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何を隠そうオレは「中国人女」が大好きだ。就職してすぐ中国パブにハマり、立ちんぼやマッサージにも手を出し、それが高じて、年数回は実際に中国に行き女を買うようにもなった。
中国に行くと同じような趣味の日本人にときどき出会う。そこで仲良くなったのが、上海在住の男、Aだった。ヤツも中国人女に魅せられ、あげくの果てに移住してしまったほどの筋金入りだ。そんな彼がある日言いだした。
「一緒に芸能プロダクションをやらないか?」「えどういつことですか」
中国では芸能事務所をたちあげる際におおげさな申請や手続きは不要で、極端に言えば名刺を作って名乗ってしまえばすでに立派な事務所なのだそうだ。でもなんでわざわざっ
「決まってるだろ。集まった女をいただくんだよ」
なるほど。売春女だけじゃなくて素人も食っちゃおうってワケか。計画はこうだ。フリーペーバーなどに、モデルになりたい女の子募集、と広告をだし、来た女を片っばしから登録させる。さすがに仕事がないと女に怪しまれるので、街の理髪店に営業をかけ、力ットモデルの仕事をときどき振る。頃あいを見て
「もっと仕事が欲しいのなら、わかるよね」と言ってせまる。
数年前から考えていたらしく、Aはスラスラと展望を語った。よし、乗ろう。少しの資金ぐらいなら出してやる。
日本に帰ってしばらくすると、Aから郵便が届いた。「N事務所」と書いた名刺が入っている。N芸能事務所の社長という意味だ。それを見せびらかそうと、オレは博多にある行きつけの中国バブに出向いた。この女はすぐにヤレるのが多く、昔から来ている店だ。
「リンチー、見てよ。芸能プロダクションはじめたんだ」
「エー、すこい。私もやりたいよ」
数ケ月にー度は帰省しているので、その間だけモデルをやりたいと言う。どうぞどうぞ、仕事は力ットモデルくらいしかないけどね。他のパブでも同様に登録したがる子が数人いた。彼女らは実際に帰省したときに写真を撮り、Aから力ットモデルの仕事を振られたようだ。スケールは小さいが、こいつらも芸能人と言ってもいいかもしれない。実際は日本ですぐに股を開く安い女なのだが。
同じころ、オレは地元の仲間と中古車販売の会社をはじめていた。このあたりは物流会社の拠点が多い。彼らを相手に中古トラックを卸すことで利益をあげられるだろうとの単純な考えからだ。ところが状況は非常に厳しい。新参者が営業に行ったところで相手にもしてくれない。
「付き合いのある業者がある」との言葉を何度聞いたことだろう。あるとき、例のことく中国バブに行くと、何度か営業に行き、世間話に花を咲かせた部長とばったり出くわした。
「お久しぶりです。ココはよく来られるんですかっ」
「キミか。ここは初めてなんだけどワタシも好きでねー」
「あそこの女、中国ではタレントなんですけど抱けますよ。私のお古ですが(笑)」
それを聞いた彼は、彼女を呼び強引に口説きはじめた。
翌日、電話が鳴った。『楽しませてもらったよ』やたら上機嫌だ。
『よかったですね。あの子のフェラ、絶品だったでしょ』
下世話な会話をして電話を切った。ところが後日、部長から再び電話が入る。一台だけだがトラックを購入してくれるそうだ。この前のお礼ってことなんだろう。
部長は電話で何度も感激を口にしていた。まさか芸能人が抱けるなんてと。ただの力ットモデルなのに、オレが芸能人だと言っただけなのに、それでもあっさり信じてしまうオッサン。もしここに写真などの材料が加わればもっとあっさりオチるんじゃないか。さっそくオレはAに連絡をとった。
「日本から帰省したときに登録した、リンチーとかリャインの写真をすぐ送ってほしい」
その足で二人のもとに向かい、声をかける。
「お前らは芸能人だよなっちょっと手伝ってほしい」
セックスをしたら5万円の契約で二人は了承した。日本語が話せないフリをしてもらえばボロは出ないだろう。さっそく営業だ。
「中古トラック業をやっている者なのですが、トラックを新しくする予定はないでしょうかっ」
「いまのところないなあー。なんせこのこ時勢だからね」
いつもの体のいい断り文句だ。ここでオレは例の名刺をとりだす。
「ちなみに私こんな会社もやっておりまして」「なにコレ。中国語っ」
「そうです。中国で芸能事務所をやってましてですね。女の子たちをたくさん抱えてるんですよ」
まだ深く追ってはいけない。一旦帰り、数日後に電話攻撃だ。
「部長、先日はどうも。実は仕事の話ではなくて、ウチのタレントが営業で日本に来てるんですよ。ちょっとした宴会をやりますので、いらっしゃいませんかっ」
「タレントさんっいいねー」
地元の高級バーの奥にVIPルームをとり女の子を待たせておき、部長を迎えに行く。店に入り彼女たちを見ると、彼はあからさまに鼻の下を伸ばしはじめた。
「ウチに所属するリンチーとリャオインです。日本語は話せませんが、とてもいい子たちですよ」
女たちは軽く会釈をして、身ぶり手ぶりで「何を飲むっ」と聞いている。教えたとおり、いい動きだ。「部長、どっちの子がお好みですかっ」持参した写真をとりだし、手渡す。
「なんだよ急に。どっちも可愛いじゃないか」
「今夜、ぜひ連れ帰ってください。彼女たちにはすでに伝えてありますので」「え」
俺は説明した。中国といっ国ではタレントが有力者に抱かれることなど日常茶飯。今日のこの席も、彼女らはそのつもりで来ていますから。部長は驚きを見せつつも、
胸一冗が大きく開いた服を着たリンチーを指さした。
「わかりました。実はお願いがあるのですが・・」「わかってる」
それ以上は口にするなという様子で部長は店に戻った。
★この手法で売ったトラックは11台。田舎のおっさんをオトすのなんてチョロイチョロイ。
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