事態を避けるラストチャンスでした。大声を出して暴れまくれば、メガネさんを振りほどくこともできたハズですが、でもあり得ないことに、私はここで観念してしまいました。なんだかその場の空気を壊しちゃいけないと思ってしまったんですね。もし騒いでお店を追い出されたりしたら、入場料を返さなきゃいけないのかと考えたりも…。抵抗をやめた途端、素早く私を裸にしたメガネさんは、舌と指を使ってあちこちを愛撫しはじめました。
「どう?乳首、気持ちいい?」
「……」
「クリ、感じる?」
「……」
いちいち反応を確かめてくるメガネさんですが、嫌々応じてる私が、気持ちよくなるハズなどありません。
「じゃ、ちょっと舐めて」 
差し出されたオチンチンも黙って口に含みました。はやく終われ、はやく終われと祈りながら必死にフェラに励むだけです。しばらく顔を上下に動かしていると、彼が私をゆっくり床に押し倒しました。コンドームをつけたオチンチンがゆっくりと中に入ってくるのがわかりました。あぁ、こんなことしちゃっていいのかな私。「はあ、はあ、はあ」
荒々しい息を吐きながら腰を動かすメガネさん。そんな彼の顔を無感動に眺めていたら、予想もしない事態が起きました。すぐそばでボブ女性とエッチをしていたイケメン君が、メガネさんに話しかけてきたのです。
「すいません、僕らも混ぜてもらえないっすか?」
「全然いいっすよ。一緒に楽しみましょう」
え、一緒に楽しむ?まさか…。不安は的中しました。ゆっくりと近づいてきたイケメン君が私の口にオチンチンを無理やり突っ込んできたのです。さらにボブ女性は、私の体に重なるようにして乳首を舐めはじめました。
「このおっぱい、舐めてみたかったんですよね〜。あん、ヤバ〜イ、超やわらかくて気持ちいいんですけど〜」なんでこんなことに…。思い出すだけでも目まいがしそうですが、私が味わった地獄はこ
れで終わりじゃありません。メガネさんに挿入されたまま、ボブ女性に乳首を舐められ、イケメン君にフェラしているという状況のなか、さらにもう一組のカップル(おじさんと金髪のギャル)までが「僕らもご一緒させてください」とやって来たのです。
本格的な乱交がスタートしました。まず正常位の体勢でイケメン君が無理やり挿入してきました。それだけでもイヤなのに、金髪ギャルが私の顔にまたがってアソコをコスりつけてくるのです。気持ち悪くて仕方ありません。
「あ、あの、ちょっと苦しいからやめてください」
そう言うと金髪ギャルは何を勘違いしたのか、こう言いました。
「あ、オネーサン、超Mでしょ?こういうのされて感じるの?」
たまらず、身をねじるようにして彼女のアソコから逃れました。でも今度は、興奮した様子のおじさんがオチンチンを突きつけてきます。
「はあ〜、はあ〜、フェラしてくれる?」
深呼吸をしてから舐めました。オチンチンの先をノドの奥にがんがん突っ込まれて吐きそうになっ
ても、必死に舐めました。ああ、私、何をやってるんだろうと思いながら。その後、私を含む女性3人はバックの体勢で横一列に並ばされました。男性たちはそれぞれの女性に挿入し、順にスライドしながら相手を変えていくのです。私の中で果てたのは3度目に巡ってきたメガネさんで、そこでようやく彼が言ったのです。
「ふう、気持ちよかったね〜〜。そろそろお連れさんのところに戻った方がいいんじゃない?」
はげしい後悔と自己嫌悪に陥った私は、しばらくその場にへたり込んでいたのでした。本当に今も後悔の念でいっぱいです。こんな私ですが、いつか結婚できるんでしょうか。

ポケモンGOナンパで何人ゲット(セックス)できるのか?

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『ポケモンGO』騒ぎが始まってすぐ、あちこちでこんな話が聞こえてきた。
町でポケモンをやってる女の子って、ゲームきっかけでナンパできるんじゃないか? 
多くの男が抱いている興味だろう。そして読者の皆様は待っているのではないだろうか、ナンパ検証
のプロ、裏モノJAPANの報告を。そんなわけで今回、我々は、編集部員4人(藤塚、タネイチ、山野、セントウ)でポケGOナンパを行うことにした。
作戦は次の4パターンだ。『マック作戦』担当……藤塚
ポケモンGOでは、マクドナルドに〝ジム〞という重要な施設が設置されている。当然、プレイヤーが大勢やって来ているので、カウンター席なんかで声をかければいいのでは?
