0196_201904282220413fd.jpg 0197_20190428222043e82.jpg 0198_2019042822204485a.jpg 0199_20190428222046adf.jpg事件が起こるたびテレビ局に呼ばれ、すっかりワイドショーの常連となった。
朝4時に起き午前中に3本の生番組に出演。終わると黒塗りのハイヤーで他局へ運ばれ、昼から夕方までのワイドショーヘ・その後は、また別の局で夕飯時のニュース番組のナマをやる。少なくて3本、多いときは1日7本に出たこともある。
「儲かってるんじゃない」
キャバ嬢たちはヒヤかすが、単価が安いため、言われるほど懐は潤ってない。
例えば、2時間の生バラエティに出ても2万円。コメント出演ともなれば1万円がせいぜいだ。
「時給で計算したらスッゴクいいじゃん」
こちとらダダ座って笑ってるだけじゃない。例え5分の出演だとしても、あちこち情報を求め、関連ニュースをチェックする。綿密な予習が必要なのだ。
加えて、ワイドショーはナマがほとんどだから、差別用語でも言ったが最後。もうこの業界でのアルバイトは永久に回ってこない・毎回、地雷ゾーンを歩いている気すらする。公開捜査番組では、雪降る真冬、遺体が発見された山の天辺に2度も登り《犯人のプロファイリングと逃走経路の特定》なんぞをやらされた。
また、別の事件では、吹雪の山中に入って行方不明者の足取りを推理し、谷底へ下りて心理分析を行ったこともある。犯罪心理学者やジャーナリストと違い、事件捜査の現場を経験してるからこそ仕事のオファーが回って来るのは承知しているが、労働に比べ報酬があまりに安すぎるように思う。どうやら、ワタシは業界で言うところの《学者文化人クラス》らしい。
制作現場の苦しい台所事情もわからないでもないが、愚痴りたくなる仕事が多いのも事実だ。
ある夕方のニュース情報番組でのこと。犯罪現場シリーズで、深夜1時に六本木交差点に呼び出された。ヤバそうな盛り場をロケするという。指示どおり、外国人犯罪者がタマリ場にしてるクラブに突入し、先頭に立って通訳した。
終了まで約2時間。それでも行きと帰りのアシ代は出ない。
関連記事
カテゴリ
タグ