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ドジでマヌケな俺たちの郵便局強盗
かつてヤクザといえば、金回りがよく、モテる男の代名詞だった。自分の才覚ひとつでノシあがれるが、逆を返せば、これほどシビアな世界もない。が、それも今はVシネの中の話。暴対法がモノをいう現代においては、羽振りがいいのは一部の幹部だけ。下っ端連中は顔を合わせれば「何かウマイ話はないか?」と、金集めに必死なのが実情だ。
「兄貴、品川のヤシが逃げたみたいで。どうすればいいですか?」
舎弟のタッが相談してきたのは去年9月初めのことだ。品川というのは、組事務所に出入りしてるチンピラである。杯こそ交わしていないが、小さな町の組にとってはヤシのような人間も使い手があり、気の置けない仲間といった存在だ。タッヤは金融をシノギにしてるわけじゃないが、個人的に頓
まれ金を貸したらしい。可愛い舎弟からの相談である。本来なら一緒にあれこれ考えてやるべきなのだろうが、ちょうどパチンコ関係で収入を得ていたのに加え、恐喝で手にした臨時ボーナスもあった。別にオレが出張ったところで、大してメリットはない。
そんな損得勘定が働いて、オレはタッャの相談に適当な返事しかしなかった。どうせヤシの金、自分には関係ないという意識である。今思えば、それがすべての始まりだったのかもしれない。
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