『公園ビール作戦』担当……タネイチ
大型公園には、ポケGOプレイヤーが大挙している。〝ポケストップ〞というスポットが複数配置されているからだ。夏の屋外だけに、缶ビーを手に「飲む?」と近づいて酔わせてみよう。
『深夜作戦』担当……山野
深夜、終電を過ぎても帰らずに公園でピコピコやってる連中がいる。しかも女の子まで。言うまでもなく狙い目だ。『一緒に探そう作戦』  担当……セントウ
ポケGOは、町を歩き回っていろんなキャラを集めるゲーム。道ゆく女の子プレイヤーに「レアキャ
ラを一緒に探しに行かない?」と声をかける。 
我々4人は女を何人ゲット(セックス)できるのか?
いざ、裏モンGO!マック作戦担当……藤塚
夕方5時、西武新宿駅そばのマックにやって来た。ここは近隣のマクドナルドの中でも店舗面積が広
く、となれば当然、ポケモン女子もよりたくさん訪れているはずだ。 
4階建てのその店は、1階が注文フロアで、客席フロアは2階から4階にまたがっている。下から順にざっとチェックしていったところ、現状、ターゲットになり得る女(つまり単独者)を5人ほど確認できた。 
しかし困ったことに、そのうちの4名は長いカウンター席に座っており、両隣の席が他の客に占められているため話しかけることができない。ただし、残り1名は何とかなりそうだ。行け!
「どうもどうも。今ポケモンやってるよね?レベルいくつ?」
チラッとこちらを見たあと、彼女が笑みを浮かべる。
「いや〜、まだ19ですよ」
「え、すごくない?俺なんて、まだ6だよ」
「6?それってホントに始めたてじゃないですか。ふふふ」
「まだやり方がイマイチわかってないんだよね。モンスターボールの変化球ってどうやったら投げられるるの?」
「あ、それはですね、ボールをタップしながら…」
なかなかの好感触でスタートを切れたかと思いきや、数分後、会話は突如、終わった。
「ごめんなさい。私そろそろ用事があるんで」
「え、そうなの? またあとで色々教えてくんない?LINE交換しようよ」「そういうのもちょっと…」ちぇ、打ち解けてなかったんじゃん。その後も店内をしつこく回遊し続けたものの、成果は一向に出なかった。一番の問題はやはり席問題だろう。ポケモン女子は絶えず現れるのに、隣に座れないせいで、声すらかけられない途方に暮れていた矢先、3階のカウンター席で新たなポケモン女子を発見した。幸い、両隣の席も空いている。見た感じ、けっこう歳を食ってそうだけど、ここは行くしかないっしょ。
「オネーサン、ポケモンやってるの?レベルいくつ?」
スマホ画面から目を離すことなく彼女が答える。
「レベル?21だけど」
「おっすごいね。俺なんてまだ6だよ」
「あそう。じゃあ、レベルが早く上がる方法教えてあげよっか?」
ぶっきらぼうな態度だったから期待してなかったんだけど、意外とフレンドリーじゃないですか。
しかし、彼女がくるっとこちらを向いて飛ばしてきたのは、凍りつくような冷たい視線だった。レベ
ル上げたいなら女に声なんかかけないで、ひとりでシコシコやりゃいいの。もうそういうナンパ、マジでウゼーんだよ」
…う、すいません。公園ビール作戦
担当……タネイチ
夜、都内のポケモン人気エリアの1つ、池袋西口公園に到着してみて腰を抜かした。公園全体がスマホを持った男女で埋め尽くされてるじゃないか。園内のベンチがすべて埋まってるどころか、立って歩くのも苦労するぐらいの人口密度だ。とりあえずコンビニで、ビールと甘めのカクテル数本を買い込んで、公園の中へ入ってみる。立ってる人も座ってる人も、みんな下を向いてスマホをじっと見つめていて、かなり異様な光景だ。 
ざっと見た感じ、男女比は7対3ほどで、そのうちの半分以上がカップルか。単独女性は思ったよりも少ないかも。 公園の鉄柵に1人腰掛けてスマホをいじっている女の子に話かけてみよう。
「お姉さん、これ余ってるんで、よかったら飲みませんか?」
「あ、すみません、大丈夫です」
差し出したカクテルを一瞥し、すぐにスマホに視線を戻す彼女。邪魔すんな、みたいな雰囲気だ。
「ここって何が出るんですか?」
「え、コイキングとかですね。そんな珍しいの出ないですよ」
「そうなんすね…」
ダメだ。スマホを凝視して目も合わせてくれない。やめとこう。すぐ近くにリュックを背負った1人っぽい子を発見。行ってみよう。
