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ホテルのプールサイドでぼけ〜っと寝ていると、トドのようなデブの白人が1人ジャバジャバと泳いでいる。そういえば、この島じゃ白人旅行者を見ることは、あまりないなぁ。
「こんにちは」
向こうが俺に挨拶してきた.
「夕べは可愛い娘連れてたね」
ありや〜、しっかり見られてたのね。
「彼女はどうしたの?」
「もう帰ったよ。ことば通じないんだもん」
「ふん、そうなの。英語できる娘が好みなら、カラオケ屋より普通のバーに行ったほうがいいよ。夜になれば、しゃべれる娘が、いっぱい来るから」
「マジすか」
その日の夕方出かけてきた。場所はホテルのすぐ近く。建物の雰囲気や規模は力ラオケ置屋とあまり変らないが、看板には「KARAOKE」ではなく「Cafe&Ba」とある。ドアを開けると大音響で音楽が流れていた。広いフロアに満員の客がビールを立ち飲みしている。90%までが白人。こんなとこに隠れてたんかい。
クソでかい西欧人観光客の影に隠れて、小さな女たちがフロアをうろうろしている。派手目な化粧とボディコンの衣装。明らかに客を物色する娼婦だ。なんだか、バンコクのテルメみたいな感じだなぁ。テルメとは、夜な夜な大勢の娼婦と世界中のスケベ男が集まってる有名なバンコク市内のコーヒーショップの名.
ここは、まるでそのミニチュア版のような雰囲気だ。
いくら英語が話せても100$は高すぎビールを飲みながら店内をウロついてるうち、1人の女と目
が合った。ボディコンの色っぽいミニスカ姿だけど……よく見れば厚化粧の目元に小ジワが。
「ハーイ、こんばんわ。シンガボールから来たの?」
「違うよ、何人だと思う?」
「あれ、マレーシア人?」
「日本人だよ」
「あら、珍しい。でも、最近は日本人もときどき来るわよ」
驚くほど英語がうまい。が、考えてみりやそれも当然なのかもしれない。
とりあえず安くセックスさえできればOKってのは、日本人や中国人など東洋人的な発想。だから置屋やカラオケ店のようなシステムになっちゃうワケだが、西欧人の場合、セックスに行きつくまでの導入部をけっこう大切にしてる。
つまり、こういう店では、酒を飲みつつ会話を楽しめないような女は、なかなか相手してもらえないのだ。それにしても、だ。ちょっと女の年齢が高すぎねえか。ざっと見た感じ、平均年齢は彼女と
同じく30才。昨日の置屋と比べたら10才は上だろう。
やはり英語というスキルを身に付け、白人相手に商売できるようになるまでには、それなりに年期が必要なのか。
「ねえ、ご飯はもう食べた?」
女が俺を誘ってる。多少歳はとってるけど、英語ができるからいつか。
「いくら払えば一晩一緒にいていれるの?」
「USドル、それとも、シンガポール$?」
昨夜の置屋と違って外貨かい。英語ぺラペラの国際派娼婦は違うぜ。
「USドルならいくら?」
「そうね、、ドル」
な-んだ、、ドルか。って、おい!おまえがいくら英語話せても、ここはインドネシアだ、ドルなんて大金払う馬鹿がいるわけねえだろ!
むろん、交渉すれば多少のディスカウントには応じるだろうけど、半額にしてもまだ高い。
こんな強欲女にかかわりあうのはゴメンだね。バーを出た後、とある高級ホテルに「日本料理」の看板を掲げる店を見つけ、何気に入ってみた。
店内はガラガラである。メニューを見れば、お銚子1本と少量のオッマミを注文しただけで、娼婦を一晩買うより高い。おそらくこの島のレストランの中では1番高い店かも……。こんなモノに金払うのは日本人ぐらいだろうなぁ。日本人がほんどいない島ながら、もうすっかり「日本人Ⅱ金持ちⅡサイフのヒモが緩い」ってイメージは浸透してるんだろう。こりやフンドシ絞めてかかんないとイカンな。いっそのこと、シンガポール人で通した方がやりやすいかな?
高い熱澗を飲み冷奴をつまみながら、ふとそんなことを考えたりもした。
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