ラインやメール全盛期のこの時代、ショップ店員に手紙を渡すというナンパ法で釣ることはできるのか?体当たりで実行です。0188_2018092412443158c_20191108232516b7f.jpg0189_201809241244330ea_201911082325197c3.jpg0190_20180924124434128_20191108232522e84.jpg0191_20180924124436eb2_201911082325253f8.jpg0192_201809241244375f9_20191108232528bed.jpg0193_20180924124439a52_20191108232531283.jpg188_20191108232517d17.jpg189_20191108232520381.jpg190_20191108232523262.jpg191_20191108232526858.jpg192_20191108232529eeb.jpg193_201911082325327fe.jpg
とりあえず俺だけでもとビールを頼み、ジャブを打ち始める。
「お客さんに声かけられたこととかあるんですか?」
「ないですよ、女性服だし。私、あのお店に入ったばかりなんで。どこで見てくれたんですか?」
やばい、自ら危険なゾーンに足を踏み入れてしまった。
「あの、男性の売り場を探しているときだから、確か先週の頭ぐらいだと思うけど」
「あー、ちょうど配属された直後かも」
「あ、そうだったんだ」
なんとか誤魔化せたようだ。危ない危ない。
「でも街で声かけられたりするでしょ?」
「街でですか?うーん…あっても無視しますね…あ、でも、一回飲みに行っちゃったことはあります」「えーその人はどんな感じだったんですか?」
こんな美人なショップ店員さんがついて行ってしまうとは、どんなナンパテクニックだろうか?
「最初は道を聞かれたんですけど、その人、スケボーに乗ってて『駅までスケボーでどれくらいかかりますか?』って言うんですよ」
「スケボーで?」
「そうなんですよ。そんなのわかんないから『え、わかんないです、どれくらいかかるんですか?』て聞き返しちゃって」俺が手紙を武器にしているように、世の中にはスケボーを武器にナンパしてる男がいるのか。世界は広いな。スケボー買おうかな-・・。
「それで?」「そのまま勢いで飲みに行っちゃったんです」「なるほど。で、その後は?」
「え、その後って?」やばい。調子に乗って踏み込みすぎたか。
「いやいや、その後は何もなく帰りましたよ(笑)」
意味深に笑ってる。案外ソッチ系の話もイケるコなのだろうか。ただ、彼女だけシラフってのはちょっと気にかかる。酒飲まないのかな。
「俺は2杯目ハイボール飲むけど、なんかお酒飲む?」
「そうですね、じゃあ梅酒ロックで」なんだ、
飲めるのか。
むき出しの服なので直接肌に手が触れる
梅酒が運び込まれたところで、もうちょっと突っ込んでみることにした。その調子でグイグイ飲んでくれよー。
「合コンとかは行くんですか?」「そうですね…たまーに」
「その日のうちに、お持ち帰りとかされたことは?」「なんかそんな話ばっかりですね」
「いや、合コンってあんま行ったことないからさ、その辺どうなのかなーと思って」
「人にもよるんじゃないですかね(笑」
「だよね。ちなみに王様ゲームとかって、したことある?」「えー…秘密です」
なんか、下ネタへの反応がこなれてるな。やっぱり彼女、男遊びの経験が豊富そうだ。ここらで一気に攻めてみるか。
「でも立ちっぱなしの仕事って大変そうだよね。肩こったりするでしょ」
「そうですねー、こりますよ」「あ、本当だ」
さりげなく彼女の肩を探んでみた。肩がむき出しの服なので直接肌に手が触れる。スベスべしてて素晴らしい。「わー、ホントだ。こってるね」「そうですか・・」もみながら、ジリジリと微妙に距離を縮めてみたが、逃げる素振りはない。その勢いで顔を近づけキスしようとすると…。
「あの…」「はい?」「そういうつもりじゃないんですけど…」「あ、ゴメン」
さっきまで笑顔だった彼女の顔が一変して険しい表情になっていた。やっちまった。この雰囲気なら絶対にイケると思ったのに。「なんか山根さん見てたら我慢できなくなっちゃって。ゴメンね」「……」なんとか取り繕おうとカラオケや飲み物をすすめてみるものの、彼女の機嫌が直ることはなく、どこかシラけた空気のまま解散となってしまった。
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