「お姉さん、よかったらコレ飲みません?余っちゃったんで」「ありがとうございます」
どうにかカクテルは受け取ってくれた。が、飲もうとはせず、再びスマホに視線を落とす彼女。
「……いまレベルいくつです?」
「24です」
「おー。頑張ってますね。じゃあ…」
「すみません、いまちょっと、集めたいんで…」
うわー、そんなにポケモン真剣勝負なの?お酒あげたのに!しばらく園内をグルグル回りながら1人の女の子に近づいてみたが、ベンチに座ってる皆さんは、かなり本気な姿勢でポケモンに興じてる子ばかりで、話しかけても冷たい反応ばかりだ。もう心が折れそうなんだけど。やはりマジポケモンな子ではなく、冷やかしで来たような子じゃないとダメだな。と、すぐに噴水の脇に座ってキョロキョロしているポチャ女を発見。ナンパ待ちでもしてるんだろうか。
「お姉さん、これ、よかったら飲まない?」
「え?あ、わたし19才なんでお酒飲めないんですよー」
「そっか。ポケモンしに来たの?」
「はい。でも今日はそろそろ終わりです。さっきまで上野公園に行ってミニリュウ捕ってました」
「すごいね」この子もマジポケモンみたいだけど、終わったんならちょうどいいタイミングだ。
「じゃ、どっかご飯でも食べ行こうよ。ポケモンの裏技いろいろ知ってるから教えてあげるし」
「どんな裏技ですか?」
「ん?それはまだ言えないかな〜」
「え〜、じゃあ行かない」 
お寒い状況はその後も変わらず、1人でビールを飲み続けているうちに気持ち悪くなってきた。深夜1時、東京都庁近くの新宿中央公園にやってきた。ポケストップの多さとポケモンバトルのできるジムが近くにあるという利便性から、終電のない深夜でもそこそこ人が集まっているようだ。まずは様子見のために公園を一周。カップルや単独男ばかりかと思いきや、おひとりさまの女子もチラホラ。だいぶ若いし、夏休みの女子大生かな。とりあえず、公園の柵に座ってスマホをいじっている単独女子のところへ。
「あの、これって、もしかしてみんなポケモンをやりに来てるんですか?」
「あー、そうみたいですよ。みんなスマホでボール投げる動きしてますし」
「凄いっすねえ。ニュースを見て来たんですけど、実際見ても信じられないですよ」
「こんなに流行ってるゲーム、久々ですからね〜」
会話は続くけど、感触は悪い。なんとなく付き合ってくれてるだけって感じだし。他に行こう。しかし、ポケストップのある場所はずっと人が歩き回ってて、止まっている人のほうが少ない。これじゃあ声もかけにくいし、どうしたものか。そうだ、公園の端にあるジムへ行こう。ジムバトルは止まってやるものだから、もう少しまったり話し込めるかもしれない。
ジムには、タブレットを持って一生懸命やっているおひとりさまがいた。ホットパンツにTシャツと、かなり歩きやすそうな恰好だ。結構ガチでやってるのかな?
「どうもー、バトル中ですか?」
「あ、いまジム取ったところです!見てください!」
と言って、ニコニコしながらスマホを見せてくる彼女。
「おー、やるねぇ!」
「お兄さんはいまレベルどのくらいなんですか?よかったらバトルしましょう!」
悪くない反応だ。やっぱり深夜にこんな所に来るくらいだから、ヒマなんだろうか。しばしお互いのポケモンを見せ合ったりしながら談笑し、その後
「ずっと立ってるのも何だし、ボール回収しながらあっちのベンチまで行こうよ」と、二人でベンチに座ることに成功した。
「なんかこれだけ人がいると、お祭りみたいで全然眠くならないね」
「そうですね!なんか私も浮かれちゃってて、こんな時間までずっとやってました、あはは」かなり良い反応じゃないですか、これ。まだ始発までは3時間近くあるし、飲みにでも連れ出してみるか。
「そういえばさー、さっき駅前のライオン広場の前通ったんだけど、かなりルアー炊かれてたんだよね。散歩がてら行ってみない?」
「あーそっち家と逆なんですよねー」
「…え?」
「あたしの家、ここのすぐ裏なんですよ。明日も大学があるんで、そろそろ帰らなきゃ」
言うが早いか、彼女はラインも教えてくれないまま早歩きで帰っていった。一緒に探そう作戦夜7時。新宿にやって来た。気合いは十分で、上着のワイシャツの下にピカチュウのイラストがプリントされたTシャツを着込んできたほどだ。さっそく、スマホを触っている女の子に近づいて画面をチェックすることに。おっ、いたいた!
