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禁欲生活だから仕方なし?坊主の修行道場はっちもこっちもホモだらけ
4月から、仏門の修行を続けている。と言っても、世をはかなんで出家したわけではない。家業の寺を継ぐためだ。坊主は、世襲で自動的になれるものではなく、修行道場で勉強しなければならないのだ。例えば、うちの宗派は、全国に約20カ所の坊主養成道場を持つ。修行期間はー年。厳格な規律に支配された、男だけの寮生活だ。
オレが坊主になることを意識し始めたのは、ハタチを過ぎてからだ。寺の息子としての責任感の芽生えというよりも、他にやりたいことがなかったと言ったほうがいいだろう。常々オヤジから勧められてきた仏門の道を断る理由はなかった。
そして4月、オレは某地方にある、禅寺に入門した。ここは全国から100人以上の小坊主が集まってくる施設なのだが、そこでの生活はかなり厳しかった。なんせ最初の3カ月は外出も電話も禁止。おまけに朝は4時起きだし、メシはお粥である。まさに禁欲生活。まさに修行だ。
とはいえ、ここまでの内容は入門前に聞いていたこと。この施設の知らなかった一面に気づくのは、3週間ほどしてからだ。その日、オレたち小坊主は座禅を行っていた。座禅修行では、先輩が教育係を務め、姿勢の乱れた人間の肩を棒で叩くのだが、どういうわけか、その日の教育係はまったく叩いてこなかった。いくら姿勢が悪くても背中を触るだけ。やけに優しい。
よくわからんけど、ありがたいこった。今日の座禅は楽勝だな。と安堵しながら姿勢を緩める。と、先輩は近寄ってくるや、背中を触り始めた。さわさわさわ。まるで撫で回すような触り方である。そして、彼は意味アリ気にニヤニヤ笑うと、オレの襟元に指を突っ込んできた。まさかホモ誘ってんのかっ
その一件以降、そういう目でまわりを見ると、他にも怪しい輩はけっこういた。風呂場で舐めるようにこちらの体を見てくるヤツや、そいつと一緒に仲良く便所に出かけるヤツなど。なるほど、刑務所のような特種な場所だけに、ホモがいても不思議ではない。
現に、まもなくして小坊主の誰それが、先輩に犯されたなんて噂も聞こえてきた。
「気持ちわるうー」「次は誰がホラれるかなっ」
「おまえ、狙われてるっぼいよね」「勘弁してくれよー」
仲間うちでの話題は、ホモネタばかりだ。そしてある日、オレは、ついにホモプレイの現場を目の当たりにする。その晩、先輩の個室の前を通りかかると、中から鼻にかかった声が聞こえてきた。
「んー。あ、んぐ、っ」ただ事ではない気配だった。
偶然にも部屋のふすまが少し開いている。恐る恐る中を覗いてみると・・先輩坊主が、顔見知りの小坊主を相手にエキサイティングしていた。互いに相手のチンコや乳首をて心不乱に舐め合っている。2人の坊主頭は、ピンクに染まって、まるで亀頭のようだ。ひえー。オレは逃げるようにその場を立ち去った。
修行生活も3カ月を過ぎると、生活にもだいぶ慣れてくる。オレたちは、夜中に道場を抜け出すことを覚えた。
風俗に行ったりキャバクラに行ったり。万が一、無断外出がバレたらシャレにならないが、何とかガス抜きをしないとおかしくなってしまう。
仲間数人と無断で抜け出した夜だった。酒を飲んで帰ってきたところ、ホモ疑惑の先輩の後ろ姿を見かけた。帽子を深く被った男と一緒だ。
「アイツ何やってんだっ」「これからホリ合うんじゃねーの」
一人がさも名案のように言う。
「これから、あいつの部屋に押し掛けてやんない?」
「いいねえ。お楽しみ中を邪魔してやろうぜ」「行こう行こうー」
酒でテンションが上がっていたのだろう。すんなりと話は決まった。数十分後。足音を忍ばせて先輩の部屋へ近づくと、案の定、あえぎ声が聞こえてきた。息遣いが荒い。何をやってるんだ、このホモめ。オレは勢いよくふすまをノックした。「失礼しゃあすー」ガラッ。中では、素っ裸の先輩に、口ひげの中東系外人が覆い被さっていた。
何だこの外人は?外から連れ込んできたのかーしかも、こんなイスラム系と融合って?シルクロードかよーこの件は寺の上層部の耳に入り、当事者の先輩は破門になった。寺では箱口令が敷かれたが、人の口に戸は立てられず、業界中に噂は広まっている。
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