信号待ちしているねーさん、やってるじゃないの!声のかけ方はすでに考えてきている。今、オレのスマホのポケGO画面に『コラッタ』ってキャラが出現してるってことは、彼女にもコラッタが出現しているはずだから…。
「コラッタかぁ、いらないわ〜」
ひとりごとっぽくしゃべりながら近寄っていくと、彼女がちらっと見てきた。すかさずしゃべりかける。「あ、おねーさんも、コラッタはしょぼ〜って感じでしょ?」
「はははっ」
「でも、歌舞伎町のほうには、もっとイイやついるっぽいですよ。たとえば、ヤドランとかアーボックとか」
「そうなんですね。行ってみようかな」
普通にいい反応だ。やっぱりレアキャラってのは興味をソソられるんだな。しかし、信号が変わったところで「一緒に探しに行ってみませんか?」と誘ってみたが、彼女は「いやぁ…」と言葉を濁して去ってしまった。女は勘が鋭い。本当はナンパしようとしてるんじゃな
いかしら、と疑われてるのだろう。オレは策士だ。こういう展開も想定してピカチュウTシャツを着
て来たのだ。純粋にゲームにハマっている男だってことを強調できるように。ワイシャツを脱ぎ、いざ、仕切り直しである。向こうのショートカットのかわい子ちゃんに行ってみよう。
「キャタピーか〜、いらないわ〜」
例のごとく独り言からアピールを始めたところ、彼女がTシャツに興味を持ってきた。そのTシャツ、どこで買ったんですか?」
「東京駅のポケモンセンターだよ」
「かわいいですね」
素敵なコメントいただきましたよ!
「こういうブームって、やっぱり全力で乗っかったほうが楽しいでしょ?」
「かもですね」
「よかったら歌舞伎町のほうへ一緒に探しに行ってみない?」
「でもそれだと…」ん?
「ピカチュウTシャツの人と一緒に歩いてたら、ポケモンやってるのがバレバレなんで、恥ずかしいんでスミマセン」 
何だそりゃ…。オレとタカシのコダック争奪戦 気分転換に池袋にでも行ってみよう。たしか、向こうには種市さんが…。電話してみる。
「いやー、西口公園で動いてみたけどダメだったわ。すごい人が集まってるんだけど、マジでポケモンやりに来てるコばっかり。とっつきにくくって。今、もう引き揚げてるとこ」
そういう状況なのね。てかリタイヤ早いなー、あの人。池袋に到着し、ひとまず駅前へ。3人ほどに声をかけて逃げられた後、カモノハシ風のポケモンキャラ
『コダック』似の女を見つけた。ちょいブスだが…行ってみますか。
「西口公園とかは行かないんですか?」
「えっ?」
「あっちのほうにポケモンの人がいっぱい集まってるっぽいんで。ぼく、これから行こうと思ってるんだけど」
「え〜、でも〜」
「どうしてどうして?ちょっと行ってみようよ」「たぶんダメなんで。さっきからすぐフリーズするんで、ほら」
スマホをこちらに向け、おどけた感じで舌をペロっと出す。
「ネット使いすぎで通信制限がかかってるぽくて、人が多いところ行ったら余計フリーズしそうだし」
マジかよ。反応自体は悪くなさそうなのに、バッドタイミングかよ。…でも待てよ?
「…そうなんだ。というか、実はぼくも動きが悪くって、何でかなぁと思ってたんだよね。そういうことなのか」 
大げさに納得してから切り出してみる。
「駅前にベッカーズってカフェあるでしょ?あそこフリーWiFiがあるんだけど。じゃあ、一緒にそっちへ行きますか?」
「へえ。いいよ〜」
すんなり食い付いてきた。さすがはコダックレベル、捕まえやすそうじゃん。ベッカーズに入るや、彼女はさっそくポケGOを始めた。
「何飲む?ぼくはハイボールにするけど。一緒にハイボールどう?」
「じゃあ、それで〜」
いい流れである。楽しそうにゲームを始めてくれてるし、このままプレイさせて酒をガンガン飲ませ
れば…。ん?彼女が画面をLINEに切り替えた。タカシという人物とのトークだが…。タカシ〈今日、会える?品川に着いたんだけど〉
本人〈まだ出れない〉
タカシ〈来てよ〉
本人〈行けたらいく〉
タカシ〈やろう〉
やろう!
…どうやらタカシってヤツはこのコダックちゃんをセフレにしているようだ。くそっ、品川になんか行かせないぞ。終電がなくなるまでここに縛り付けてやる。 が、オレとタカシのコダック争奪戦は、彼女の2杯目のハイボールが空いたところで、結果発表となった。
「じゃあ、ありがとう。私、そろそろ行くね」
オレの負けかよ!
「人間はダメなんだよね〜ウソつくから」
再び新宿へ戻ってきた。コダックすらゲットできないなんて、オレのポケGOレベルってどうなのよ。軽く消沈しつつフラフラ歩いていると、コンビニ前にポケモンをやっているらしき連中が集まっていた。誰かが『ルアー』というアイテムを使い、その場のキャラクターの出現率をアップさせているようだ。 ゲットできそうな子はいるかしら。えーと、あっちのコは顔面レベルが高いから無理だろうし、そっちの子もちゃんとしてそうなんで手強いし。ん?
デブ女が立ち止まって一心不乱にピコピコやってるぞ。これならオトせるんじゃね?
「ねぇねぇ、このへん、誰かが大量にルアーを使ってくれてるみたいですね」
「あ〜」
彼女が顔を上げた。とんでもないドブスだ。ポケモンキャラで言えば『カビゴン』ってところか。
「…実はこれ、ぼくの仕業なんですよ」
「マジですかぁ?」
「ウソだけど」 
彼女は再びスマホに目を戻し、唐突に妙なことを語り出した。
「だから人間はダメなんだよね〜。ウソつくから」
「…どういうこと?」
「ポケモンの映画」
昨日、現在公開中の『ポケモン・ザ・ムービー』を見たらしく、ウソつき人間が登場する内容だったようだ。
「面白かったの?」
「心を感じた」
…このカビゴン、けっこうアホなのかも?
「…そう言えば、おねーさん、この向こうの通りってレアキャラがよく出るって聞いたんだけど、知ってる?」
「ホントに?」
「これはマジらしいのよ。よかったら一緒に行ってみない?」
「ホントだったら行く」
キミこそがレアキャラだからさラブホ街に向かって歩いても、カビゴンは特に不審がることもなくついてきた。完全に信じているらしく、目をランランとさせながらスマホを見ている。
「このへんだって聞いたんだけど」
では、作戦開始と参りましょう。看板に『WiFi有り』と書いてあるラブホの前までやってきたところで、自分のポケGO画面を大げさにペタペタとタッチして見せる。
「あれ?なんかフリーズしてるんだけど」
「そうなの?」
「もしかして昨日ネットヤリ過ぎたから通信制限かかったのかも〜」
「マジで?それ、やばいね」
よしよし、信じてくれてるぞ。ならばと今見つけたかのように、『Wi|Fi有り』看板を指さした。
「ちょっと、ここ入らない?」
「え〜、ラブホじゃん」
「でもここ、Wi|Fiあるし、レアキャラ出るし。てか、ベッドでゴロゴロしながらポケモンできたらいいじゃん」
「じゃあ、まあ、いいよ〜」
即答かよ。さすがにちょっと強引かと思ったが…。
「でも私、お風呂入っていい?」
「…それはいいけど」
「よかった。お風呂は入りたかったんだよね。うち、そこのネカフェにいるから、いつもシャワーなんで」ネカフェ女なのかよ!
…オレ、ホントこういうのばっか引くんだよなぁ。ラブホに入ると、彼女は特にテレることもなく、堂々と服を脱いでいく。見たこともないような太鼓腹ボディが現れた。「じゃあ、先にお風呂入るから」 
じっくり時間をかけて風呂を終え、ハダカのままベッドに座り、ポケモンをやり始めるカビゴン。
「レアキャラなかなか出てこないんだけど」
「…そうねぇ」
あのさ、キミこそがレアキャラからさ。ま、ここまでくればゲットしときますか。それとなく服を脱ぐ。「もうちょとしたら出てくると思うし、それまでちょっと…」
「え〜。マジでぇ」
そのまま覆い被さる。とりあえず、カビゴンゲットしました!

逆ナン出会いカフェ突撃体験談

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